■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。


  『 景気対策関連・環境関連と市場テーマ性にも乗り、

                上値余地大の有望銘柄○○2○!』

  『 相場の神様が「投資の極意」としたこと 』


※お振り込み名が「ニシカサイ」となっているため、お振り込みされた方を特定
 できないご入金が1件ございます。お心あたりの方はご連絡くださいませ。

                       mailto:aqua@aqua-inter.com 


株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

              ◎ ハロー!株式 ◎        09/07/01 夕刊
 
・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・


こんばんは。aquaです。

 いよいよ永田町が騒がしくなってきました。現在の衆議院議員の任期は9月1
0日で満了となるため、衆議院議員総選挙は遠からず行われるのですが、現時点
では任期満了の前に衆院解散・総選挙となる運びです。

 解散を前に麻生総理は内閣改造を断行する構えで、東国原宮崎県知事の入閣も
検討されているようです。このようなことができるのは、内閣総理大臣は国務大
臣の人事権を掌握(憲法第68条)しているためで、先の鳩山総務大臣の更迭の
ように意にそぐわない閣僚の首をすげ替えることが可能となっています。

 ちなみに、衆議院の解散は、内閣の助言と承認により天皇が行うことになって
います(憲法第7条)。つまり、解散権は内閣に属し、行使には閣議決定が必要
となるはずですが、実質的には解散権は内閣総理大臣の「専権事項(思いのまま
に出来る権利事項)」・「専管事項(一手に管轄する事項)」となっています。

 なぜそうなるのかと申しますと、内閣総理大臣が国務大臣の人事権(任命権と
罷免権)を掌握しているからです。規定上は衆議院の解散を行うには全閣僚が署
名した閣議書を必要としますが、反対する閣僚がいた場合はその閣僚を罷免し、
内閣総理大臣自身が兼任するか他の閣僚に兼任させることで閣議書を完成させる
ことが可能で、極端な話、内閣総理大臣は全閣僚を罷免・兼務してでも解散を閣
議決定できるということになります。従いまして、内閣総理大臣が解散を行うこ
とを決めた場合、法令上これを阻止する手立てはないというのが実情です。

 この人事権と解散権を最大限に活用し権力を強化していったのが小泉純一郎元
総理で、小泉氏は「首相の権力の最大の源泉は解散権と人事権」と言い切ってい
ます。



………………………………………………………………………………………………
 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
………………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.業種別パフォーマンス

 5.編集後記






―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場                          **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
 

◎日経平均   9939.93(- 18.51)▼0.19%
◎TOPIX   928.30(-  1.46)▼0.16%

◎売買高概算  23億0723万株
◎売買代金概算  1兆5894億円
◎時価総額  303兆1593億円

◎値上り銘柄数 716 ◎(年初来)新高値 161
◎値下り銘柄数 845 ◎(年初来)新安値   1
◎変わらず   135

◎騰落レシオ(25日)123.0%
 
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○●○○●○○○●○● 58.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.54% 75日線比+9.23%

◎為替  (対ドル) 96.87 (対ユーロ)136.20

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  231円(+  5円)225,135千株
 2.三菱UFJ<8306>  602円(+  4円) 75,309千株
 3.GSユアサ<6674>  835円(- 13円) 58,636千株
 4.アイフル <8515>  367円(-  4円) 56,227千株
 5.古河電工 <5801>  471円(+ 35円) 44,693千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三井住友 <8316> 4040円(+110円) 65,846百万
 2.みずほ  <8411>  231円(+  5円) 51,651百万
 3.GSユアサ<6674>  835円(- 13円) 49,365百万
 4.三菱UFJ<8306>  602円(+  4円) 45,512百万
 5.トヨタ自 <7203> 3630円(- 40円) 34,956百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1500万株 買い1970万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅安、前日比18円(0.2%)安
の9939円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが82ドル安となったことを受け、朝方は売りが先行。マイナ
スからのオープニングとなりましたが、下値での押し目買い意欲は旺盛なことか
ら徐々にプラスに転じています。昼過ぎに6月の中国製造業購買担当者景況感指
数(PMI)が好不況の分かれ目となる50を4ヶ月連続で上回ったと伝わると
投資家心理が好転、クボタ、井関農機、日立建機など中国関連銘柄が相場を牽引
し、14:05には1万0086円と上げ幅が120円を超える場面がありまし
た。ただ、今晩に注目の6月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況
感指数の発表を控え、買い一巡後は持ち高調整の売りから再び小幅ながらマイマ
スに転じています。尚、日銀短観は大企業製造業の業況判断指数(DI)がマイ
ナス48と2年半ぶりの改善となりましたが、改善は予想通りであり、影響は限
定的です。売買代金は概算1兆5894億円、上海総合株価指数は48ポイント
(1.6%)高の3008と3000の大台乗せです。

 業種別では、銀行、不動産、非鉄セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、近畿車輌が75円高の720円、日本車輌が57円高の588
円となるなど鉄道車両メーカーが大幅高。訪米中のJR東海の葛西敬之会長が、
米政府が検討中の高速鉄道建設に関し、日本の新幹線を売り込むためにラフード
米運輸長官を訪れるなどトップセールスを展開していることが材料となっていま
す。米オバマ政権は景気刺激と環境対策を兼ね、4月に高速鉄道建設に130億
ドル(約1兆2300億円)を投じると発表。フランスのTGV、スペインのA
VEなどが売り込みをかけています。

 住友電工が13円高の1099円、フジクラが13円高の498円と値を上げ、
いずれも年初来高値更新。両社は自動車向けのワイヤハーネス(組み電線)が主
力。日本自動車販売協会連合会が午後発表した6月の新車販売台数は前年同月比
の減少率が前月比で縮小し、また日銀短観でも自動車業界の9月予想が改善して
いることから、両社の受注が上向くとの思惑買いが入っています。中国の6月の
製造業購買担当者景況感指数(PMI)が2ヶ月ぶりに改善したことも支援材料
となっており、建設向けなどの電線需要が高まるとの期待が膨らんでいます。古
河電工も35円高の471円と年初来高値更新です。、

 日立建機が25円高の1600円、コマツが27円高の1519円となるなど
建機株が値を上げています。中国の6月製造業購買担当者景況感指数(PMI)
が前月比0.1ポイント増の53.2と2ヶ月ぶりに改善し、好不況の分かれ目
とされる50を4ヶ月連続で上回ったことが支援材料となっています。中国政府
による景気刺激策が製造業に恩恵をもたらしているとの見方につながり、公共事
業関連で受注が見込まれる建機株に物色の矛先が向かっています。また、中国関
連としての農機株にも買いが向かい、クボタが23円高の820円、井関農機は
30円高の422円と大幅高で年初来高値更新です。

 本日の新高値銘柄は、三井ホーム、きんでん、日清紡HD、日本ガイシ、住友
電工、古河電工、フジクラ、井関農機、TOWA、日本車輌、近畿車輌、アイシ
ン精機、藤森工業、高島屋、三越伊勢丹、空港ビル・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 本日は、「近畿車輌」(7122)が75円高の720円と大幅高となり、年
初来高値更新!

 この銘柄は、GW明けの5月13日号スペシャル版にて550円前後でご紹介
し、ここまで2ヶ月も経たないうちに30%の上昇を示現。この銘柄も多くの方
が仕込まれていますが、本当におめでとうございます。もちろん材料はオバマ政
権の全米を結ぶ高速鉄道の開発計画であり、今後の展開も楽しみです!

 それから、上がってきましたので公開しますが、6月24日に1000円前後
でご紹介しました「小糸製作所」(7276)、本日の終値は63円高の123
1円とここまで1週間余りで200円近い上昇となっています。材料は、トヨタ
の「プリウス」、ホンダの「インサイト」など代表的な次世代環境車のヘッドラ
ンプを受注ということでしたが、この銘柄も多くの方が仕込まれており、本当に
おめでとうございます!


☆相場観測、推奨銘柄、投資のノウハウ・・・等々

   役立つ株式情報!「アクア・スペシャル版」のお申込みは・・・

         → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 


―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な材料                           **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


・6月の日銀短観、景況感マイナス48 2年ぶり改善も予想下回る
・6月短観、先行きDIはマイナス30に改善 設備投資は減少最大
・首相の人事構想大詰め 党内には慎重論も根強く
・政府、9月発足の消費者庁初代長官、内田氏起用を正式発表
・新車販売台数、マイナス幅が縮小 6月は前年比13.5%減
・軽自動車販売台数も前月から改善 6月は16.2%減
・路線価、4年ぶり下落  最高値は24年連続で銀座鳩居堂前
・東証REIT指数、年初来高値を更新 一時9カ月ぶり水準に
・自転車3人乗り全国で解禁に 基準に適合した自転車のみ
・みずほ、7月下旬に普通株増資を実施 総額6000億円規模
・東芝傘下の米ウェスチングハウスが日本法人設立 サービス強化
・ガソリン店頭価格、0.7円上昇し122.6円 6月29日時点
・米破産裁判所、GMの審理開始 7月10日までの決着焦点
・米財務省、保険大手ハートフォードに34億ドルの資本注入実施



―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】主な投資判断                         **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


[ドイツ証券]
 引上げ B→A (9502) 中部電力      2,120→ 2,730円
 据置き   A (3407) 旭化成            540円

[モルガンS証券]
 据置き   A (6146) ディスコ      4,100→ 4,700円

[クレディS証券]
 引上げ B→A (6665) エルピーダメモリ   570→ 1,500円
 据置き   A (9427) イーアクセス   67,500→92,000円
 引上げ C→B (6857) アドバンテスト    620→ 2,000円
 引下げ A→B (8354) ふくおかFG     607→   432円
 据置き   C (6136) OSG            480円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4530) 久光製薬      4,500→ 4,600円
 据置き   B (2503) キリンHD     1,000→ 1,400円

[野村証券]

 引下げ B→C (3050) DCMジャパン    480→   610円
 据置き   A (2685) ポイント          6,000円
 据置き   B (8227) しまむら      5,900→ 7,300円
 据置き   B (2802) 味の素        700→   830円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】業種別パフォーマンス(1―6月)               **
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞


 2009年も半分を過ぎましたが、参考までに過去6カ月間の業種別指数の上
昇率上位は下記のようになっています。

     (日経平均株価    +12.40%)
     (TOPIX     + 8.20%)

   1位 ガラス土石製品   +43.35%

   2位 非鉄金属      +40.51%

   3位 輸送用機器     +39.42%

   4位 精密機器      +27.99%

   5位 鉄鋼        +27.68%

   6位 卸売業       +27.66%

   7位 石油石炭製品    +26.05%

   8位 電気機器      +24.06%

   9位 機械        +22.79%

  10位 証券商品先物    +18.36%


 
 1―6月で最も上昇した業種は「ガラス・土石」で、中でも本誌スペシャル版
でお勧めしている日本ガイシ(5333)の同期間の上昇率は98.39%と、
昨年末比でおよそ2倍にまで上昇し、勢いは継続中です。



____________________________________
【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相場概況にありますとおり、中国物流購入連合会が発表した6月の製造業購買担
当者景気指数(PMI)が4カ月連続で景況判断の目安となる50を上回り、本
日の相場の支援材料となりました。中国経済はこれまで内需主導の回復となって
いましたが、同国の海外受注もおよそ1年ぶりに拡大に転じたとのデータもあり、
その点も今後の注目ポイントとなります。
____________________________________
   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


========================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
          → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて
 お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html 

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。
          → http://www.aqua-inter.com/ 

 
========================================================================
発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>