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おはようございます。aquaです。

 7年前の本日、すなわち2001年9月11日。「米同時多発テロ」が発生し
ました。実際にテレビの映像でご覧になられた方も多いと思いますが、ニューヨ
ーク・マンハッタンの金融街にある世界貿易センターのツインタワービル(高さ
420メートル、110階建て)に民間旅客機2機が相次いで激突。ビルは炎上
し、黒煙をあげて炎上していたビル2棟は倒壊するに至りました。

 米同時多発テロによる死者は合計3000人を超え、世界貿易センタービルで
は78ヶ国の国民が犠牲となっています。事件の翌日、ブッシュ大統領は、「自
由と民主主義が攻撃を受けている」と述べ、世界各国の首脳も9月11日の出来
事は文明そのものに対する攻撃であると述べています。

 ちなみに、直後の東京株式マーケットは日経平均株価で682円安の9610
円。翌日は2円高、翌々日は395円高の1万0008円と1万円台に乗せたと
いう経緯があります。その後、2002年5月にかけて1万1979円と1万2
000円手前まで上昇しましたが、そこから03年4月の7607円まで下落。
そこで歴史的な大底を打ち、07年7月の1万8261円まで大幅上昇。そして
現在に至るという経緯があります。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株      11268.92(+ 38.19)△0.34%
□ナスダック       2228.70(+ 18.89)△0.85%
□CME日経225先物 12270   (- 60)
□NY原油先物(10月限) 102.58(- 0.68)
□NY金先物 (12月限) 762.50(-29.50)
□為替     (対ドル) 107.69  (対ユーロ)150.39


 10日のNY株式市場は、エネルギー株やハイテク株が上昇し反発しました。

 この日寄り付き前、日程を前倒しして発表された注目のリーマン・ズラザーズ
の4―6月期決算は、最終損益が事前の予想を超える約4200億円の赤字を計
上、同時に減配や資産運用部門の一部売却などを発表しましたが、焦点となって
いた増資については言及しませんでした。しかしながらリーマンの決算発表を経
過しひとまず安心感が広がり、前日の急落の反動もあって買いが先行。

 ただし、シティグループが、7―9月期に計上する住宅公社関連の損失が4億
5千万ドルに達することを明らかにするなど、金融不安を完全に払拭するには至
らず、金融株は上下にぶれました。

 OPECは生産枠を据え置く一方で実質な減産を決定しましたが、ハリケーン
接近により縮小していたメキシコ湾岸の石油生産量が元の水準に回復したことや
ドル高を受けて原油先物相場は売り優勢となり10営業日続落。ただ、エネルギ
ー株は最近の下落を背景に値ごろ感からの買いが入り徐々に上げ幅を拡大。

 半導体大手のテキサス・インスツルメンツ(TI)が示した業績見通しを好感
する動きもあり、ダウは一時150ドル近く上昇する場面がありましたが、引け
にかけて上げ幅を縮小しています。

 業種では、エネルギー、素材、運輸などの上昇が目立ちました。

 個別では、石油大手のエクソン・モービルやシュブロン、油田サービスのシュ
ルン・ベルジェ、石炭大手のアーチ・コールなどのエネルギー株全般が上昇。金
先物相場は8営業日続落、原材料19種で構成するCRB指数は9営業日連続安
となったものの、やはり値ごろ感からの買いで産金大手のバリック・ゴールドや
ニューモント・マイニング、資源大手のBHPやヴァーレ、他にフリーポート・
マクモランやアルコア、USスチールなどの素材関連株も軒並み反発しています。

 TIは前日の業績予想のアップデートで、従来の利益見通しの幅を狭めました。
これにより市場の利益見通しを達成する確度が高まったとしてTIが上昇。また、
携帯型情報端末「ブラック・ベリー」の新製品を発表したリサーチ・イン・モー
ションが買われ、まちまちながらハイテク株に買い戻しも見られました。

 利益見通しが市場予想を上回った運送大手のフェデックスが買われ、同業のU
PSも上昇した一方、航空株は下落しています。

 リーマンは高くなる場面もありましたが結局続落し7%安。来週決算発表予定
のゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーなどの投資銀行株が下落し、
格付け機関のS&Pが損失拡大の見通しを背景に格付けを見直すとしたワシント
ン・ミューチュアルが急落。シティやバンカメ、AIGやワコビア、メリルリン
チなども結局マイナスで取引を終了しました。



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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 昨日のNY市場では原油価格が一時、約5ヵ月ぶりに1バレル101ドル台前
半に下落し、前日比1.90ドル安の1バレル=101.36ドルとなっていま
す。OPEC(石油輸出国機構)の定例総会で実質減産に合意したことを受け、
一時は上昇しましたが、その後は売りが増え値下がりに転じています。終値は前
日比0.68ドル安の102.58ドルとなっています。

 本日は8:50に、注目の7月機械受注統計が発表されます。6月の同統計は
設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比2.6%
減となり、3ヵ月ぶりに減少しています。世界景気の後退懸念が高まる中で、7
月は2ヵ月連続で減少するとの見方が市場の大勢を占めています。市場の予想平
均値は同4.3%減となっています。事前予想と比べて、どの程度上下に振れる
か注目となります。

 15:00には、9月第1週(9月1日~9月5日)の投資部門別売買動向が
発表されます。8月第4週(8月25日~8月29日)は、外国人投資家の買越
額が1311億円となり、2週ぶりの買い越しに転じています。1000億円以
上の買越額は、8月第2週(8月11日~8月15日)の1096億円以来とな
ります。一方、個人投資家の売越額は2887億円となり、3週ぶりの売り越し
となっています。

 乳業最大手の明治乳業と菓子業界2位の明治製菓が、来春にも経営統合する方
向で最終調整に入ったことが明らかとなっています。実現すれば、売上高は約1
兆1000億円となり、キリンホールディングス、サントリー、アサヒビール、
味の素に次ぐ大型食品メーカーが誕生します。


◆主なニュース

・自民総裁選、舌戦火ぶた 年金の来年度国庫負担上げ、全員が表明
・7月の景気一致指数0.9ポイント上昇 基調判断「悪化」は変えず
・自社株消却の企業最多、1―7月上場104社 株主還元姿勢強める
・健保組合、計6300億円赤字 全体の9割が収支マイナス
・ホンダが電動二輪車、2011年にも投入 郵便会社へも納入目指す
・TBS、認定持ち株会社に来春移行 楽天、請求権取得へ
・7月の携帯・PHS出荷29%減 新規契約伸びず、買い替えも不振
・ソフトバンク、iPhone息切れ 発売2ヵ月、法人需要開拓へ
・日本ガイシ、石川県に排ガス浄化装置の新工場 100億円投資
・ダイキン、家庭用エアコンを値上げ 全機種10%前後
・am/pm、月内にも入札 レックスHD、商社に売却打診
・ビックカメラ、ベスト電器の不振店支援を強化 布団など商品供給
・サントリー躍進、ビール系8月出荷8.8%減 年間シェア3位視野に
・米リーマン4200億円赤字、6―8月 増資交渉は言及せず 
・欧州景気、低迷続く 08年の実質成長率1.3%に下方修正
・韓国の情報機関、国家情報院「金総書記は脳卒中」との見方を示す


◆経済指標等

・対内証券売買契約(先週分)
・機械受注(7月)
・投信概況(8月)
・消費動向調査(8月)
・都心オフィス空室状況(8月)

・ECB総裁講演
・米新規失業保険申請件数
・米輸出入物価
・米財政収支
・米貿易収支
・米スペンディングパルス小売売上高

◆企業動向

・業績報告 くらコーポ(2695)、ACCESS(4813)、クミアイ化学(4996)

◆その他

・米同時多発テロ発生から7年



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【3】心に残る名言                         **
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     非暴力は暴力よりも無限にすぐれているし、

           許すことは処罰するよりはるかに男らしい。


                      マハトマ・ガンジー






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◆9月11日 今日は何の日? 六輝:先勝
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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