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こんばんは、aquaです。

 昨日のぐずついた天気から一転しての五月晴れ。今日は「小満」(二十四節
気)で、陽気が高調し、万物がほぼ満ち足りてくる時期であると暦に記されて
います。

 古代中国で生まれた二十四節気は、陰暦を用い、黄河中・下流域の季節が元
になっているため、日本のそれとは多少のズレを感じる時があるものの、その
わずか二文字に過ぎない言葉が季節の移り変わりを感じさせてくれます。

 晴れ上がった天候とは裏腹に、マーケットを不安心理が覆っており、日米欧、
アジア、商品相場も含めて値動きの荒い展開が続いています。

 しかしながらこういう時こそ、自分自身の感情から離れ、相場を客観的に見
ることが必要です。一喜一憂して財を成した人はいません。

 何をどのように捉えるかで結果が大きく左右されます。多くの場合、チャン
スというものは辛い経験(ピンチ)に姿を変えてやってくるものです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.様々な投資手法

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9784.54(-245.77)▼2.45%
◎TOPIX   879.69(- 18.46)▼2.06%

◎売買高概算  25億9979万株
◎売買代金概算  1兆8955億円
◎時価総額  296兆7688億円

◎値上り銘柄数   82  ◎(年初来)新高値   1
◎値下り銘柄数 1555  ◎(年初来)新安値 390
◎変わらず     36

◎騰落レシオ(25日)68.6%

◎サイコロ(日経平均)3勝9敗 ●●○●●○●●○●●● 25.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-8.67% 75日線比-7.83%
 
◎為替  (対ドル) 90.21  (対ユーロ)113.23

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  160円(-  2円)144,392千株
 2.三菱UFJ<8306>  444円(-  5円)112,766千株
 3.日立   <6501>  366円(-  4円) 98,737千株
 4.東芝   <6502>  467円(-  2円) 67,690千株
 5.いすゞ自 <7202>  279円(-  6円) 56,424千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.三菱UFJ<8306>  444円(-  5円) 49,894百万
 2.三井住友 <8316> 2700円(+  8円) 46,434百万
 3.トヨタ自 <7203> 3355円(- 65円) 45,377百万
 4.ソニー  <6758> 2884円(+ 18円) 43,957百万
 5.ホンダ  <7267> 2823円(- 73円) 36,171百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1440万株 買い1020万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比245円(2.4%)
安の9784円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが376ドル安と今年最大の下げ幅となり、為替が一時1ド
ル=89.00円と90円を割り込む円高進行となったこと、米上院が金融規
制改革法案を可決し、市場に流入するマネーが縮小するとの懸念が高まったこ
と、信用取引での追証が発生し、投げ売りを余儀なくされていること、北朝鮮
情勢の緊迫化を受けて地政学リスクが高まっていること・・・等々を嫌気し、
朝方から売りが先行。9:50には一時下げ幅が330円を超える場面があり
ました。ただ、売り一巡後は売り買い交錯となり、9700円~9800円の
レンジ内でもみ合う展開となっています。売買代金は概算1兆8955億円、
上海総合株価指数は27ポイント(1.0%)高の2583。尚、70%で「
売られ過ぎ」を示す騰落レシオは本日68%となっています。

 業種別では、33業種全て下落の中、特に保険、倉庫、石油の下げが目立ち
ます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、スポーツ用品専業大手のミズノが
6円高の398円と上昇。昨日の引け後に11年3月期の連結純利益が前期比
6%増の17億円になる見通しと発表し、粗利益率の高いランニングシューズ
やアパレルの売上高が順調に伸びる見込みとあって業績面での安心感から買い
が入っています。フットウエア&アパレルを軸とした海外での売上拡大方針を
継続するとしています。

 ハイテク株が軒並み安の中、ソニーが18円高の2884円と上昇。米グー
グルとアンドロイドプラットフォーム関連事業で戦略提携を発表し、好感した
買いが入っています。アンドロイドを採用して新商品や新サービスの開発を目
指します。またグーグルはインテルおよびソニーと共同でインターネットサー
ビスをテレビで利用できる「グーグルTV」を発表。テレビとインターネット
の融合を目指し、700億ドル規模のテレビ広告事業への参入を図ります。ソ
ニーが機器の製造を担当し、ホリデーシーズンを前に今秋発表。インテルがC
PU(中央演算処理装置)「アトム」を提供します。

 タッチパネル関連のジオマッテクが195円高の1229円と年初来高値更
新。11年3月期の連結経常利益予想が前期比2.9倍の12億円と市場予想
を上回ることを好感した買いが膨らんでいます。携帯電話やスマートフォン、
その他モバイル機器向けに主力のタッチパネル用基板や帯電防止基板の需要が
拡大する見通しです。PBR(株価純資産倍率)が0.6倍と割安水準にある
ことも支援材料となっています。

 タッチパネル用ハードコートフィルムを手掛けるKIMOTOが23円高の
540円と上昇。3D(3次元映像)関連事業に参入する方針が明らかとなり、
材料視した買いが入っています。

 その他、地政学的リスクの高まりを受けて石川製作が9円高の101円と連
日で値を上げ、自動車向け抵抗溶接機器大手のOBARAが62円高の117
2円、電子部品大手のアルプス電気が14円高の840円、マッコーリー証券
が投資判断を引き上げた日立建機が30円高の1781円、設備工事最大手の
三機工業が12円高の735円と値を上げています。第一生命は一時14万7
100円まで下落して上場来安値更新、終値は3200円安の15万0300
円となっています。

 本日の新高値銘柄は、シップヘルスケアHD、ジオマテック等々です。




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【2】主な材料                          **
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・トヨタ、米電気自動車ベンチャーのテスラに出資 EV共同開発

・政府与党、参院選「6月24日公示、7月11日投開票」で調整

・日銀、足元の景気判断を上方修正 先行きの下ぶれリスクも意識

・4月の粗鋼生産量、56.7%増 6カ月連続で前年実績上回る

・日産、EV向け急速充電器を一般家庭にも販売 147万円から

・米デルの2―4月期、21%増収52%増益 8四半期ぶり増益

・米上院、金融規制改革法案を可決 リスクの高い取引の制限など




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【3】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ C→B (2801) キッコーマン     900→   960円

[モルガンSMUFG証券]
 引上げ B→A (3099) 三越伊勢丹HD       1,200円
 据置き   B (4684) オービック    17,000→18,000円
 据置き   B (4739) CTC       3,100→ 3,300円

[シティG証券]
 据置き   B (6444) サンデン       230→   280円

[野村証券]
 引下げ A→B (4901) 富士フイルム    3,650→ 3,150円

[みずほ証券]
 据置き   A (4536) 参天製薬          3,530円
 据置き   A (6787) メイコー          3,100円
 据置き   A (7960) パラマウントベッド     2,800円

[三菱UFJモルガンS証券]
 引上げ 3→2 (8809) サンケイビル     630→   730円
 引上げ 3→2 (7936) アシックス         1,000円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】様々な投資手法                       **
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 一口に投資と言いましてもやり方は様々ですが、今回はヘッジファンドが使
う代表的な手法をいくつかご紹介させていただきます。

 ちなみに「ヘッジ」という言葉は「(損失などを)防ぐ」という意味で、一
般的にヘッジファンドは、集めた資金を運用し、相場の上げ下げに関わらず収
益の確保を狙います。

 もちろん相場の局面によって収益を上げやすい手法は異なりますが、ヘッジ
ファンドの代表的な手法として知られているのが以下の9つです。


●ロング・ショート(株式)  割安な株を買い、割高な株を空売り
              ※買いの額が売りの額を上回るケース


●マーケット・ニュートラル(株式) 
               割安な株を買い、割高な株を空売り
              ※ほぼ同額の売りと買いの組み合わせで、
               市場に対しては中立


●イベント・ドリブン(株式) M&A(合併・買収)などを手がかりに投資


●アービトラージ(債券)   割安な債券を買い、割高な債券を空売り


●アービトラージ(転換社債) 転換社債を買い、現物株を空売り


●グローバル・マクロ     経済予測に基づいて株式や債券、
               為替などに投資


●マネージド・フューチャーズ 株、債券、商品などの先物に投資


●ディストレスト       破綻企業(債権)に投資


●マルチ・ストラテジー    上記の複数の戦略の組み合わせ


 ヘッジファンドも破たんするように万全な方策などはありませんが、アイデ
ィアしだいで様々なやり方があるということです。


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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一般的に上記のような投資主体は、小さな利ざやで利益を極大化するために、
借り入れで資金規模を膨らませる「レバレッジ運用」を行います。金融規制強
化の動きはこうした投資主体の手足を縛ることにつながり、そうしたネガティ
ブな効果が相場の変動を大きくしているという側面があります。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/
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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
 断でなさるようにお願いいたします。


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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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