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こんばんは。aquaです。

 夏休みの期間を利用し、東京証券取引所は小・中・高校生を対象にマネー教室
を実施しています。「私たちの暮らしが“経済”や“株式会社”とどのように結
びついているのか」を学ぶ場となっており、毎回盛況のようです。

 小さいうちから正しい金銭感覚を身につけ、長期的な資産形成の考え方に触れ
ることは貴重な経験です。一方で、投資をギャンブルやゲーム、射幸的なもの(
努力をせずに偶然の利益や成功をねらうこと)として捉えてしまわないように気
をつけなければいけません。

 ところで、司馬遼太郎がその著作で次のように述べていたのが印象に残ります。

「サラリーマンたちの70パーセント以上は祖父の代まで、太陽の下でスゲ笠を
 かぶりながら畑の草をとっていた。たった二代で大変化をおこしたこの社会で、
 われわれはわりあい平気で生きているというのがこっけいなほどだ・・・」

 会社勤めがこれほど多くなかった時代には、家業があったり、農家や職人であ
ったり、子供たちの多くは親の背中を見て育ってきました。自然と仕事の厳しさ
や尊さを理解し、稼ぐということの大変さとお金の大切さを肌に刻んできたよう
に思います。

 今の子供たちの多くはそのような環境にはありませんが、是非そういったこと
も身につけてほしいものです。


=ご連絡=

 来週8月10日(月)から8月14日(金)まで大変恐縮ではございますが、
お盆休みにつき朝・夕刊の配信をお休みさせて頂きます。17日(月)より通常
通りの配信とさせて頂き、『スペシャル版』及び『プライベートサービス・レポ
ート』の次回配信は、8月19日(水)となりますので何卒よろしくお願い申し
上げます。

 尚、プライベート会員様につきましては、休み期間中もメールでの連絡が可能
となっていますので、お気軽にご連絡下さいませ。


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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.分散と集中2

 5.編集後記






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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  10388.09(+135.56)△1.32%
◎TOPIX   957.51(+  7.93)△0.84%

◎売買高概算  19億7180万株
◎売買代金概算  1兆5031億円
◎時価総額  313兆7483億円

◎値上り銘柄数 808 ◎(年初来)新高値 57
◎値下り銘柄数 734 ◎(年初来)新安値  2
◎変わらず   149

◎騰落レシオ(25日)100.0%

◎サイコロ(日経平均)9勝3敗 ○○○○●○○○●○●○ 75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+6.16% 75日線比+8.70%

◎為替  (対ドル) 95.05 (対ユーロ)136.93

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  226円(-  1円)160,146千株
 2.住金   <5405>  247円(+ 12円) 76,405千株
 3.東芝   <6502>  435円(+ 11円) 68,024千株
 4.三菱UFJ<8306>  603円(+  6円) 67,329千株
 5.野村   <8604>  777円(-  7円) 41,193千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.ニコン  <7731> 1690円(-188円) 48,520百万
 2.トヨタ自 <7203> 4130円(+150円) 46,902百万
 3.三菱UFJ<8306>  603円(+  6円) 40,478百万
 4.みずほ  <8411>  226円(-  1円) 36,244百万
 5.野村   <8604>  777円(-  7円) 32,091百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1860万株 買い1960万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比135円(1.3%)高の1万
388円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは39ドル安と軟調となりましたが、東京マーケットは昨日に
下げた後だけに朝方から先高期待からの押し目買いが優勢、企業業績の改善期待
を背景に自動車関連株を中心に幅広い銘柄が値を上げています。内閣府が14時
に発表した6月の景気動向指数速報(CI)の上昇幅が1980年以降で最大と
なったことを好感し、14:09には1万0426円と本日の高値まで上昇、景
気底入れ期待が高まったことでホンダが年初来高値を更新するなど主力株は一段
高となっています。売買代金は概算1兆5031億円、上海総合株価指数は72
ポイント(2.1%)安の3356です。

 業種別では、自動車、非鉄、ガラス・土石、鉄鋼、電機セクターの上げが目立
ちます。

 個別銘柄では、戸田工業が29円高の392円、日本電工が34円高の635
円となるなどリチウムイオン電池関連の一角が値を飛ばしています。米政府が昨
日発表したリチウムイオン電池関連企業への支援策は日本企業との競合激化も懸
念されますが、一部の国内企業は恩恵を受けます。正極材料を手掛けている戸田
工の現地法人「戸田アメリカINC」は3500万ドル(約33億円)の補助金
を取得する見込みで、日本電工はリチウムイオン電池の正極材料の1つであるマ
ンガン酸リチウムを生産しており、環境関連技術の市場拡大が追い風になるとの
思惑から買いが入っています。

 また、GSユアサも24円高の875円、新神戸電機が19円高の958円、
関東電化は6円高の530円、日本ガイシは35円高の2145円、日本カーボ
ンは8円高の301円、明電舎は29円高の558円と他のリチウムイオン電池
・自動車関連も値を上げています。

 米政府の自動車買い替え支援制度を利用して販売された新車の台数が18万台
を超えたと報じられ、内訳はトヨタ自動車の「カローラ」がフォード・モーター
の「フォーカス」を抜いて首位。支援策では燃費の悪い中古車を下取りに出して
低燃費車を購入する消費者に対し、最大4500ドルが支給されます。購入され
た新車の59%は乗用車で、モデル別販売台数ではこのほかトヨタの「プリウス
」と「カムリ」がトップ5入りし、ホンダの「シビック」が3位。下取りに出さ
れた中古車の上位10車種はすべて米国メーカーです。

 トヨタが150円高の4130円、ホンダは110円高の3110円と年初来
高値更新、日産自は21円高の702円、スズキは60円高の2305円、いす
ゞは11円高の174円、マツダは7円高の256円、デンソーは150円高の
2850円、アイシン精機は110円高の2465円、小糸製作所は52円高の
1304円となるなど自動車関連が軒並み高、業種別では輸送用機器セクターの
上昇率がトップです。

 住友金属鉱山が49円高の1496円と値を上げています。昨日のロンドン金
属取引所(LME)でニッケル先物相場が大幅高。指標となる3ヶ月先物は前日
比1100ドル高の1トン2万450ドルと昨年8月29日以来、11ヶ月半ぶ
りに2万ドルを上回ったことで収益改善期待から買いが入っています。

 ステンレス原料となるフェロニッケルの最大手である大平金も49円高の82
1円と大幅高。昨日の引け後にフェロニッケル価格の堅調な推移を受けて、20
10年3月期の連結業績予想を上方修正しており、買い安心感につながっていま
す。連結純利益は従来予想を28億円上回り、前期比56%減の46億円に減益
幅が縮小します。ステンレスの日本冶金工も35円高の563円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、東芝プラント、カゴメ、テルモ、明光ネット、日本冶金
工、三井金、リンナイ、NTN、ホンダ・・・等々です。



          ★  『 アクア・スペシャル版 』 ★
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      なかなか上手くいかない方、有望銘柄を知りたい方

              是非ご活用ください。


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【2】主な材料                           **
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・6月の景気動向、一致指数3カ月連続上昇 先行は過去最大の上昇
・産業機械受注、6カ月連続マイナス 6月は35%減
・環境装置受注額、2カ月連続の増加 6月は4.8%増
・都心オフィス空室率、18カ月連続上昇 7月の空室率は7.57%
・中東産ドバイ原油が連日で年初来高値 6日の東京スポット市場
・大手生保6社の団体年金利回り、4―6月はが4四半期ぶりプラス
・先週の対内株式投資は4247億円の資本流入超 3週連続買い越し
・7月の新車販売、プリウスが2カ月連続首位 2位以下に大差
・米新車販売支援策による販売台数、トヨタ「カローラ」が首位に
・北米トヨタ社長「2010年度にも黒字回復」 GM抜き首位も視野
・米政府高官、クライスラーの株式上場に言及 公的資金回収狙い
・米シスコのCEO、先行きに慎重な見方 5―7月期は46%減益
・米ニューズ、4―6月期は赤字に転落 売上高10%減少
・米バススター、新型インフルのワクチン量産を開始 世界で初めて
・米ゴールドマン、09年下期の米経済成長率を3%に上方修正



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【3】主な投資判断                         **
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[UBS証券]
 据置き   B (7201) 日産自動車       530→ 680円
 据置き   C (6481) THK        750→ 1,000円
 据置き   C (7731) ニコン        900→ 1,500円

[クレディS証券]
 据置き   A (5202) 日本板硝子          410円
 引上げ B→A (6753) シャープ       920→ 1,420円
 引下げ A→B (6752) パナソニック        1,600円

[JPモルガン証券]
 引上げ B→A (6665) エルピーダメモリ  1,000→ 1,600円

[モルガンS証券]
 据置き   A (1812) 鹿島             440円
 据置き   A (9075) 福山通運           600円
 据置き   A (9375) 近鉄エクスプレス      2,800円
 据置き   C (9401) 東京放送      1,070→ 1,020円

[野村証券]
 据置き   A (5201) 旭硝子        730→   960円
 据置き   A (6282) オイレス工業    1,600→ 1,790円
 据置き   A (6502) 東芝             560円
 据置き   A (7701) 島津製作所      800→   810円
 据置き   A (9432) NTT           5,330円
 引上げ C→B (6506) 安川電機       400→   680円
 引下げ B→C (9401) 東京放送      1,300→ 1,200円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】分散と集中2                         **
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 株式投資におきましては、ハイテク銘柄と内需関連の銘柄とを持つ場合のよう
に、値動きの違う銘柄に分散投資することの有効性もよく言われます。そうする
ことでリスクを抑えるという考え方です。こういった場合の銘柄構成を『ポート
フォリオ』と呼びます。

 確かに正しいやり方ではありますが、個人投資家によってはこのようなことが
難しい場合も考えられます。実際には個人投資家の多くは、(資産家からみれば
)わずかな資金を株式に投入します。その資金の中で余裕資金を残しながらの分
散投資など・・・難しいだろうと想像できます。

 例えばですが、分散した結果、五つの籠を見守り・管理することに労力を注ぎ
込むよりも、一つの籠を見守り・管理するほうが容易であり、効率的であり、機
敏に対応できるということも一つの考え方です。

 マーク・トウェインに言わせますと、「愚か者は言う、全部の卵を一つの籠に
入れるなと。しかし、賢者は言う、全部の卵を一つの籠に入れ、そして、その籠
を監視せよ」となります。

 もちろん、一つの銘柄への集中投資の場合、動きが異なる銘柄への分散投資よ
りも、リスクは増大しますので注意が必要です。また、集中投資のリスクを軽減
するためには、売買のタイミングを数回に分けるなどの「時間分散」が有効にな
ってきます。

 どのような投資のプロでも100戦100勝することはありえません。相場で
利益をあげるには、損失をコントロールする必要があります。分散や集中など、
やり方はいろいろありますが、自分の投資スタイルに適した方法を見つけていく
ことが大切です。

※「分散と集中1」は7月29日夕刊に掲載



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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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景気動向指数は、鉱工業生産指数や有効求人倍率など複数の景気指数を一つの指
数に合成したもので、景気が上向きか下向きかなどといった景気の動向を示す経
済指標です。本日発表の景気動向指数で、数カ月後の景気の先行きを示す先行指
数は比較可能な1980年以降最大の上昇となりました。11日に予定されてい
る月例経済報告関係閣僚会議では、自動車や家電販売の持ち直し等も含め最近の
状況を鑑み、景気判断をさらに上方修正する可能性があります。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =3年連続ダブル受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー 2008 http://melma.com/contents/moy2008/ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 総合大賞

◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
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