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こんばんは、aquaです。

 給食費の滞納が問題となっている中で、文部科学省が昨年11月から12月に
行った調査では、全国の国公立小中学校の全児童の1%、約9万9千人の給食費
が未納となっています。

 未納者のうち3分1が「経済的な問題」とみられ、約6割は「保護者の責任感
や規範意識の問題」とみられています。教職員が代って負担しているケースもあ
り、そういった状況を踏まえ、連帯保証人を明記した「学校給食費納入確約書」
の提出を保護者に求める小中学校もでてきました。

 ところで、同じく文部科学省は昨日、平成17年度の学校給食調査結果を発表
しています。

 それによりますと、全国の小学校の給食費(月額)は低学年が3923円、中
学年3942円、高学年3952円、中学校4501円で、通常は11カ月分を
収納しているため、合計支払い金額を平均年間給食回数188回で割りますと、
小学校高学年で1食あたり約230円となります。

 ところが、これらの費用は食材費のみで、調理員らの給与や設備費、光熱費や
衛生管理費などは自治体の負担となっており、東京のある区の場合、それらを合
計しますと1食あたり約650円の費用がかかっているそうです。合算しますと
子供(小学校高学年)の1食あたりの給食費は約880円になります。

 給食といいますと、良いものを安く提供しているというイメージがありますが、
実際のコストは決して安くないというのが実情のようです。

 ちなみに、昨年のサラリーマンの昼食代は平均650円(GEマネー調べ)で
す。がんばれ!お父さん!

 

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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場
 2.主な材料
 3.主な投資判断
 4.投資の肴
 5.編集後記

 



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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  17875.65(- 21.58)▼0.12%
◎TOPIX  1774.53(-  2.18)▼0.12%

◎売買高概算  21億5856万株
◎売買代金概算  2兆9939億円

◎値上り銘柄数  658  ◎(昨年来)新高値 47
◎値下り銘柄数  882  ◎(昨年来)新安値  8
◎変わらず    175
 
◎騰落レシオ(25日)120.6%
 
◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ●○○●○●○○○○○● 66.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+2.5% 75日線比+6.2%
 
◎為替     119.34―37(16:19)

◎東証1部出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  738円(+  5円) 81,032千株
 2.みずほ信 <8404>  281円(+ 11円) 78,353千株
 3.住金   <5405>  549円(-  3円) 52,451千株
 4.コロンビア<6791>  118円(+ 16円) 42,165千株
 5.沖電気  <6703>  215円(- 41円) 40,521千株
 
◎東証1部売買代金上位                      (円)
 1.みずほ  <8411> 875千円(+10千円) 77,884百万
 2.キヤノン <7751> 6550円(+240円) 72,779百万
 3.ソフトBK<9984> 2880円(- 50円) 67,442百万
 4.三井住友 <8316> 120万円(+ 3万円) 61,078百万
 5.新日鉄  <5401>  738円(+  5円) 59,715百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り5000万株 買い4450万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比21円安の1万7875円で
取引終了です。昨日までの5日連続高で600円を越す上げを演じてきたことで
朝方から高値警戒感からの利益確定売りが先行しましたが、下値を売り込む向き
も限定的、終日小安い水準での値動きとなっています。週末要因に加えて、外国
為替市場で1ドル=119円台の円高となっていること、NY市場がプレジデン
トデーを含めて3連休を控えていること、さらに来週の日銀金融政策決定会合を
控えて利上げの有無を見極めたいとの様子見ムードも強まっています。そうした
中にありまして、M&A(企業の合併・買収)の思惑を手掛かりにした食品株等
の急伸が目立ったています。売買代金は概算2兆9939億円です。

 業種別では、保険、食品、水産、金属、海運セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、サッポロHDが1727万株の買いを残してストップ高比例配
分。発行済み株式の約18%を保有する米系投資ファンドのスティール・パート
ナーズがTOB(株式公開買い付け)を実施して66.6%まで買い増すことを
提案し、またアサヒビールが経営統合を提案していることも報じられ、TOB合
戦や業界再編を期待した買いが膨らんでいます。気配値はスティールが提示した
買い付け価格825円程度を上回っています。アサヒビールも昨年来高値更新、
スティール・パートナーズが大株主となっているアデランス、ノーリツ、高田機
工、三精輸送機なども思惑買いから軒並み値を飛ばし、キッコーマン、グリコ、
日清食など他の食品株もM&A関連として軒並み買いが集まっています。

 新日鉄が昨年来高値更新、収益改善の期待感に加えて業界再編の思惑が根強く、
サッポロHDの買収を巡る動きなど投資家の関心がM&A(企業の合併・買収)
や業界再編に向かっており、また信用倍率が好転していることも需給面での買い
安心感を誘っています。日新鋼、モリ工業、日本冶金工、太平金などの金属関連
株も軒並み昨年来高値更新です。

 本日の新高値銘柄は、グリコ、森乳、サッポロHD、アサヒビール、キッコー
マン、ニチレイ、中外薬、新日鉄、日新鋼、日本冶金工、日本金属、商船三井等
です。


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【2】主な材料                           **
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・06年分の確定申告がスタート 電子納税をPR
・H2Aロケット、悪意天候のため打ち上げを延期
・06年の第3次産業活動指数は4年連続のプラス
・12月の景気一致指数改定値、速報値を上方修正
・財務省、個人向け国債、個人向け販路拡大
・経産省、特商法違反の疑いでNOVAに立ち入り
・独立系投資ファンド、東京鋼鉄の議決権31%を確保
・アーク、韓国のプラスチック部品メーカーの買収を発表
・三菱商事、株式取得機構保有分の2577万株を売り出し
・シャープやソニー、液晶TVの新製品を相次ぎ投入
・サッポロHD(2501)、前12月期経常利益は11%減
・昭和シェル(5002)、前12月期最終利益が2割減
・西友(8268)、前12月期は2期連続の経常赤字
・ソニー米子会社、排出権売買のシカゴ気候取引所の会員に
・日本向け出荷分に月齢確認できない牛肉が混入 米タイソンフーズ
・国連食糧農業機関、種子の大冷蔵庫を計画 遺伝資源保存のため
・米監査当局、イラク復興費用の無駄を指摘 ハリバートンに還流か



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【3】主な投資判断                         **
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[クレディS証券]
 据置き   A <7741> HOYA      5,000→ 5,300円
 引下げ B→C <9751> TIS       2,500→ 2,070円

[モルガンS証券]
 新 規   A <3407> 旭化成           1,060円

[UBS証券]
 引下げ A→B <7843> 幻冬舎       130万→  44万円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A  <4755> 楽天           70,000円

[日興シティG証券]
 据置き   A <6779> 日本電波鉱業    6,000→ 6,450円

[みずほ証券]
 引上げ 3→1 <7740> タムロン          3,000円

[野村證券]
 据置き   2 <2395> 新日本科学
 据置き   2 <6728> アルバック
 引下げ 2→3 <1963> 日揮
 据置き   3 <6367> ダイキン工業

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。


 
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【4】投資の肴                      **
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 本日付の日経新聞が、「(サッポロへの出資は)全く考えていない」とのアサ
ヒビール社長の談話を発表したのに対し、本日付の読売新聞は「アサヒが経営統
合を提案していることが15日明らかになった」と報じています。サッポロとア
サヒは提案の有無について否定していますが、フジテレビや北越製紙、不二家の
件を例に出すまでもなく、こういった話は結論が出るまで二転三転するのが常で
す。

 ちなみに、サッポロビールの起源は、大倉組が官営のビール醸造所の払い下げ
を受けたのに始まります。

 大倉組とは、岩倉使節団で大久保利通や伊藤博文らとロンドンに同行したこと
もある大倉喜八郎が創始した会社で、現在の大成建設、日清オイリオ、東海パル
プ、リーガルコーポレーション、あいおい損保(旧千代田火災海上保険)、ホテ
ルオークラ、帝国ホテル、東京製綱、日本無線、日本化学工業等々を有する大倉
財閥の要でもありました。

 官営のビール醸造所は大倉らによって札幌麦酒となり、後に日本麦酒醸造(エ
ビスビール)や大阪麦酒(アサヒビール)と合併し大日本麦酒となります。さら
に他社買収を重ね、大日本麦酒のシェアは一時7割を占めるに至り、第一次世界
大戦後好況時、大日本麦酒は日本で五指に入る大企業となっています。

 第二次世界大戦後、今度はGHQの集中排除政策によって大日本麦酒は、主に
東日本での販売が中心の日本麦酒(現サッポロビール)と西日本での販売が中心
の朝日麦酒(現アサヒビール)の2社に分割され、現在に至ります。

 

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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日の相場は、最近の600円を越す上昇やNY市場が3連休を控えていること
などから、利益確定の売りが出やすい局面ではありましたが、下値も限定的。M
&Aがらみの物色対象を探す動きや好業績銘柄を「下がれば買いたい」という雰
囲気が強く、非常に底堅い展開と言えます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money 

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/ 

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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