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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」
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こんばんは。aquaです。

 ゴールデンウィーク期間中の高速道路は、千円で乗り放題となる休日割引制度
により、一部で60キロメートルを超す渋滞となるなど各地で大混雑となりまし
た。
 
 レンタカーの「わ」ナンバーやキャンピングカーも目立ち、普段あまり遠出を
しない人を含め多くの人が「千円乗り放題」を満喫したようです。客が入りすぎ
て休業せざるをえなかった人気飲食店や、サービス・エリアの売店では例年の数
倍の売上を記録したところもあったとのこと。

 ちなみに、第一生命経済研究所の試算では、今回の高速道路の値下げによって
観光地の宿泊や飲食などレジャー需要が増え、2009―10年度で7900億
円程度の経済効果が見込まれるとしています。

 一方、渋滞にうんざりという人も多く、各地での混雑を報じた新聞には「高速
料金が安いと込みすぎてしまい、メリットを感じない。できれば早く料金を元に
戻してほしい」というドイライバーの声が掲載されていました。また、千円乗り
放題の対象外となるトラックは、高速道路の渋滞を避けるため一般道に降りたり
して、通常は1日の行程に3日かかったというケースもあったようです。

 この「千円乗り放題」で高速道路の価値は、利用しやすくなったという意味で
は価値が上がったと見るべきかもしれませんが、渋滞が起きやすくなったという
面では高速道路の価値が下がったと言えるのかもしれません。

 料金が下がり手軽になった反面、目的地が遠くなった(到着までに以前より時
間がかかるようになった)のは確かなようです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <アクア・スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.企業利益の段階

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   9385.70(+408.33)△4.55%
◎TOPIX   885.93(+ 39.08)△4.61%

◎売買高概算  31億0902万株
◎売買代金概算  2兆1363億円
◎時価総額  286兆8780億円

◎値上り銘柄数 1437 ◎(年初来)新高値 164
◎値下り銘柄数  199 ◎(年初来)新安値  11
◎変わらず     66

◎騰落レシオ(25日)98.0%
 
◎サイコロ(日経平均)9勝3敗 ○○○●○○●○●○○○ 75.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+7.22% 75日線比+15.76%

◎為替  (対ドル) 98.74 (対ユーロ)131.06

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  232円(+ 25円)510,156千株
 2.三菱UFJ<8306>  617円(+ 84円)211,404千株
 3.新日鉄  <5401>  364円(+ 16円) 64,713千株
 4.東芝   <6502>  356円(+ 16円) 51,673千株
 5.野村   <8604>  652円(+ 50円) 44,596千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三菱UFJ<8306>  617円(+ 84円)127,154百万
 2.みずほ  <8411>  232円(+ 25円)117,283百万
 3.三井住友 <8316> 3920円(+430円) 79,335百万
 4.任天堂  <7974>26600円(- 30円) 70,076百万
 5.トヨタ自 <7203> 4040円(+140円) 66,558百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2200万株 買い5140万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、3日連続高となり、連休前比
408円高(4.55%)高の9385円で取引終了です。

 上げ幅は今年最大となります。東京市場がGWの連休中、NY市場は景気底打
ち期待が強まったことで大幅高。それを受け、朝方から銀行、海運、非鉄、さら
には自動車などの輸出関連を中心に幅広い銘柄に買いが先行、一気に9000円
台を突破し、節目として意識される1月7日の高値9325円をも上回っていま
す。寄付前の外国証券経由の注文状況が3000万株近い買い越しとなったこと
も買い安心感に繋がり、また今晩に発表予定の米大手銀行に対する資産査定(ス
トレステスト)の結果もむしろ悪材料出尽くしになるとの見方から銀行株が上昇
したことも投資マインド向上に繋がっています。出来高は31億株を超え、売買
代金も概算2兆1363億円と大きく膨らんでいます。

 業種別では、銀行、証券、海運、不動産、非鉄セクターの上げが特に目立ちま
す。

 個別銘柄では、日立建機が200円高の1560円とストップ高で年初来高値
更新。これで3日連続高となり、この間の上げ幅は303円となります。中国で
4日に発表された4月の製造業購買担当者景況指数(PMI)が5ヶ月連続で改
善したことがきっかけとなっており、中国の建機需要回復による収益拡大を期待
する買いが集まっています。

 住友精化が80円高の356円とストップ高。太陽電池向けシリコンや半導体
の製造に欠かせないアルゴンガスのリサイクル技術を世界で初めて開発したと報
じられ、中長期の収益拡大を期待する買いが入っています。2010年春をメド
に実用化する予定です。

 三菱UFJが84円高の617円と大幅高で年初来高値更新。東京市場がGW
の連休中、NY株式市場で米金融株が大きく上昇し、GW明けで国内の銀行株に
買いが波及しています。尚、三菱UFJは1日の大引け後、09年3月期の連結
最終損益が2600億円の赤字(前の期は6366億円の黒字)になる見通しと
発表し、500億円の黒字予想から一転して大幅な赤字に転落していますが、業
績悪化は既に株価に織り込み済みとの見方や悪材料出尽くし感も加わり、買いが
優勢となっています。

 住友金属鉱山が98円高の1179円と大幅高で年初来高値更新。ロンドン金
属取引所(LME)で銅地金やニッケルの3ヶ月物先物価格がそろって上昇して
おり、採算改善を期待する買い、さらに中国関連としての買いが膨らんでいます。

 ホンダが195円高の3050円と3000円台乗せで年初来高値更新、トヨ
タも140円高の4040円と4000円台乗せで年初来高値更新となるなど自
動車関連が軒並み高。米経済指標の改善をきっかけに米景気の景気底入れ期待が
広がっており、北米への収益依存度が高い大手自動車株に買いが広がっています。

 バルチック海運指数が168ポイント高の2065と大幅高。2000ポイン
ト台を回復したことを好感して海運株が軒並み高。川崎汽船が20円高の413
円、商船三井が49円高の640円、日本郵船が37円高の458円、乾汽船が
38円高の703円、飯野海運が35円高の519円となっています。中国関連、
景気敏感株としての買いが集まっています。

 その他、住友電工が72円高の1051円、クボタが26円高の616円、日
本ガイシが89円高の1584円、東京製鉄が52円高の1072円、日本製鋼
が65円高の1139円と値を飛ばし、新日鉄も16円高の364円と上値指向
の動きが継続しています。

 本日の新高値銘柄は、日本道路、積水ハウス、トヨタ紡織、住友精化、日本農
薬、新日石、新日鉄、大同特鋼、愛知製鋼、大平洋金属、住友金属鉱山、住友電
工、日立建機、GSユアサ、京セラ、トヨタ、ホンダ、東京精密、伊藤忠、三菱
商事、三菱UFJ・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 =中国関連で日立建機がストップ高!=

 本日の東京市場は今年最大の上げ幅となる408円高で9000円を一気に突
破、更にはテクニカル面からの節目9325円をも抜いてきました。3月11日
以降、繰り返し「あほうになって買いの種蒔け」と【株高宣言】をしてまいりま
したが、シナリオ通り、株式マーケットの流れは一変。儲かる相場となってきま
した。それでもこの動きはまだ始まったばかり、「モーかる牛年」はこれからが
本番です。

 もちろん、時折、下押す局面もありますが、大切なのは方向性。上を向いてい
るという方向性を踏まえ、一喜一憂することなく強気のスタンスで臨みたいとこ
ろです。

 特に本日は、3月12日号スペシャル版にて1200円前後が狙い目としてご
紹介しました「日立建機」がストップ高。200円高の1560円と年初来高値
を更新し、ご紹介時からは上げ幅で350円を超え、率にして30%近い上昇と
なっています。仕込まれた方、本当におめでとうございます!

 また、「三菱UFJHD」、こちらも強気一貫、何度もご紹介してまいりまし
たが、本日は84円高の617円と大幅高となっています。4月1日に480円
前後からご紹介を開始し、この銘柄につきましては仕込まれた方が非常にたくさ
んいらっしゃいます。本当におめでとうございます。もちろん、今後の展開も楽
しみです。

 そして、インサイトの「ホンダ」。本日は195円高の3050円と3000
円を突破。2100円前後からご紹介し、これで値幅にして1000円近く上げ
ています。その他にもありますが、「あほうになって買いの種蒔かれた方」、取
り敢えずはおめでとうございます。次週(5月13日水曜日)のスペシャル版で
も有望銘柄をご紹介しますので、ご期待下さいませ!


 尚、スペシャル版をまだご利用されてない方は、この機会に是非一度ご利用下
さいませ。6ヶ月26回の配信で1万5750円、これは1000株を20円高
く売ったり、或いは安く買ったりすればペイできる金額です。1ヶ月に換算しま
すと2625円、1回当たりでは600円程度という本当に低料金でご提供させ
て頂いています。

 ただ単に有望銘柄紹介だけではなく、その時々に応じた相場の見方、テーマ、
投資ノウハウ、チャートの見方等々、皆様方のお役に立てる内容盛りだくさんで
毎週水曜日にお届けしています。


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【2】主な材料                           **
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・日経平均、4カ月ぶり9000円台回復 米株高が追い風
・柏崎刈羽原発、新潟県が運転再開を容認 22カ月ぶり再起動
・都心オフィス空室率、15カ月連続の上昇 4月は8.35%
・ユニクロ、4月の既存店売上高が19%増 夏物衣料が好調
・コスモ石、韓国と合弁で石化製品生産検討 世界最大の設備建設
・オリックス、オリックスクレジット株の過半数を三井住友に譲渡
・任天堂、2010年3月期は6期連続の最高益更新見通し
・日立の09年3月期、赤字幅が拡大 製造業で過去最大
・SBI、米ダウ社と日本専用のWSJサイトを月内に開設
・WHO、14日にワクチンの製造体制を協議する専門家会合開催
・カナダ、新型インフルの遺伝子配列を世界で初めて解明
・米シスコ、IT投資の落ち込みが一服した可能性を指摘
・独ポルシェ、経営統合によりVWの10番目のブランドに
・米GM「サターン」の売却先候補に日産などが浮上 米報道
・米ストレステストの19行、10社程度が資本増強 米報道
・資本増強の米金融機関は1カ月以内に計画策定 米財務長官
・米FRB、強い銀行と弱い銀行を区別 6行は「財務基盤が安定」



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【3】主な投資判断                         **
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[JPモルガン証券]
 引上げ B→A (8306) 三菱UFJ FG   730→   690円
 据置き   A (8316) 三井住友FG    7,200→ 5,500円
 引上げ C→B (8403) 住友信託銀行         460円
 引上げ C→B (8411) みずほFG      280→   270円

[UBS証券]
 据置き   A (5001) 新日本石油      600→   650円
 引上げ B→A (7278) エクセディ     1,030→ 2,050円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (4217) 日立化成工業     960→ 1,550円
 新 規   A (5631) 日本製鋼所         1,400円
 引上げ B→A (7013) IHI        250→   300円

[日興シティG証券]
 据置き   A (3405) クラレ        900→ 1,020円
 据置き   A (4452) 花王        2,500→ 2,450円
 引下げ A→B (1662) 石油資源開発   10,400→ 4,100円
 据置き   B (6952) カシオ計算機     680→   740円

[野村証券]
 据置き   A (4282) イーピーエス    54万→  52万円
 引上げ B→A (5471) 大同特殊鋼      265→   510円
 引上げ B→A (5482) 愛知製鋼       280→   450円
 据置き   A (9984) ソフトバンク    2,170→ 2,580円
 据置き   C (6770) アルプス電気     365→   445円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】企業利益の段階                        **
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 現在は決算発表シーズンですので、改めまして企業の利益の種類について簡単
にご説明させていただきます。参考にしていただければ幸いです。


【売上総利益】売上高-直接費用

 メーカーならば、製造した製品の原材料費や製造に携わった人間の人件費等が
 直接費用となります。売上総利益は粗利(あらり)とも呼ばれます。


【営業利益】売上総利益-間接費用

 間接費用とは、直接製造に関わっていない人間(経理や総務など本社スタッフ)
 の人件費、配送費や福利厚生などの経費を指しており、売上総利益からそれら
 を差し引いた営業利益は企業の本業の儲けを示し、投資家にとりましても注目
 度の高い利益です。


【経常利益】営業利益±営業外損益

 受取利息や受取配当などの営業外収入と支払利息や手形の割引料などの営業外
 支出(金融収支)や、売買目的の有価証券の売買損益や評価損などの営業外損
 益を加減算した利益を経常利益といいます。経常(けいつね)は企業の収益力
 を示す代表的なモノサシで、通常、増益か減益かで注目されるのはこの経常の
 ことです。


【税引き前利益】経常利益±特別損益

 例えば土地や株式などの売却損益、あるいは評価損などが発生した場合、特別
 利益あるいは特別損失が計上され経常利益と合算されます。税引き前利益と経
 常利益の間に大きな差がある場合は、特別利益や特別損失の内訳に注目が集ま
 ります。


【当期純利益】税引き前利益-税金

 経常利益に臨時的・突発的に発生した特別利益や特別損失を加減し、税金を引
 いた後の利益で、「純利益」や「最終利益(最終赤字)」あるいは「税引き後
 利益」とも呼ばれます。(四季報では単に「利益」と記載)この当期純利益を
 発行株式数で割ったものが1株当たり利益(EPS)です。


 尚、銀行の場合、事業会社の売上げに相当するものを「経常収益」、営業利益
に相当するものを「業務純益」と呼びます。

 企業の利益にはたくさんの段階と種類があり、初心者の方にとりましてはどれ
を主に見ればいいのか迷われるところかと思います。本誌ホームページにおきま
して「企業業績を簡単に見る方法」をご紹介しておりますので参考にしていただ
ければ幸いです。 → http://www.aqua-inter.com/hint/index.html 



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日の寄り付き前の外国証券の注文状況は2940万株の買い越しで、昨年10
月14日以来の大幅な買い越しとなりました。東証1部の売買高もSQ算出日を
除くと昨年10月28日以来の高水準で、この辺りにも地合いの変化があらわれ
ています。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
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