━━━  これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け  ━━━

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おはようございます。aquaです。

 依然として低金利の状態が続いていますが、本日は簡単に預貯金について考え
てみたいと思います。

 現在、普通預金の金利が年0.04%程度、またスーパー定期1年物が0.2
%程度となっています。まるでミクロの世界の数字でピンときませんが、絶対額
で計算しますと100万円を普通預金に1年間預けておいて利息は400円。1
年間スーパー定期に預けておいて利息は2000円程度という計算になります。

 現在、東証1部銘柄の平均配当利回りは1.7%程度となっています。シンプ
ルに考えますと、仮に100万円分株式を買って1年間保有したとしたら1万7
000円程度の配当が取れるという計算になり、預金とはその差が1万5000
円程度違ってきます。

 しかも株価が上昇したら思わぬ利益が入るという楽しみがあります。もちろん、
株価が下がったら損が出るわけですが、皆様でしたらどっちを選択されるでしょ
うか。長期的な資産形成という観点から考えれば、自ずと答えは出てくると思い
ます。もちろん、資金の性格によって分散しておくことは言うまでもありません。

 ちなみに、6月3日のスペシャル版にて「環境関連+高配当利回り」というこ
とでご紹介させて頂いた「昭和シェル」の場合、同日の株価934円で計算した
予想配当利回りは約3.7%でした。年間配当は36円が予想され、単純に計算
しますと1000株、93万円の投資で年間3万6000円の配当がゲットでき
ます。

 しかも株価が上昇すれば値上がり益も得られる訳です。結果的には昨日に中間
配当の権利が確定となり、終値は1030円。93万円の投資をした人は、昨日
までに予想配当金で1万8000円をゲットし、かつ値上がりの含み益が10万
円となっており、1ヶ月もしないうちに10万円以上の資産増加となっています。

 もちろん、今後株価が下がればマイナスに転じることもある訳ですが、それで
も更に株価が上がれば資産はもっと大きく増加します。預貯金も大切ですが、株
式も大切です。資産形成という観点からは上手な分散投資を心掛けたいところで
す。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8472.40(+172.54)△2.08%
□ナスダック       1829.54(+ 37.20)△2.08%
□CME日経225先物  9955   (+165)
□為替     (対ドル) 95.87  (対ユーロ)134.14

□半導体株指数        263.26(+ 5.18)
□NY原油先物(8月限)   70.23(+ 1.56)
□NY金先物 (8月限)  939.50(+ 5.10)
□バルチック海運指数   3703   (-48)


 25日のNY株式市場は、小売大手の好決算やFRB議長の続投観測などが追
い風となり上昇。ダウは5営業ぶりの反発です。

 米労働省が朝方発表した先週の新規失業保険申請件数が、減少を見込んでいた
市場予想に反して増加したことが嫌気されこの日のNY株式市場は下落して始ま
りました。米商務省発表の1―3月期の実質国内総生産(GDP)確定値で3四
半期連続でマイナス成長が確定しましたが、改定値のマイナス5.7%からマイ
ナス5.5%に上方修正されたことが支援材料となり、指数は寄り付き後すぐに
上昇に転じています。

 前日夕に家庭用品小売り大手のベッド・バス&ビヨンドが市場予想を上回る好
決算を発表したことも好材料。前日までの相場でダウは4日続落となっており、
水準が最近のレンジの下限にあったこともあり買いが入りやすく、幅広い銘柄に
買いが広がりました。

 大規模な国債の入札が相次ぎ、需給が懸念されていますが、この日行われた7
年債の入札が堅調だったことで長期金利が低下したことも支援材料です。

 また、FRBは金融安定化のための緊急貸出制度について、一部制度の期限を
延長することを表明した一方、一部金融融資については需要の後退を理由に規模
を縮小することを発表しました。金融融資枠の規模縮小については、出口戦略の
始まりとの見方が一部であったものの、一方で金融市場の回復が確認されたと見
る向きもあったようです。
 
 バーナンキFRB議長は、バンク・オブ・アメリカによるメリルリンチ買収の
際に議長が圧力をかけたかどうか議会で証言を求められましたが、議長は圧力を
否定。バーナンキFRB議長は来年1月に任期をむかえますが、この日の議会証
言を無事に乗り切り、同議長続投の観測が高まったことも市場に安心感を与え、
指数は引けにかけて一段高となっています。

 ほぼ全面高の展開で、業種別では運輸、小売り、バイオ、工業、素材、エネル
ギーなどの上昇が目立ちました。

 個別では、好決算を発表したベッド・バス&ビヨンドが大幅高となり、他の小
売株にも買いが入りました。百貨店大手のJCペニーは、アナリストが投資判断
を「買い」に引き上げたことも追い風となり上げ幅を拡大しています。
 
 3―5月期の売上高が市場予想を上回った住宅建設大手のレナーは前日比17
%高の急騰。同業のKBホームやDRホートンなどの株価も押し上げ、住宅用品
小売り大手のホームデポやロウズなども買われました。

 GDPが上方修正されたことが買い手掛かりとなり景気敏感株も上昇。建機大
手のキャタピラーや総合電機のセネラル・エレクトリック、工業用品大手の3M、
非鉄大手のアルコアなどが買われ、航空機大手のボイーングも反発。鉄道大手の
ユニオン・パシフィックや国債貨物大手のいフェデックスなども大きく上昇して
います。

 金融株は、バンク・オブ・アメリカが前日比変わらずで取引を終了しましたが、
アメリカン・エクスプレスはダウ採用銘柄で上昇率トップとなっています。

 尚、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続伸。NY原油先物は反発、
金先物は3日続伸。バルチック海運指数(BDI)は5営業日続落です。

 CME日経平均先物はドルベースが9955、円ベースが9905で取引を終
了しました。



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【1】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウが172ドル高と5日ぶり上昇。シカゴ日経平均先物は995
5円と25日の日経平均株価より159円の上げとなっています。

 昨日のNY市場で、原油価格が2日ぶり上昇。前日比1.56ドル高の1バレ
ル=70.23ドルで終了しています。金価格が3日連続の上昇。終値は前日比
5.1ドル高の1トロイオンス=939.5ドルとなっています。

 昨日発表された6月第3週(6月15日~6月19日)の投資部門別売買動向
を見ますと、個人投資家の買越額は4928億円となり、4週ぶりの大幅買い越
しに転じています。買越額の4000億円以上は、昨年6月第2週に記録した4
387億円以来となります。

 一方、外国人投資家は4週ぶりに売り越し、売越額は2320億円となってい
ます。

 トヨタ自動車の豊田章男社長は昨日、就任後初の記者会見で「どん底からのス
タート」と心境を語り、3期連続の赤字を回避するため「できる限りの手を打っ
ていきたい」と述べ、2011年3月期に黒字転換を目指す考えを示しています。

 本日は、株主総会の集中日となります。東証の調べでは3月期決算会社全体の
49.3%に相当する876社が開催を予定しています。

 主要企業では、大成建(1801)、清水建(1803)、鹿島(1812)、
ハウス(1925)、日揮(1963)、日清食HD(2897)、王子紙(3
861)、信越化(4063)、電通(4324)、第一三共(4568)、
フジHD(4676)、花王(4452)、OLC(4661)、富士フイルム
(4901)、TOTO(5332)、住友重(6302)、荏原(6361)、
ダイキン(6367)、ファナック(6954)、ローム(6963)、IHI
(7013)、任天堂(7974)、三菱UFJ(8306)、三井住友(83
16)、東京ガス(9531)、三井不(8801)、菱地所(8802)、
王将フード(9936)・・・等々です。

 8:30に5月の全国消費者物価指数(CPI)と6月の東京都区部CPIが
発表されます。

 4月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は総合指数(05年=100)が
100.7と、前年同月比で0.1%低下しています。前回(4月)は、昨年4
月の揮発油税の暫定税率の期限切れに伴いガソリン価格が値下がりした反動から
物価の押し上げ要因となったにもかかわらず、2ヵ月連続で前年割れ(3月同0.
1%低下)しています。物価の先行指標とされる5月の東京都区部CPI(生鮮
食品除く)は前年同月比で0.7%低下しています。03年3月以来、6年2ヵ
月ぶりのマイナス幅となります。

 5月の全国消費者物価指数(生鮮食品除く)は事前予想で前年同月比で1.1
%の低下とマイナス幅が拡大する見通しです。6月の東京都区部CPI(生鮮食
品除く)も同1.1%の低下を見込みます。

 小売業の2月期第1四半期(3~5月期)決算発表が相次ぎます。鈴丹(81
93)、オークワ(8217)、CFS(8229)、高島屋(8233)・・
・等が予定しています。

 海外では、5月の米個人消費支出、6月のミシガン大学消費者信頼感指数(確
報値)等の発表が予定されています。


◆主なニュース

・通販市場、コンビニ・百貨店抜く 昨年度の全国売上高、8兆円強に
・日米欧、ドル資金供給を再延長 来年2月まで、金融安定万全期す
・日本とUAE、環境・エネルギーで協力 次世代インフラ整備計画
・党役員人事を検討 首相、衆院解散「そう遠くない日」と発言
・来年度公共事業費、3%削減を継続 財務省、与党と調整へ
・新興国投信が急回復 3月以降運用成績、4~7割上昇
・トヨタ新社長が就任会見 欧米で車種絞込み、ハイブリッド強化
・鉄鋼。海外大手と提携強化 新日鉄、ブラジル社に出資など
・日本風力開発、次世代送電網に参入 供給安定の新システム
・富士通、米でシステム管理・運用代行を初受注 情報処理会社から
・電子部品各社、アジアでプリント基板増産 大日本印刷など
・三井物産、カーシェア事業で森ビルと連携 六本木ヒルズに拠点
・花王、独でヘアケア商品の工場取得 生産委託先から20億円で
・中国、消費者金融を解禁 上海・北京など、まず4都市で
・OECD、閣僚宣言を採択 環境調和型「グリーン成長戦略」策定へ

◆経済指標等

・全国消費者物価指数(5月CPI)
・全産業活動指数(4月)

・米個人所得(5月)
・米個人消費支出(5月)
・米消費者信頼感指数(6月確報値)

◆企業動向

・株主総会集中日 870社余が開催
・決算発表 高島屋(8233、老舗百貨店)



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【2】心に残る名言                         **
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   富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが乾いてくる。


                        ショーペンハウアー





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 国連憲章調印記念日、露天風呂の日、雷記念日、オリエンテーリングの日


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