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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　  　　09/09/02 夕刊
　
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こんばんは。ａｑｕａです。

　ブランド戦略やＷｅｂ戦略に関するコンサルティングを行っている日本ブラン
ド戦略研究所は、企業のＷｅｂサイトの価値について定期的に調査を行っていま
す。

　Ｗｅｂサイトの価値とは、Ｗｅｂサイトによって得られる接触効果、好感効果、
販売効果、ロイヤルティ効果といった４つの効果の事業活動への貢献度であり、
先日発表された２００９年版のランキングは下記のようになっています。※金額
はＷｅｂサイト価値。

　　　　１位　全日空（ＡＮＡ）　　　　　８９６億円　　　　
　　　　２位　パナソニック（電工含む）　８５２億円
　　　　３位　ＮＴＴドコモ　　　　　　　７５４億円
　　　　４位　ＪＲ東海　　　　　　　　　７５０億円
　　　　５位　トヨタ　　　　　　　　　　７４４億円

　金融危機の影響もあり全般的にＷｅｂサイト価値が低下していますが、前年ま
で６年連続１位だったトヨタ（Ｗｅｂサイト）の価値低下（前年比で約半減）が
著しく、一方、上位１０位以内には全日空やＪＲ東海、ＪＡＬやＪＲ東日本など
運輸４社が顔を出しています。

　また、同研究所は、一度訪れたサイトに再び訪れたいという意向を持った人の
割合として再訪問意向率のランキングも発表しており、上位には下記のような企
業が並びます。※数値は再訪問意向率。
　　　　
　　　　１位　キユーピー　　　　　　　　８５.２％
　　　　２位　東京ディズニーリゾート　　８４.０％
　　　　３位　味の素　　　　　　　　　　８３.２％
　　　　４位　ユニクロ　　　　　　　　　８３.１％
　　　　５位　マクドナルド　　　　　　　８３.０％

　上位サイトは、リピーターを引き付ける好感度が強いサイトと言え、自社製品
を使ったレシピの充実、またはキャンペーンやクーポンなどの特典を提供し、情
報を逐次更新していることが消費者を惹きつけているようです。



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　～目次～　　　　　　  編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．信用残について３

 ５．編集後記






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１０２８０.４６（－２４９.６０）▼２.３７％
◎ＴＯＰＩＸ　　　９４９.８１（－　１８.９６）▼１.９６％

◎売買高概算　　１９億６４６１万株
◎売買代金概算　　１兆４６６０億円
◎時価総額　　３１１兆９６４１億円

◎値上り銘柄数　　　１４３　◎（年初来）新高値　２８
◎値下り銘柄数　　１４９１　◎（年初来）新安値　１２
◎変わらず　　　　　　５０

◎騰落レシオ（２５日）９８.８％

◎サイコロ（日経平均）６勝６敗　○●○●○●○●○●○● ５０.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比－１.２９％　７５日線比＋３.６６％

◎為替　　（対ドル）　９２.９２　（対ユーロ）１３２.１７

◎出来高上位
　１.みずほ　　＜８４１１＞　　２１９円（－　　６円）１４３,８２７千株
　２.東芝　　　＜６５０２＞　　４８５円（－　　６円）　９０,４３６千株
　３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　５８０円（－　１５円）　５９,３９３千株
　４.三洋電　　＜６７６４＞　　２４９円（－　　５円）　３３,８２３千株
　５.新日鉄　　＜５４０１＞　　３５３円（－　　８円）　３３,７８７千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（円）
　１.東芝　　　＜６５０２＞　　４８５円（－　　６円）　４３,６１６百万
　２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　５８０円（－　１５円）　３４,３２９百万
　３.トヨタ自　＜７２０３＞　３９２０円（－１００円）　３３,０６９百万
　４.みずほ　　＜８４１１＞　　２１９円（－　　６円）　３１,６１２百万
　５.エルピーダ＜６６６５＞　１２８５円（－２５２円）　２６,７１８百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り２２４０万株　買い２３６０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比２４９円（２．３％）
安の１万０２８０円で取引終了です。

　昨晩のＮＹダウが１８５ドルの大幅安となったことを受け、朝方から幅広い銘
柄に売りが先行、１０：２９には下げ幅が３１０円を超える場面がありました。
特に、円高を嫌気して自動車やハイテクなど輸出関連、また週末のＧ２０財務相
・中央銀行総裁会議で金融機関に対する規制が強化されるとの懸念やＮＹ市場で
金融株が売られた流れを受け継ぎ、銀行や保険など金融株の下げが顕著となって
います。尚、上海総合株価指数は３１ポイント（１．１％）高の２７１４と高く
なっています。売買代金は概算１兆４６６０億円です。

　業種別では、全般安の中、電力・ガス、陸運が比較的しっかりで、銀行、保険
セクターの下げがきついです。

　個別銘柄では、相場全般安の中にあって、メガネトップが７３円高の１６７０
円と値を飛ばして年初来高値更新。昨日の引け後に発表した８月の既存店売上高
が前年同月比４．４％増となり、全店でも８．６％増え、業績好調を好感した買
いが入っています。一律１万８９００円の基本価格で眼鏡を販売している主力の
「眼鏡市場」ブランドの店舗で７月後半から開始した最大３０００円の値引きセ
ールが奏功し、販売好調。テレビＣＭなどを通じて「眼鏡市場」の認知度が上が
ってきています。

　吉本興業が１７２円高の１２５０円と大幅高で年初来高値更新。同社が検討し
ていたＭＢＯ計画の全容が明らかになったとの一部報道が買い手掛かりとなって
います。主力銀行の三井住友銀行や民放キー局、電通、ＫＤＤＩ、ソニー元社長
の出井伸之氏が代表を務めるファンドなど２０社が総額５００億円を拠出し、株
式公開買い付け（ＴＯＢ）を実施し、非公開化すると報じられています。

　京都友禅が３８円高の９８０円と年初来高値更新。昨日の引け後に発表した８
月の受注高が前年同月比で１９％の大幅増となり、業績改善を好感した買いが入
っています。テレビＣＭなど広告宣伝を強化したことが奏功し、振り袖の販売が
伸びています。振り袖以外の一般呉服や宝飾品も催事での売り上げが順調です。

　ワタベウェディングが１３円高の１４４２円と値を上げています。中国大手の
婚礼企業と提携し、中国人向けリゾート挙式事業に乗り出すと報じられたことが
材料視され、将来の収益寄与を期待した買いが入っています。中国人の個人ビザ
が７月に解禁されたことに対応し、北海道や沖縄のチャペルを舞台にした結婚式
を提携企業を通じて富裕層に販売します。

　昨日大幅高した近畿車輛が本日も３７円高の９１８円と値を飛ばしています。
ベトナム政府が南北高速鉄道計画に日本の新幹線方式を採用すると報じられ、総
事業費５６０億ドル（日本円で約５兆２０００億円）と巨額なだけに同社の収益
拡大に繋がるとの見方から連日で買いが集まっています。首都ハノイと南部のホ
ーチミンを結ぶ計画です。

　その他、ユニ・チャームが連日で値を飛ばし、１７０円高の８５４０円と年初
来高値更新。主に中学生向け集団指導塾を展開する秀英が３８円高の６１９円と
年初来高値更新、学習参考書や図鑑でトップの学研が１０円高の２１９円、中学
生向け主体の個別指導「明光義塾」を展開する明光ネットが１５円高の５７１円
と値を上げるなど民主党政権の「子ども手当」関連の一角が値を上げています。

　本日の新高値銘柄は、森乳、昭和電工、東亞合成、秀英、日機装、日新電機、
京都友禅、ユニ・チャーム、吉本興業、メガネトップ・・・等々です。


 
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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・民主、政権引き継ぎ協議を政府に要請　危機管理など
・資金供給量は１２カ月連続で増加　８月は６.１％増
・国交省、タクシー大手の国際自動車の事業許可取り消し
・ガソリン小売価格、３週連続上昇で１２６.５円　先月末時点
・ファストリ社長「２０２０年に国内外で売上５兆円目指す」
・ファストリ、靴事業「ユニクロシューズ」を立ち上げ
・ワタベ、中国人向けリゾート挙式事業を開拓　中国大手と提携
・三菱総研、公開価格は２２００円　東証２部上場が決定
・ＮＹ市、市内の全児童生徒を対象にワクチンを無料提供　
・米ヘッジファンドにデフォルトの噂　昨晩のＮＹ市場
・８月の米新車販売、２２カ月ぶり増加　支援制度が寄与
・米、再生可能エネルギーの生産施設に５億ドルの直接支援



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ (4911) 資生堂 　　　　　　1,680→ 2,000円

［メリルリンチ証券］
　引上げ　Ｃ→Ａ (2593) 伊藤園　　　　　　　 900→ 2,350円

［ＵＢＳ証券］
　据置き　　　Ａ (4755) 楽天　　　　　　　68,000→71,000円
　引上げ　Ｂ→Ａ (5713) 住友金属鉱山 　　　1,460→ 1,650円
　引上げ　Ｂ→Ａ (5714) ＤＯＷＡ　　　　　　 460→   660円
　引上げ　Ｃ→Ｂ (4004) 昭和電工 　　　　　　110→   210円
　据置き　　　Ｂ (7220) 武蔵精密工業 　　　1,500→ 1,900円

［クレディＳ証券］
　据置き　　　Ａ (3626) ＩＴ ＨＤ　　　　　2,440→ 1,740円
　引上げ　Ｂ→Ａ (8308) りそなＨＤ　　　　 1,540→ 1,630円

［ゴールドマンＳ証券］
　据置き　　　Ａ (2685) ポイント 　　　　　5,900→ 6,100円

［野村証券］
　据置き　　　Ｂ (9101) 日本郵船　　　　　　 470→   420円
　据置き　　　Ｂ (9104) 商船三井　　　　　　 665→   610円
　据置き　　　Ｂ (6976) 太陽誘電 　　　　　　750→ 1,100円

［三菱ＵＦＪ証券］
　引上げ　３→２ (6146) ディスコ　　　　　　　　　 7,600円
　引上げ　３→２ (6274) 新川　　　　　　　　　　　 2,100円
　引上げ　３→２ (8086) ニプロ 　　　　　　　　　　2,500円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【４】信用残について３　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　取組みの良し悪しを判断するには、信用残における買い残と売り残の比率であ
る「貸借倍率」を見ます。

　大まかに言って、貸借倍率が２倍以下であれば取組みが接近した状態であり、
貸借倍率が１倍以下（買い残よりも売り残のほうが多い状態）であれば、好取組
を材料に相場は急上昇するケースもあります。

　スケールの大きい相場になりますと、上昇過程で大きな押し目を入れ、その動
きに慌てた買い方が売り返済を急ぐことで買い残が減少し、なおかつ新規の売り
建玉が増え、結果的に再度取組み妙味が増し、そこから次ぎの上昇ステージに突
入するようなケースがあります。昔から大きな仕手戦というのは信用取引の仕組
みを利用して繰り広げられてきました。

　押し目における上記のような信用残の変化と株価の動きを「振るい落とし」と
言い、天井をつけたかのように見えることでカラ売りが増加し、（次の段階では
売り方の買い戻しとそれを期待する強気の買いで）その後の上昇に弾みがつけば、
そのカラ売り増加を「カラ売りをくわえ込む」などと言います。

　多勢に付いたものの、期日までに利喰いのチャンスがなかった、あるいは欲張
ってチャンスを逃した、または機敏な損切りができずに期日まで持たされた場合、
皆が投げ売りしている安いところを売らざるをえなくなったり、あるいは売り方
が敗走（損切りの買い戻し）している高いところを買い戻すハメにならないとも
限りません。

　相場である限り、大なり小なりどこかで反対の動きが生じることは必然であり、
特に信用取引の場合は深追いは禁物です。また、売り残が多かった創建ホームズ
のように、買い戻しのため連日のストップ高となった直後に破たんしたケースも
あります。

　買い残と売り残の増減にはその時々の特殊な事情による場合もあり、数式のよ
うに「１＋１＝２」とならないことも多いのが相場です。画一的な見方ばかりで
はなく、広い視野で相場を捉える必要があります。



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【５】編集後記                           　　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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リコー会長で同友会代表幹事の桜井氏は、民主党の政権運営について民間企業の
「ＰＤＣＡ（計画・実行・検証・改善）サイクル」を参考にすべきだとの認識を
示しました。計画・実行・検証・改善は、投資においても大変重要な事柄です。
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　　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝３年連続ダブル受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー ２００８ http://melma.com/contents/moy2008/ 
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　　　「ハロー！株式」　総合大賞

◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
　せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
　の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
　さるようにお願いいたします。


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