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おはようございます。aquaです。

 ウォール街の相場格言に、

       「良い銘柄だけを残せば利益は自然に生まれる」

とあります。多くの方は普通、買った銘柄の中から利の乗った銘柄を売却してい
きます。このため、手元に残っている銘柄は下がってどうにもならない銘柄、す
なわち悪い銘柄ばかりとなり、長期間の塩漬けとなってしまいます。

 上記の相場格言は、この逆のやり方を勧めています。つまり、期待通りに値上
がりしない銘柄から処分して、上がっている銘柄、すなわち利が乗っている銘柄
だけを手元に残せば、そういう銘柄は更に値上がりする可能性が高く、結果とし
てトータルでの投資成果が向上するという訳です。

 これまで多くの方を見てきましたが、やはり上がった銘柄から売っていく、そ
して最後には言葉は悪いですが、ゴミ箱と化していく、これがほとんどのパター
ンです。儲かった分をそっくりと吐き出し、更に損の上塗りをしていくという悪
循環に陥る訳です。

 新たなスタートをする切っ掛けとなる4月、今一度自らの投資パターンを見直
してみてはいかがでしょうか。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       7975.85(- 41.74)▼0.52%
□ナスダック       1606.71(- 15.16)▼0.93%
□CME日経225先物  8935   (+ 45)
□為替     (対ドル) 101.00  (対ユーロ)135.34

□半導体株指数        245.38(- 5.66)
□NY原油先物(5月限)   51.05(- 1.46)
□NY金先物 (6月限)  872.80(-24.50)
□バルチック海運指数   1486   (-20)


 週明け6日のNY株式市場は、利益確定の売りで5営業日ぶりに反落しました。

 著名投資家ジョージ・ソロス氏が、銀行システムは「基本的に債務超過に陥っ
ている」と発言し、米経済の低迷は長期化し年内の回復は見込めないとの見方を
示したことや、CLSA傘下カリヨン証券の金融セクターの著名アナリストが銀
行の貸倒損失は大恐慌時を上回り政府による救済も問題解決に間に合わないとの
見通しを示し大手銀11行の投資判断を売り推奨としたことが市場心理を冷やし
ました。

 また、IBMによるサン・マイクロシステムズの買収交渉が、価格面で折り合
わず交渉が決裂したと報じられたことによりサン・マイクロの株価が急落しハイ
テク株も推移。

 NY株式市場は4週連続で上昇していたことで利益確定の売りが出やすかった
ことに加え、決算発表の本格化を前に業績に対する警戒感が高まったことで主な
指数は終日マイナス圏での推移となりました。ダウは前週末に節目の8000ド
ルを回復し、達成感もありこの日は一時150ドル超の下落となりましたが、押
し目買い意欲も強く引けにかけては下落幅を縮小しています。

 業種別では、金融、素材、エネルギー、ハイテクなどが下落し、防衛関連や自
動車などが上昇しています。

 個別では、自動車大手のフォードが前週末比16%高の急騰。同社は社債の買
い戻しや株式化によっておよそ1兆円の有利子負債を削減すると発表し、先月発
表した債務の圧縮計画はほぼ達成できる見通しとなったことが好感されました。
GMも8%高となっています。

 金融株は厳しい見方を背景に反落。ウェルズ・ファーゴやUSバンコ-プ、J
Pモルガン・チェースやシティグループ、ゴールドマン・サックスなどが軒並み
下落しました。バンク・オブ・アメリカは、別のアナリストが、他行との競争上
の優位性を理由に新規で買い推奨としたことで下げ幅を縮小しました。

 交渉決裂が明らかになったサン・マイクロシステムズは20%超の急落。投資
判断の引き下げが伝わったIBMも下落。インテルやシスコ・システムズ、グー
グルなども軟調に推移し、ハイテク株中心のナスダック指数を圧迫しました。一
方、先週末に先行きについて明るい見通しを示した携帯情報端末メーカーのリサ
ーチ・イン・モーションが続伸。エリクソンやノキアなど携帯電話関連銘柄が高
く、多機能携帯電話「iフォーン」を手がけるアップルも上昇しています。

 ボーイングやロキード・マーチン、レイセオン、ノースロップ・グラマンなど
防衛関連が軒並み上昇。サウス・ウェストやAMRなどの航空株も軒並み大幅高
となっています。ダウ採用銘柄ではファイザーやメルク、プロクター&ギャンブ
ルなどがしっかりです。

 決算発表を控えた非鉄大手のアルコアは下落。BHPビリトンやリオ・ティン
ト、USスチール、バリック・ゴールドなど、金属価格の下落を背景に資源・鉱
山株が軒並み値を下げました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 麻生首相は昨日、与謝野馨財務・金融・経済財政相と会談し、追加景気対策と
して国内総生産(GDP)比で2%を上回る規模の09年度補正予算案を編成す
るよう指示しています。財政出動は10兆円を超える見通しで、小渕内閣の19
98年第3次補正(約7兆6000億円)を上回り、過去最大規模となります。

 日米欧の主要5中央銀行は昨日、米連邦準備理事会(FRB)が米国の金融機
関に円やユーロなどドル以外の通貨を円換算で最大29兆円規模で供給できるよ
う新たに外貨スワップ協定を結ぶことで合意したと発表しています。

 本日は、日銀の金融市場安定化に向けた追加策に市場の関心が集まります。資
金供給をより拡充するため、金融機関に資金を貸し出す際に預かる担保の対象を
「地方債」に広げることなどが焦点となります。15:30からは白川日銀総裁
が記者会見を行う予定です。

 16:00に4月3日時点の3市場信用取引残高が発表されます。前回発表分
(3月27日時点)は買い残が前週比990億円減の8987億円となり、3週
連続の減少です。2003年3月28日時点(8846億円)以来、約6年ぶり
に9000億円を割り込んでいます。一方、売り残は前週比923億円増の99
44億円となり、こちらは3週連続の増加です。信用倍率は前回(3月19日時
点)の1.11倍から0.90倍となっており、売り残が買い残を上回る逆転現
象となっています。


◆主なニュース

・追加経済対策、政府・与党の調整大詰め 会期大幅延長も
・新型インフル、備蓄のワクチン有効 厚労省、事前接種 秋メド結論
・日銀社債購入、また「札割れ」 586億円、予定額の4割程度に
・「借入額規制」来春以降に、消費者金融など適用 金融庁検討
・プロ向け市場「上場」萎縮、第1候補なお見えず 東証、来月にも開設 
・大手損保6社の保険料収入4.1%減 08年度、自動車不振響く
・ユニクロ、中国でネット通販 現地大手アリババと提携
・産業界で減産緩和広がる 三菱化学や村田製作所、中国向けが下支え
・原料炭価格、鉄鋼大手6割安 メジャーとの購入交渉決着
・ドコモ「非通信」で攻勢 TV通販大手「オークローン」買収
・ヤマト「宅急便」初のマイナスに 08年度取扱個数0.3%減
・軽自動車、初の4割超 08年度下期新車販売、低価格志向で
・キッコーマン、主力工場人員3割減 150億円投じ合理化
・JOGMGCなどベネズエラで油田調査 国営企業と合意
・セブンイレブン、インドネシア進出 今秋メドに1号店
・米ファンド、破綻REIT「ニューシティ」買収 1200億円で
・フォード、負債1兆円削減 全体の38%、利払い年500億円減
・欧州、景況なお弱含み ユーロ圏16ヵ国、3月過去最低

◆経済指標等

・外貨準備高(3月)
・日銀金融政策決定会合(結果発表)
・日銀総裁会見
・携帯電話各社の累計契約数(3月)

・ユーロ圏GDP改定値
・米チェーンストア売上高
・米大規模小売店売上高
・米消費者信用残高

◆企業動向

・決算発表 久光製薬(4530、張る鎮痛消炎剤首位)
      三協立山(3432、住宅・ビル建材)

・海外決算 アルコア(非鉄大手)



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【3】心に残る名言                         **
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   父と母で二人 父と母の両親で四人

   そのまた両親で八人

   こうしてかぞえてゆくと

   十代前で千二十四人 二十代前では・・・なんと百万人を越すんです

   過去無量のいのちのバトンを受けついで

   いまここに自分の番を生きている

   それがあなたのいのちです

   それがわたしのいのちです

                             相田 みつを




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◆4月7日 今日は何の日? 六輝:友引
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