■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

  
  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。


    『 不況下でも過去最高益更新、上値余地大の国策関連銘柄!』


    『 企業の姿は多角的に見る 』


  ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 

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              ◎ ハロー!株式 ◎        09/02/04 夕刊
 
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こんばんは。aquaです。

 昨晩発表された1月の米国内自動車販売台数は年率換算で957万台(米自動
車業界全体)。前年割れが15カ月連続で続き、1月は前年同月比37%減とい
う記録的な落ち込みにより、27年ぶりの低水準となっています。月間ベースと
しては中国が初めて世界最大の市場となったことも明らかになりました。

 参考までに08年の世界の自動車販売ランキングは下記のようになっています。

 年間順位(前年)メーカー           販売実績 (前年比)
 
    1( 2)トヨタ            897万台(- 4%)
    2( 1)ゼネラル・モーター      835万台(-11%)
    3( 4)フォルクス・ワーゲン     623万台(+ 5%)
    4( 3)フォード           540万台(-18%)
    5( 5)ヒュンダイ          415万台(+ 7%)
    6( 6)ホンダ            378万台(+ 0%)
    7( 7)日産             371万台(+ 1%)
    8( 8)プジョー・シトロエングループ 326万台(- 5%)
    9(10)ルノー            238万台(- 4%)
   10( - )スズキ            236万台(- 1%)

 07年に9位だったクライスラーは200万台割れ寸前にまで落ち込み圏外に
転落、代わりにスズキが世界の十指に入りました。また、日産・ルノー連合では
世界4位に入ります。

 ちなみに、年間でも世界最大の市場に躍り出る可能性がある中国における08
年の自動車販売ランキングの上位は、1位と2位がともにフォルクス・ワーゲン
系の一汽VW(前年比8.1%増)と上海VW(同7.4%増)、次いで東風日産
(同28.9%増)、一汽トヨタ(同29.5%増)、広州ホンダ(同3.6%増)
の順となっています。
 
 尚、日産のカルロス・ゴーン社長よりますと、09年の世界新車販売台数は0
8年比14%減の5500万台の見通しです。ピークだった07年実績の690
0万台からの減少幅は1400万台に達し、日本と中国の市場を合わせた規模が
消えてしまう計算です。

 世界の自動車メーカーで操業停止・工場閉鎖・人員削減の報道が相次いでいま
すが、09年の世界の自動車生産能力は推定で約9400万台とされており、過
剰生産能力(需給ギャップ)は4000万台に迫ります。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.「取り組み妙味」とは 

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   8038.94(+213.43)△2.73%
◎TOPIX   792.78(+ 18.99)△2.45%

◎売買高概算  20億4257万株
◎売買代金概算  1兆3935億円

◎値上り銘柄数 1202 ◎(年初来)新高値  6
◎値下り銘柄数  403 ◎(年初来)新安値 65
◎変わらず    109

◎騰落レシオ(25日)93.3%
 
◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●●○●●○○○●●●○ 41.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.56% 75日線比-4.78%
 
◎為替  (対ドル) 89.57 (対ユーロ)116.77

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  220円(+  8円) 98,741千株
 2.東芝   <6502>  283円(+  1円) 89,739千株
 3.三菱UFJ<8306>  485円(+  4円) 62,100千株
 4.住金   <5405>  190円(+ 11円) 43,327千株
 5.日立   <6501>  273円(+ 14円) 42,619千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.トヨタ自 <7203> 3010円(+130円) 47,298百万
 2.任天堂  <7974>27570円(+570円) 34,139百万
 3.三菱UFJ<8306>  485円(+  4円) 30,154百万
 4.三井物産 <8031>  995円(+ 26円) 28,807百万
 5.ホンダ  <7267> 2190円(+130円) 28,042百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2040万株 買い1530万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比213円(2.7%)
高の8038円と8000円台を回復して取引終了です。

 昨晩のNYダウが141ドル高で8078ドルと8000ドル台を回復したこ
とを好感し、また旧正月明けの中国で追加的景気対策への期待感が高まっている
ことを材料に朝方から幅広い銘柄に買いが先行。非鉄、素材といった景気敏感株
やハイテク・自動車といった輸出関連が相場を牽引する形で引けにかけてジリジ
リと上げ幅拡大となっています。香港、上海、韓国などアジア主要市場が上昇し
ていることも買い安心感に繋がっています。売買代金は概算1兆3935億円、
売買高は20億4257万株と3日連続で20億株を超えています。上海総合株
価指数は46ポイント(2.2%)高の2107と連日で高くなっています。

 業種別では、鉱業、非鉄、自動車、鉄鋼セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、増刊号にて2週連続で触れさせて頂いた住友金属鉱山が大幅高、
86円高の935円まで上伸しています。このところ金価格が大きく上昇してお
り、最高値を意識する水準まで迫っていることで同社株の資産価値向上を意識し
た買いが入ってきています。尚、クレディ・スイス証券が昨日付リポートで投資
評価を「ニュートラル」(中立)から「アウトパフォーム」(強気)に、目標株
価を930円から1300円に引き上げたことも支援材料となっています。

 DOWAも33円高の330円と大幅高、三井金、三菱マテリアル、東邦鉛な
ど他の非鉄株も値を飛ばし、国際帝石、石油資源、三菱商事、三井物産、住友商
事など資源・エネルギー関連にも買いが波及。新日鉄、住金、JFE、神戸製鋼
など鉄鋼株も軒並み高となっています。

 高級ホテルなどに特化した宿泊予約サイトを手掛ける一休が連日でストップ高。
2日の引け後に自社株の取得を発表したことをきっかけに需給好転を期待した買
いが続いています。自社株の取得枠は発行済み株式総数の5.5%にあたる1万
7000株(6億円)が上限で、取得期間は3日から3月24日までです。

 ユニクロを展開するファーストリテイリングが値を上げています。昨日に1月
の国内ユニクロ事業の売上高速報を発表し、既存店売上高が前年比5.7%増で
3ヶ月連続の増加となったことを好感した買いが入っています。百貨店の売り上
げがセール不発で軒並み10%程度の減少となる中、引き続きユニクロの強さが
際立っています。

 信越化学が250円高の4550円と値を飛ばし、キヤノン、京セラ、オリン
パス、TDK、村田製作、イビデンなど値ガサ系の半導体・ハイテク関連、また
トヨタ、ホンダ、デンソー、スズキ、アイシン精機など自動車関連も値を飛ばし
ています。

 バルチック海運指数が11日連続高となったこと、また中国の景気刺激策への
期待感の高まりから、商船三井、川崎汽船、第一船、飯野海運など海運株が連日
で軒並み高、建機株にも買いが向かい、日立建機は一時ストップ高、コマツも連
日で値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、東京エネシス、ホシザキ、アークス、タキヒョー等々で
す。


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【2】主な材料                           **
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・1月の米新車販売、前年同月比37%減 27年ぶりの低水準に
・民主党の前原副代表、「首相はやるやる詐欺の常習犯」 予算委で
・大証、米ナスダックと再度の業務提携 相互上場なども検討
・イオン、ファミマとの業務提携を正式発表 電子マネーを共通化
・パナソニック、全世界で1万5千人の削減を検討 減配も
・富士通、グループ工場約5千人の正社員に対し副業を容認
・大型液晶ディスプレーの世界販売が初の減少 10―12月期
・BHPの12月中間、56%減益 リオ買収断念で特損計上
・独VW、中国での工場拡張計画の先送りを決定
・米中古住宅指数、値引き物件の販売増で12月は4カ月ぶり上昇
・米モトローラ、2四半期連続の赤字で配当も停止
・米大統領、保護主義的な「バイアメリカン条項」の見直しを示唆
・米、金融機関の経営者報酬を上限50万ドルに制限 大統領発表へ



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (1878) 大東建託         4,800円
 据置き   B (6861) キーエンス       15,000円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (9427) イーアクセス  56,000→67,500円
 引上げ B→A (5713) 住友金属鉱山    930→ 1,300円
 据置き   A (6594) 日本電産     4,700→ 5,600円
 据置き   B (7756) 日本電産コパル   800→   630円
 据置き   C (6501) 日立製作所     220→   150円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (7741) HOYA     2,200→ 2,050円
 据置き   C (6770) アルプス電気        320円

[UBS証券]
 据置き   A (8113) ユニチャーム       8,800円
 据置き   B (4005) 住友化学      340→   300円
 据置き   B (6501) 日立製作所     470→   285円
 据置き   C (6481) THK           750円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4005) 住友化学      390→   360円
 据置き   A (9613) NTTデータ  47.5万→41.6万円
 据置き   B (7205) 日野自動車     190→   170円

[野村証券]
 引上げ C→B (8218) コメリ      2,000→ 1,650円
 引下げ A→B (6845) 山武       2,860→ 1,700円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】「取り組み妙味」とは                     **
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 信用取引の残高は、買い残の方が大幅に多いのが通常の状態ですが、相場の先
安感が強まりますと買いポジションの解消で買い残が減少するとともに新規のカ
ラ売りが増加します。

 ところが、信用取引ではいずれ反対売買をする必要があるため、下落していた
相場に底堅さが出てきますと、今度は売り方の買い戻し期待で先高感が強まるケ
ースがあります。

 これを、信用買い残を信用売り残で割った信用倍率から見てみますと、買い残
の減少・売り残の増加で信用倍率は1倍そこそこ(買い残と売り残の規模が拮抗
)にまで低下したり、さらに1倍を下回る場合もあります。

 信用倍率の低下は買い残(将来の売り圧力)が多い状態から需給が改善したこ
とを示唆しており、この状態を「取り組み妙味が増す」「好取組」などと言いま
す。

 下落の流れが一転して相場が上昇に転じれば、損失拡大を嫌った売り方の買い
戻しでさらに相場上昇に弾みがつく、それを期待しての表現です。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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上記の話題に限らずですが、一つの見方や経験則があったとしても必ずそうなる
とは限りません。同じ瞬間に、下がっているから売る人もいれば、下がったから
買う人もいます。売買の判断を下す際は、視野を広く持って総合的に勘案するこ
とが不可欠です。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
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   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
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