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―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ 水曜日配信 ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 09/03/09 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 アメリカ(ハワイ州などを除く)では8日の日曜日から夏時間(サマータイム )に移行しました。 夏時間への以降により今晩からニューヨーク市場の取引開始時刻が1時間早ま り、日本時間では22時30分から翌朝の5時00分までとなります。 尚、イギリスとヨーロッパ大陸諸国は3月最終日曜日の29日から夏時間入り します。 ところで、テレビ番組で「日本一影の薄い県」に選ばれたこともある栃木県で すが、同県出身をウリにしているお笑い芸人の人気上昇とともに「栃木県」の知 名度が高くなりつつあります。 そんな栃木県の県木、栃(橡)の木について少々ふれてみたいと思います。小 学生には、教材になっているため、絵本「モチモチの木」に登場する木と言えば 分かるのですが、マロニエ(西洋栃の木)によく似た木で、大きなものは30メ ートルくらいの高さにまでなります。花の時期は五月頃で、鈴なりの花からとれ る蜜は最高品種の一つ。栗のような形の実は、どんぐりなどとともに古代の主食 の一つで、渋抜きしたものをもち米といっしょについた栃餅はあちらこちらで土 産物として売られています。 昔から生活に密接に関わってきたそんな栃の実を詠んだ有名な歌があります。 「山川の末に流るる橡殻も 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」(空也上人) 山間の川を流れてきた栃の実は、自分から川に身を投げたからこそやがては浮 かび上がり、広い下流に到達することができたのだ。転じて、一身を捨てる覚悟 があって初めて活路が開ける、という意味で下の句が引き合いに出されます。 我が身大事でそれに執着していてはなかなか道は拓けてこない。執着を捨てて 初めて拓ける道もあるということをこの栃の木は教えてくれます。「身を捨てて こそ浮かぶ瀬もあれ」と。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.先週の動き 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 7086.03(- 87.07)▼1.21% ◎TOPIX 710.53(- 10.86)▼1.51% ◎売買高概算 17億3760万株 ◎売買代金概算 1兆1125億円 ◎値上り銘柄数 497 ◎(年初来)新高値 3 ◎値下り銘柄数 1088 ◎(年初来)新安値 90 ◎変わらず 125 ◎騰落レシオ(25日)77.7% ◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●●○●○●●○○●● 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-6.61% 75日線比-12.64% ◎為替 (対ドル) 98.22 (対ユーロ)124.32 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 170円(- 6円)101,683千株 2.三菱UFJ<8306> 381円(- 20円) 73,675千株 3.野村 <8604> 414円(- 3円) 56,435千株 4.長谷工 <1808> 37円(- 3円) 30,359千株 5.東芝 <6502> 227円(- 7円) 30,354千株 ◎売買代金上位 (円) 1.トヨタ自 <7203> 2890円(- 10円) 38,538百万 2.三菱UFJ<8306> 381円(- 20円) 28,708百万 3.任天堂 <7974>26400円(+400円) 25,082百万 4.ホンダ <7267> 2105円(- 45円) 24,641百万 5.三井住友 <8316> 2645円(-120円) 24,329百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り3140万株 買い1220万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前週末比87円(1.2%)安の70 86円と終値ベースでのバブル崩壊後の安値7162円(昨年10月27日)を 下回って取引終了です。 週末のNYダウが上昇したことや政府の株価対策への期待から朝方は買いが先 行、9:07には上げ幅が70円近くとなって7200円台に乗せる場面があり ました。ただ、買い一巡後は世界的な金融不安や景気に対する警戒感が依然とし て強いことから次第に売りが優勢となり、外国人と見られる売りが不動産株や銀 行株に入ったことで12:53には7028円と7000円直前まで下げる場面 がありました。7000円近辺では値ごろ感からの押し目買いが入り、引けにか けてはやや下げ幅縮小となっています。売買代金は概算1兆1125億円、上海 総合株価指数は74ポイント(3.3%)安の2118です。韓国総合株価指数 は1.5%高くなっています。 業種別では、石油、ガラス・土石、空運セクター等が高く、不動産、保険セク ターの下げがきついです。 個別銘柄では、カー用品販売で2位のイエローハットが49円高の334円と 17%を超える大幅高。08年度第2次補正予算に盛り込まれた高速道路通行料 金値下げや定額給付金などの財源特例法が4日の衆院本会議で成立。高速道路の 通行料金値下げは自動料金収受システム(ETC)の利用者を対象に28日から 始まる予定となっており、ETC関連商品の販売が盛り上がるとの思惑から買い が入っています。株価は同法案が成立した4日の取引時間中から動き始めていま す。また、自動車用品国内最大手のオートバックスセブンも4日連続高、150 円高の2755円となっています。 ピクセラが50円高の170円とストップ高、39%の値上がり率となってい ます。都内などの家電量販店でブラウン管テレビでも地上デジタル放送が視聴で きるチューナーの販売が急増していると報じられ、同社は地デジ対応チューナー を手掛けていることから買いが集まっています。低価格化を背景に家電量販店で の2月の販売台数は前年同月の3倍強に達し、定額給付金支給もチューナー販売 の追い風になるとの見方が出ています。 クラレが27円高の793円と値を上げています。太陽電池メーカー向けの新 素材開発などを通じ、封止材と呼ぶ接合部材の供給量を2011年度までに現在 の7倍に拡大すると報じられ、中長期の収益拡大を期待する買いが入っています。 携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の販売が3月中にも1億台を突破と報じ られたことを好感して任天堂が値を上げ、その他、個別にジェネリックの東和薬 品が値を飛ばし、原発関連の木村化工機が大幅高、東海カーボンも値を上げてい ます。 一方、三井不、三菱地所、住友不など不動産株が軒並み安、業種別では不動産 セクターの下落率が首位となっています。大手不動産株は外国人投資家の保有比 率が高いことから、株安基調を受けた外国人投資家による損失確定の売りが出て いると見られます。また、武田薬品がストップ安で年初来安値更新。販売許可を 申請している糖尿病治療薬「SYR―322」について米食品医薬品局(FDA )から糖尿病治療薬の統計的要件を十分に満たしていないとの連絡を受けたと発 表し、新薬承認の遅延につながるとの警戒感から売りが集まっています。 本日の新高値銘柄は、モスフード、日商エレク等です。 ☆今買っておきたい銘柄をご紹介!「アクア・スペシャル版」 買いゾーン(狙い目)・目標株価・ロスカット価格の提示で有望銘柄をご紹介。 お申し込みは・・・→ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・1月の経常収支、1996年1月以来13年ぶりの赤字に ・2月のマネーストック、広義流動性が5カ月連続で減少 ・2月の全国銀行貸出残高、前年同月比3.8%増 伸び率は縮小 ・2月の企業倒産、負債総額は戦後3番目の多さ 商工リサーチ ・2月の街角景気は2カ月連続で改善 基調判断も上方修正 ・途上国、資金引き揚げで最大69兆円不足 世銀09年見通し ・気象情報のデータ配信、障害で停止 天気予報全般に影響 ・コシヒカリ人気が低迷 景気後退で消費者は安いコメに ・ニチレイ、中国産冷凍野菜の輸入拡大 中毒問題前の水準に ・北朝鮮軍、発射準備のミサイル「迎撃なら報復」 日米韓に警告 ・独BMWとダイムラー、部品の共同購入など提携拡大を検討 ・米GM、加労組と条件見直しで合意 加政府支援取り付けで前進 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (3405) クラレ 1,000→ 950円 据置き A (7741) HOYA 2,460→ 2,260円 [モルガンS証券] 据置き A (8184) 島忠 2,800→ 2,000円 [クレディS証券] 引下げ A→B (4502) 武田薬品 4,300→ 3,600円 引下げ A→B (8336) 武蔵野銀行 3,817→ 2,534円 引下げ B→C (8339) 東京都民銀行 1,361→ 1,250円 [日興シティG証券] 引上げ C→A (8333) 常陽銀行 490円 [野村証券] 引上げ B→A (8591) オリックス 5,200→ 4,000円 引下げ A→B (4502) 武田薬品 6,500→ 3,700円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】先週の動き ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎先週の日経平均株価:変動率-5.22%(値幅-395.32円) ◎週足サイコロ ○○○●●●○○●●○● ◎上昇率順位(整理・監理銘柄除く) 1位 8913 ゼクス 不動産業 +107.4% 2位 9865 日商エレク 情報通信 +92.24% 3位 6766 宮越商事 電気機器 +36.03% 4位 8571 NISグループ その他金融 +31.25% 5位 2450 一休 サービス +23.40% ◎下落率順位(同) (業種) (週間騰落率) 1位 8902 パシフィック 不動産業 -57.14% 2位 5721 Sサイエンス 非鉄金属 -33.33% 3位 4779 ソフトブレーン 情報通信 -26.32% 4位 5563 日本電工 鉄鋼 -21.98% 5位 8309 中央三井トラスト 銀行業 -20.13% ◎先週の業種別動向 ◎TOPIX及び規模別株価指数 1位 空運業 +6.74% TOPIX -4.67% 2位 建設業 +0.60% 大型株 -6.42% 3位 ゴム製品 +0.16% 中型株 -2.32% 4位 その他金融 -0.23% 小型株 -1.08% 5位 機械 -0.48% ●現在値付近の主なテクニカルポイント 25日線 7587 心理的節目 7500 一目転換線 7314 -1σ 7294 5日線 7242 7086 本日終値(終値でバブル崩壊後最安値) 7028 本日安値 7000 心理的節目 6994 昨年来の瞬間安値(10月28日) 6989 -2σ ●先週末の東証1部全銘柄 今期予想PER 68.91倍 前期基準PBR 0.82倍 今期予想平均配当利回り 2.46% ※前日のNY市場の騰落、シカゴ日経平均先物、為替、原油や金価格動向、寄り 前の外国人の注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は毎朝 寄り前配信の下記メルマガをご利用ください。 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 大きな景気対策や刺激策も、ぶち上げた当初こそ威勢がいいのですが、具体化の 段階ですぐにトーンダウンしてしまう傾向が最近は特に顕著で、日本のみならず 世界的にその傾向がみられます。実行を伴うからこそアナウンスメント効果が期 待できるのですが、近年はアナウンスのみで実行が伴わないケースが多く、「T oo late,Too litte」で後手後手にまわるケースも目立ちます。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 総合大賞 ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━