朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 中国は57兆円経済対策&米国は21世紀版ニューディール政策、 注目の有望関連銘柄は××××! 』 『 商いの方法が宜しきを得ば、必ず利益を博するを得るべし 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/11/19 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 今季一番の寒気が流れ込み、今日の午前10時までに秋田・酒田・山形・会津 若松・長野・輪島・富山・金沢・福井、舞鶴・米子・広島・山口・下関・福岡の 16地点で初雪が観測されました。明日の朝はさらに冷え込む予報となっていま すので風邪や火災、自動車事故等には引き続き注意が必要です。 ところで、およそ100年前、タイヤメーカーである仏ミシェラン社が、自動 車旅行を喚起しタイヤの売上げアップを狙って配り始めたのが「ミシュランガイ ド」。09年の東京版は21日発売となっています。 近年は欧州でのミシュランガイドの影響力が低下していると言われる中、昨秋 初めて刊行された東京版(08年版)は大きな話題となり、発売初日に9万部も 売れたのはミシュランガイド初のことだそうです。内容には賛否両論ありました が、昨年の東京版は27万部が完売するヒットとなりました。 それに味をしめたかどうかは分かりませんが、08年版で調査員5人中2人だ った日本人の数は、09年版では6人の調査員中、日本人が5人を占め、結果、 三つ星レストラン9店を含む星付きレストランは173店(08年版と比べ23 店増)となり、東京は昨年に続き「世界で最も星付きレストランの多い美食の都 」との評価を獲得しました。売らんが為のマーケティング優先との批判も一部で ある中、ガイド総責任者は「日本人による日本人のためのガイド」であるとはっ きり述べています。 尚、ガイドに掲載される星の数と評価は下記のようになっています。 ★★★ それを味わう為に旅行する価値がある卓越した料理 ★★ 極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理 ★ その分野で特に美味しい料理 一方、選考と評価に対する疑問からミシュランガイドに反発する動きもあり、 ミシェランの取材を断っている老舗料亭も多く、独自の格付本の出版も相次いで います。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.増収増益と減収減益 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 8273.22(- 55.19)▼0.66% ◎TOPIX 827.43(- 8.01)▼0.96% ◎売買高概算 19億4878万株 ◎売買代金概算 1兆5280億円 ◎値上り銘柄数 736 ◎(年初来)新高値 7 ◎値下り銘柄数 869 ◎(年初来)新安値 63 ◎変わらず 107 ◎騰落レシオ(25日)94.7% ◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ○○●●○●●●○○●● 41.7% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.77% 75日線比-24.36% ◎為替 (対ドル) 96.57 (対ユーロ)121.94 ◎出来高上位 1.三菱UFJ<8306> 511円(- 35円) 68,589千株 2.ソフトBK<9984> 1112円(+ 59円) 55,024千株 3.新日鉄 <5401> 271円(- 5円) 51,432千株 4.住金 <5405> 221円(- 13円) 46,013千株 5.GSユアサ<6674> 369円(- 24円) 40,856千株 ◎売買代金上位 (円) 1.ソフトBK<9984> 1112円(+ 59円) 60,435百万 2.みずほ <8411>2125百円(173百円) 42,627百万 3.トヨタ自 <7203> 3050円(± 0円) 41,331百万 4.三菱UFJ<8306> 511円(- 35円) 35,327百万 5.三井住友 <8316> 314千円(-27千円) 34,311百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2810万株 買い2070万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比55円(0.66%)安の82 73円で取引終了です。 世界的景気後退懸念や金融不安に対する警戒感が根強い中、保険、銀行、不動 産、また原油価格の下落傾向を受けて商社株などに売りが先行、12:33分に は一時下げ幅が200円を上回る場面がありました。米GM(ゼネラル・モータ ーズ)など自動車メーカーの救済についてポールソン米財務長官が公的資金注入 に否定的な見方を示したこと、また日米ともに金融株が下げ止まらないことが相 場の重石となっています。ただ、下値では公的年金と見られる買いや個人の押し 目買いが相場を下支えし、引けにかけては下げ幅を縮小させています。売買代金 は概算1兆5280億円、上海総合株価指数は115ポイント(6.05%)の 大幅高で2017と2000の大台回復です。 業種別では、電力・ガス、ゴム、医薬品セクターの上げが目立つ一方、保険、 銀行、不動産、商社セクターの下げが顕著です。 個別銘柄では、全国トップの家具インテリア製造小売りのニトリが300円高 の6700円と値を飛ばして年初来高値更新。米景気の後退懸念から輸出関連が 軟調となる中、円高メリットの大きい内需株として同社に買いが集まっています。 業績好調、信用倍率が直近で0.1倍台の好取組みであることも買いを誘う要因 となっています。 ぐるなびが大幅高。飲食店情報をインターネットで提供しており、業績面で安 心感のある内需株として物色の矛先が向かっています。また、忘年会や新年会と いった宴会シーズンを控え、飲食店などが集客へ向けて販促に力を入れてくると の思惑も働いています。 内需株を物色する流れから、バルス、マツエツ、マツモトキヨシ、ハニーズ、 しまむら、ゼビオ、ブックオフ、ヤオコーなど小売りセクターの一角に値を飛ば す銘柄が目立ち、値上がり率ランキングの上位に入っています。 また、ディフェンシブと内需という側面から東京電力、関西電、中部電、東京 ガスといった電力ガス株が連日で値を上げ、業種別では電力ガスセクターの値上 がり率ランキングがトップ。JR東海、JR西日本、ヤマトHD、日通、小田急、 東急、東武など陸運セクターにも高い銘柄が目立ちます。 トウアバルブがストップ高。昨日に発行済み株式総数の7.49%に当たる2 000株、取得総額4億円をそれぞれ上限とする自社株買いを実施すると発表し たことを好感した買いが集まっています。取得期間は19日から2009年1月 30日です。同じく、発行済み株式総数の1.8%に相当する400万株、取得 総額10億円を上限に自社株買いを実施すると発表したKYB(カヤバ工業)も 値を上げ、自社株買いを材料に荏原実業も値を飛ばしています。 一方、三菱UFJが3日連続安。昨日に普通株式6億3480万株の公募増資 と自社株処分による3億株の売り出しを発表したことで、一株利益の希薄化や需 給悪化が懸念されています。公募増資の内訳は国内で2億3480万株、海外で 4億株、売り出しの内訳は国内で2億株、海外で1億株を予定しています。払い 込み期日は12月15日から17日までのいずれかの日、発行価格などの条件は 12月8日から10日までの間に決定します。 三井住友FG、みずほFGも値を下げ、東京海上、損保ジャパン、三井住友海 上、富士火災などの損保株も大幅安、野村HD、大和G、三井不、三菱地所、住 友不は年初来安値更新です。 本日の新高値銘柄は、ABCマート、エスエス薬、ツムラ、リソー教育、ワタ ミ、ニトリ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ” ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・オバマ氏、温暖化ガスの削減で積極策 厳格な削減目標の設定も ・GM、最大120億ドルの緊急融資を要請 米上院公聴会で ・郵政株売却の凍結法案、月内に与野党間修正協議 自民意向 ・ガソリン店頭価格、15週連続の下げ 17日時点で132円 ・10月の粗鋼生産、29カ月ぶりのマイナスに 前年比2.7%減 ・10月の電力需要、2カ月連続マイナス 前年比2.1%減 ・今年度第2次補正予算案、次期通常国会提出で与党一致 ・厚労省、フリーターを介護職員として雇用した事業者に助成金 ・財務省、偽造100円玉に注意喚起 「昭和63年」の刻印 ・駒澤大、デリバティブによる資産運用で154億円の損失 ・マツダ、フォードが売却する自社株9680万株を取得 ・米サーキットシティ、メキシコの富豪が筆頭株主に浮上 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (2801) キッコーマン 1,650→ 1,200円 引上げ B→A (9022) JR東海 118万→95.6万円 引下げ A→B (9020) JR東日本 107万→75.3万円 引下げ A→B (9021) JR西日本 60.5万→43.1万円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A (5801) 古河電工 340→ 400円 引上げ B→A (6702) 富士通 410→ 500円 引下げ A→B (6665) エルピーダ 950→ 500円 据置き C (6703) OKI 81→ 65円 [メリルリンチ証券] 据置き A (4091) 大陽日酸 860円 据置き C (6481) THK 1,600→ 1,000円 [日興シティG証券] 据置き A (4208) 宇部興産 370→ 280円 据置き A (4502) 武田薬品工業 5,900→ 5,600円 据置き A (9020) JR東日本 95.5万→ 92万円 据置き A (9021) JR西日本 61.5万→54.3万円 据置き A (9022) JR東海 147万→ 129万円 据置き B (4042) 東ソー 210→ 190円 据置き B (5001) 新日本石油 750→ 420円 [野村証券] 据置き 2 (8411) みずほFG 据置き 2 (9437) NTTドコモ 据置き 3 (7751) キヤノン ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】増収増益と減収減益 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 例えば昨年度売上高1000億円のA社と売上高900億円のB社の、今年度 の業績が下記のようだったとします。 昨年度 今年度 A社 売上高 1000億円 900億円 ※減収減益 営業利益 100億円 99億円 B社 売上高 900億円 1000億円 ※増収増益 営業利益 90億円 93億円 減収減益のA社よりも増収増益のB社の方が、一見すると良さそうです。しか しながら「量」という観点ではそうかもしれませんが、「質」という観点からは それとは違った評価が可能です。 注目ポイントは収益力の変化。収益力の違いとは、100の売上げで10の儲 けが出る企業と、同じ100の売上げで5の利益しか出せない企業との違いで、 具体的には営業利益を売上高で除して求められる「営業利益率」の変化をみます。 上記の例で増収増益のB社の場合、昨年度の営業利益率は10%でしたが今年 度は9.3%に低下。一方、減収減益のA社の場合は営業利益率が10%から1 1%に上昇しており、収益力が高まっていることが分かります。 売上高が年々減少するようでは問題ありですが、収益力を高めているA社は、 事業環境が好転すれば、多くの利益を稼ぎ出す成長企業として注目度が高まる可 能性があります。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 駒澤大学はデリバティブに運用の失敗で154億円の損失計上。運用資産100 0億円を超える慶応大学では225億円の評価損があると報じられています。教 育界に限らず民間の営利企業ではない団体や法人から今後もこのようなニュース が出てくる可能性があります。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━