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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 誠意と信頼をお届けする株式投資有料メールマガジン ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『 アクア・スペシャル版 』 具体的な個別銘柄情報や、一歩踏み込んだ相場観や投資手法に関する解説等 お役立ち情報満載！ 株式投資を考えているすべての方へおすすめします。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 08/10/03 朝刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ おはようございます。ａｑｕａです。 コインに裏と表があります様に、ある一つの事実でありましても、その見方に よりましては、全く違って捉えることが出来ます。株価も然りであり、同じ価格 でありましてもそこで売りたいと思う人と買いたいと思う人が常に存在します。 次のような話がありますので、ちょっとご紹介させて頂きます。 くもの巣に蝶がかかっており、幼稚園の先生はその蝶を逃がしてやりました。 見ていた園児の一人が食ってかかってきて、 「先生！そんなことをしたら、くもがかわいそうじゃないか？！」 先生は一瞬、「いやなことを言う子だ」と思いましたが、よくよく考えてみた ら、その子の言うことにも一理ある。せっかくの餌を逃がされて、くもは腹をす かせたに違いない。だとすれば、自分は蝶を助けて、くもを虐めたことになる。 上記のような問題が、実際に先生方の研修会で議論されているそうです。 この問題は、我々の「世界認識」の問題ということのようで、西洋近代の考え 方は、「生存競争の世界」といった見方になるようです。すなわち、人間も他の 生物も、すべては自己の利益だけを考えて生きているという見方です。その見方 はまさに「弱肉強食」です。強いくもは弱い蝶を捕食して生きる。弱い蝶は犠牲 者だといった見方です。 ところが、仏教では見方が違ってくるとのことです。仏教はこの世界を「共生 の世界」と見るとのことで、あらゆる生き物が互いに助け合い、共に生きようと している世界だと認識するようです。もちろん、そこには捕食の関係があり、く もが蝶を捕食し、ライオンがシマウマを捕食する、それはその通りですが、それ は「弱肉強食」ではなく、仏教においてのそれは、蝶がくもに、シマウマがライ オンに自分の命を布施していると見るとのことです。 じつは、捕食者のライオンがいないと、シマウマは増えすぎて、いずれ食糧不 足になり全滅する。だから、シマウマはライオンに助けられて生きている。仏教 ではそのように認識し、蝶はくもに命を布施しているのであって、園児の見方の 方が正しいという見方です。 朝から、難しい話になりましたが、同じ事象でも違った角度から眺めると、い ろいろな見方、考え方が出来るよい例のように思います。 ……………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ ……………………………………………………………………………………………… １．ＮＹ市況 ２．主な注目材料とニュース ３．心に残る名言 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】ＮＹ市況 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 １０４８２.８５（－３４８.２２）▼３.２２％ □ナスダック １９７６.７２（－ ９２.６８）▼４.４８％ □ＣＭＥ日経２２５先物 １１０６０ （－ ９０） □ＮＹ原油先物（１１月限） ９３.９７（－ ４.５６） □ＮＹ金先物 （１２月限） ８４４.３０（－４３.００） □為替 （対ドル） １０５.１６ （対ユーロ）１４５.２５ ２日のＮＹ株式市場は、雇用情勢の悪化や景気減速懸念、クレジット市場での 緊張が高まりなどを背景に大幅続落。ナスダックは２９日の安値を下回りました。 朝方発表された先週の新規失業保険申請者件数は、米南部を襲ったハリケーン の影響という特殊要因はありますが、同時多発テロ直後以来７年ぶりの高水準に 上昇。商務省が発表した８月の製造業新規受注も予想以上に減少し、変動の激し い輸送機器を除いた新規受注はやはり７年ぶりの水準に落ち込みました。金融市 場の悪化が産業界や景気にも影響してきており、実態経済の悪化が意識され売り 優勢となっています。 上院で可決された金融安定化法案の修正案の下院での可決には未だ不透明感が 残りますが、法案の即効性と景気の先行きへ市場の目が向いています。 普通株による公募増資を発表したＧＥは、公募増資の発行価格が前日終値を約 ９％下回る水準だったことから株価が急落。クレジット市場では緊張が高まりを 背景に、銀行間貸出金利の指標となっている３カ月物ロンドン銀行間貸出金利（ ＬＩＢＯＲ）が１月以来の高水準に達し、企業の資金繰りが一層厳しくなるとの 観測も売りを誘いました。 ダウは２９日の暴落時の終値１万０３６５ドルは維持しましたが、ナスダック 指数は２９日の終値を下回って取引を終了しました。 業種別でもほぼ全面安となり、特に素材、資本財、輸送などの下落が目立ちま した。 個別では、公募増資で約１兆３千億円を調達したＧＥの株価は公募価格にさや 寄せする形で急落。製造業新規受注が大幅減少し景気悪化に対する懸念が拡大、 景気動向に敏感な建機大手のキャタピラーや非鉄大手のアルコアなどが大幅安。 景気の一段の減速で需要が落ち込むとの観測と、対ユーロでのドル高を背景に 原油や穀物、その他の商品価格も下落。油田掘削機器のスミス・インターナショ ナルやナショナル・オイルウェル・バーコなどが急落。産金大手のバリック・ゴ ールドやニューモント・マイニング、資源大手のＢＨＰビリトンやリオ・ティン ト、鉄鋼のアルセロール・ミタルやＵＳスチールなどこれらの銘柄は全て２ケタ の下落となっています。また、モンサントやポタシュ、モザイクなど農業関連銘 柄の下げもきつく、業種でも農業化学が大幅な下げとなりました。 景気悪化懸念でインテルやアップル、ヤフーなど大型ハイテク株も軒並み安。 鉄道大手のユニオン・パシフィックやノーフォーク・サザンが１０％超の下落． ＡＭＲやデルタなどの航空株、フェデックスやＵＰＳなどの運送株も売りが先行 しました。 全般下落の中にあって、業績が安定しデフェンシブ性の強いプロクター＆ギャ ンブル、ジョンソン＆ジョンソン、クラフト・フーズなどはしっかりでした。 金融では下げた銘柄が多かったものの、７―９月期の最終損益が小幅の黒字にな ったスイスの金融大手ＵＢＳが買われ、メリルリンチ、ＪＰモルガン、バークシ ャーなどが上昇しています。 尚、ロンドンのバルチック海運取引所のばら積み船運賃指数「バルチック海運 指数」は前日比３５ポイント下落の２９９０ポイントとなっています。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 人の行く裏に道あり花の山 ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な注目材料とニュース ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 米上院は昨日、金融安定化法案の修正案を賛成多数で可決しています。上院の 可決を受け、下院では３日にも修正案を採決する予定です。前回（９月２９日） の採決時には反対２２８、賛成２０５の「２３票差」で否決されており、今回は 賛成票を減らさず、最低「１２票以上」の賛成を取り込めるか正念場となります。 昨日の日経平均株価の騰落レシオ（２５日）は６８．４％という要注目の水準 となっています。 昨日発表された９月第４週（９月２２日～９月２６日）の投資部門別売買動向 を見ますと、外国人投資家は２週ぶりに売り越し、売越額は１７２１億円となっ ています。 一方、個人投資家は３週ぶりの買い越し、買越額は６５７億円です。また、信 託銀行は２週連続の買い越し、買越額は１０３８億円となっていますが、同行経 由にて年金など長期資金の買いが入っていると見られます。外国勢の売りに対し、 国内勢による押し目買いの兆しが窺えます。 海外では今晩、９月の米雇用統計が発表されます。前回８月の非農業部門の雇 用者数は前月と比べ８万４千人減少し、８ヵ月連続のマイナスです。失業率は６． １％となり、約５年ぶりの水準に悪化しています。今回（９月）の非農業部門雇 用者数は前月比１０万人の減少、失業率は横ばい（６．１％）というのが市場の 事前予想です。米景気の先行き懸念が増すなかで、事前予想の数値から上下どれ くらい大きく振れるか市場の関心が集まります。 ◆主なニュース ・電気・ガスの料金改定制度見直しへ 認可制を検討、経産省 ・麻生首相、上旬の衆院解散見送り示唆 早期迫る公明、いら立ち ・政府、基礎年金財源で「つなぎ国債」案浮上 増税と一体論模索 ・野村、米リーマンのインドＩＴ拠点買収 ２０００人受け入れ ・損保ジャパン、火災保険金を実質増額 住宅「再建費」上限に ・三菱ＵＦＪ信託、英社に４００億円出資 資産運用を強化 ・トヨタ、期間従業員を半年で２割削減 新規採用を凍結 ・世界の自動車販売７年ぶり減少も 金融危機、製造業に波及 ・工作機械大手が減産、設備投資抑制響く 森精機７年ぶり ・主要鋼材の流通価格、２年半ぶり下落 中韓から余剰品流入 ・東芝、温暖化ガス削減目標を総量目標に転換 排出量から ・ローソン、１００円コンビニ拡大 店舗、３割増１２００店 ・日本の風力発電会社、欧州を開拓 ユーラスや日本風力開発など ・ホンダ、約２００万円のハイブリッド専用車 環境対応巻き返し ・飲料大手、「駅ナカ」専用の商品 安定需要、新たな収益源に ・日立建機とコベルコ建機、油圧大手ＫＹＢ株取得 部品安定調達 ・欧州中銀理事会、政策金利の据え置き決定 利下げも議論 ・米金融安定化法案、上院可決 下院幹部、反対派の説得急ぐ ◆経済指標等 ・ユーロ圏小売売上高 ・米雇用統計 ・米ＩＳＭ非製造業景況感指数 ・米地区連銀総裁講演 ◆企業動向 ・業績報告 ポイント(2685)、津田駒(6217)、セキド(9878)等 ◆その他 ・中国株式市場は「国慶節」連休のため休場 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】心に残る名言 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 美と醜は表裏一体。 美の面に囚われ、反面の醜を責めるに急なのは、 真実を知らぬ姿である。 松下 幸之助 THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! ｂｙ ａｑｕａ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ◆１０月３日 今日は何の日？ 六輝：先勝 登山の日・山の日 ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝２年連続ダブル受賞＝ ◎まぐまぐ大賞２００７ http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 ◎２００７年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長（金商）第５０４号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
