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全国及び海外の皆様、

 改めまして、

     新年 明けまして おめでとうございます!


 旧年中は本誌をご愛顧頂き、大変ありがとうございました。本日より通常通り
の配信とさせて頂きますが、昨年以上に皆様方のお役に立てる内容・情報をお届
けするよう邁進してまいりますので、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。


 さて、年月の移り変わりとともに日常使われる言葉も次第に変わってきていま
す。例えば、着物文化に欠かせない衣紋掛け(えもんかけ)が洋服文化の浸透に
つれてハンガーと呼ばれるようになり、下駄箱(げたばこ)が靴箱となっていま
す。

 「変わりつつある暮らしの言葉」という特集を新聞で見かけましたが、感慨と
ともに懐かしささへ覚えました。その中から、以下にて一部ご紹介したいと思い
ます。


・字引   → 辞書       ・筆箱       → ペンケース
・アベック → カップル     ・とっくりセーター → タートルネック
・庭いじり → ガーデニング   ・バンド      → ベルト
・流し   → シンク      ・魔法瓶      → ポット
・寝間着  → パジャマ     ・コップ      → グラス
・ズボン  → パンツ      ・下着       → インナー
・チャック → ファスナー    ・クーラー     → エアコン

・お勝手  → 台所    → キッチン 
・パーマ店 → 美容院   → サロン
・ジーパン → ジーンズ  → デニム
・乳母車  → ベビーカー → バギー


 ちなみに、一昔前まではパンツと言えば、感覚的に下着というイメージがあり
ましたが、最近の若い世代の間ではズボンのこと。下着のことは、インナーとい
う人が増えているようです。どうやら年月の移り変わりと共に確実に言葉の使い
方も変わってきているようです。


 ところで、昨日の東京マーケットはNYダウが238ドルという大幅安をした
後だけに心配された方も多いかと思いますが、引けてみれば日経平均株価で70
円高。終値は1万4599円と朝方9時7分に付けた安値1万4271円からは
一気に328円の上昇をしたことになります。

 注目したいポイントは、

(1)オイルマネーと見られる大量の買いが資源エネルギー関連や鉄鋼株中心に
   入り、関連セクターが大幅高となっていること。

(2)一昨日からリッチ層からの大口の実弾買いが入ってきていること。

(3)昨日は日足で『抱(だ)き線』(つつみ線とも言います)が出現。安値圏
   でこの足が出ますと、それまでの売り方の勢力を一気に包み込んでしまう
   ほどの買い勢力が出てきたことを示唆し、買い転換の重大ポイントとなり
   得るということ。

(4)東証1部銘柄の平均PERが16.2倍台と歴史的な割安水準になってい
   ること。

(5)NY市場で金(GOLD)価格が過去最高値を更新。


・・・等々です。新年から大波乱の幕開けとなっていますが、忘れてならないの
は、ピンチとチャンスは表裏一体で常に共存しているという点です。今日明日と
いう目先の動きに振り回されて一喜一憂することなく、目線をやや遠くに向けて
中長期スタンスで臨むことによってチャンスが見えてくるものと考えます。

 尚、(5)で申し上げました通り、昨日はNY市場の時間外取引で金(GOL
D)価格が1トロイオンス=894.4ドルまで上昇、1980年1月に付けた
これまでの最高値875ドルを大幅に上回って過去最高値を更新しています。ま
た、穀物も買われ、大豆が1ブッシェル=13ドル台に乗せて過去最高値を更新
しています。


 ちょっと話は変わりますが、今年は花粉の飛散量が昨年の2~3倍に増えるよ
うです。ということは、花粉関連銘柄の先回り買いに勝機あり・・・?



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言
 



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【1】NY市況                           **
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□NYSE(NYダウ)   12735.31(+146.24)△1.16%
□NASDAQ(ナスダック) 2474.55(+ 34.04)△1.39%
□CME日経225先物   14610   (大証比+ 10)
□為替      (対ドル)  109.82   (対ユーロ)161.03


 9日のNY株式市場は反発。もみ合いの末、割安感からの買い戻しで引けにか
けて値を戻しました。

 ブッシュ大統領は景気対策として所得税を還付する戻し税を検討していると報
じられましたが、ゴールドマン・サックスが顧客向けリポートで米経済は08年
に景気後退期入りするとの見方を示したことが圧迫材料となりました。

 ダウは一時86ドル安まで下げましたが、下げ続けているだけに割安感も台頭
し、午後2時過ぎにこの日の安値をつけて以降は買い戻し優勢となっています。
前日までに8営業日続落となっていたナスダックも買い戻しが先行し引けにかけ
て上げ幅を拡大しました。

 セクターでは、医薬品・バイオ、ハイテク、金融、カジノなどが高く、通信が
軟調でした。

 個別では、ファイザーやメルクなどの医薬品株や飲料最大手のコカ・コーラ、
タバコ・食品のアルトリアなど、景気動向に左右されにくいデフェンシブ銘柄が
堅調。特に、指数が下げ続ける中で医薬品・バイオ関連には年初から資金流入が
続いています。

 収益見通しを上方修正した化学大手のデュポンが上昇。改めて減配の可能性を
報じられたシティはマイナス圏推移していましたが、買い戻しが入り反発。ワコ
ビアやウェルズ・ファーゴなどの銀行株が上昇。経営再建が進むいEトレードが
大幅高となり、ベアスターンズやメリルなどの証券株も上昇しました。

 一方、前日に破たんのうわさで急落した住宅金融大手のカントリー・ワイドが
下げ止まらず、配当減額を発表した金融保証大手のMBIAが下落。料金の支払
い遅延が増加していることが嫌気され大幅下落したAT&Tなどが引き続き軟調。
航空株はUBSによる投資判断引き上げが支援材料となりましたが、高寄りした
後は買いが続かずAMRやサウス・ウェスト航空などが下げました。

 尚、NY原油先物は石油製品の在庫増加を背景に反落し、前日比0.66ドル
安の95.67ドル。NY金先物は時間外取引で一時900ドルに迫り史上最高
値を更新しましたが利益確定の売りで上げ幅を縮小、前日比1.4ドル高の88
1.7ドルで取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 本日は、14:00に11月の景気動向指数・速報値(内閣府)が発表されま
す。景気の現状を示す一致指数は、景気判断の分かれ目となる50%を8ヵ月ぶ
りに下回る(市場予想は33%)見通しです。一方、景気の数ヵ月先の動きを先
取りして動くとされる先行指数は4ヵ月連続で50%を下回る(市場予想は10
%)見通しです(10月の改定値は一致70.0%、先行18.2%)。事前予
想と比較してどの程度上下にぶれるか、注目となります。

 15:00には、12月第4週(12月25~12月28日)の投資家別売買
動向(東証)が発表されます。12月第3週(12月17日~12月21日)は
外国人の売越額が2164億円と2週連続の売り越し。一方、個人は売越額が6
56億円となり、2週ぶりに売り越しに転じています。

 尚、信託銀行は10月第5週(10月29日~11月2日)に買い越しに転じ、
12月第3週まで8週連続の買い越し(累計買越額は9915億円)となってお
り、信託銀行経由で年金の買いが入っていると見られます。

 ところで、昨日の中国・上海総合株価指数は前日比49ポイント高の5435
となり、昨年11月7日以来、約2ヵ月ぶりの高値となっています。米国の追加
利下げ観測を背景に香港ハンセン指数も大幅高、502ポイント高の2万761
5と上値指向の展開となっています。


◆主なニュース

・温暖化対策、途上国に5年間で1兆円支援 福田首相が表明へ
・省エネ規制、中小ビルにまで 届け出義務拡大、国交省方針
・給油新法案、あす成立 与党、衆院で再可決へ
・新万能細胞、臨床研究を支援 厚労省、優位性の維持狙う
・厚生年金の保険料を未納企業、強制徴収 厚労省、08年から
・ネット証券の昨年の売買代金、初の減少 大手5社8.3%減
・国内素材各社、ハイブリッド車用素材を相次ぎ増産
・コンビニ各社、外部委託の弁当・総菜類などの安全管理強化
・松下、姫路に液晶パネル新工場 周辺に部材メーカー集積
・東芝陣営、戦略見直し 新世代DVD、ブルーレイ優勢鮮明 
・日航の1500億円増資、商社・石油に900億円要請
・粗鋼生産34年ぶり最高、07年見通し 建材不振、輸出補う
・デジカメ各社、新興国を開拓 ニコン、ロシアに販売拠点など
・NTT、光回線接続料の下げ申請 コスト事後清算制を要求
・キリン、ホップ共同調達 傘下の豪企業と連携拡大
・東エレクの10―12月、受注高55%増 想定を上回る
・米ニューハンプシャー州民主党予備選、クリントン氏勝利
・インドモーターショー、新型車続々 VW、09年にも小型車


◆経済指標等 

・マネタリーベース(12月)
・外貨準備高(12月)
・景気動向指数(11月速報値)
・車名別新車販売台数(12月及び07年)
・各社携帯電話純増数(12月)
・オフィスの空室状況(12月末)
・武藤日銀副総裁講演

・英中銀金融政策委
・ECB理事会

・米新規失業保険申請件数
・米卸売売上高
・米地区連銀総裁講演
・米FRB議長講演


◆企業動向

・業績報告 宝印刷(7921)、7&i(3382)、マルエツ(8178)、チヨダ(8185)、
      東急ストア(8197)、ダイエー(8263)、ファーストリテ(9983)



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【3】心に残る名言                         **
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      忍耐も力の中に含まれる。焦燥は弱さのしるしである。


                  ゲールハルト・ハウプトマン





 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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