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おはようございます。aquaです。

 沖縄県石垣島では昨日海開きとなり、日本一早い夏の訪れとなっています。

 さて、株式マーケットに接していますと、「この銘柄は取り組みが良い」、或
いは「取り組みが悪い」といった言葉を耳にすることが多いと思います。ビギナ
ーの方にとりましては、耳慣れない言葉で分かりづらいかと思いますが、これは
「信用倍率」(貸借倍率とも言います)のことです。

 信用倍率とは、信用取引の需給バランスを示し、【信用買い残÷信用売り残】
で求め、単位は何倍という形で表示します。信用取引は期日までに反対売買して
決済することが多いため、信用買い残は将来の売り圧力となります。従いまして、
高い信用倍率は需給面の重しと捉えられ、「取り組みが悪い」と表現されます。

 一方、信用倍率が低い場合には、将来的に買い戻し圧力が強くなるので「取り
組みが良い」と表現されます。

 現在の市場全体の信用倍率は2倍台前半で推移していますが、一般的には1倍
を割り込んでくると株価上昇期待が高まって「好取り組み」と言われ、この倍率
が高まるほど取り組みが悪化することになります。もちろん、株価の位置や売り
残と買い残の絶対額の大きさによってもその見方は異なってきますので念のため。

 尚、東証は原則として毎週火曜日に前週末時点の信用取引残高を公表していま
す。
 

 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言
 





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【1】NY市況                           **
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□NYSE(NYダウ)   12110.41(- 49.27)▼0.41%
□NASDAQ(ナスダック) 2372.66(-  6.04)▼0.25%
□CME日経225先物   16730   (大証比+ 30)
□為替             116.72―74


 先週末16日のNY株式市場は、インフレ懸念と景気の先行き不安で反落しま
した。

 朝方発表された2月の鉱工業生産指数は市場の予想を上回り、景気の底堅さを
裏づけたものの、2月の消費者物価指数(CPI)も市場予想を上回るの伸びと
なったことから、金利引き下げの時期が遠のいたとの見方が広がり、長短金利が
上昇したことが株式市場を圧迫しました。また、ミシガン大学調査の3月の消費
者信頼感指数が昨年9月以来の低水準となったことも景気の先行きに対する不安
を助長しています。

 指数は寄り付き直後にプラスの場面がありましたが、その後はマイナス圏での
推移となっています。来週のFOMCを前に買い手控えムードの強い中、サブプ
ライムローンの焦げ付き増加に対する懸念が引き続き重く圧し掛かっているのに
加え、金利上昇で資金の調達コスト上昇が懸念された金融株や、原油安によりエ
ネルギー株が下落したことも相場の重しとなりました。尚、この日は、日本のS
Qに当たり、株価指数と個別株の先物およびオプションの清算日が重なる「クア
ドプル・ウィッチング」であったため出来高は高水準でした。

 セクターでは、通信や鉄道が堅調だった反面、エネルギーと金融の下げが目立
ちます。

 個別では、サブプライム住宅ローン大手のアクレディテッド・ホーム・レンダ
ーズが大きく上昇し3日続伸。この日は、ローン債券を売却することで合意した
との報道が好感されています。反面、住宅金融のファニーメイや金融サービス大
手のフランクリン・リソーシズが売られ、シティやJPモルガン、リーマンブラ
ザーズ、ベアスターンズなどの金融株が軒並み値を下げました。原油価格が一時
1カ月半ぶりの安値をつけたことでエクソンやシェブロンなども下落しています。
一方、80億ドル規模の自社株買いを発表したヒューレット・パッカードや、ゴ
ールドマン・サックスが買い推奨リストに追加したスタ-バックスが上昇。買収
の標的となる可能性が取り立たされている日用品大手のユニリーバが物色され、
バリック・ゴールドによる買収の可能性が報じられたニューモント・マイニング
も上昇しています。

 尚、NY原油先物は続落、0.44ドル安の57.11ドル。NY金先物は続伸
し、6.8ドル高の653.9ドルで取引を終了しています。

 
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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 今週は、日銀金融政策決定会合(19~20日)や米国FOMC(米連邦公開
市場委員会、20~21日)が開催され、福井日銀総裁、バーナンキFRB議長
の発言に注目が集まります。また、22日(木)発表の公示地価は特に注目とな
ります。

 テクニカル的には、3月5日の日経平均株価の安値1万6532円と3月14
日の安値1万6628円でダブルボトムが完成となるかどうか関心が集まります
が、新発5年物国債利回りが1.13%に対し、配当利回りは1.15%と経験
則からは押し目買いが入りやすい水準となっています。「節分天井・彼岸底」と
申します通り、今週はいよいよ「彼岸入り」です。株価水準(日経平均株価)が
年初来安値近辺にあるだけに底値形成となるかどうか注目となります。

 尚、3月期決算企業の権利付き最終売買日は26日です。


◆主なニュース
・2008年春の大卒採用計画数13.5%増 日経調査 
・金融市場、長短金利差ほぼ3年半ぶりの水準に縮小 
・「民間版再生機構」の設立相次ぐ 機構OBが中核
・堀江被告に懲役2年6月の実刑、東京地裁判決 即日控訴
・火災保険の保険料、4月から本格的に格差 一律崩れる
・三菱東京UFJ銀の不正融資問題 頭取の報酬40%減額
・コンビニ大手4社、出店鈍る 前期計画1割届かず 
・乳業大手、果汁飲料1割値上げへ 91年以降初
・博報堂DYメディアパートナーズ、ドラマ制作参入
・三菱重工、排出権担保に資金調達 欧州の風力発電事業で
・JFE、初任給引き上げ 鉄鋼大手の横並び崩れる
・日立、年5円減配 東芝は過去最高の11円配当 今期
・米メリルリンチ、日本で電力卸市場に参入 外資初
・コマツ、富士テクニカと提携 プレス機械事業で
・日産が新体制 ゴーン社長、グループ経営に専念へ
・北朝鮮資金解除、マカオ側に一任 米副次官補が表明
・2月の米消費者物価、0.4%上昇 3ヵ月連続
・中国、0.27%利上げ 銀行融資急増、物価上昇に先手

◆経済指標等
・粗鋼生産(2月速報値)
・全国百貨店売上高(2月)

・米住宅建設業者指数

◆企業動向
・新規公開 やまねメディカル<2144> 公開価格21万円
      アイフリーク<3845> 公開価格28万円


 
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【3】心に残る名言                         **
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      愛の実体を追求しすぎることは、

         ラッキョウの皮をむくようなもので、

             ムキすぎると無くなってしまいます。


                 伊藤 整(女性に関する十二章) 
 


 
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◆3月19日 今日は何の日? 六輝:友引
 新月、精霊の日

 
皆様の投票、心から御礼申し上げます。

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞

 
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