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こんばんは、aquaです。

 この時期、鳴き声で涼しさを届ける虫たちは、気温とともに体温が変わる変温
動物であるため、鳴き方も気温とともに変化します。気温が下がるにつれゆっく
りと、今日のように暑い日は早いテンポで鳴きます。今晩の虫は「暑い」とばか
りに気ぜわしく鳴きそうです。

 ところで、秋は運動会の季節。今週末は運動会を行う小中学校も少なくないよ
うです。最近は個人の順位を競う競技が少なく、団体競技や創作ダンスなどの割
合が増えており、これも時代の流れなのかもしれません。

 昔と変わらないのは紅白対抗の形式です。年末の紅白歌合戦は、色の持つイメ
ージによって女性が赤、男性が白というふうに分かれているそうですが、そもそ
もの紅白試合の起源は約800年前の源平の昔に遡ります。

 紅白試合を辞書で引きますと源平試合と出てきますように、紅白戦は源氏が白
旗、平家が紅旗を挙げて戦ってきたことに由来します。

 ちなみに、中国から囲碁が伝わった当初は、高貴な色と考えられていた黒石は
上手な方が持ち、下手あるいは目下が白石を持ったそうです。それが逆転したの
は鎌倉時代の頃で、やはり源氏のシンボルカラーが白だったことに由来するそう
です。

 運動会の紅白のように習慣として行われてきたことも、数百年前の故事に由来
しているということを考えますと何だか不思議な感じもいたします。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.投資の肴

 5.編集後記




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国際テクニカルアナリスト連盟  日本テクニカルアナリスト協会所属
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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  16785.69(- 46.53)▼0.28%
◎TOPIX  1616.62(+  1.47)△0.09%

◎売買高概算  18億6182万株
◎売買代金概算  2兆5203億円

◎値上り銘柄数 720 ◎(年初来)新高値 15
◎値下り銘柄数 881 ◎(年初来)新安値 16
◎変わらず   116

◎騰落レシオ(25日)95.6%
 
◎サイコロ(日経平均 8勝4敗 ○●○○●○○●○○○● 66.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.33% 75日線比-1.87%
 
◎為替 (対ドル)115.27 (対ユーロ)163.25

◎東証1部出来高上位
 1.三菱重  <7011>  751円(+ 14円) 51,939千株
 2.三菱自  <7211>  175円(+  8円) 36,838千株
 3.コロムビア<6791>   96円(+ 16円) 36,453千株
 4.新日鉄  <5401>  827円(- 10円) 36,078千株
 5.東芝   <6502> 1073円(+ 17円) 33,750千株

◎東証1部売買代金上位                      (円)
 1.みずほ  <8411> 655千円(- 3千円) 72,329百万
 2.トヨタ自 <7203> 6780円(+ 90円) 46,146百万
 3.三井住友 <8316> 891千円(+58千円) 40,479百万
 4.三菱重  <7011>  751円(+ 14円) 39,475百万
 5.キヤノン <7751> 6270円(+160円) 38,648百万
 

◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り4090万株 買い5190万株

 月末となる本日の東京マーケットは日経平均株価が4日ぶりに反落、前日比4
6円安の1万6785円で取引終了です。昨晩のNY株高を受けて朝方はしっか
り、一時は1万7000円に接近する場面がありました。ただ、来週月曜日には
注目の日銀短観の発表を控えて昼からは様子見ムードが強まり、週末かつ月末と
いうこともあって、買い一巡感から手仕舞い売りが広がって上げ幅を縮小、為替
もやや円高に振れていることも嫌気して、小幅ながらマイナスに転じています。
もちろん、10月下期相場入りで機関投資家などの買い意欲が強まる可能性もあ
り、需給好転への期待感から下値もしっかりです。売買代金は概算2兆5203
億円です。

 業種別では、医薬品、陸運、金属セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、三菱重工が7日連続高。中国の重電大手・ハルビン集団と提携
し、中国の原子力発電機器市場に本格参入すると報じられたことが買い手掛かり
となっています。新設する2原発向けの主要設備を合計1000億円超で受注し、
大型タービンなどの合弁生産にも踏み切りますが、発電機を供給する三菱電機も
堅調、原発関連として東芝にも買いが集まっています。

 昨晩のNY市場で原油価格が一時1バレル=83ドルちょうどと最高値を更新
したことを受け、国際帝石、石油資源、コスモ石、出光、AOCHDなど石油株
が軒並み高、内需系の出遅れ株として物色の矛先が向かった第一三共、武田、塩
野義、エスエス薬、田辺薬など医薬品株も軒並み高、業種別では医薬品セクター
の値上がり率ランキングがトップとなっています。2007年9月期の連結業績
予想を大幅に上方修正したことが材料視されて富山化学は大幅高となっています。

 業績不振のハードディスク駆動装置(HDD)事業の売却を検討し始めたと伝
わった日立が昨日に続いて値を上げ、120万株(発行済み株式数の4.05%
)を上限に自社株買いを実施すると発表したライトオンが大幅高、同じく自社株
買いを発表したイトーキも高くなっています。

 本日の新高値銘柄は、トヨタ紡織、三井鉱山、電気化学、三井化学、富士通ゼ
ネラル・・・等々です。


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【2】主な材料                           **
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・鉱工業生産指数が過去最高を更新 8月速報値が111.8に
・8月の全国消費者物価は0.1%下落 7カ月連続の下落
・8月の家計調査、消費支出が2カ月ぶりプラスに
・8月の完全失業率は前月比0.2%上昇 職探し増加が影響
・8月の新設住宅着工は前月比43%減 2カ月連続で減少
・福田首相、誤り認める 領収書のあて名書き換えで
・期末最終営業日、日銀は1兆8千億円の資金供給
・渡辺金融相、「総合取引所構想」実現へ積極的に取り組む姿勢
・対内証券投資、外国人は3週連続の売り越し
・コロムビア、TDK子会社の買収を発表
・不二家、現役のFC店で初の賠償提訴
・三菱重工、中国での原発受注を正式発表
・イオン、子会社の橘百貨店を投資会社に売却
・英BA、10年ぶりの大型発注 ボーイングとエアバスに計36機
・米政府、ミャンマー政権幹部の資産を凍結 中国にも働きかけ
・米スタバとペプシコ、中国での事業拡大で提携
・米ADMとコノコフィリップス、バイオ燃料の開発で提携



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A <3407> 旭化成           1,050円
 据置き   A <4757> インテリジェンス      34万円
 据置き   A <7537> 丸文       1,540円→1,600円
 据置き   A <8154> 加賀電子      2,300→ 2,200円
 据置き   A <8597> SFCG         24,000円

[クレディS証券]
 据置き   C <4555> 沢井製薬      3,600→ 3,100円
 据置き   B <4539> 日本ケミファ     490→   420円

[UBS証券]
 引上げ B→A <6753> シャープ      2,300→ 2,500円

[カリヨン証券]
 新 規   A <6914> オプテックス        3,300円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A <8913> ゼクス       34万→  12万円
 据置き   C <4203> 住友ベークライト       660円

[三菱UFJ証券]
 新 規   2 <4299> ハイマックス        1,170円

[大和総研]
 新 規   1 <6258> 平田機工          2,250円

[野村證券]
 引上げ 3→2 <2262> 雪印乳業
 据置き   2 <4519> 中外製薬
 据置き   2 <9843> ニトリ

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】投資の肴                           **
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 遠い昔の話ではありますが、ピタゴラスを中心とする研究集団は、「芸術と数
学を研究することにより、魂を清め、宇宙の本質を理解すること」を目的として
いたとされています。そしてある時、彼らは「正五角形の一辺の長さαと対角線
の長さβの比が α:β=(β―α):α という神秘的な関係にある」という事
実の発見に至り、集団のシンボルを正五角形の対角線から成り立つ、正五角形を
中心に配置した星型(五芒星形)にしたと言われています。

 それから十数世紀後、13世紀イタリアの数学者フィボナッチは特異な数列を
発見しました。

 この数列は1、1という二つの数字で始まり、次にこの二つを足してその結果
を数列に加えていきます。そうすると以下のような配列となります。

 1、1、2、3、5、8、13、21、34、55、89、144・・・

 この数列には特徴的な性質がたくさんのあるのですが、例えば34以上の隣り
合う数字の大きい方を小さい方で割り、小数点第三位までの比率を出していくと
その答えは全て1.618になります。また、隣同士の小さい数字を大きい数字
で割ると、その比率は0.618となり、一つおきの小さい数字を大きい数字で
割ると、その比率は0.382となります。これがフィボナッチ比率(フィボナ
ッチ級数)です。先のピタゴラスが発見した比率と同様のものですが、これがま
さに「黄金分割」と呼ばれるものです。

 かのレオナルド・ダ・ビンチは作品の創作に、フィボナッチ比率を用いていた
こと有名な話で、彼はこの比率に『黄金比(黄金分割比)』という名を与えてい
ます。

 黄金比を持つ長方形は最も調和がとれていると言われており、その分割比は、
歴史的建造物や絵画の中にも多く見られます。たとえばエジプトのピラミッドの
高さと底辺の比率であり、古代ギリシアのパルテノン神殿の輪郭の比率であり、
レオナルド・ダ・ビンチが描いた絵の構図の比率でもあります。古来からトラン
プのカードの縦横の比率にもこの黄金比が用いらています。

 さらに不思議なことに、自然界にも多くの黄金分割が存在します。それはロガ
リズミック・スパイラル(対数・渦巻線)と呼ばれ、星雲の渦巻き、巻き貝、人
間の耳の構造、ひまわりの種の螺旋の数、松かさやパイナップルの鱗片の並び、
木の伸び方など、自然界では構造や周期において何らかの形でこの比率が見出さ
れるケースが多く、最も美しく最もバランスの良い比率としても知られています。

 そして相場の予測にも度々この比率が使われます。

 ペンタゴン・チャートが正五角形を基にしていることはもちろん、相場予想の
法則にこの黄金分割比を用いたエリオット波動論においては、フィボナッチ指数
に基づく黄金分割比率による38.2%、61.8%が、戻り(押し)のメドと
して使われています。

 古来より経験則から言われている3分の1戻し(押し)や3分の2戻し(押し
)に近いものです。また、ギャン理論におきましても、8分の3(37.5%)、
8分の5(62.5%)の戻り(押し)を重要なものと捉えており、いずれにし
ましても相場に対するアプローチは違いますが導き出される水準は似通っていま
す。
 

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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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日頃は目先の上がり下がりばかり気になる投資家も、保有銘柄の事業環境や業績
見通し、関連する過去のニュース、株価チャートの日足・週足、各移動平均線と
の関係等を定期的にチェックすることが必要です。今日で上半期も終わりますが、
企業は決算期末になりますと「棚卸し」と言って、商品・製品・原材料などの在
庫を調査し、改めて資産評価を行います。この週末は皆様も棚卸しを行い、投資
銘柄の状況を再チェックしてみてはいかがでしょう。
____________________________________
   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 
皆様の投票、心から御礼申し上げます。

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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