朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの？」「現在の相場をどう見ればいいの？」 独自の観点でａｑｕａがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中！ ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 08/03/18 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ おはようございます。ａｑｕａです。 そろそろ、サクラの開花宣言が出る頃となりました。 中国古典に、 「花は半開を看る」（はなは、はんかいをみる）・・・采根譚 という話があります。 満開に咲き乱れている花は確かにきれいですが、すぐに見飽きてしまいます。そ れよりも五分咲きぐらいの方に、かえって風情があるようです。満ちたりた状態と いうのは、だれでも願うところです。しかし、それが果たして幸せなことなのかど うか、よくわかりません。 まわりから見て、なんの不自由も心配もなさそうな人がいます。しかし、そんな 人に限って意外に深刻な悩みをかかえていたりします。それに、満ち足りた状態と いうのはおおむね長続きしません。いや、そこまで登りつめたら、満開の花がすぐ 散っていくように、転落する日も近いと覚悟すべきです。だからいよいよ悩みも尽 きないということになるかもしれません。 それを考えますと、満開、絶頂はあまり誉められた状態ではないかもしれません。 むしろそこまで登りつめないで、ほどほどのあたりが理想ということになります。 中国の古い笑い話に、次のような話がありました。 昔、貧乏な男が神様にお祈りしました。「神様、貧乏暮らしには飽き飽きしまし た。大金持ちになりたいとなどとは申しません。せめて人並みの暮らしができます ように、なんとかお願いしますだ」 すると神様が姿を現してこう語ったという。「なんとふとどきな奴だ。人並みな 暮らしこそ、万人だれもが望んでいる理想の生活なのじゃ。いきなりそれを願って も無理な相談だ。せめて大金持ちになりたいとか、今までの生活でいたいとか、ど ちらかに決めてもう一度やってくるがよい」 この話は中国人の本音の部分をのぞかせているような気がします。「花は半開を 看る」あらためてこの言葉を噛み締めてみたいと思います。 ……………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ ……………………………………………………………………………………………… １．ＮＹ市況 ２．主な注目材料とニュース ３．心に残る名言 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】ＮＹ市況 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ＮＹＳＥ（ＮＹダウ） １１９７２.２５（＋ ２１.１６）△０.１８％ □ＮＡＳＤＡＱ（ナスダック） ２１７７.０１（－ ３５.４８）▼１.６０％ □ＣＭＥ日経２２５先物 １１８０５ （大証比＋ ５５） □為替 （対ドル） ９７.４３ （対ユーロ）１５３.２５ 週明け１７日のＮＹ株式市場では、引き続き信用不安や景気後退懸念が重しと なったものの、ダウはＪＰモルガンの大幅上昇が寄与し反発しました。 ＦＲＢ(米連邦準備理事会)による公定歩合の緊急利下げ、ベア・スターンズが 自主再建を断念、ＪＰモルガンがベア社を１株２ドルで買収、そしてアジアや欧 州の株式市場が大幅下落を受けて週明けのＮＹ株式市場は売り先行の展開となり ました。 ベア社がただ同然の価格で買収されることによって既存株主の資産が大きく毀 損したことから、金融株を保有するリスクが拡大。証券大手のリーマン・ブラザ ーズにも資金繰り悪化懸念が広がり同社の株価が一時５０％近く下落したことも 金融株の下げを拡大させました。 また、この日朝方発表された３月のＮＹ州製造業景気指数が過去最低となり、 ２月の米鉱工業生産指数・設備稼働率も市場予想を下回ったことで景気後退懸念 が一段と強まりました。ハード及びソフト面で設備投資関連が比較的多いナスダ ックは終日マイナス圏で推移。金融株が売られる中、ナスダック上場のＥトレー ドやチャールズ・シュワブが大幅下落となたこともナスダック指数を圧迫しまし た。 一方、前週末の時価総額を大幅に下回る価格でベア社を買収したＪＰモルガン チェースが買収メリットから大幅高となりダウを安値から押し上げました。明日 のＦＯＭＣ(米連邦公開市場委員会)での大幅利下げに対する期待やポールソン財 務長官が金融システムの維持を強調したことも相場の下支えとなりました。 セクターでは日用品や通信がしっかり、金融、エネルギー、素材、自動車関連 などが下落しました。 個別では、ＪＰモルガンが１０％超の大幅高なりましたが、シティやワコビア などが下落。アナリストが証券株の投資判断を引き下げ、英ＦＴ紙が追加損失計 上の見通しを報じたことから証券株が軒並み下落。特に資金繰りについて懸念が 広がったリーマン・ブラザーズが２０％近い大幅安となっています。 この日発表された景気指標が市場予想を下回ったことで改めて景気の先行きに 対する不安が拡大し、エネルギー需要が減退するとの懸念からシェブロンなどの 石油株が軟調に推移ン、油田サービスのハリバートン、天然ガス採掘のマラソン オイルなども下落。同様にアルコア、ＵＳスチール、ＢＨＰビリトンなどの素材 株の下げ目立ちました。 尚、ＮＹ原油先物は時間外で過去最高値をつけた後、景気後退懸念から売りが 優勢となり、前週末比４.５３ドル安の１０５.６８ドルで取引を終了。ＮＹ金先 物は最高値の１０３３．９０ドルをつけた後は上げ幅を縮小したものの、前週末 比３.１０ドル高の１００２.６０で取引を終了し史上初めて１０００ドル台で引 け終値ベースでの過去最高値を更新しました。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ” ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な注目材料とニュース ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 昨晩のＮＹ市場では、原油価格が一時１バレル＝１１１．８０ドルを付け過去 最高値を更新。ＮＹ金先物も一時１トロイオンス＝１０３３．９０ドルと過去最 高値を更新しています。 昨日の東京原油スポット市場では、アジアの指標となる中東産ドバイ原油が初 の１バレル＝１００ドルの大台を突破。終値は前週末比１．４０ドル高の１バレ ル＝１０１．３５ドルとなっています。日本の原油輸入量の約９割を占めるサウ ジアラビアやアラブ首長国連邦（ＵＡＥ）などの中東産油国は毎月、このドバイ 原油などの平均価格を基に日本向け価格を決めるため、ドバイ原油の高騰は中東 産油国が日本向け価格を更に引き上げる要因となります。 本日１６：００に、３月１４日時点の３市場信用取引残高が発表されます。前 回発表分（３月７日時点）は買い残が前週比４９１億円増の２兆４１３８億円と なり、増加は３週連続で１月１８日（２兆６１３６億円）以来の高水準となって います。一方、売り残は前週比１１６億円増の１兆１６３７億円と２週連続で増 加しています。信用倍率は前回（２月２９日時点）の２．０５倍から２．０７倍 となっています。 今晩開催される米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が最大注目点となります。 市場では０．７５％～１．０％の追加利下げ観測が高まっており、利下げ幅にマ ーケット関係者の関心が集まります。ＦＯＭＣ後の声明も、今後の金融政策や相 場の先行きを見極める上で注目されます。 また、２月の米住宅着工件数が発表されます。昨年１月の住宅着工件数は１０ １万２千戸と前月を０．８％上回り、３ヵ月ぶりに増加に転じています。今回の 市場予想は９９万戸に減少する見込みですが、事前予想と比較してどの程度上下 に振れるか市場の関心が集まります。 主要金融機関の第１四半期（１２～２月期）決算発表が相次ぎます。本日のゴ ールドマン・サックス、リーマン・ブラザース、１９日のモルガン・スタンレー、 ２０日のベアー・スターンズなどが発表を予定しています。焦点は、サブプライ ムローン関連の評価損がどの程度か、打ち止め感が出ているか、資本増強等の動 きを含め、要注目となります。 ◆主なニュース ・新日石、九州石油を吸収合併 １０月メド、元売りシェア３割に ・政府、日銀人事案の候補差し替えへ 再提示、きょう以降に持ち越し ・世界株安、余震続く 新興国株下げ目立つ、リスク回避で資金流出 ・ドル、下落圧力続く 円、９０円まで上昇も 専門家アンケート ・環境ビジネス、政府が構想原案 アジア市場５倍３００兆円に ・リスク限定型投信、ノックイン価格下回る 日経平均大幅安で ・自動車、２ケタ減益も １ドル＝９５―１００円、輸出企業に影 ・イオン、ＣＦＳの再建主導 出資比率引き上げ、グループ統治強化 ・旭化成、メタボの予防の指南専門会社 スズケンやワコールと組む ・建材各社、再値上げ ４月受注分、原料高で１０―２０％ ・ＴＳＵＴＡＹＡとゲオ、相次ぎ「ブルーレイ」のレンタル ・ソニー、液晶の光反射抑制 １０年メド、ブルーレイ技術応用 ・シャープ、３２型向け液晶パネル対象に生産効率２割向上 ・ドコモ、ソフトバンク携帯の販売差し止め請求 らくらくホンに酷似 ・企業、株価下落に危機感 増配や自社株買い積極化 現預金を活用 ・ＣＭＥ、ＮＹＭＥＸの買収発表 デリバティブ、世界最大の取引所に ・ベアー・スターンズ、６日で信用急落 資産価値に「不透明さ」 ・チベット・ラサの騒乱沈静化 中国外務省「分裂活動、必ず失敗」 ◆経済指標等 ・全国百貨店売上高（２月） ・米週間チェーンストア売上高 ・米大規模小売店売上高 ・米住宅着工件数 ・米卸売物価指数(ＰＰＩ) ・ＦＯＭＣ(米連邦公開市場委員会) ・米証券大手のゴールドマンとリーマンが決算発表 ・北米半導体ＢＢレシオ ◆企業動向 ・新規公開 アクセルマーク(3624) 公開価格17万円 ◆その他 ・エアバス「Ａ３８０」がシンガポール航空で就航 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】心に残る名言 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 夢を追求している時は、心は決して傷つかない。 パウロ・コエーリョ THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! ｂｙ ａｑｕａ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◆３月１８日 今日は何の日？ 六輝：赤口 精霊の日 ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝２年連続ダブル受賞＝ ◎まぐまぐ大賞２００７ http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 ◎２００７年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長（金商）第５０４号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
