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おはようございます。aquaです。

 明日から3連休の方も多いかと思いますが、11日(月)は「成人の日」であ
り、「鏡開き」の日です。

 ご存知の通り、「鏡開き」とは、正月の20日ないし11日に、正月中飾って
おいた鏡餅を割って、雑煮やお汁粉にして家族一同で食べる儀式です。

 そもそもは江戸時代に将軍と大名、大名と藩士たちが年頭に際し主の鏡餅を分
け合うことによって主家の繁栄を祝福し、主従関係を固める意味合いがあったそ
うです。刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で砕いたり
しますが、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使って
います。

 これを私たちの家庭にあてはめてみますと、家庭での家族間の結束を密にし、
繁栄を祝福するのが鏡開きということになりそうです。元々は1月20日に行わ
れていましたが、徳川家光が亡くなったのが20日(慶安四年四月)であったた
め1月11日に変更されて現在に至っています。今でも1月20日に行う地方が
あるほか、京都では1月4日に行われているそうです。

 ちなみに、大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表し、福徳が重
なって縁起がいいと考えられたからだそうです。また、鏡餅を飾るのは12月2
8日が最適とされていますが、「八」が末広がりで良い数字とされているからで
す。大安(12月31日を除く)を選んで供える地域もあるようです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      10606.86(+ 33.18)△0.31%
□ナスダック       2300.05(-  1.04)▼0.05%
□S&P500      1141.68(+  4.54)△0.40%
□CME日経225先物 10805   (+105)大証比
□為替     (対ドル) 93.27  (対ユーロ)133.54

□半導体株指数        362.30(- 4.04)
□NY原油先物(2月限)   82.66(- 0.52)
□NY金先物 (2月限) 1133.70(- 2.80)
□バルチック海運指数   3149   (-110)


 7日のNY株式市場は、雇用統計の発表を明日に控え動意薄ながらダウが続伸
し昨年来の高値を更新しました。ナスダックは小幅続落です。

 この日は久しぶりに原油や金などのコモディティ相場が弱含み、週末に雇用統
計の発表を控え積極的に手がけにくい中、最近のコモディティ価格の騰勢を背景
に上昇していたエネルギー株や素材株に利益確定の売りが出て指数は下落して始
まりました。

 一方、この日発表された小売り各社の12月の既存店売上高は市場予想を上回
り、利益見通しの引き上げが相次いだことで小売りセクターの一角が上昇。アナ
リストがゼネラル・エレクトリック(GE)やバンク・オブ・アメリカにポジテ
ィブな見方を示し、ダウ採用の両銘柄が上げ幅を拡大したことが指数を下支えし
ました。

 尚、朝方発表の先週の新規失業保険申請件数は3週間ぶりに増加したものの増
加幅は市場予想を下回り、新規申請件数の増減を均した4週移動平均は約1年4
カ月ぶりの低水準となっています。

 業種別では、金融、住宅建設、航空などが高く、エネルギー、素材、通信が軟
調でした。

 個別では、10―12月期の利益が市場予想を大幅に上回るとの見通しを示し
た百貨店のシアーズが11%高と急伸。利益見通しを引き上げたメーシーズやノ
ードストロームも上昇。ディスカウント大手ターゲットもしっかり。減少すると
見られていた同社の12月の既存店売上高は予想に反して増加したことが買いを
呼びました。前日の業績発表で利益見通しが事前予想を上回った家庭雑貨小売り
大手ベッド・バス&ビヨンドも大幅高となっています。

 一方、利益見通しが市場予想を下回った百貨店大手のJCペニーは軟調。12
月の既存店売上高が19%減少したカジュアル衣料大手アバクロンビー&フィッ
チが大幅安となっています。

 アルコアは前日の大幅高から一転して売りが先行。エクソンやシュブロンなど
のエネルギー株、バリック・ゴールドなどの産金株も軟調な展開。菅氏の為替水
準に言及した発言が円安誘導と取られ、為替市場は円売りドル買いで反応したこ
とがドル相場に逆行しやすいコモディティ相場に利益確定売りを呼びました。

 アナリストが目標株価を引き上げたGEが大幅高となりダウを底上げ。アナリ
ストが投資判断を引き上げたバンク・オブ・アメリカが買われ、JPモルガンや
ウェルズ・ファーゴなどの大手金融株も上昇しました。

 09年9―11月期業績が黒字に転じ、売上高も市場予想を上回った住宅建設
のレナーが12%超の大幅高。同業のDRホートンやKBホームなども軒並み急
伸しています。

 日航への支援額を従来の1000億円から1300億円に増額することを検討
していると報じられたアメリカン航空の親会社AMRがしっかり。デルタ航空や
UALなども上昇しました。

 ハイテク株は、高機能携帯電話(スマートフォン)事業への参入を発表したデ
ルがしっかりだったものの、インテルやマイクロソフト、グーグルやアップルな
ど主要銘柄が軟調に推移し、ナスダック指数は終日マイナス圏で推移しました。

 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続落。コモディテ
ィも反落し、昨年来高値にあった原油先物は11営業日ぶり、金先物は5営業日
ぶりの下落。バルチック海運指数(BDI)も続落です。

 CME日経225先物はドル建てが10805(大証比105円高)、円建て
は10745(同45円高)となっています。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは昨年来高値を更新、前日比33ドル高の1万0606ドルと
なっています。08年10月以来、1年3ヵ月ぶりの高値水準となります。シカ
ゴ日経平均先物は1万0805円となり、昨日の東京市場の日経平均株価1万0
681円よりも124円高い水準となっています。

 海外市場で為替が円安に進行。一時1ドル=93円台半ばとなり、09年9月
1日以来、約4ヶ月ぶりの円安水準となっています。菅直人財務相が「経済界で
は90円台半ばが適切という見方が多い」と述べたことに反応しており、外為市
場では菅直人財務相は円安志向だとの見方が強まっています。もちろん、株式市
場にとりましては支援材料となります。

 昨日発表された昨年12月第5週(12月28日~12月30日)の投資部門
別売買動向を見ますと、外国人投資家は6週連続で買い越し、買越額が1336
億円となっています。12月月間では1兆3021億円の大幅買い越し、09年
通年では1兆7775億円の買い越しとなっています。

 一方、個人投資家は6週連続で売り越し、売越額が347億円となっています。
12月月間は1兆1754億円の大幅売り越し、09年通年では8666億円の
売り越しとなっています。

 外国人投資家に日本株を見直す機運が強まっており、個人投資家の売りを外国
人が吸収する構図が鮮明となっています。

 本日は、1月限オプションSQ(特別清算指数)の算出日となります。通常、
日経平均株価の終値がSQ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調となり、
下回ると軟調になるというアノマリーが見られます。従いまして、日経平均株価
の終値がSQ値を上回るかどうか、この点が注目ポイントとなります。

 8月期第1四半期(09年9月~同年11月)決算でファーストリテイ(99
83)、2月期第3四半期(09年3月~同年11月)決算でJ・フロント(3
086)、久光製薬(4530)、ガリバー(7599)、ポプラ(7601)、
スギHD(7649)、オンワードHD(8016)、ファミリーM(802
8)、マルエツ(8178)、チヨダ(8185)、カスミ(8196)、吉野
家HD(9861)・・・等々が予定しています。

 海外では、昨年12月の米雇用統計が発表されます。11月の雇用統計では非
農業部門の雇用者数が事前予想の13万人減に対し、1万1000人減と大幅改
善しています。今回(12月)の事前予想はプラスマイナス・ゼロとなっていま
すが、実際はどの程度の水準となるのか、米景気を見通す上で要注目となります。


◆主なニュース

・半導体回復、業績底上げ エルピーダ、3年ぶり営業黒字

・排出枠の購入額、国費で総額2000億円 政府、海外から

・世界最大の下水処理事業、三井物産が参加 メキシコで

・イオン最終赤字99億円、3~11月期、 セブン&アイは32%減益

・新日石、LNG販売倍増 青森・八戸に基地、建設発表

・パナソニック、家電の海外生産拡大 液晶TV、マレーシアで倍増

・パナソニック、世界最大152型3Dテレビ開発 今秋、日米欧で発売

・ダイハツ、中国の合弁解消 エンジンなど供給は継続

・フランドルやポイント、複数ブランドの店展開 多彩な衣料1ヵ所に

・中国、物価上昇圧力一段と 過剰流動性や寒波で野菜高騰


◆経済指標等

・外貨準備(09年12月)
・貿易統計(09年12月)
・景気動向指数(09年11月速報値)
・車名別国内新車販売台数(09年12月)
・携帯電話各社の契約件数(09年12月及び通年)

・ユーロ圏失業率(09年11月)
・ユーロ圏GDP(09年7―9月期改定値)
・OECD景気先行指数(09年11月)
・米雇用統計(09年12月)
・米卸売売上高(09年11月)
・米消費者信用残高(09年11月)

◆企業動向

・決算発表 パソナグループ(2168:人材派遣業界3位)
      Jフロントリテイリング(3086:百貨店グループ国内2位)
      三協立山HD(3432:ビルや住宅の建材大手)
      久光製薬(4530:貼る鎮痛消炎剤首位)
      スギHD(7649:調剤薬局併設のドラッグストア展開)
      オンワードHD(8016:アパレル最大手)
      ファミリーマート(8028:コンビニ業界3位)
      マルエツ(8178:首都圏の食品スーパー大手)
      チヨダ(8185:靴量販店)
      吉野家HD(9861:牛丼売上高首位)
      ファーストリテイリング(9983:ユニクロ)

・パナソニックが2010度の経営方針を発表
・キリンビールが2010年の事業方針を発表

◆その他

・株価指数オプション1月物の特別清算指数(SQ)算出



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【3】心に残る名言                         **
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      もし乗っている飛行機が突然、

          地面に向かって急降下しはじめたら、

             あなたは誰の名前を呼ぶだろうか?


                   ブラッドフォード・キーニィ





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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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