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…………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．様々な教え ５．編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １０２４２.６４（＋ ６.８８）△０.０７％ ◎ＴＯＰＩＸ ９１３.９１（－ ６.５２）▼０.７１％ ◎売買高概算 ２３億１８８９万株 ◎売買代金概算 １兆５７１９億円 ◎時価総額 ３０８兆３５８２億円 ◎値上り銘柄数 ４２４ ◎（年初来）新高値 ２３ ◎値下り銘柄数 １１５２ ◎（年初来）新安値 １３０ ◎変わらず ９７ ◎騰落レシオ（２５日）８１.４％ ◎サイコロ（日経平均）５勝７敗 ○●○●●○●●○●●○ ４１.７％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－５.６７％ ７５日線比－３.６４％ ◎為替 （対ドル） ９２.７６ （対ユーロ）１１４.８７ ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １６４円（－ ２円）１６０,５８８千株 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４４９円（－ ４円） ９８,８４９千株 ３.日立 ＜６５０１＞ ３８１円（－ ７円） ８２,９２０千株 ４.いすゞ自 ＜７２０２＞ ２８７円（－ １１円） ４６,６３９千株 ５.東芝 ＜６５０２＞ ４８７円（－ ５円） ３９,５４６千株 ◎売買代金上位 (円) １.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４４９円（－ ４円） ４４,６７５百万 ２.三井住友 ＜８３１６＞ ２７４２円（－ ４７円） ４３,２６２百万 ３.トヨタ自 ＜７２０３＞ ３５３０円（± ０円） ３６,７７０百万 ４.日立 ＜６５０１＞ ３８１円（－ ７円） ３２,０４１百万 ５.みずほ ＜８４１１＞ １６４円（－ ２円） ２６,６４０百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１６９０万株 買い１１４０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比６円（０．０７％） 高の１万０２４２円で取引終了です。 昨晩のＮＹダウが堅調だったことや為替が１ドル＝９２．６０円台、１ユー ロ＝１１４．７０円台の円安に振れたことを好感して朝方から買いが先行、９ ：１３には上げ幅が１００円を超える場面がありました。昨日までの２日間で 下げ幅が３８４円となっていただけに、下押し局面では割安感を意識した押し 目狙いの買いも入っています。ただ、欧州の金融不安や新興国の金融引き締め 懸念は根強く、買い一巡後は徐々に上げ幅縮小となっています。売買代金は概 算１兆５７１９億円、上海総合株価指数は３４ポイント（１．３％）高の２５ ９４です。 業種別では、水産、紙パ、医薬品、陸運、精密などが高く、海運、石油、非 鉄、証券などが下げています。 個別銘柄では、後発医薬品（ジェネリック）の沢井製薬が１００円高の７５ ６０円、東和薬品が５０円高の５５４０円といずれも年初来高値更新。政府は 後発薬を積極的に調剤した薬局に対して報酬を増やすなどの促進策を打ち出し ており、同市場の拡大期待を背景に買い安心感に繋がっています。沢井製薬の ２０１１年３月期連結純利益は前期比１６％増の５８億円と過去最高を更新す る見通しです。 医療事務受託の最大手ニチイ学館が２５円高の９０４円と４月２６日に付け た年初来高値９３２円に接近。昨日の引け後、２０１１年３月期の連結純利益 が前期比１１％増の３５億円になる見通しと発表し、大幅増益を好感した買い が入っています。介護事業が順調に伸びる見込みです。 自動車・建機メーカー向けラジエーターなど熱交換器を製造するティラドが １３円高の２９０円と年初来高値更新。昨日に２０１１年３月期の収益が大幅 に改善するとの見通しを発表し、好感した買いが入っています。主力の熱交換 器が自動車向け、建設産業用機械向けなどで回復し、コスト削減も進めること で売上高は前期比１２％増の７３０億円、経常利益は２５倍の２９億円を見込 んでいます。１２倍程度のＰＥＲ（株価収益率）、０．８倍台のＰＢＲ（株価 純資産倍率）で割安感も意識されています。 アシックスが６８円高の８４１円と大幅高。昨日に２０１１年３月期の増収 増益見通しを発表し、好感した買いが入っています。国内外でランニングシュ ーズの販売などが順調に推移しています。尚、同社の売上高に占める欧米向け の比率は約５割を占め、為替感応度が高いです。今期の為替換算レートは１ド ル＝９０円、１ユーロ＝１２０円を想定しています。 その他、「すき家」・「ココス」・「サンデーサン」・「なか卯」を展開し、 業績好調のゼンショーが３２円高の８１１円と値を飛ばし、今期営業益６割増 見通しのゼリア新薬が４２円高の９５３円、ファーストリテイリングが２９０ 円高の１万３４５０円、ニトリが２０円高の７４００円、ＡＢＣマートが４５ 円高の３４８０円と連日で値を上げています。中国人観光客増加を狙って日本 政府がビザ発給を緩和することからヤマダ電機も１７０円高の７１７０円と値 を上げています。 本日の新高値銘柄は、アリアケ、王子紙、日本紙、参天薬、沢井製薬、東和 薬品、旭ダイヤ、アルプス、ティラド、ユニ・チャーム・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・３月の対米証券投資、流入超過額が過去最高に 欧州回避で ・０９年度の太陽電池国内出荷、前年度比２．６倍 世界３位 ・高速料金、休日１０００円当面継続 新料金６月移行を断念 ・世界の携帯電話市場、スマートフォンが大幅増 シェア拡大 ・東証、虚偽記載のエフオーアイ株を６月１９日付で上場廃止 ・日銀、ドル資金の供給オペを再開 米欧５中銀と歩調あわす ・ＧＭ、今期は５５００億円の設備投資を計画 生産設備刷新 ・ＥＣＢ、ユーロ圏の国債１．８兆円購入 ギリシャ危機対応 ・ＥＵとＩＭＦ、ギリシャ向け融資第一弾実行へ 危機を回避 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［メリルリンチ証券］ 据置き Ａ (4324) 電通 3,100円 ［ゴールドマンＳ証券］ 据置き Ｂ (4631) ＤＩＣ 220→ 210円 据置き Ｂ (7230) 日信工業 1,600→ 1,650円 引上げ Ｃ→Ｂ (8411) みずほＦＧ 170→ 180円 据置き Ｃ (5110) 住友ゴム工業 730→ 800円 ［シティＧ証券］ 据置き Ａ (4005) 住友化学 520→ 470円 据置き Ａ (4061) 電気化学工業 550→ 630円 据置き Ｂ (4182) 三菱ガス化学 480→ 540円 ［野村証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (2897) 日清食品ＨＤ 3,100→ 3,700円 据置き Ａ (4005) 住友化学 700→ 580円 据置き Ａ (6367) ダイキン工業 4,500→ 4,000円 据置き Ａ (6954) ファナック 11,000→14,000円 引下げ Ａ→Ｂ (2875) 東洋水産 3,300→ 2,350円 ［大和証券ＣＭ］ 引上げ ３→１ (6877) ＯＢＡＲＡ 1,700円 据置き １ (7456) 松田産業 2,400円 据置き １ (8895) アーネストワン 1,800円 ［三菱ＵＦＪモルガンＳ証券］ 引上げ ２→１ (8815) 東急不動産 370→ 550円 引上げ ３→２ (7750) ゼンショー 660→ 1,000円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】様々な教え ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 『買う人には百の目が必要だが、売る人には一つの目で十分だ』 情報の洪水と言うに相応しい最近の状況下では、情報の選択が重要となりま す。本当に役立つ情報というものは限られています。もちろん、買う立場と、 売る立場の投資家とでは、情報の選択にも大きな差があります。 株を買おうとする投資家は、東証１部上場銘柄だけでも約１７００銘柄の中 から選択することになります。投資家が相当な努力をしましても、１７００銘 柄に目を配るのは実質的に不可能です。一方、売る側は持株の情報を丹念に調 べてみても時間はあまりかからず、その銘柄の過去５年くらいの足取り、業績 の推移、同業他社との比較、成長力、材料など、多面的な検討をしましても、 買う場合よりも労力はかかりません。 しかし、そこに「欲」がでてきたり、株価の動きに惑わされてしまうのが人 の弱さ。一つの目で飛びつき、百の目がでても売れないケースも目につきます。 『迷う者は路を問わず』 道に迷うような人は、得てして道を聞こうとしないものです。道理のわから ない人に限って、教えを請うことをしません。故に道に迷ってしまいがちです。 『商いを仕掛ける時はまず損金を積むべし』 株式取引においては、勝ちつづけるということは不可能と考えるべきです。 売買する際には損を最小限にとどめる事が肝要です。そのためにはどこまでの 損金で止めようという心構えでのぞみ、自己の思惑に反した時は機械的に手仕 舞うことも一つの方法です。つまり、売買注文を出す時は、利益目標と同時に 損切り目標を想定することが必要です。 『相場は戦いなり、されど戦わずして勝て』 相場とは自分が買い方であれば売り方を、弱気ならば強気を相手方にします。 戦（いくさ）は戦う前に勝つのが筋本道、敵を知り己を知れば百戦危うからず と同じで、自分と反対のポジションがどのような思惑を持ち、どのような状況 かを考えることが大切です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ バフェット氏（世界一の投資家であり資産家）は以前、自らが経営するバーク シャー・ハザウェイの株主総会で投資について聞かれて次のように語っていま す。「相場全体が将来がどうなるかは私には分かりません。相場全体の先行き を予測するのは我々の仕事ではないからです。無数にある個別銘柄の中から、 魅力的な値段で購入できるものを探すのが我々の投資法なのです。」 株式投 資で世界一のお金持ちになった彼のやり方は常にシンプルです。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝４年連続受賞＝ ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２００９ http://melma.com/contents/moy2009/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 ２年連続での『総合大賞』 （０６年と０７年はマネー部門賞第１位） ◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 （０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず） ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
