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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

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こんばんは。aquaです。

 連休の後半は30度を超え真夏日となったところもあるようですが、暦上の
季節も昨日の「立夏」から夏になります。沖縄の方ではそろそろ梅雨入り(平
年は5月8日)の時期です。

 ところで、今度の日曜日(5月9日)は「母の日」です。「母の日」の市場
規模はバレンタインの数倍に達し、クリスマスをも凌ぐとの見方もあり、小売
り各社は様々な商品やサービスで消費者の心をつかもうとしていますが、やは
り母への贈り物は「花」というのが一番人気となっています。

 「純粋な愛情」「ありがとう」などの花言葉を持つカーネーションが定番で、
母が健在な人は赤、亡き母には白というのが一般的ですが、最近では好きな花
を贈るケースも増えています。

 ちなみに、母の日が近づくとカレーがよく売れるそうです。日頃の感謝の気
持ちを込めて、せめてこの日はママにゆっくりと過ごしてほしいとの思いから
母の日にお父さんと子供たちでカレーをつくるご家庭が多いと聞きます。

 改めて母に接してみて、あるいは母としての自分を振り返ってみて感じる思
いは人それぞれ。石川啄木が母について詠んだ歌はつとに有名ですが、その他
いくつかご紹介したいと思います。

 
 「たわむれに母を背負いて そのあまり軽きに泣きて 三歩あゆまず」啄木

 「母の日も やさしい母になりきれず」谷口まち子

 「母の日や 童女のごとき 母連れて」  恩田秀子

 「母の日の 母の希望に 欲がなし」   四道花子

 「母の日の 母にて 母の娘にて」    京極杜藻



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………


 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.恐怖の度合

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  10695.69(-361.71)▼3.27%
◎TOPIX   956.72(- 30.32)▼3.07%

◎売買高概算  25億8590万株
◎売買代金概算  2兆0263億円
◎時価総額  322兆6037億円

◎値上り銘柄数  135  ◎(年初来)新高値 68
◎値下り銘柄数 1523  ◎(年初来)新安値 64
◎変わらず     18

◎騰落レシオ(25日)104.2%

◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ○●●●○●●○○●○● 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.75% 75日線比+0.25%
 
◎為替  (対ドル) 93.53  (対ユーロ)119.58

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  174円(-  8円)172,128千株
 2.三菱UFJ<8306>  472円(- 22円)123,480千株
 3.日立   <6501>  404円(- 14円) 76,093千株
 4.三洋電  <6764>  150円(-  1円) 68,336千株
 5.野村   <8604>  624円(- 31円) 60,249千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.三井住友 <8316> 2985円(-135円) 63,913百万
 2.三菱UFJ<8306>  472円(- 22円) 58,364百万
 3.三井物産 <8031> 1346円(- 82円) 45,563百万
 4.野村   <8604>  624円(- 31円) 37,962百万
 5.トヨタ自 <7203> 3550円(-115円) 37,091百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り3250万株 買い1480万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅反落。前日比361円(3.2
7%)安の1万0695円と、およそ2カ月ぶりの安値水準で取引を終了しま
した。

 東京市場が休場だった連休中に、欧州での信用不安の広がりや世界景気の先
行き懸念で欧米の株式市場が大幅安となっており、その流れを受けて連休明け
の東京株式市場は昨晩のCME225先物(1万0670円)にさや寄せする
形で売りが先行。外国為替市場で円高が進んだことや、世界景気のけん引役を
担ってきた中国の金融引き締めへの警戒感も相場の重しとなりました。日経平
均株価は下げ幅(361円安)は今年最大で、昨年3月30日以来およそ1年
1カ月ぶりの大きさとなりましたが、75日移動平均線(1万0668円)を
割り込まずに踏みとどまった格好です。売買代金は概算2兆0263億円、上
海総合株価指数は117ポイント(4.1%)安の2739ポイントです。

 業種別では全33業種が下げたものの、電気・ガスが比較的しっかり。海運、
証券・商品先物、不動産の下げが顕著でした。

 個別銘柄では、全般安の中でユニ・チャームが逆行高となり上場来高値を更
新、終値は370円(4%)高の9510円。同社は4月30日にペット用品
子会社のユニ・チャームペットケアに対しTOB(株式公開買い付け)を行う
と発表しており、同時に9月末時点の1株を3株とする株式分割を発表したこ
とも好感されています。ユニ・チャームペットケアはTOB価格と同値の38
25円で寄り付き、680円(21%)高の3810円で取引を終了しました。

 値動きの軽い小型株として物色の矛先が向かった婦人服大手のルックが13
円(8%)高となり、一時は前営業日比で30%高まで上昇。先週トヨタが出
資比率の引き上げを発表したミサワホームが20円(4%)高で3営業日連続
の上昇。10年12月期の業績見通しを上方修正したノーリツや、10年3月
期が42%増益で11年3月期も大幅増収増益を見込むディー・エヌ・エーが
大幅高で年初来高値を更新するなど、個別材料株への物色意欲の強さも見られ
ました。

 中国人民銀行(中央銀行)が先日2日に預金準備率の引き上げを発表してお
り、中国での金融引き締めが同国経済や海上輸送需要に与える影響を懸念して
日本郵船や商船三井、川崎汽船などの海運株が軒並み下落。同様に先行きの需
要懸念や、豪政府による資源採掘に対する課税案の検討が引き続き圧迫材料と
なっている資源関連の商社株が安く、中国関連としてコマツなどの機械株も下
げています。

 好業績を手掛かりにパソコン周辺機器大手のメルコが9連騰、連日で年初来
高値を更新。日本触媒や沢井製薬、日本製紙グループ本社、島精機、サンリオ
なども上昇し年初来高値を更新しました。

 その他の新高値銘柄は、ダイドードリンコ、大同特殊鋼、アマノ、TOA、
ゼビオ、日本調剤、ジェイコム・・・等々です。


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【2】主な材料                          **
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・欧州発の市場の動揺収まらず ユーロ圏での信用不安拡大を警戒

・三菱とモルガンの証券2社が営業開始 M&Aや資金調達など支援

・4月末の都心オフィス空室率は8.82% 3カ月連続で過去最高

・14年ぶり「もんじゅ」の運転を再開 来年5月から発電開始予定

・ジャスダック上場のコマーシャルREが民事再生手続き開始を申請

・米MSとシャープが開発したSNS携帯、小型版は49.99ドル

・米インテル、超小型MPUの新型発売 スマートフォン市場に狙い

・米メディアの1―3月期業績が改善 タイムワーナーやニューズ等



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 引上げ C→A (1961) 三機工業       645→   900円

[クレディS証券]
 据置き   A (5802) 住友電工          1,650円

[UBS証券]
 据置き   A (2432) DeNA      76万→ 100万円
 引上げ B→A (6702) 富士通        615→   800円
 据置き   B (4739) CTC       3,000→ 3,600円
 引下げ A→B (6958) 日本CMK      900→   700円
 引下げ A→B (6988) 日東電工      4,400→ 4,000円
 引下げ A→B (7230) 日信工業      1,550→ 1,650円
 引上げ C→B (7274) ショーワ       400→   700円

[ゴールドマンS証券]
 新 規   B (8750) 第一生命         17.8万円
 据置き   A (4901) 富士フイルム    3,700→ 3,800円
 据置き   A (6762) TDK       7,500→ 8,000円
 据置き   A (8113) ユニチャーム   11,000→11,500円
 据置き   A (6981) 村田製作所     6,300→ 6,500円

[シティG証券]
 据置き   A (5802) 住友電工      1,600→ 1,700円
 引上げ C→B (6967) 新光電工      1,400→ 1,600円

[みずほ証券]
 据置き   A (3405) クラレ           1,600円
 据置き   A (4768) 大塚商会          7,800円
 据置き   A (4307) 野村総研          2,700円
 据置き   A (6961) エンプラス         2,350円
 据置き   A (9086) 日立物流          1,550円
 据置き   A (9404) 日本テレビ    15,100→17,000円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】恐怖の度合                         **
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 米シカゴ・オプション取引所(CBOE)がS&P500種株価指数オプシ
ョンを基に算出している「ボラティリティー・インデックス(VIX)」は、
相場の予想変動率を示しており、先行きに不安が生じ株式相場が急ピッチで下
げる局面になると上昇する傾向があるため別名「恐怖指数」とも呼ばれます。

 ※本誌ホームページのリンク集(下記)にVIXへのリンクを掲載しており
  ます。→ http://www.aqua-inter.com/hint/link.html 

 この指数は投資家の心理状態を測るモノサシとして利用されており、10か
ら20の範囲での動きが通常で、値が低ければ低いほど投資家が不安を感じて
いないことを示します。

 総悲観の目安となる30超で市場の状態は「パニック(恐怖)」、40を超え
てくると「メガボトム(大底)」といわれ、過去において恐怖指数が35前後に
まで上昇した時期と株式相場の底入れが重なったケースは少なくありません。

 リーマン・ショックで1998年11月に記録した過去最高の80.86は
例外としましても、1997年のアジア通貨危機の際の恐怖指数は38で天井
(株式相場は反転上昇)となり、1998年のロシア通貨危機の際は45、2
001年の同時多発テロの際は43、2002年のエンロン不正会計事件の時
は45、03年の米軍のイラク侵攻の時は34で恐怖指数が天井を打ち、時を
同じくして株式相場は反転上昇に転じています。

 尚、ボラティリティーとは、有価証券など金融商品の価格変動性を指してお
り、期待収益率が期待通りとなる度合いを示します。一般的にボラティリティ
ーが高い状態は価格の変動性が大きい状態(要は、相場が大きく動きやすい状
態)にあると言えます。

 NY市場の恐怖指数は直近で急上昇しており、昨日現在では24.91と、
およそ3カ月ぶりの水準にまで上昇。投資家の不安心理や予想変動率を表わす
恐怖指数の上昇が示しますように、NYダウの日中の高値と安値の差が(昨日
は80ドルにまで縮まりましたが)300ドルを越す日もあるなど激しい動き
となっています。

 ちなみに、東京市場でVIXと似た性質を持つ指数としては、本誌携帯版に
掲載しています「インプライド・ボラティリティー(IV)」があります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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先日もご連絡させていただきましたが、明日の夕刊はお休みとさせていただき
ますので何卒よろしく願い申し上げます。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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