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おはようございます。aquaです。

 月日が経つのは早いもので、本日から『水無月』(みなづき)、6月入りとな
ります。この水無月とは陰暦で5月のことで、漢字では「水の無い月」と書きま
すが、水が無いわけではなく、「無」は「の」にあたる連帯助詞「な」であって
『水の月』という意味になります。

 陰暦5月は田に水を引く月であることから『水無月』と言われるようになった
そうです。

 そして、本日から「衣替え」のところも多いかと思います。この「衣替え」は、
平安時代から始まった習慣で、当時は「更衣」(こうい)と呼んでいました。明
治期になって今の国家公務員にあたる人達の制服が定められ、夏服と冬服の更衣
の時期がそれぞれ6月1日~9月30日、10月1日~5月31日と定められま
した。やがて、これが学生服にもおよび、さらに一般の人たちにも定着していっ
たようです。

 話は変わりますが、今から54年前の昭和30年(1955年)の6月1日、
アルミの1円貨が発行されました。その1円貨は、満54歳となります。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言


 



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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       8500.33(+ 96.53)△1.15%
□ナスダック       1774.33(+ 22.54)△1.29%
□CME日経225先物  9550   (+ 40)
□為替     (対ドル) 95.22  (対ユーロ)134.74

□半導体株指数        271.31(+ 2.66)
□NY原油先物(7月限)   66.31(+ 1.23)
□NY金先物 (8月限)  980.30(+17.10)
□バルチック海運指数   3494   (+196)


 先週末29日のNY株式市場は、世界経済の回復観測を背景に続伸しました。

 世界的な経済回復の兆しを背景にエネルギーや商品相場に資金が流入し、原油
は5日続伸で月間では約10年ぶりの上げ幅を記録。19の商品価格で構成する
ロイター/ジェフリーズCRB指数(5月21日夕刊参照)が上げ幅を拡大し月
間で1974年以来最大の上昇率を記録したことから、エネルギーやコモディテ
ィ関連銘柄に買いが入りました。

 一方、朝方発表の1―3月期の実質GDP改定値は、速報値から上方修正され
たものの、マイナス幅が市場予想より大きかったことが相場の上値を抑えました。
他の経済指標は5月のシカゴ購買部協会景気指数が事前予想を大きく下回った一
方、5月の消費者態度指数確報値は予想を上回るなどまちまちの内容で、前日の
相場上昇もあり、指数はしばらく前日終値付近でもみ合う展開となりました。

 ただ最終的には景気回復期待が相場を押し上げ、指数は引け間際に上げ幅を拡
大。今週行われた大規模な国債の入札が一通り終わったことで、国債に対する需
給不安が和らぎ、債券相場が大幅上昇(利回り低下)したことも株式相場の支援
材料となっています。ダウとS&P500種平均はともに、月間ベースで07年
以来の3カ月連続上昇。ナスダックはおよそ半年ぶりの高値で取引を終了しまし
た。

 業種別では、ほぼ全セクターが値上がりし、特に運輸、金融、素材などの上昇
が目立ちました。

 個別では、GMが1ドルを割り込み、0.75ドルで取引を終え、世界大恐慌
時の1933年以来76年ぶりの安値となりました。

 原油価格の上昇を背景にシェブロンやロイヤル・ダッチ・シェルなどエネルギ
ー株が上昇。世界景気の回復観測を背景に商品の魅力が増し、産銅大手のフリー
ポート・マクモラン、産金大手ニューモント・マイニングなどの素材・資源株も
買われました。経済活動が改善すればモノの輸送が増えることから、ユニオン・
パシフィックやバーリントン・ノーザン・サンタフェなどの鉄道株、UPSやフ
ェデックスなどの宅配・航空貨物大手、AMRやUALなどの航空株等の上昇が
目立ちます。

 外為市場で主要通貨に対してドルが売られ、ドルは対ユーロで年初来安値をつ
けたことから国際銘柄のコカ・コーラが大幅高。スターバックスやマクドナルド
も上昇。市場予想を大幅に上回る好決算を発表した衣料小売りのJクルーが急騰
し、ギャップやアバクロンビー&フィッチなどにも連想買いが入りました。

 製薬大手のファイザーやメルクが高く、建設機械大手キャタピラー、化学大手
のデュポンなども上昇。金融株はマイナス圏で推移した時間が長かったのですが
長期金利の落ち着きや、投資家のリスク許容度の高まりを背景にウェルズ・ファ
ーゴやJPモルガン・チェースなどが終盤に上昇に転じています。

 尚、フィラデルフィア半導体株指数は5日続伸。NY原油先物相場も5日続伸
で昨年11月以来の高値を更新。金先物は大幅続伸で約3カ月ぶりの高値。バル
チック海運指数は20営業日連続高で8カ月ぶり高値となっています。



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【1】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 先週末(29日)のNY市場で、原油価格が5日連続高。一時66.47ドル
まで上昇し、昨年11月5日以来約7ヵ月ぶりの高値を付けています。終値は前
日比1.23ドル高の66.31ドルとなっています。

 金価格が2日連続高。一時982.0ドルまで上昇し、2月24日以来約3ヵ
月ぶりの高値を付けています。終値は前日比17.1ドル高の1トロイオンス=
980.3ドルとなり、いよいよ1000ドル乗せが目前となっています。

 バルチック海運指数(BDI)は20日連続高。196ポイント高の3494
と昨年9月29日(3504)以来の水準となっています。

 先週末(29日)の日経平均株価は3日連続高。9522円と約7ヵ月ぶりに
9500円台乗せとなっています。ネックラインとなる昨年11月5日の高値9
521円を上回ったことで、心理的節目1万円が射程圏に入ってきています。

 今週の主な国内スケジュールは、本日から改正薬事法が施行されます。「登録
販売者」の資格を持つ人を置けば薬剤師でなくても、スーパーやコンビニでも大
衆薬の9割以上を販売できるようになります。イオンなどは大衆薬を1~2割値
下げ販売する予定です。一方、大衆薬の大半に対面販売が義務付けられるため、
インターネットによる風邪薬などの購入ができなくなります。製薬各社は販売拡
大の好機と捉え、コンビニ向け大衆薬の開発・商品化を加速する見通しです。

 4日(木)は1~3月期の法人企業統計が発表されます。この統計は国内総生
産(GDP)2次速報への影響が大きく、景気を中長期的に判断する上で重要な
指標となります。

 海外では、本日は5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)や5月の米
ISM製造業景気指数、2日(火)はゲーム業界見本市「E3」(米ロサンゼル
ス~4日)、5月の米自動車販売台数、3日(水)は英中銀金融政策委員会(~
4日)、4日(木)は欧州中央銀行(ECB)理事会、5日(金)は5月の米雇
用統計などが控えています。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)の債務削減交渉は、無担保債務の債権者のう
ち5割強が、5月30日(土)の期限までに債務削減に応じる意向を示した模様
です。GMが連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請しても約半数
の債権者は破産法審理に反対しない条件に合意したとの意味が含まれていること
から、短期間で破産法手続きを完了するとの見通しが高まっています。GMは、
本日(1日)にも米ニューヨークの破産裁判所に連邦破産法11条を申請する見
通しです。


◆主なニュース

・買収防衛、新規導入が激減 直近1年で9分の1、警戒感薄れる
・財政再建、2020年代初頭に照準 新目標、債務残高削減など重視
・減反見直し奨励金廃止、政府素案 小麦・大豆農家に補助
・首相、景気・支持率にらみ「8月選挙」探る 補正予算29日成立
・生保大手、減配・無配相次ぐ 評価損、9倍の2.8兆円
・塩野義など製薬大手、肥満症治療薬に参入 患者増加受け
・任天堂、今秋メドに健康管理ゲーム「Wii Fit」新作発売
・コンビニ大手4社、最大の店舗再編 閉鎖1800、新規2400店
・太陽光発電、家電量販で本格販売 ヨドバシ参入、ヤマダ400店に
・三菱化学、蘭DSMから高機能樹脂買収 得意分野に集中
・中国、エネルギー消費4割削減案 20年までに、ポスト京都にらむ
・カナダの自動車部品大手マグナ、完成車事業に進出 オペルを買収 
・高機能端末OSで主導権争い激化 インテル、パーム 、アップル

◆経済指標等

・毎月勤労統計(4月速報値)
・新車販売台数(5月)
・軽自動車販売台数(5月)

・中国製造業購買担当者景況感指数(5月)
・ユーロ圏製造業景況指数(5月)
・米個人消費支出(4月)
・米建設支出(4月)
・米ISM製造業景気指数(5月)

◆その他

・中国エネルギー局長記者会見
・アブダビ投資フォーラム(都内)
・米GMの再建計画見直し期限



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【2】心に残る名言                         **
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   世の中で、努力することほど大事なものはない。

   才能も努力にとって代わることはできない。

   この世は才能がありながら成功しない人で溢れんばかりだ。

   天才も違う。報われない天才などほとんど言い古された決まり文句だ。

   教養も違う。教養ある落伍者も星の数ほどいる。

   すべてに通用するのは、ただ努力することと決断することだけだ。


               カルヴィン・クーリッジ第30代米大統領




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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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