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おはようございます。aquaです。

 貴重な週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 さて、NY市場で円安が進行し、1ドル=122円台に乗せてきています。週
末に発表された米雇用統計や個人消費支出など堅調な米経済指標の発表を受けて
の動きですが、円は対ユーロでも1ユーロ=164円台前半へと円安が進行して
います。


 また、金価格が10ドルを越す大幅上昇となり、銅やニッケルも上昇するなど
商品価格が軒並み上昇。そして注目のNYダウとS&P500種株価指数も史上
最高値を更新となっています(下記のNY市況欄参照)。


 こうした流れを受けて、今週の東京株式マーケットも非常に楽しみな展開とな
ってきそうです。特に金(GOLD)を中心とした商品市況が上昇していること
から非鉄関連銘柄、為替の円安進行を受けて海外売上高比率が高く、グローバル
な舞台で活躍する銘柄、更にサミットを控えて環境に関連する銘柄・・・等々、
こうしたところが特に要注目となります。


 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言
 






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【1】NY市況                           **
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□NYSE(NYダウ)   13668.11(+ 40.47)△0.30%
□NASDAQ(ナスダック) 2613.92(+  9.40)△0.36%
□CME日経225先物   18050   (大証比+100)
□為替             122.14―21


 先週末1日のNY株式市場は、景気の堅調さを示した経済指標を好感してダウ
は反発し最高値を更新。ナスダックは5日続伸、S&P500種指数も5日続伸
で3日連続の最高値更新です。

 朝方発表された5月の雇用統計で雇用者数が予想以上に増加したことが明らか
になり、個人消費に追い風になるとの見方が広がりました。また、ミシガン大学
調査の5月の消費者信頼感指数は4月の数値を上回り、ISM(供給管理協会)
の5月の製造業景気指数も13カ月ぶりの高水準となるなど、景気の堅調さを示
す経済指標が相次いだことが好感され買いが先行しました。

 予想を上回る経済指標を受けて長期金利が上昇したことや利益確定の売りで、
上げ幅を縮小する場面もありましたが、この日発表の4月の個人消費支出でFR
Bがインフレ指標として注目するコア価格指数(デフレーター)やISM指数の
構成指数の価格指数が落ち着きを示しインフレ懸念が和らいだことが株式相場の
支援材料となっています。

 セクターでは、小売り、素材、エネルギーなどの上昇が目立ちました。

 個別では、150億ドル(約1兆8千億円)の自社株買いと新規出店の抑制を
発表したウォルマートが大幅高となり小売りセクターを牽引。銅やニッケル、金
などの商品価格が軒並み上昇したことや景気の底堅さを示す経済指標を好感して
BHPビリトンやニューモントマイニング、USスチールなどの資源・素材株が
軒並み上昇。デュポンやダウケミカルなどの化学株も堅調です。

 原油価格の上昇を受けてエクソンやコノコフィリップスなどエネルギー株も軒
並み上昇。ニューズ側が買収提示価格を引上げるとの観測からダウ・ジョーンズ
が急騰し、市場予想を上回る好決算と人員削減計画を発表したデルも上昇しまし
た。一方、アップルやボーイングなど先行して上げていた銘柄の一角は利益確定
の売りで反落しています。

 尚、原油先物は3日続伸、1.07ドル高の1バレル=65.08ドル。NY金
先物も大幅続伸、10.2ドル高の1トロイオンス=676.9ドルで取引を終了
しました。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 今週は、6日(水)に4月景気動向指数、8日(金)に4月機械受注が発表さ
れ、6日~8日にはドイツでG8サミットが開催されます。

 6日(水)14:00発表の4月の景気動向指数・速報値(内閣府)は、景気
の現状を示す一致指数が66%(市場予想)と4ヵ月ぶりに(3月・改定値は1
0.0%)景気判断の分かれ目となる50%を上回る見通しです。景気先行指数
の事前予想は20%程度と50%(3月・改定値は36.4%)を下回る見通し
ですが、実際にどの程度この予想値よりブレるかが注目となります。

 8日(金)8:50発表の4月の機械受注(船舶・電力除く民需)は、前月比
4.3%増(市場予想)を予想。前回の4.5%減からプラスに転換すれば、景
気の底堅さを確認できたとして市場に買い安心感が広がる可能性が高く、設備投
資関連株の追い風となり得ます。

 6月6日(水)~6月8日(金)の日程で第33回主要国首脳会議(G8サミ
ット)がドイツ・ハイリゲンダムで開催されます。今回の主要テーマとなるのは
「地球環境」問題。特に地球温暖化が議題として取り上げられる可能性が高く、
世界的なエネルギー政策見直しの動きから「原子力発電」や「環境関連」銘柄に
注目が集まる可能性があります。


◆主なニュース

・新興国の先進国向け投資マネー、昨年25%増の77兆円 
・金融一体課税の導入検討、政府の「骨太方針2007」原案
・新商品発売前に法令相談 省庁、照会者名を非公開に 
・貸付総額規制、事業用資金対象外に 個人向け、金融庁検討
・CO2排出量削減、東京都が大規模事業所に義務化めざす
・地方財政健全化法案基準、78市町村が連結赤字 日経試算 
・日立と米オラクル、中国でICタグ使った偽造対策 
・ホンダ、ハイブリッドは小型車に限定 アコードへの搭載中止
・サンリオ、16年ぶり映画事業に再参入 12月に2作品
・オルガノ、超純水の製造装置を増産 福島いわき工場拡張
・アルミ大手、自動車部品を増産 神鋼はバンパー部品倍増
・製薬各社、既存の医薬「再開発」急ぐ 新たな効き目研究
・三菱重工、リニア実験線を広島三原に新設 海外向け車両開発 
・上場企業の07年3月期、経常益11%増 日経最終集計
・ネット企業主要12社の1―3月期、ミクシィなど7社増益
・米大統領、きょうから欧州訪問 環境とミサイルで正念場
・5月の米雇用15万7千人増 失業率は、横ばいの4.5%


◆経済指標等 

・法人企業統計(1−3月期)
・マネタリーベース(5月)

・米製造業新規受注


  
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【3】心に残る名言                         **
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       失ったものを数えるな。残ったものを数えよ。


                      ベニー・グッドマン




 
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