朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 突っ込み局面で狙いたい業績好調の有望銘柄！』 『 相場に先行する逆行現象 』 ※配信についてのお問い合わせは → mailto:aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 07/11/21 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは、ａｑｕａです。 甘柿の王様「富有(ふゆう)柿」は今が出荷の最盛期。甘柿も好物ですが、毎年 この時期に届く「さわし柿(さらし柿)」の冷たくてやわらかな甘さもこの時期な らではの懐かしい味です。 都会で見かけることはほとんどありませんが、昔は庭先に柿の木を植える家が 多く、農村では一軒に少なくても一本の柿の木が植えられていました。高齢化が すすむ地方の農村では、実をもいで食べる人も少なくなり、たくさんの柿の実が すずなりとなって枝がたわんでいます。 昔は柿の木にも霊魂が宿っていると考えられていたことや、柿の木は折れやす いこと、そして子どもが木登りをして落ちて怪我でもしないようにと、戒めの意 味で「柿の木から落ちたら三年しか生きられない」と言われたものです。柿の木 のそばには実をもぐための竹竿などがありましたが、それでもやはり、たわわに 実った柿の木は子ども達にとりましては格好の木登りの対象でした。 柿の実は最後の一つ、あるいは数個を必ず残し全部もいではけないという「木 守柿(きもりがき)」の風習がよく知られています。理由は、自然の恵みを人間が 独占するのではなく鳥などに残しておくため、さらには柿の霊が再生し翌年もた くさん実を結んでくれることを霊界の使いである烏に託すためであったと言われ ます。 自然へのいたわりと畏敬。一つだけ残った柿の実があたかも木を守っているか のように見えたものです。 与えられた恵みに感謝し、他者へもその恵みを残しておく風習は、巡りめぐっ て自分のためでもあります。 ……………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ ……………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．イメージと実際 ５．編集後記 ━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ＜＜ メルマガ オブ ザ イヤー ２００７ ＞＞ ａｑｕａの「ハロー！株式」に１票をお願いします。 ─────────────────────────────── ★☆★ http://melma.com/contents/moy2007/ ★☆★ ａｑｕａのメルマガ読者様ならどなたでも マガジン名「ハロー！株式」 またはＩＤ「00029201」にてご投票いただけます。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １４３８７.６６（－３７３.８６）▼２.４６％ ◎ＴＯＰＩＸ １４３８.７２（－ ３０.５５）▼２.５６％ ◎売買高概算 ２１億７２１８万株 ◎売買代金概算 ２兆７９０２億円 ◎値上り銘柄数 ４２２ ◎（年初来）新高値 ２ ◎値下り銘柄数 １２２３ ◎（年初来）新安値 １１７ ◎変わらず ７０ ◎騰落レシオ（２５日）６９.２％ ◎サイコロ（日経平均）２勝１０敗 ●●●●●●○●●●○● １６.７％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－７.４７ ７５日線比－９.２８％ ◎為替 （対ドル）１０８.９１ （対ユーロ）１６１.６３ ◎出来高上位 １.新日鉄 ＜５４０１＞ ６１３円（－ ３１円） ６３,３７１千株 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ９２０円（－ １５円） ５４,７５６千株 ３.住金 ＜５４０５＞ ４５７円（－ １６円） ４１,０２１千株 ４.新生銀 ＜８３０３＞ ４０１円（＋ ３円） ３３,７５４千株 ５.丸紅 ＜８００２＞ ７５０円（－ ３７円） ３３,１４６千株 ◎売買代金上位 （円） １.任天堂 ＜７９７４＞ ５９２百円（－２２百円） ８６,５２０百万 ２.みずほ ＜８４１１＞ ５１７千円（－２２千円） ８０,８２５百万 ３.トヨタ自 ＜７２０３＞ ５９４０円（－１７０円） ６８,１３０百万 ４.三菱商事 ＜８０５８＞ ２９４０円（－１３０円） ６４,１３７百万 ５.三井物産 ＜８０３１＞ ２３３０円（－ ６０円） ６１,８７７百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り５３３０万株 買い２６３０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比３７３円安の１万４８ ３７円で取引終了です。昨晩のＮＹ市場は上昇していますが、昨日の東京市場の 上げがＮＹ株高を織り込んでいることから支援材料とはならず、ＦＲＢによる緊 急利下げもなかったことから反動の売りが出ています。昼からは為替が一時１ド ル＝１０８円台と円が今年の最高値を更新したこと、さらに香港や韓国などアジ ア株が軒並み安となっていることを嫌気した売りも加わり、一時は下げ幅が４０ ０円を超える場面もありました。一方、国内外の景気変動に左右されにくいディ フェンシブ・ストックとして電力・ガスセクターや小売りセクターが高くなって います。売買代金は概算２兆７９０２億円です。 業種別では、全般安の中にあって、鉱業、紙・パ、電力・ガス、小売りセクタ ーが高くなっています。 個別銘柄では、太平電業が大幅高。昨日発表した０８年３月期業績予想の上方 修正を好感した買いが集まっています。連結経常利益は従来予想の２６億１００ ０万円から４６億２０００万円、連結純利益は１４億８０００万円から２４億９ ０００万円に大幅増額しています。民間設備投資の好調を背景に大型改造工事等 の工事量が期初予想を上回り、原価低減効果加わって利益を押し上げています。 不二製油が値を上げていますが、チョコレートの原料となる油脂（ＣＢＥ）を 海外で大幅増産すると報じられたことが材料となっており、約５０億円を投じて シンガポールに新工場を設立し、海外での生産能力を現在の約２倍の４万トンに 引き上げます。中国などでチョコレートの消費量が増えていることから将来の需 要増を見越して量産体制を整えるとしています。 日本板硝子が上昇、９時35分に発表した０７年９月中間期決算が連結営業利益 で前年同期比３．１倍の２７０億円となり、２５０億円としていた従来予想を上 回ったことを好感する買いが集まっています。０６年６月に買収した英ピルキン トンの業績が６カ月間分通して加わったことで大幅な増収増益となり、欧州で建 築用と自動車用のガラスが好調となっています。 国際帝石が値を上げていますが、昨晩のニューヨーク・マーカンタイル取引所 （ＮＹＭＥＸ）で原油価格が大幅上昇、ＷＴＩ（ウエスト・テキサス・インター ミディエート）で期近の０８年１月物が時間外取引で一時１バレル＝９９．２９ ドルを付け、７日に付けた最高値９８．６２ドルを上回って１００ドルの大台突 破の目前まで上昇したことを好感した買いが入っています。 王子紙、三菱紙、日本製紙など紙・パセクターが高くなっています。王子紙が 三菱紙の第三者割当増資８００万株を引き受けると発表したことを受け、新たな 業界再編の動きを期待した買いが先行しています。また、東電や関電など電力・ ガスセクターも高くなっていますが、米景気の減速懸念を背景に幅広い銘柄が売 られる中、国内外の景気変動に左右されにくいディフェンシブ・ストックとして の買いや高配当利回りに着目した買いが入っています。 本日の新高値銘柄は、マツモトキヨシ、東武ストアです。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ～ 投資の羅針盤 ～ ┗━━━━━━━━━━┛ お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・ＮＹ原油先物、時間外取引で急伸 初の９９ドル台に ・ＦＲＢ、０８年の米経済成長率見通しを下方修正 ・外為市場、円が１０８円台に上昇 今年の最高値を更新 ・１０月の貿易統計、対米輸出が２カ月連続で減少 ・１０月の貿易統計、全体では輸出入額とも過去最高に ・９月の全産業活動指数、前月比１.６％低下 ・郵便局会社、０７年度下期の投信販売計画は２７００億円 ・食材の値上がり、給食２日分減らす小学校も ・栗本鉄、製品の検査数値改ざんの事実を発表 ・板硝子(5202)、９月中間営業利益が３.１倍に ・世界自然保護基金、メバチマグロなどの資源枯渇を警告 ・中国金融監督当局、０８年の銀行融資の増加抑制を支持 中国紙 ・米政府、「皮膚を使った万能細胞」への研究支援を表明 ・ＯＥＣＤ、世界経済の成長率見通しを下方修正へ ・ＦＯＭＣ議事録、１０月の追加利下げは「ぎりぎりの決断」 ・米Ｈ＆Ｒブロック、サブプライム関連損失でＣＥＯが引責辞任 ・主要湾岸産油国、各国通貨のドル連動見直しを協議 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［クレディＳ証券］ 据置き Ａ <1808> 長谷工コーポ 400→ 290円 引上げ Ｂ→Ａ <3088> マツモトキヨシ 2,900→ 2,600円 据置き Ａ <5801> 古河電気工業 910→ 780円 据置き Ａ <5802> 住友電気工業 2,550円 据置き Ｂ <5803> フジクラ 860→ 544円 ［ゴールドマンＳ証券］ 据置き Ａ <2329> 東北新社 1,800円 ［日興シティＧ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ <3864> 三菱製紙 250→ 270円 据置き Ａ <4543> テルモ 6,600→ 6,300円 ［みずほ証券］ 引下げ １→２ <6923> スタンレー電気 3,260→ 2,740円 ［三菱ＵＦＪ証券］ 引下げ ３→４ <4755> 楽天 37,000円 ［大和総研］ 据置き １ <6258> 平田機工 引上げ ３→２ <3088> マツモトキヨシ ［野村證券］ 据置き ２ <4689> ヤフー 据置き ２ <8354> ふくおかＦＧ 据置き ２ <8755> 損害保険ジャパン 据置き ２ <8766> ミレアＨＤ 据置き ３ <8752> 三井住友海上火災 据置き ３ <8761> あいおい損保 引下げ ３→４ <8754> 日本興亜損保 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５で表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】イメージと実際 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ イメージと実際がかなり違うといったケースは株式投資も然りですが、例えば １円から始めて、２円、４円、８円・・・と前日の倍額を貯金していった場合の ３０日目の貯金額、これもイメージと実際には大きな隔たりがあります。 実際に上記のような貯金を続けた場合、１０日目の貯金額は５１２円、１５日 目に１万円を超え、２０日目は約５２万、２５日目で１６７７万円、３０日目に は５億３６８７万円を貯金箱に入れることになります。１円から始めた貯金です が、３０日目の残高は１０億円に達します。 ところで、非常に変動の激しい市場があると仮定し、その市場では１週間で８ ０％上昇したり、また別の１週間で６０％下落することがあります。 月曜日に買い付けし、金曜日に売ることで上記のリターンが１週間ごとに繰り 返されるとすれば、８０％のプラスと６０％のマイナスということは２週間で２ ０％（１週間で平均１０％）の儲けになる、このようなイメージを抱く人も多い のではないでしょうか？ さらにこれを週間２０％の複利で計算すれば１年後の 資金は１４２倍にも膨れ上がります。 素晴らしいパフォーマンスですが、上記のような仮定で実際には決してそのよ うにはなりません。当初予算１０００万円で実際に計算してみますと下記のよう になります。 １０００万円 → １８００万円（＋８０％） → ７２０万円（－６０％） → １２９６万円（＋８０％） → ５１８万円（－６０％） → ９３３万円（＋８０％） → ３７３万円（－６０％）・・・ これを繰り返しますと、当初資金の１０００万円は１年後にはわずか２千円に まで減少します。たまに勝って儲かっているような気になるパチンコや競馬も、 トータルで計算するとマイナスになるというのもこの類です。 資金の管理は感覚で行ってはいけない。負けた場合の１回当たりの許容損失を 厳格に管理しないととんでもないとこになるという一例です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 東証１部上場銘柄について昨日の終値ベースでＰＢＲ(純資産倍率)１倍割れをス クリーニングしたところ、ゆうに６００超えました。ＰＢＲ１倍割れというのは、 理論的には会社が倒産しても保有株に応じてその資産を分配すれば株価以上の割 割当てがあるということです。本日の下落で１倍割れ銘柄はさらに増えているは ずですが、このような事は長くは続かないというのが過去の教訓です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ◎まぐまぐ大賞２００６ http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 ◎２００６年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/ 「ハロー！株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長 第１２１５号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
