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おはようございます。aquaです。

 「滝」。何万年も前からその場所で落下し続けていますが、季節毎に、天候毎
に、或いは見に行った人の心毎にその見え方が異なります。特に雪解けで水があ
ふれ出すこの時期は、最もスケールが大きくなり、見るには格好の季節となりま
す。

 以前、滝の名所ベスト10という調査結果を目にしましたが、1位は北アルプ
スの山肌に落ちる「称名(しょうみょう)滝」となっていました。4段の滝で3
50メートルの落差は日本一、エメラルドグリーンの滝つぼも見事な「日本一の
名瀑(ばく)」にあげる人が多くいます。

 2位は「羽衣の滝」で、270メートル国内3位の落差を持つ7段の滝です。
岩肌を伝う繊細な筋が優美な天女の羽衣のように見えるそうです。

 尚、1~10位までは次のようになっていました。(日経調べ)

 1.称名(しょうみょう)滝      富山県  350メートル  段瀑
 2.羽衣の滝             北海道  270メートル  段瀑
 3.不動七重滝(ふどうななえのたき) 奈良県  100メートル  段瀑
 4.那智(なち)の滝         和歌山県 133メートル  直瀑
 5.華厳(けごん)の滝        栃木県   97メートル  直瀑
 5.三条の滝             福島県  100メートル  直瀑
 7.白糸の滝             静岡県   26メートル 潜流瀑
 7.安(やす)の滝          秋田県   90メートル 分岐瀑
 9.松見の滝(まつみのたき)     青森県   90メートル  段瀑
10.吹割(ふきわれ)の滝       群馬県    7メートル 渓流瀑


 垂直に一気に落下するのが「直瀑(ばく)」、段差のあるとことを落下する「
段瀑」、途中で岩に当たって水が分かれる「分岐瀑」、傾斜の強い斜面を滑るよ
うに流れる「渓流瀑」、地中を流れてきた伏流水が断層などで地表に吹き出すよ
うに落ちる「潜流瀑」といった様々な滝の形状があります。

 ちなみに、世界三大滝は、カナダの「ナイヤガラの滝」、南米の「イグアスの
滝」、そしてアフリカの「ビクトリアの滝」と言われています。


 ところで、昨日はチャート上で「はらみ線」と呼ばれる転換暗示の重要な線が
出現しています。「はらみ線」とは前日の値幅以内で寄り引けした形であり、前
日線を母親に、当日線をお腹の子に見立てた表現法です。そして、お腹の子が産
まれれば、相場に新しい生命が誕生してくるということで、相場の流れが変わる
可能性が大きく、転換暗示の重要な線となります。

 そろそろ騰落レシオに見られた過熱感も薄らぎ、値幅・日柄調整も煮詰まりつ
つある頃だけにドカンと上昇を期待したいところです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8299.86(- 23.05)▼0.28%
□ナスダック       1792.34(+ 27.42)△1.55%
□CME日経225先物  9705   (+135)
□為替     (対ドル) 95.60  (対ユーロ)133.14

□半導体株指数        258.08(+ 4.42)
□NY原油先物(8月限)   68.67(- 0.57)
□NY金先物 (8月限)  934.40(+10.10)
□バルチック海運指数   3751   (-123)


 24日のNY株式市場は、ボーイングの下落でダウは続落となりましたが、耐
久財受注やオラクルの決算を好感してナスダックは上昇。注目のFOMCの結果
は相場にとってほぼ中立でした。

 米商務省が朝方発表した5月の耐久財新規受注は、小幅マイナスを見込んでい
た市場予想に反して前月比1.8%増となり、前月の数値も上方修正されました。
また、企業の設備投資の先行指標となる、航空機を除く非国防資本財の受注も予
想外の4.8%増で、4年8カ月ぶりの大きな伸びとなりました。その後発表さ
れた5月の新築住宅販売件数は市場予想を下回ったものの、耐久財受注の予想外
の増加を好感して、この日のNY株式市場は朝方から買いが先行。OECD(経
済協力開発機構)が加盟30カ国の2010年の経済成長率見通しを、前回3月
時点のマイナス0.1%からプラス0.7%へと2年ぶりに上方修正したことも
支援材料となりました。

 注目のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、FRB(米連邦準備理事会)は
政策金利であるフェデラルファンド金利の誘導目標を年0~0.25%で据え置
き、長期国債買い切りなど現行の金融政策の維持を決定しました。声明文では、
景気について前回よりも前向きな表現を盛り込み、デフレの文言を削除、インフ
レについてはしばらく抑制されるとし、景気回復をにらんだ出口戦略については
明確な言及はなかったものの景気の動向などに応じて市場への資金供給規模を調
整するとの意向を示しました。

 声明文の内容にサプライズはなかったものの、国債買い取り枠の増額がなかっ
たことで債券が売られ、長期金利が上昇したことが株式相場の上値を抑えました。
一方、市場への流動性供給を適宜調整するとした点については、当面先のことと
いった見方が大勢で、超低金利及び流動性供給は維持されるとの観測が相場を下
支え。ボーイングが続落しダウは4営業日続落となりましたが、耐久財受注が堅
調だったことが好感されS&P500種指数やナスダック総合指数は上昇してい
ます。

 業種別では、防衛・航空機関連や住宅建設など下げた他はほとんどのセクター
が上昇しました。

 個別では、市場予想を上回る好決算を発表したソフトウェア大手のオラクルが
大幅高。この日発表された耐久財受注では、電子機器やコンピュータの受注が大
きく伸び、設備投資の先行指標となる非国防資本財の受注が予想外の増加となっ
たことが追い風となり、ハイテクセクターは幅広い銘柄に買いが入りました。

 同じく耐久財受注の増加が好感され、建機大手のキャタピラーや総合電機のゼ
ネラル・エレクトリックなどにも買いが入り、非鉄大手のアルコアや鉄鋼大手の
USスチール、化学大手のデュポンなども上昇。バリック・ゴールドやゴールド
コープなどの産金株は続伸です。

 一方、朝方3―5月期決算を発表した農業バイオ大手のモンサントは買い優勢
からマイナスに転じています。前日に新型旅客機「787」の初飛行の再延期を
発表したボーイングが大幅続落となり圧迫。5月の新築住宅販売が減少に転じた
ことが嫌気されKBホームなどの住宅建設株も軟調でした。

 尚、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発。NY原油先物は反落、
金先物は続伸しました。バルチック海運指数(BDI)は4営業日続落です。

 CME日経平均先物はドルベースが9705、円ベースが9645で取引を終
了しました。



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【1】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 米連邦準備理事会(FRB)は昨日、連邦公開市場委員会(FOMC)で実質
ゼロ金利や長期国債買い切りなど金融政策の現状維持を決めています。FOMC
声明では「経済の縮小ペースが鈍化している」としています。

 昨日のNY市場で、金価格が2日連続の上昇。終値は前日比10.1ドル高の
1トロイオンス=934.4ドルとなっています。

 本日は15:00に6月第3週(6月15日~6月19日)の投資部門別売買
動向が発表されます。尚、6月第2週(6月8日~6月12日)は外国人投資家
の買越額が2562億円となっており、3週連続の買い越しとなっています。そ
の前の週の880億円から約3倍に膨らんでいます。

 外国人は月間ベースで4月から2ヵ月連続で買い越しに転じており、それと連
動するように株式市場は上昇しています。相場のけん引役として動向が注目され
ます。

 一方、個人投資家は3週連続の売り越し、売越額は1499億円となっていま
す。

 昨日発表された6月19日時点の裁定取引に伴う現物株の買い残高は前週比1
094億円減の1兆644億円となり、5週ぶりに減少に転じています。売り残
高は前週比143億円増の199億円となっています。

 経済産業省は昨日、省エネ投資を行う企業の税負担を軽減する新制度(第1号
)に、シャープの堺工場を認定しています。温暖化ガス発生を抑える設備の導入
要件を満たしているとして、設備投資全額の一括償却や運営子会社への増資の登
録免許税の軽減などを認めます。

 海外では、G8外相会合が2日間の日程で開催されます(伊トリエステ)。


◆主なニュース

・生活関連企業、海外販売が国内を逆転へ ユニクロ、ユニチャームなど
・日本郵政、不動産売却に審査組織 業務改善策提出、総務相「報告了承」
・民主など3党 民営化見直し 「郵政株の売却凍結」を公約
・中国人観光客に個人ビザ、来月から解禁 年15万人増を目標 
・電子債権取引、8月にもサービス開始 金融庁、三菱UFJ系に認可
・カルビー、米ペプシコが20%出資 日本の菓子事業を統合
・ラオックス、蘇寧電器傘下入り発表 27%の出資受け入れ 
・東電、8月料金が96年以降で最安に LNG安、60円下げ
・三菱電機、欧米に太陽光発電工場 パネル組み立て、輸送費を軽減
・東芝社長、「財務体質強固に」 自己資本比率30%めざす
・農機、中国開拓を本格化 ヤンマー・クボタ、田植え機など増産
・ユニー・イズミヤ・フジの共通PB、売上高400億円めざす
・米企業の高額報酬、株主厳しい目 定時総会、賛否表明求める提案に支持
・OECD、09年成長率マイナス4.1%に上方修正 来年プラス成長

◆経済指標等

・対内証券売買契約(先週分)
・中小企業景況調査(6月)
・部門別売買動向(先週分)

・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米GDP(1―3月期確定値)
・米企業利益(1―3月期確定値)

◆企業動向

・新規公開 八洲電機(3153、電気機器販売・システム工事等) 公開価格250円
・決算発表 イズミヤ(8266、関西地盤の準大手スーパー)



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【2】心に残る名言                         **
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