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おはようございます。aquaです。

 さっそくですが、為替が1ドル=109円60銭台と一気に1円を超える円安
が進んでいます。昨日に景気動向指数の発表を受け、内閣府が景気の基調判断を
「悪化」としたことが円売り・ドル買いを誘う要因となっています。株式マーケ
ットは既に景気の悪化を織り込んできており、円安進行はプラス材料となります。


 ところで、毎日暑い日が続いていますが、暦の上では本日が「立秋」。つまり
秋に入ったことになります。立秋は夏至と秋分の日のちょうど中間にあたり、昔
の暦ではこの日から立冬の前の日までが秋とされています。

    「秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる」

とうたわれるほど、秋には季節感がありますが、実際にはこれから残暑となり、
夏も終わりを迎えます。

 尚、暑中見舞いを出し忘れた方もいらっしゃると思いますが、本日を境に「残
暑見舞い」となりますのでご注意下さいませ。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      11656.07(+ 40.30)△0.35%
□ナスダック       2378.37(+ 28.54)△1.21%
□CME日経225先物 13330   (+100)
□NY原油先物(9月限)  118.58(- 0.59)
□NY金先物(12月限)  883.00(- 3.10)
□為替     (対ドル) 109.61  (対ユーロ)168.92


 6日のNY株式市場は、原油価格の下落を好感して続伸となりました。

 取引開始前に発表されたフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の4―6月
期決算はアナリスト予想よりも赤字幅が拡大し、資本維持のためとして減配の計
画を発表。前日の相場急騰の反動もあり、前日の相場をけん引した金融株中心に
売りが広がりました。

 その後、エネルギー省が発表した先週の原油在庫が市場予想以上に増加したこ
とを受け原油先物相場が7月11日に記録した最高値147.27ドルから20
%以上下回る117ドル前半まで下落したことにより、徐々に株式市場に買い安
心感が広がりました。9月末の決算を控えたヘッジファンドの買い戻しも加わり
指数は上昇に転じています。

 金融株の下落が重しとなりダウの上値は限定的でしたが、ハイテク株中心のナ
スダックはネットワーク機器大手シスコシステムズの増収増益決算を好感、景気
減速でハイテク企業の業績も落ち込むとの懸念が後退したことによりダウを上回
る上昇率となりました。

 業種では、ハイテク、農業、素材などが高く、自動車、運輸、金融が下落しま
した。

 個別では、好業績を発表したシスコシステムズが買われハイテク株の上昇をけ
ん引。同社の4―6月期売上高は四半期で初めて100億ドルを突破、アナリス
トによる投資判断の引き上げも相次ぎました。株価対策として最大200億ドル
の自社株買いを実施する可能性があると報じられたマイクロソフトも上昇してい
ます。

 BHPビリトンやリオ・ティントなど資源株が上昇。商品相場は下落傾向が続
いていますが、スイスの資源大手エクストラータがプラチナ生産世界3位の英ロ
ンミンに約1兆600億円で買収を提案したと発表したことにより資源株に再編
期待が高まっています。

 市場予想を上回る大幅増益決算を発表したモノライン(金融保証会社)大手の
アムバックは大幅高となったものの、政府系住宅金融公社のフレディマックとフ
ァニーメイが大幅安。不正な販売で投資家に損害を与えたとされる長期債を50
億ドルで買い戻す計画を明らかにしたシティグループも軟調に推移しました。

 前日引け後に発表された四半期業績が不調だった自然食品大手のホールフーズ
が下落。携帯電話大手スプリント・ネクステルは赤字転落が嫌気され大幅安、収
益見通しを引き下げたメディア大手のニューズ・コープも下落しました。一方、
利益見通しを上方修正したアパレル大手のポロ・ラルフローレンが上昇していま
す。
  


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 為替相場が1ドル=109円60銭台へと円安が進行しています。昨日から比
較しますと1円40銭近い円安となっています。株式マーケットにとりましては
プラス要因となります。

 本日は、トヨタ自動車が第1四半期(4~6月期)決算を発表します(15:
00予定)。通期業績見通しや車種の値上げについてどのような見解を示すか、
市場の関心が集まります。

 8:50に6月の機械受注(内閣府)が発表されます。5月の同受注は、設備
投資の先行指標となる船舶・電力を除く民需が前月比10.4%増と2ヵ月連続
で増加しました。今回(6月)は前月からの反動もあり、市場の事前予想は同9.
9%減となっています。7~9月の受注見通しを含め、事前予想と比べてどの程
度上下に振れるか注目されます。

 15:00に7月第5週(7月28日~8月1日)の投資部門別売買動向が発
表されます。7月第4週(7月22日~7月25日)の外国人投資家の買越額は
133億円となり、5週ぶり(6月第3週以来)の買い越しに転じています。今
後も買い越し基調が継続するかどうか、相場の先行きを見極める上で、要注目と
なります。

 海外では、ECB(欧州中央銀行)理事会が開催されます。政策金利は「据え
置き」との予想が市場で大勢となっています。


◆主なニュース

・中国、金融引き締め修正 「景気」に軸足、融資規制を緩和
・景気判断「悪化」に 6月の一致指数、1.6ポイント低下
・経済対策で省庁案、高速道料金下げ検討 中小の信用保証枠拡大
・ギョーザ中毒事件、日中首脳会談で捜査協力の強化要請へ
・6大銀の4―6月、純利益26%減少 国内景気の減速響く
・エルピーダ、中国で先端DRAM合弁工場 5400億円投資
・三菱商事、米のLNG受け入れ基地の建設断念 住民反対で
・ニコン、新世代半導体装置を増産 350億円投資、2工場新設
・富士通とシーメンス、コンピューター合弁事業の見直し協議 
・双日、アンゴラでセメント工場の建設工事受注 540億円
・7月の新車販売、スズキ「ワゴンR」首位守る 7カ月連続
・資生堂など大手化粧品各社、製造・品質管理に関する新規格導入
・不二家、主力の菓子増産 ライン増強、生産能力2割拡大
・NTT(9432)の4―6月、営業益24%増 ドコモが大幅増益
・欧米金融主要10社、時価総額46兆円減 米住宅金融重し
・米住宅公社フレディマックの4―6月、最終赤字895億円
・アジア・中東マネー、米へ流入 直接投資4年で12倍5兆円


◆経済指標等

・機械受注統計(6月)
・外貨準備高(7月)
・対内証券売買契約(先週分)
・月例経済報告(8月)
・携帯電話3社の契約件数(7月)
・都心オフィスの空室状況(7月末)

・英中銀金融政策委員会(金利発表)
・ECB理事会(金利発表)
・米新規失業保険申請件数
・米小売り各社の既存店売上高
・米仮契約住宅販売件数
・米消費者信用残高

※海外決算 中国レノボ、英バークレイズ、独アリアンツ 等


◆企業動向

・新規公開 ベンチャーリパブリック(2177) 公開価格3,000円
      トライステージ    (2178) 公開価格4,000円

・業績報告 長谷工(1808)、博報堂(2433)、マクド(2702)、三井鉱(3315)、
      昭電工(4004)、東亞合(4045)、ダイセ(4202)、ロート(4527)、
      DIC(4631)、コニカ(4902)、三井金(5706)、住友大(5232)、
      大平金(5541)、東邦鉛(5707)、古河電(5801)、千代建(6366)、
      エルピ(6665)、ミツミ(6767)、三洋電(6764)、アルプ(6770)、
      ホシデ(6804)、古河池(6937)、三井造(7003)、トヨタ(7203)、
      島津製(7701)、シチズ(7762)、住友不(8830)、JAL(9205) 等
 


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【2】心に残る名言                         **
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      失敗は人を傷つけはしない。

          失敗を恐れる心が人をだめにするのだ。


                     ジャック・レモン





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