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おはようございます。aquaです。

 さっそくですが、昨晩のNY株式市場は大幅高。NYダウで284ドル高の
1万0258ドル。シカゴ日経平均先物で9790円と昨日の日経平均株価の
終値9639円よりも150円程度高い水準となっています。


 ところで、株式マーケットに接していますと、普段聞き慣れない言い回し・
用語を見聞きすると思います。例えば、内需関連株、景気敏感株、ディフェン
シブ株・・・といった具合です。

 慣れてきますと違和感は全くないのですが、本誌を読んで頂いている方の中
にはビギナーの方が多くいらっしゃいますので、本日は簡単にその分類につい
てご説明したいと思います。


・内需関連株

 事業基盤が国内にあり、業績が国内景気に影響されやすい。主な業種は、不
 動産・銀行・建設・通信。

・輸出関連株

 輸出比率や海外売上高比率が高く、海外景気や為替の動向に左右されやすい。
 主な業種は、自動車、電機、ハイテク、機械。

・景気敏感株

 収益が景気変動に左右されやすい。主な業種は、鉄鋼、化学、非鉄などの素
 材産業や工作機械などの設備投資関連。

・ディフェンシブ株

 景気変動の影響を受けにくく、比較的業績が安定。主な業種は、食品・医薬
 品・電力・鉄道。

・市況関連株

 国際商品市況や株式、金利などに業績が左右されやすい。主な業種は、証券・
 銀行・損保・非鉄。


 大まかに分類しますと上記の通りとなります。ただし、不動産は金利変動で
収益が左右される金利敏感株といった側面があり、また電機株でも半導体生産
が多いと輸出というより半導体市況関連と見たほうが良い場合もあります。従
いまして、四角四面に線引きしないようにすることも大切です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10258.99(+284.54)△2.85%
□ナスダック       2277.68(+ 81.80)△3.73%
□S&P500      1103.06(+ 35.11)△3.29%
□CME日経225先物  9790   (+140)大証比
□為替     (対ドル) 91.00  (対ユーロ)112.53

□半導体株指数        361.55(+17.77)
□NY原油先物(7月限)   74.55(+ 3.04)
□NY金先物 (8月限) 1214.40(- 0.90)
□バルチック海運指数   4156   (-53)


 27日のNY株式市場は、ユーロ圏の国債保有の見直し報道を中国が否定し
たことで買い安心感が広がり急反発となりました。

 前日は「中国がユーロ圏の国債保有を見直す」との報道をきっかけに、ダウ
は日中の高値から237ドル下げましたが、この報道を中国当局が根拠がない
として否定、欧州は引き続き外貨準備の主要な投資対象であるとの見解を示し
たことで市場に安心感が広がりました。週初から前日までの3日間でダウは2
18ドル下落し、終値ベースで3カ月半ぶりに1万ドル割れとなっていたこと
で値ごろ感からの買いも広がり指数は上げ幅を拡大しました。

 この日発表された1―3月期GDP(米実質国内総生産)改定値は年率換算
で前期比3.0%増と速報値(3.4%増)から下方修正され、市場予想も下回
りました。また、先週の新規失業保険申請件数は市場予想ほどは減少しません
でしたが、これら経済指標の相場への影響は限定的。

 NY株は終日堅調に推移し、主要3指数はともにほぼ高値引け。ダウは週初
からの下落を帳消しにし、1万ドルを回復しました。

 業種別では全セクターが上昇。上昇率上位は金融、エネルギー、素材、ハイ
テク、小売り、資本財の順となっています。

 個別では、有名ヘッジファンドマネージャーが集まった会合で注目銘柄とし
て取りあげられたバンク・オブ・アメリカが急反発。著名投資家が株式取得を
明らかにしたシティグループが大幅続伸。JPモルガンやウェルズ・ファーゴ
なども上げ幅を拡大するなど金融株の上昇が目立ちました。ダウ構成銘柄では
アメリカン・エクスプレスの5.66%高が上昇率トップでした。

 景気動向に敏感なアルコアやインテルも5%超の上昇。デュポンやゼネラル
エレクトリック、3Mなども軒並み高。前日の相場で大きく下落したマイクロ
ソフトは、アナリストによる投資判断の引き上げも支援材料となり4%高とな
りました。アップルの上昇率はマイクロソフトの上昇率を下回りましたが、時
価総額では引き続きマイクロソフトを上回っています。

 投資家のリスク許容度が高まったことで原油相場が急騰し、シュブロンやエ
クソンモービルなどのエネルギー株も上昇。アルセロール・ミタルやUSスチ
ールなどの鉄鋼株、バーレやBHPビリトン、フリーポート・マクモランがい
ずれも8%前後の上昇となるなど、資源・鉱山株の上昇が目立ちました。

 フォードやグッドイヤーなどの自動車関連も大幅高。市場予想を上回る好決
算を発表した会員制卸売大手コストコが買われ、利益見通しを上方修正した宝
飾品大手のティファニーは7%超の上昇。鞄のコーチも同等の上昇率となり、
高額品の販売に回復の兆しが見えることからノードストロームやJCペニーな
どの百貨店株が大きく上昇。アナリストが投資判断を引き上げたカジノ運営大
手のラスベガス・サンズが10%高、同業のMGMグランドも大幅高となって
います。

 一方、ジョンソン&ジョンソンやプロクター&ギャンブル、ファイザーなど
のデフェンシブ株は動意薄。利益見通しを引き下げた農業製品大手のモンサン
トは大幅安となりました。

 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅反発。原油
先物もリスク資産への回帰で大幅続伸。この日から取引の中心が8月物となっ
た金先物は逃避買い一服で小幅安。バルチック海運指数(BDI)は5営業日
ぶりに反落しました。

 CME日経225先物はドル建てが9790(大証比140円高)、円建て
は9785(同135円高)で取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは4日ぶり大幅高。前日比284ドル高の1万0258ドル
と2日ぶりに1万ドルを回復しています。シカゴ日経平均先物は9790円と
27日(木)の東京市場の日経平均株価9639円よりも150円ほど高い水
準となっています。

 NY外為市場で円安が進行。今朝6時現在の円相場は1ドル=91円05銭
前後となっています。対ユーロでは、1ユーロ=112円50銭前後と112
円台半ばで推移しており、大幅に円安が進行しています。

 昨日のNY原油は2日連続高。前日比3.04ドル高の1バレル=74.5
5ドルとなっています。

 本日は経済指標の発表が相次ぎます。8:30に4月の有効求人倍率、完全
失業率、消費者物価などの発表が予定されています。

 有効求人倍率の事前予想は0.50倍(3月は0.49倍)、完全失業率は
5.0%(3月は5.0%)の横ばいとなっています。

 全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)は前年同月比1.4%低下(3月
は1.2%低下)と、前年同月を14ヵ月連続で下回る見通しです。5月の東
京都区部CPI(生鮮食品除く総合)は、同1.5%低下(4月は1.9%低
下)が見込まれます。4月から実施された高校授業料の無償化などが影響して
います。

 昨日発表された5月第3週(5月17日~5月21日)の投資部門別売買動
向を見ますと、外国人投資家は3週連続で売り越し、売越額は3024億円と
なっています。

 一方、個人投資家は5週連続で買い越し、買越額は2659億円となってい
ます。信託銀行は4週連続で買い越し、買越額は1495億円と前週(5月
10日~5月14日)の233億円から急増しています。同行経由にて年金な
ど長期資金の買いが入っていると見られます。

 海外では、4月の米個人消費支出などが発表されます。タイ(祝日・仏誕
節)、シンガポール、マレーシア、インドネシア(ともに祝日・釈迦誕生日)
で市場は休場となります。

 尚、本日はアップルの多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」発売日。
米国では4月3日の販売開始から1カ月弱の販売台数が100万台を超え品薄
状態となったために、日本など9カ国での発売が当初予定の4月末から1カ月
延期されていました。日本では事前予約が10日から始まっていますが想定以
上の人気となっており、本日からは事前予約なしで入手できるとあって販売店
の一部では昨晩から徹夜組が並んでいます。


◆主なニュース

・景気の「谷」は09年3月、政府認定へ 後退局面17ヵ月間

・最低賃金「平均1000円」大幅先送り、政府目標「20年までに」

・生保の10年3月期、4割増益 「薄利」窓販、増収支える

・穴吹工務店、大京とファンドが支援 7月メド更正計画

・日立、調達費2000億円圧縮 今年度、素材見直しや集中購買

・トヨタグループ、期間工の採用再開 生産堅調、豊田織機350人

・オマーンの大規模発電所、双日・四国電力が参画 各50億円

・サントリー、初のビール輸出 高級品、米中などで販売

・台湾エイサーが多機能携帯端末 iPad登場で市場拡大

・世界のIT業界、提携・買収相次ぐ アップルに対抗軸

・欧州不安、米企業に余波 株式公開の延期・撤回が急増

・東南アジア17.7%成長 1~3月実質年率、中印向け輸出好調


◆経済指標等

・完全失業率(4月)
・有効求人倍率(4月)
・全国消費者物価指数(4月)
・家計調査(4月)
・商業販売統計(4月速報値)
・自動車各社の国内及び世界生産統計(4月)

・米個人消費支出(4月)
・米個人所得(4月)
・米シカゴ購買部協会景気指数(5月)
・米消費者信頼感指数(5月確報値)

◆企業動向

・決算発表 イチケン(1847:マルハン系建設)
      日本駐車場開発(2353:駐車場運営)
      内田洋行(8057:オフィス家具大手)
◆その他

・アップル「iPad(アイパッド)」の国内発売日
・鉄鋼連盟会長会見
・OECD閣僚理事会(28日まで)



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【3】心に残る名言                        **
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                  松下 幸之助





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    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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