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              ◎ ハロー!株式 ◎        07/11/20 夕刊
 
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こんばんは、aquaです。

 急速に進む少子化を背景に、「子どもを家族が育み、家族を地域社会が支える、
そのような社会であってこそ、少子化に係る各種支援施策が効果を発揮するとの
視点に立ち」、内閣府は「家族の日」及び「家族週間」を定めました。

 今年から11月第3日曜日(先日18日)が「家族の日」、その前後1週間が「
家族週間」です。改めて「家族」という単位に目を向け、その意義を見つめ直そ
うとの意図があるのですが、抽象的過ぎるのか認知度は低く、制定されたばかり
ということもあってほとんど浸透していません。

 ところで、内閣府は今回の記念日制定にあわせて、「少子化対策と家族・地域
の絆に関する意識調査」の結果を発表しました。

 「同居家族間で大切にしていること」を聞いた設問では「一緒に家族で食事を
する」または「家族団らんの時間を持つ」との回答が多く、「別居家族の間で大
切にしていること」を聞いた設問では「お盆や正月には集まる」と「電話やメー
ルなどでよく連絡をとる」の二つが圧倒的多数を占めました。

 人と人とのつながりはコミュニケーションが元になっているというのは、家族
においても例外ではないようです。
 

 
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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <相場コメント>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.ビンの中の小鬼

 5.編集後記




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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  15211.52(+168.96)△1.12%
◎TOPIX  1469.27(+ 12.66)△0.87%

◎売買高概算  27億2097万株
◎売買代金概算  3兆2098億円

◎値上り銘柄数 734 ◎(年初来)新高値   2
◎値下り銘柄数 882 ◎(年初来)新安値 628
◎変わらず    98

◎騰落レシオ(25日)68.2%
 
◎サイコロ(日経平均)2勝10敗 ●●●●●●●○●●●○ 16.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-5.63  75日線比-7.16%
 
◎為替  (対ドル)110.31 (対ユーロ)161.86

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  644円(+ 15円) 74,784千株
 2.新生銀  <8303>  398円(+ 34円) 73,405千株
 3.住金   <5405>  473円(±  0円) 72,438千株
 4.三菱UFJ<8306>  935円(- 13円) 68,018千株
 5.三菱重工 <7011>  517円(+ 19円) 47,625千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.任天堂  <7974> 614百円(+26百円)107,249百万
 2.みずほ  <8411> 539千円(+13千円) 88,680百万
 3.三菱商事 <8058> 3070円(+100円) 68,339百万
 4.トヨタ自 <7203> 6110円(- 10円) 68,339百万
 5.三菱UFJ<8306>  935円(- 13円) 62,915百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り7030万株 買い2010万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比168円高の1万5211円
で取引終了です。朝方は昨晩のNY市場の大幅安やサブプライム問題を発端とし
た内外環境のさらなる悪化を嫌気して幅広い銘柄に売りが先行、一時は下げ幅が
約290円となる場面がありました。ただ、GLOBEX(シカゴ先物取引シス
テム)でナスダック100先物が大幅高となり、今晩のNY株高に対する思惑が
膨らんだことで市場心理が改善し、また売り一巡感からのアク抜け感も広がり始
め、さらに米国の追加利下げへの期待も高まったことから引けにかけて一気に買
いが集まり、本日の安値からは一気に450円を超える上げとなっています。売
買代金は概算3兆2098億円、売買高も27億株超と膨らんでいます。

 業種別では、鉱業、精密、商社、陸運セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、昨日に続いて厳冬関連銘柄が軒並み高。西高東低の冬型の気圧
配置となって木枯らし1号が吹くなど気温低下による冬物販売への期待が背景に
あり、ユナイテッドアローズ、三陽商会、しまむらが大幅高、ファーストリテイ
リングは7000円台乗せとなっています。

 JR東日本が連日で値を上げています。9月中間決算発表時に通期業績予想を
上方修正したことを改めて見直す買いが入っており、東京駅再開発による収益拡
大期待が根強く、さらにみずほ証券が投資判断を引き上げたことも買い材料視さ
れています。JR東海、JR西、東急、小田急、京成など他の電鉄株も軒並み高
となっています。

 加ト吉がストップ高買い気配。JTと日清食品が共同で加ト吉を買収する方針
を固めたと報じられたことがきっかけとなっており、JTがTOB(株式公開買
い付け)で加ト吉の全株式を取得した後、加ト吉株の49%を日清食に譲渡する
方法で最終調整と伝えられています。現行株価に上乗せ分(プレミア)を加味し
たTOB価格が提示されるとの期待が高まり、買いを集めています。米投資ファ
ンドのJCフラワーズ関係者によるTOBの発表を受け、TOB価格425円に
サヤ寄せする形で新生銀行も急騰です。

 売り一巡感からの押し目買いが活発に入って、三菱商事、三井物産、住友商事
など商社株も値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、アサヒ飲料、東武ストアです。


=相場コメント=

 前場と後場とは相場の地合いが一変、あたかも一瞬にして天地が逆転したよう
な展開となっています。本日の安値は10時35分に付けた1万4751円であ
り、高値は14時52分の1万5222円となっており、安値から一気に472
円の上昇となっています。

 特に注目したい点は、本日の日足が『抱(だ)き線』(つつみ線とも言います
)となっている点です。安値圏での抱き線出現は、それまでの売り方の勢力を一
気に包み込んでしまうほどの買い勢力が出てきたとみられ、買い転換の重大ポイ
ントとなり得ます。

 特に、長期下落の後の陽の抱き線は『抱きの一本立ち』とも称され、罫線分析
上は天底転換の決め手となり得るだけに、見逃してはなりません。

 大底形成となるか否か、明日以降の相場は要注目となりますが、いずれにしま
しても大波乱の中に大チャンスありと考えます。もちろん、目先の動きに一喜一
憂することなく、目線をやや遠くに向けて中長期スタンスで臨む、これが大切な
のは言うまでもありません。




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【2】主な材料                           **
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・住友信託とあおぞら銀の包括提携、まず不動産担保ローン事業で
・ASEAN、2015年の経済共同体実現に向けた青写真を採択
・国交省、タクシー増車や新規参入を規制 6地域で
・9月末の大都市全用途地価、前期比+5.6%
・ANA、スターフライヤーの第三者割当増資を引き受け
・米投資ファンド、新生銀行の増資引き受け筆頭株主に
・王子紙、三菱紙の第三者割当増資を引き受け
・三越と伊勢丹、臨時株主総会で経営統合を承認
・あいおい損保(8761)、9月中間純利益は24%増
・ミレア(8766)、9月中間純利益が3.8倍に
・損保JP(8755),9月中間純利益は84%増
・英首相、温暖化ガスの削減目標の引き上げを明言
・6カ国外相会合は来年に持ち越し 米側見通し
・米とロシア、余剰プルトニウム共同処理連携で合意
・米ガソリン小売価格が5週ぶりに下落
・米HPの8―10月期、純利益が28%増



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【3】主な投資判断                         **
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[ゴールドマンS証券]
 据置き   A <5333> 日本ガイシ     3,400→ 4,500円
 据置き   A <6594> 日本電産      9,500→10,500円
 引下げ B→C <6958> 日本CMK     1,100→   800円 
 引下げ B→C <6986> 双葉電子      2,800→ 2,400円

[UBS証券]
 引上げ B→A <5001> 新日本石油     1,000→ 1,050円
 引上げ B→A <5007> コスモ石油          500円
 引上げ B→A <5016> 新日鉱HD         1,100円
 据置き   A <9101> 日本郵船          1,400円
 据置き   A <9104> 商船三井          2,100円
 据置き   A <9107> 川崎汽船          1,900円

[クレディS証券]
 引上げ B→A <6762> TDK      11,000→10,000円

[日興シティG証券]
 引上げ B→A <4704> トレンドマイクロ  4,700→ 4,900円
 据置き   A <9684> スクウェアエニックス    4,500円

[みずほ証券]
 据置き   1 <4185> JSR       3,500→ 3,700円
 据置き   1 <4329> ワークスアプリ   130千→ 152千円

[野村證券]
 新 規   2 <3088> マツモトキヨシ
 引上げ 3→2 <6383> ダイフク
 新 規   2 <9065> 山九

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。
 


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【4】ビンの中の小鬼                        **
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 売上高約13兆円、全米第7位、世界第16位の巨大企業エンロンの破綻は全
世界に大きな衝撃を与えました。数年前のその事件にまつわるエピソードに多く
のページを割いている「天才数学者、株にハマる」という本には興味深いエピソ
ードがいくつもでてきます。

 その中の一つに「壜(ビン)の中の小鬼」という話がありますのでご紹介した
いと思います。

 壜の中にあなたのどんな色欲も金銭欲も満たしてくれる小鬼がいて、その壜と
中に入った素晴らしい生き物を、あなたの言い値で売ろうと持ちかけられる。し
かし、1つ重大な条件が付いている。望みをかなえて壜に用がなくなったら、あ
なたは壜を自分が買った値段よりも厳密に安い値段で売らなければならない。も
しもよりやすい値段で誰かに売れなければ、あなたはすべてを失い、耐え難く、
残酷な苦しみを受けることになる。そんな壜をあなたはいくらで買うだろうか。

 と、このような話なのですが、絶対に安い値段で売らなければいけないわけで
すから、1円はもちろん、2円で買うこともありません。なぜなら、買った値段
よりも必ず安く売らなければいけないことを誰もが知っているため、1円で購入
する人などいないからです。同じ理屈で、3円や4円で買うこともありません。

 数学的には、どのような値段でも買うことはないと結論付けることができると
のことですが、実際には数万円くらいなら買うという人はたくさんいそうです。
最後の買い手にさえならなければよいわけですが、このくらいならばそれは自分
ではないと期待できる水準がそのものの価格になってきます。


 株を購入するときは、もっと上昇しするだろうという期待のもとに買い付けを
し、自分より後に自分よりも高い水準を買う人がいるだろうとの暗黙の期待が潜
在意識の中にあります。

 誰もがそう思い株を購入するわけですが、しかしどこかの水準では“安い”と
思う人が少なくなり、どこかの水準で損益を確定しておこうという人の割合が買
ってみようとする人の割合を上回ってきます。その水準がどこかにあるとしても、
それは今ではないというのが購入者の心理です。

 ちなみにこの本の著者は「さまざまな状況の下で、人々は目先の結果だけを考
え、非常に遠い先のことを見ようとはしない」と結論付けています。
 


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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どのようなマーケットでありましも人間が主体である限り、時として理性よりも
感情が先行してしまうのは避けられませんが、その流れが変わる潮目にあるもの
は(今日の相場のような)理性あるいは「下げ過ぎ感」の台頭です。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money 

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/ 


   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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