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おはようございます。aquaです。

 株式マーケットで「中国関連」と言えば大きなテーマ、いや本流とも言える
銘柄選別の重要なキーワードですが、その中国の国内総生産(GDP)が今年
中に日本を上回り、世界第2の経済大国になる可能性が高まっています。

 昨日発表された中国の09年の名目GDPはドル換算で4兆9090億ドル。
一方、日本は内閣府の試算で5兆950億ドルとなっており、その差は186
0億ドル。中国は完全に日本の背中が見えてきており、日本が追い越されるの
はほぼ決定的です。

 IMFのデータでは、10年前の1999年の中国のGDPは1兆830億
ドルで、当時の日本の4分の1に過ぎませんでした。しかし、日本がバブル崩
壊後に低迷を続ける中、中国は年率10%前後の高成長を続け、この10年間
で一気に差が縮小。08年時点では、中国が4兆4016億ドルまで増加し、
日本の4兆9237億ドルに迫っていました。

 もっとも、中国の1人当たりのGDPは日本の10分の1以下にとどまって
おり、生活水準にはまだ開きがあります。逆に言えば、成長余力が非常に大き
い訳であり、やはり魅力的な国、市場と言えます。

 ちなみに、中国の2009年の新車販売台数は1364万4800台と米国
の1.3倍となり、初めて世界第1位が確定し、世界最大の市場となりました。
2009年版「世界人口白書」では、中国の人口は13億4580万人、日本
は1億2720万人、米国は3億1470万人です。



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 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10389.88(-213.27)▼2.01%
□ナスダック       2265.70(- 25.55)▼1.12%
□S&P500      1116.48(- 21.56)▼1.89%
□CME日経225先物 10635   (-205)大証比
□為替     (対ドル) 90.36  (対ユーロ)127.35

□半導体株指数        347.91(- 1.89)
□NY原油先物(2月限)   76.08(- 1.66)
□NY金先物 (2月限) 1103.20(- 9.40)
□バルチック海運指数   3170   (+12)


 21日のNY株式市場は、新たな金融規制導入の動きが市場心理を悪化させ
大幅続落。ダウは昨年10月30日以来の下げ幅となりました。

 金融やハイテク、航空株などの好決算が相次ぎ、民間調査期間のコンファレ
ンス・ボードが発表した12月の景気指数が過去最高水準になるなどの好材料
もありましたが、先週の新規失業保険申請件数が予想を上回る増加となり、フ
ィラデルフィア地区の1月の製造業業況指数が前月から低下し、製造業の活動
が減速したことを示したことなどが市場のムードを悪化させました。

 マイナス圏で推移していた指数は、オバマ大統領が経済チームを引き連れて
メディアの前に現われると下げ幅を速めました。オバマ大統領は、金融危機の
再発を防ぐために金融機関の規模を規制、さらには商業銀行の自己勘定取引や
傘下にヘッジファンドを保有することを規制する新金融規制案を発表し、その
内容が予想以上に厳しいと受けとめられ下げ幅が拡大しています。

 業種別でもほぼ全面安の展開で、中でも素材、金融の下落が顕著でした。

 個別では、四半期ベースで過去最高の利益となったゴールドマン・サックス
は買い優勢で始まったものの、新金融規制導入の動きが嫌気され下落に転じ、
バンク・オブ・アメリカやJPモルガンなどの金融大手も大幅安となっていま
す。一方、好業績を発表した地銀大手フィフス・サード・バンコープは大幅高。
新金融規制案の枠外にある地銀株の多くが上昇しています。

 ネット競売大手イーベイや半導体大手ザイリンクス、ハードディスク駆動装
置(HDD)大手のシーゲート・テクノロジーなどが市場予想を上回る好決算
を発表し、それぞれ大幅高となりナスダック指数の下支えとなりましたが、買
いが広がらず個別物色にとどまりました。取引終了後に決算を発表するグーグ
ルは好業績期待を背景に前日比プラスで取引を終了しました。

 同じく好決算を発表した事務機器大手ゼロックスやコーヒーチェーン大手ス
ターバックスなども買われ、決算発表を控えたマクドナルドも堅調でした。

 好決算を発表したフリーポート・マクモランが大幅安。アルコアやUSスチ
ール、リオ・ティントやヴァーレなどの資源・素材セクターが下落がきつく、
中国の金融引き締め懸念が引き続き圧迫材料となっています。

 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は続落。コモディ
ティは原油と金がともに続落。バルチック海運指数(BDI)は反発しました。

 CME日経225先物はドル建てが10635(大証比205円安)、円建
ては10600(同240円安)となっています。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨日発表された1月第2週(1月12日~1月15日)の投資部門別売買動
向を見ますと、外国人投資家は買越額が4805億円となり、8週連続で大幅
買い越しとなっています。

 本日は、産業用ロボットの生産台数で世界首位の安川電機(6506)、電
炉メーカー最大手の東京製鐵(5423)、ベンチャーキャピタル最大手のジ
ャフコ(8595)・・・等々が決算発表を予定しています。

 14:00に昨年12月の全国スーパー売上高が発表されます。11月(既
存店ベース)は、前年同月比8.0%減の1兆0320億円と12ヵ月連続の
前年割れとなっています。09年1月~同11月の累計は11兆5884億円
となり、年間では1988年以来21年ぶりに13兆円を割る見通しです。

 15:00に昨年12月の全国百貨店売上高が発表されます。11月は、前
年同月比11.8%減の5635億円と21ヵ月連続の前年割れとなっていま
す。11月としては過去最大のマイナスとなります。09年1月~同11月の
累計は5兆8422億円となり、年間では1985年以来24年ぶりに7兆円
割れが確実な情勢です。

 海外では主要企業の決算発表で、米GE(ゼネラル・エレクトリック)、英
ソニー・エリクソン・・・等々が予定しています。

 昨日発表した米金融大手ゴールドマン・サックスの09年10~12月期決
算は、純利益が49億4800万ドル(約4500億円)となり、四半期ベー
スで過去最高となっています。



◆主なニュース

・日本の年金マネー、高成長分野のアジアのインフラ事業に投資 

・定期預金残高、8年ぶりの高水準 先行き不安を背景に安全重視

・イオン、1400店舗で大衆薬を販売 2015年度メド

・森精機、同社初の海外工場を米に建設 ドル安対応の狙いも

・サッポロやアサヒなど、米国でビール事業を拡大

・米ゴールドマン、過去最高の四半期利益を計上 第4四半期

・米の新金融規制案、銀行の自己取引やヘッジファンド所有を禁止


◆経済指標等

・日銀営業毎旬報告
・全国スーパー売上高(12月及び通年)
・全国百貨店売上高(12月及び通年)
・全産業活動指数(11月)

・英小売売上高(12月)
・ユーロ圏鉱工業受注(11月)

◆企業動向

・決算発表 東京製鉄(5423:独立系電炉会社で最大手)
      安川電機(6506:サーボモーターとインバーター世界首位)
      芝浦メカトロニクス(6590:液晶用洗浄装置等の大手)
      ジャフコ(8595:野村証券系のVC最大手)

・海外決算 GE(コングロマリット)、マクドナルド(ファストフード)、
      英ソニー・エリクソン(携帯電話)



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【2】心に残る名言                        **
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    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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