朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 まだまだ上昇余地大、ビッグゲイン狙いの有望3銘柄!』 『 世界一の投資家の“投資の極意”』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/08/06 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 まだまだ暑さ盛りの頃ですが、暦の上では明日から秋。時候のご挨拶も明日以 降は「残暑お見舞い」となります。 ところで、農水省が昨日発表した07年度の「食料自給率」が2年ぶりに40 %を回復したことが話題となっています。 農水省は1960年度から自給率の統計を取り始めていますが、同年の79% を最高に一貫して下がり続け、コメが大凶作だった1993年には37%にまで 落ち込みました。93年度はコメの緊急輸入が行われ、その反動で94年には自 給率が上昇しましたが、94年の上昇と横ばいの期間を除けば23年ぶりの自給 率上昇です。 今回の自給率上昇は主に外部的な要因に依るところが大きく、小麦価格の世界 的な高騰によりパンやめん類などの値上げが相次ぎ、下落傾向が続いて割安とな ったコメの消費量が増加、また国産小麦の生産量が増えたことや、輸入野菜への 不振から国産野菜の消費が増加したことなどによります。 尚、一般的に「自給率」と言う場合にはカロリー(熱量)ベースの自給率を指 し、国民が消費する総熱量のうち、国産の食料でどれだけまかなえているかを示 しています。 ちなみに主要先進国の自給率(03年の数値)はアメリカが128%、フラン スが122%で両国は純輸出国、ドイツが84%でイギリスは70%です。 また、一般的に食べられている料理の平均的な自給率(材料に占める国産比率 )は下記のようになっています。 カレーライス<49%> ハンバーグ<11%> 天ぷらそば<20%> ラーメン<4%> 天丼<68%> スパゲッティミートソース<8%> ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <相場コメント> 2.主な材料 3.主な投資判断 4.おいあくま 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 13254.89(+340.23)△2.63% ◎TOPIX 1277.27(+ 29.56)△2.37% ◎売買高概算 22億7438万株 ◎売買代金概算 2兆4478億円 ◎値上り銘柄数 1472 ◎(昨年来)新高値 32 ◎値下り銘柄数 201 ◎(昨年来)新安値 34 ◎変わらず 44 ◎騰落レシオ(25日)86.3% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○●○●○○●●●○ 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.89% 75日線比-3.21% ◎為替 (対ドル)108.38 (対ユーロ)168.00 ◎出来高上位 1.三菱UFJ<8306> 904円(- 11円)102,615千株 2.新日鉄 <5401> 548円(+ 22円) 54,752千株 3.GSユアサ<6674> 516円(+ 42円) 45,191千株 4.URBAN<8868> 108円(- 2円) 44,694千株 5.住金 <5405> 481円(+ 19円) 41,737千株 ◎売買代金上位 (円) 1.三菱UFJ<8306> 904円(- 11円) 91,458百万 2.みずほ <8411> 493千円(+ 7千円) 75,069百万 3.三井住友 <8316> 740千円(+ 4千円) 60,336百万 4.任天堂 <7974> 540百円(+13百円) 53,759百万 5.トヨタ自 <7203> 4640円(+140円) 45,588百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1900万株 買い2190万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比340円高の1万32 54円で取引終了です。米FOMC後の声明文で利上げ懸念が後退したことを好 感して昨晩のNYダウが331ドルの大幅高。それを受けて、東京市場も朝方か ら幅広い銘柄に買いが先行、シカゴ日経先物にサヤ寄せする形でジリジリと上げ 幅を拡大する展開となっています。為替が1ドル=108円台の円安に振れたこ とや上海・韓国などアジア株が堅調となっていることも買い安心感を誘い、東証 1部の値上がり銘柄数は1472と85%に達しています。売買代金は概算2兆 4478億円、上海総合株価指数は1%程度の上げとなっています。 業種別では、ゴム、ガラス・土石、証券、建設、機械、鉄鋼セクターの上げが 顕著です。 個別銘柄では、清水建設が昼から急伸、10%を越す値上がり率となり、42 円高の447となっています。14時に4~6月期の連結決算を発表し、純利益 が47億円と前年同期に比べ12%増加したことが好材料視されています。これ までサブプライムローン問題を受け、不動産開発の低迷などによる影響が警戒さ れていただけに、過度な不安感が後退し、一気に見直し買いが集まっています。 大林組も52円高の474円、鹿島は28円高の341円、その他、東芝プラン ト、ショーボンド、東洋エンジニアリング、三晃金属など建設セクターは軒並み 高となっています。 北海道地盤で調剤薬局首位のアインファーマシーズが連日で年初来高値更新。 昨日にセブン&アイとの業務・資本提携を正式に発表し、同社はセブン&アイを 引受先に約16億円の第三者割当増資を実施。調剤薬局とコンビニエンスストア の共同出店や商品の共同開発などで協業を進める姿勢を好感した買いが入ってい ます。 新日鉄が22円高の548円と値を上げています。同社やJFEスチールなど 鉄鋼大手は松下など家電大手に10月販売分から鋼材1トン当たり5000円( 5%前後)の追加値上げを要請したと報じられ、値上げによる収益改善を期待す る買いが入っています。JFE、住金、神戸製鋼、東京製鉄、東洋鋼鈑、共英製 鋼など他の鉄鋼株も軒並み高となっています。 為替が円安に振れたことも支援材料となり、ソニー、松下、キャノン、アドバ ンテスト、京セラ、ファナック、TDK、トヨタ、ホンダなど値ガサ系のハイテ クや自動車といった輸出関連株も総じて高くなっています。 投資判断の引き上げをきっかけにトクヤマがストップ高、好業績の発表を受け てタッチパネルの日本写真印刷が大幅高、15億円の自社株取得を発表したタム ロン、海外で発電・淡水化ポンプが好調に推移している酉島製作、業績好調のウ ェザーニューズ、そしてマツダなどいずれも大幅高となっています。 本日の新高値銘柄は、日本粉、昭和産業、鳥越粉、三井製糖、山崎パン、ヤク ルト、の日本紙、日曹達、科研薬、東洋鋼鈑、日立・・・等々です。 ☆相場コメント 本日の上げにより、3月17日の安値1万1691円、7月16日の安値1万 2671円、そして昨日8月5日の安値1万2893円と底値切り上げ型の中長 期上昇トレンドが継続している形となっています。 ところで、多くの場合、ある銘柄を買い、上がってきますとその銘柄を小股す くいで売却。結果として、上がらない銘柄だけが徐々に手元に残っていき、こう なりますと余り良くないパターンとなります。 得てして、利喰える銘柄はいい銘柄であり、これを小股すくいで売ってしまっ てはもったいないです。いい銘柄(有望銘柄)は徹底的に種玉として残し、逆に 買い上がって溜め込むくらいの戦略が有効です。これをしませんと、大儲けには まず繋がりません。 もちろん逆に行くこともありますが、それでも大きく儲ける人はほとんどトレ ンド・フォロー戦略であり、あの松坂投手の移籍交渉権を60億円もの大金をポ ンと出して落札した米レッドソックスのオーナー「ジョン・W・ヘンリー」然り です。 ☆有望銘柄紹介で大好評! 『スペシャル版』 ~ お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・ガソリン店頭価格、最高値を更新 4日時点で185.1円 ・毒入りギューザ、中国国内でも中毒 現地混入がほぼ確定 ・内閣府、景気判断を「悪化」に下方修正 景気動向指数の低下で ・日産、燃料電池を改良し体積当たりの出力を2倍に ・米大統領、テロ指定解除の先送りを示唆 核検証が前提 ・米ニューズの前6月期、営業益21%増で過去最高を記録 ・米高級スーパー大手ホールフーズ、業績不振で出店抑制 ・米ヤフー、現CEOへの賛成票を下方修正 集計ミスを訂正 ・米財務省、住宅公社への資金注入でモルガンに助言を委託 ・米大統領選、支持率でオバマ氏がマケイン氏上回る 世論調査 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (4528) 小野薬品 6,800→ 6,200円 据置き A (6875) メガチップス 1,650→ 1,750円 据置き C (3404) 三菱レイヨン 260→ 240円 [UBS証券] 引上げ B→A (6779) 日本電波工業 3,100→2,600円 引下げ A→B (6473) ジェイテクト 2,150→ 1,500円 [モルガンS証券] 据置き A (4661) オリエンタルランド 7,500円 [クレディS証券] 据置き A (4182) 三菱ガス化学 1,080→ 920円 据置き A (4540) ツムラ 3,000→ 3,200円 据置き A (5201) 旭硝子 1,630円 据置き A (7246) プレス工業 580円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A (4922) コーセー 2,800→ 3,300円 引上げ B→A (9531) 東京ガス 430→ 520円 引下げ A→B (6305) 日立建機 3,750→ 3,000円 引下げ B→C (9507) 四国電力 2,700円 [日興シティG証券] 引上げ B→A (3626) ITホールディングス 2,300円 引上げ B→A (7270) 富士重工 460→ 615円 [みずほ証券] 引下げ 1→2 (4185) JSR 2,880→ 2,300円 [三菱UFJ証券] 据置き 2 (4528) 小野薬品工業 6,400→ 5,900円 据置き 1 (7915) 日本写真印刷 5,400→ 6,200円 据置き 1 (9869) 加藤産業 1,820→ 1,940円 [野村証券] 据置き 1 (6758) ソニー 据置き 1 (9627) アインファーマシーズ 据置き 2 (4540) ツムラ 据置き 2 (7246) プレス工業 据置き 2 (9984) ソフトバンク 引下げ 2→3 (6302) 住友重機 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】おいあくま ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 相場をやっていて「不惑」などということがありえるのでしょうか。あったと しましてもその境地に至るには並大抵のことではないと想像できます。ただ、長 い時間かけて惑うことは、己に利しないことも確かなことです。 多くの場合、要因は種々ありましても結局はその人の様々な心情が自身を惑わ せるのだろうと思います。その心情の起伏がなだらかであった方が投資において は有利となります。 人生訓に「あせるな、おこるな、いばるな、くさるな、負けるな」(最初の字 をとって「おいあくま」)というのがありますが、これはそのまま投資家に対す る戒めでもあります。 焦るな。儲けたい、上手くやりたいという気持ちが強い時の投資は、後から見 れば急ぎの売買を行っており、その結果小利となってしまうか得るべき利益を得 られなかったということが多いものです。 怒るな。徳川時代300年の礎を築いた家康は「怒は敵と思え」「堪忍は無事 長久の基」といっています。上手くいかない時というのは不平・不満がつのる時 でもあります。そのような時は心が曇っている時でもあり、良案など浮かばない ものです。ましてやいい商いができるはずもありません。 威張るな。有頂天とは、天にも頂が有ることを意味します。調子が良い時とい うのは、そのことを威張りたくなるのが人情。ただ、謙虚な人が成功したという 話は聞きますが、威張ることで心底認められたという話は聞いたことがありませ ん。誰にでも良い時があれば悪い時もあり、陰陽は循環するもの。「事が敗れる は多く得意の時」との言葉もあります。 腐るな。くよくよしても何の解決にもなりませんし、それどころか一向に前に 進みません。上手くいかないのは未熟ゆえ、謙虚に精進せよとの教えです。 負けるな。これは自分自身に対してであり、境遇に対してです。成功した人は 諦めなかった人です。 いずれにしましても容易なことではありません。こういったことに気付くだけ でも違ってくるのだと思います。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「景気の山・谷」は事後的に判定されるものですが、2002年2月から始まっ た戦後最長の景気回復局面はすでに終了した公算があります。4月の景気動向指 数ですでに景気の山が数カ月前にあった可能性を示唆、本日発表の6月の景気動 向指数でもそうした見方が強化され、明日の月例経済報告でもそのことが示され るものと思われます。市場ではすでに消化されている話題ですが、景気動向に対 し数カ月の先行性がある株式相場は、谷の深さと脱出のタイミングを模索する段 階にあるとみられます。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━