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こんばんは。aquaです。

 ~コツコツ始めてはや半年。「夢」まであと半分。
           気合入れなおして、後半戦に突入です!~

 指定された金額を毎日入れて1年で6万6千円程貯まるカレンダー付き貯金箱
があるのですが、カレンダーを6月にして書かれてあったのが上の文言です。こ
の貯金箱はやさしく応援しながら、「継続は力なり」ということを教えてくれる
優れものです。

 ところで、現地1日午前8時(日本時間午後9時)にも破産法を申請するとみ
られるGMについて、オバマ米大統領は1日午前11時55分(日本時間2日午
前0時55分)に演説する予定です。

 GMの破産法申請は、市場ではすでに織り込み済みとなっており、本日の相場
でデンソー(GM向け売上高は約1千億円で全売上高の3%)はほとんど動きな
しでしたが、アイシン精機(同約460億円、2%)や曙ブレーキ(約210億
円、13%)等はアク抜け感から上昇しています。

 ちなみに、GMの3月末時点の資産規模は823億ドル(約8兆円)、負債額
は1728億ドル(約16兆7千億円)で、製造業としては世界最大の経営破綻
となります。

 GMが申請するのは連邦破産法11条で、俗に「チャプターイレブン」と呼ば
れ、日本の民事再生法に相当します。破産法11条は、清算を目的とした破産法
7条と違い、事業を継続しながら再建を目指すことが可能となっています。

 米加両政府はGMに対し396億ドル(約3兆8千億円)を追加金融支援を実
施し60~90日で負債を整理。GMは不採算事業や負債を切り離し、「シボレ
ー」や「キャデラック」など優良ブランドを保有する「新GM」として早期の業
績回復を狙います。

 今回の措置でGMは国有化され、「GM=ゼネラル・モーター(一般の自動車
会社)」から実質的に「GM=ガバメント・モーター(政府の自動車会社)」と
なります。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.先週の動き

 5.編集後記






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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   9677.75(+155.25)△1.63%
◎TOPIX   917.52(+ 14.61)△1.63%

◎売買高概算  25億0129万株
◎売買代金概算  1兆6606億円
◎時価総額  295兆6915億円

◎値上り銘柄数 1204 ◎(年初来)新高値 220
◎値下り銘柄数  396 ◎(年初来)新安値   0 
◎変わらず     99

◎騰落レシオ(25日)119.6%
 
◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ○●○○●●○●○○○○ 66.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+5.43% 75日線比+15.07%

◎為替  (対ドル) 95.23 (対ユーロ)134.76

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  236円(+  8円)149,384千株
 2.三菱UFJ<8306>  616円(+ 18円)101,939千株
 3.新日鉄  <5401>  373円(+  9円) 63,145千株
 4.東芝   <6502>  365円(+  8円) 62,971千株
 5.住金   <5405>  268円(+ 12円) 49,996千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三菱UFJ<8306>  616円(+ 18円) 62,482百万
 2.三井住友 <8316> 3770円(+110円) 42,452百万
 3.三菱商事 <8058> 1899円(+100円) 37,334百万
 4.商船三井 <9104>  719円(+ 43円) 35,279百万
 5.みずほ  <8411>  236円(+  8円) 34,926百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1710万株 買い1580万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日連続高、週末比155円(1.6
%)高の9677円と連日で年初来高値を更新して取引終了です。

 連日の上昇となっていることから朝方は小甘いスタートとなりましたが、売り
一巡後は押し目買いが優勢となってプラスに転じ、引けにかけてジリジリと上げ
幅を拡大する展開です。特に、原油や金など国際商品市況が上昇していること、
また中国の5月のPMI(購買部担当者景気指数)が53.1と景気判断の分か
れ目となる50を3ヶ月連続で上回ったことが刺激材料となり、海運・商社・鉄
鋼・非鉄といった市況関連・景気敏感株の上げが顕著です。注目の米GMの連邦
破産法11条の適用申請については既に相場は織り込んでおり、影響は限定的で
す。売買代金は概算1兆6606億円、上海総合株価指数は大幅高、88ポイン
ト(3.3%)高の2721です。

 業種別では、海運、商社、鉄鋼、非鉄セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、三洋電機が10円高の249円と年初来高値更新。金曜日の引
け後に三井住友銀行など6行とシンジケートローン(協調融資)で2000億円
を調達する契約を結んだと発表し、財務基盤の拡充に繋がるとして好感した買い
が入っています。700億円を太陽電池事業などへの設備投資に充てるほか、前
回の協調融資の返済に600億円、その他借入金の返済に200億円、社債償還
に500億円を充てるとしています。提携する新日石が家庭用燃料電池の販路を
拡大すると報じられたことやハイブリッド車向け電池需要が拡大するとの期待感
も支援材料となっています。

 川崎汽船が32円高の463円、商船三井が43円高の719円、郵船が23
円高の479円、飯野海運が56円高の612円、乾汽船が48円高の759円
となるなど海運株が軒並み大幅高。バラ積み船運賃の総合指数バルチック海運指
数が20日連続高となっていることで収益改善への期待感から買いが入っていま
す。業種別では海運セクターの値上がり率ランキングがトップとなっています。

 ピクセラが48円高の231円と26%の大幅高。同社の従来製品に比べ約3
分の1の大きさを実現した地上デジタル放送の受信部品を製品化すると発表し、
地デジ移行に伴う関連部品の需要増が予想される中、好感した買いが集まってい
ます。電機メーカー向けに販売し、メーカーは同製品と液晶モニターなどを組み
合わせて地デジ対応テレビとして販売する見込みです。

 能美防災が42円高の806円と大幅高。昼頃に総務省消防庁が全ての宿泊で
きる社会福祉施設、簡易宿泊所などを対象に国費で火災報知機を設置すると報じ
られ、財源として09年度補正予算に約50億円を計上するとしており、火災報
知機を手掛ける同社の収益押し上げに繋がるとの期待感から買いが入っています。
火災報知機を主力とするホーチキも21円高の585円と値を上げています。

 丸文が80円高の469円とストップ高。薄膜型太陽電池の製造装置事業に参
入すると報じられ、東レエンジニアリングと共同でガラス基板の表面を従来の3
倍以上の速さで加工できる装置を開発したと伝わり、収益の新たな柱になるとの
期待感から買いが集まっています。

 住友金属鉱山が91円高の1439円と大幅高で年初来高値更新、三井金属も
23円高の247円と10%の値上がりとなっています。両社が電子部品などに
使う伸銅事業を統合して2010年4月に新会社を設立すると報じられ、統合に
より経営資源の効率化に繋がるとの見方から買いが入っています。また、週末の
NY市場で金価格が17.1ドル高の980.30まで上昇し、1000ドルの大
台乗せ目前となっていることも買い材料となっています。

 新日鉄が9円高の373円、住金が12円高の268円、JFEが140円高
の3320円、大平金が45円高の803円、日本冶金工が47円高の459円、
東京製鉄が19円高の1136円となるなど鉄鋼株が軒並み高、業種別では鉄鋼
セクターの値上がり率ランキングが第3位です。

 また、三菱商事が100円高の1899円、三井物産が70円高の1286円、
丸紅が31円高の462円、伊藤忠が26円高の714円、住友商事が47円高
の998円となるなど資源エネルギー関連として物色の矛先が向かって商社株が
軒並み高、業種別では商社を含む卸売りセクターの値上がり率は第2位です。

 本日の新高値銘柄は、日鉄鉱、国際帝石、日揮、日立プラント、東芝プラント、
日曹達、東ソー、新日鉄、住金、JFE、大平金、冶金工、住友金属鉱山、三井
金、DOWA、日立建機、GSユアサ、三洋電機、藤森工業、三菱商事、三井物
産、商船三井、川崎汽船・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 「始めよければ終りよし」、本日から名実ともに6月相場入りとなりましたが、
いきなりの好スタートです。本日の日経平均株価の終値は9677円と年初来高
値更新。いよいよ1万円の大台が視界に入ってきました。もちろん、既に申し上
げています通り、ここは通過点と捉えています。

 個別銘柄では、三洋電機の動きが止まらず、日立建機は63円高の1638円
といずれも年初来高値更新。多くの方が仕込まれた川崎汽船は32円高の463
円、住友金属鉱山も91円高の1439円と値を飛ばして年初来高値更新です。

 ところで、米オバマ政権の政策テーマは「環境」です。クリントン政権の「情
報スーパーハイウェイ構想」がIT革命の呼び水となったように、「環境」を視
点とした産業政策が急速に具体性を帯びてきています。

 今週のスペシャル版では、その環境関連事業の積極展開に加え、本業の収益力
や財務健全性も兼ね備え、更に6月中間配当で極めて高利回りの有望銘柄をご紹
介させて頂きます。ご期待下さいませ!


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【2】主な材料                           **
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・米政府、GMの破産法申請を発表 米加両政府で追加支援
・全米自動車労組、報酬や退職者医療保険でGMと妥協
・GM、11工場の閉鎖と3工場休止 損益分岐点を引き下げ
・トイタやスズキ、GMとの合弁事業を維持 影響を注視
・5月の新車販売、10カ月連続で減少 ホンダは2カ月連続増加
・5月の軽自動車販売数、7カ月連続の前年割れ 首位ダイハツ
・1―3月期の需給ギャップ、約45兆円の需要不足 過去最大
・4月の製造業の残業時間、7カ月ぶり増加 毎月勤労統計
・航空会社の株主優待券、需要低迷で店頭価格が2―4割安
・改正薬事法施行、コンビニで医薬品販売を開始
・野村不、3600万株の公募増資と追加売出しを発表
・日清フーズ、家庭用小麦粉を9年ぶり値下げ
・サウジの財閥系銀行が事実上の経営破たん 投資損失拡大で
・クライスラー、1日にも再建手続き完了の見込み WSJ紙



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 引下げ B→C (7762) シチズン           350円

[モルガンS証券]
 据置き   A (6146) ディスコ      2,900→ 4,100円
 据置き   A (6756) 日立国際電気     700→   720円
 引上げ B→A (8035) 東京エレクトロン  3,900→ 5,500円
 据置き   B (8036) 日立ハイテク    1,400→ 1,700円
 据置き   C (6857) アドバンテスト   1,050→ 1,200円
 据置き   C (7729) 東京精密       750→   900円
 据置き   C (7731) ニコン        850→ 1,300円

[クレディS証券]
 据置き   A (9064) ヤマトHD     1,310→ 1,500円
 据置き   A (9715) トランスコスモス      1,430円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ B→A (4902) コニカミノルタ       1,200円
 据置き   A (7762) シチズン           610円

[バークレイズC証券]
 引上げ B→A (5991) ニッパツ       308→   576円

[日興シティG証券]
 据置き   A (2466) パシフィックゴルフ51,300→64,300円
 据置き   A (4694) BML       2,600→ 3,200円
 引上げ C→B (6444) サンデン       120→   210円

[野村証券]
 新 規   A (5407) 日新製鋼           310円
 新 規   B (5410) 合同製鐵           330円
 新 規   B (5449) 大阪製鉄          1,860円

[みずほ証券]
 引上げ 2→1 (6923) スタンレー電気       1,810円
 据置き   2 (3626) IT HD      1,470→ 1,850円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】先週の動き                          **
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◎先週の日経平均株価:変動率+3.22%(値幅+296.69円)

◎週足サイコロ ○○○○○●●○○●●○

◎上昇率順位(整理・監理銘柄除く)

 1位 9479 インプレス     通信業    +68.12%
 2位 7244 市光工業      電気機器   +48.33%
 3位 4321 ケネディクス    サービス業  +44.50%
 4位 8092 富士通システム   通信業    +40.17%
 5位 6632 JVCケンウッド  電気機器   +34.62%
                
◎下落率順位(同)       (業種)      (週間騰落率)

 1位 3109 シキボウ      繊維製品   -29.32%
 2位 3107 ダイワボウ     繊維製品   -20.66%
 3位 3104 富士紡       繊維製品   -16.67%
 4位 3202 大東紡       繊維製品   -15.69%
 5位 3204 トーア紡      繊維製品   -15.29%
 
◎先週の業種別動向          ◎TOPIX及び規模別株価指数

 1位 不動産業    +14.32%   TOPIX +2.52%
 2位 鉱業      + 8.36%    大型株  +2.52%
 3位 海運業     + 8.27%    中型株  +2.40%
 4位 鉄鋼      + 7.75%    小型株  +2.87%
 5位 非鉄金属    + 6.89%

●現在値付近の主なテクニカルポイント 

      心理的節目 10000
         +2σ 9746

             9677 本日終値

             9500 心理的節目
             9480 5日線
             9457 +1σ
             9409 一目転換線
             9314 200日線

●先週末の東証1部全銘柄 今期予想PER     35.19倍
             前期基準PBR     1.15倍
             今期予想平均配当利回り 1.81%


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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連休明けの上海株は景気回復期待を背景に大幅に続伸しました。上海総合指数は
昨年10月に底をつけてから「押し目待ちに押し目なし」の様相で、本日の上昇
で昨年8月7日以来の2700ポイントを回復しています。ちなみに日経平均株
価の昨年8月7日終値は1万3124円です。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
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   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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