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こんばんは、aquaです。

 11月も今日で終わり、明日からは12月になります。「12月」と言うとき
には単に時間的な印象が強いのですが、「師走」となると何か世間の中に引き戻
されたような感じになり、途端に落ち着かなくなるから不思議です。

 街の中はすでにクリスマスの雰囲気が色濃く、それまでの二十日余りを一挙に
飛び越えてしまうような感覚もそんな気分にさせてしまうのかもしれません。

 最近はクリスマスを自宅で過ごす人が増えており、百貨店で行われたクリスマ
スケーキの試食会でも夫婦で訪れるケースが多かったそうです。また、ネットシ
ョピングが買い物の選択肢として一般化したことに加え昨今のスィーツブームで、
普段は食べられない特別なケーキを「お取り寄せ」で楽しむ人も増えています。

 毎年恒例のプランタン銀座のアンケート調査でも「過ごしたい場所」は「家」
という回答が4年連続で1位となっています。(調査対象は同店ホームページ女
性会員、有効回答数456件、年齢層19歳から65歳、平均年齢33.8歳。)

 また、同調査によりますと、クリスマスに贅沢感を求める傾向が薄まり、「恋
人やパートナーへ期待するプレゼント価格」「恋人やパートナーに贈るプレゼン
ト予算」「自分へのご褒美」の予算が3年連続で減少。それでも、期待するプレ
ゼント価格の平均は4万6413円、贈るプレゼントの予算の平均は2万652
9円、自分へのご褒美平均予算は4万2882円と、決して安くはない額です。

 ちなみに、期待するプレゼントの1位はアクセサリー、以下食事、バッグ・旅
行の順で、贈るプレゼントは普段使いできるものが多く、洋服、財布・ネクタイ、
マフラーの順となっています。購入予定の自分へのご褒美では、アクセサリー・
洋服、バッグ、靴が人気ベスト3です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.12月相場と主なイベント

 5.編集後記

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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  15680.67(+166.93)△1.08%
◎TOPIX  1531.88(+ 17.41)△1.15%

◎売買高概算  26億1581万株
◎売買代金概算  3兆1195億円

◎値上り銘柄数 1229 ◎(年初来)新高値 8
◎値下り銘柄数  406 ◎(年初来)新安値 7
◎変わらず     84

◎騰落レシオ(25日)91.8%
 
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○●●●○●○○○●○○ 58.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-0.25  75日線比-3.34%
 
◎為替  (対ドル)110.32 (対ユーロ)162.55

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  665円(+ 33円)109,957千株
 2.三菱自  <7211>  210円(+ 11円) 76,334千株
 3.三菱UFJ<8306> 1089円(+ 13円) 67,502千株
 4.住金   <5405>  488円(+ 25円) 67,200千株
 5.三菱重  <7011>  535円(+ 26円) 56,688千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.三菱UFJ<8306> 1089円(+ 13円) 73,278百万
 2.新日鉄  <5401>  665円(+ 33円) 72,384百万
 3.みずほ  <8411> 595千円(+12千円) 69,179百万
 4.三井住友 <8316> 951千円(+31千円) 68,894百万
 5.任天堂  <7974> 675百円(+24百円) 67,712百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り4750万株 買い4270万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比166円高の1万5680円
で取引終了、昨日と本日で525円の上げ幅となっています。昨晩のNY株高や
為替が1ドル=110円台で落ち着いた動きとなっていること、更にはバーナン
キFRB議長が追加利下げの可能性を示唆したことを好感し、朝方から幅広い銘
柄に買いが先行しています。昼過ぎに一時は上げ幅が230円を超える場面があ
りましたが、週末とあって買い一巡後は戻り待ちの売りからやや上げ幅を縮小し
ています。業種別では鉄鋼・海運・商社株が上昇率ベスト3となっています。売
買代金は概算3兆1195億円です。

 業種別では、鉄鋼、海運、商社、非鉄、機械セクターの上げが顕著です。

 個別銘柄では、新日鉄が3日連続高、JFE、住金、神戸鋼、日本冶金工、東
京鉄も値を上げるなど鉄鋼株が軒並み大幅高。割安・出遅れ感に着目した外国人
投資家や国内機関投資家と見られる大口の買いが入っています。業種別では鉄鋼
セクターの値上がりランキングがトップとなっています。

 川崎汽船、商船三井、日本郵船など海運株も軒並み高。ばら積み船の運賃・用
船料の国際総合指数「バルチック海運指数」が28日から上昇に転じ、節目の1
万を超えたことを好感した買いが集まっています。東証1部の値上がり率ランキ
ングでは、トップが太平洋海運、2位が共栄タンカー、3位が明治海運とベスト
スリーを海運株が占め、乾汽船が6位、第一船が9位とベストテンの半数を海運
株が占めています。業種別でも海運セクターは値上がり率第2位となっています。

 三菱商事、三井物産、住商、伊藤忠、丸紅など商社株も値を飛ばしています。
やはり割安・出遅れ感に着目した機関投資家と見られる大口の買いが入っており、
商社株を含む卸売りセクターの値上がり率は第3位となっています。

 いすゞが大幅高。モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル・
バーラ(MSCIバーラ)の「標準指数」に採用が決り、本日の取引終了後から
組み入れられます。国際分散投資をする機関投資家が運用上の指標として用いる
指数に組み入れられることで、今後も買いが集まるとの期待感から買いが集まっ
ています。

 本日の新高値銘柄は、三井松島、トキメック、東計電算、電産コパル等です。


☆相場コメント

 11月20日に「陽の抱(だ)き線」(つつみ線とも言います)が出現し、「
安値圏での抱き線出現は、それまでの売り方の勢力を一気に包み込んでしまうほ
どの買い勢力が出てきたとみられ、買い転換の重大ポイントとなり得るだけに見
逃してはなりません」と申し上げましたが、その翌々日から相場は反転上昇を開
始。日経平均株価は11月22日の瞬間安値1万4669円から本日の終値1万
5680円まで値幅にして1011円の上げを具現してきています。

 その「抱き線」出現と時を同じくして、ドバイの政府系ファンド「ドバイ・イ
ンターナショナル・キャピタル(DIC)」によるソニー株の取得、アブダビの
政府系ファンド「アブダビ投資庁(ADIA)」による米シティへの出資、さら
に中国の政府系ファンド「中国投資有限責任公司」やロシアの政府系ファンドに
よる日本株への投資報道がなされていますが、こうしたオイルマネーやチャイナ
マネー等々の新たな買い手出現が罫線上にも表われているのかもしれません。

 尚、金曜日から今週の火曜日にかけては陽線が3本連続して出現していますが、
これを罫線的には「赤三兵」(あかさんぺい)と言い、相場上伸の象徴とされて
います。(その反対を「三羽烏」と言います)。これは、少なくとも6ヶ月は上
伸可能な大相場の前兆となる複合足であるだけに、年末から新春、そして鯉のぼ
りの季節にかけて大いに期待したいところです。



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【2】主な材料                           **
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・FRB議長、追加利下げ示唆 「異例の警戒と柔軟性の維持必要」
・全国消費者物価が10カ月ぶり上昇 10月はプラス0.1%
・全世帯消費支出は3カ月連続増加 10月は実質0.6%増
・完全失業率は横ばい 10月は前月と同じ4.0%
・新設住宅着工、前月比で4カ月ぶり増加 10月は前月比22%増
・自公民、額賀氏の参院証人喚問見送りで合意
・「iフォン」、08年中の第3世代対応で日本進出可能に
・アサヒもビール、値上げ幅は3―5% 来年3月から
・第一三共、子会社2社を日本触媒に売却 事業再編がほぼ完了
・積水ハウス(1928)、通期業績予想を下方修正
・米Eトレード、ヘッジファンドが25億ドル資金注入で救済
・米デルの8―10月期、純利益が27%増 売上高は四半期最高
・米政府経済見通し、07年と08年はともに2.7%成長



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A <4631> 大日本インキ     650→   680円
 据置き   A <7631> マクニカ      3,100→ 2,600円
 据置き   B <4205> 日本ゼオン      950→   800円

[クレディS証券]
 据置き   A <5471> 大同特殊鋼     1,120→ 1,090円
 引上げ B→A <5423> 東京製鐵     1,670円→ 1,830円
 引上げ C→B <5411> JFE       6,300→ 5,450円
 引上げ C→B <5407> 日新製鋼       320→   430円

[JPモルガン証券]
 新 規   A <8889> アパマンショップHD   53,400円
 新 規   A <88765> リロHD          3,110円

[日興シティG証券]
 据置き   A <6470> 大豊工業          2,100円
 据置き   A <6925> ウシオ電機    2,850円→ 3,000円
 据置き   A <6995> 東海理化      4,000→ 4,400円

[みずほ証券]
 据置き   2 <4755> 楽天       57,500→65,000円

[三菱UFJ証券]
 引上げ 3→2 <4704> トレンドマイクロ      5,000円

[野村證券]
 据置き   2 <6926> 岡谷電機
 据置き   2 <8876> リロHD
 据置き   2 <9616> 共立メンテナンス

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5で表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】12月相場と主なイベント                   **
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 12月は「総括」「一年の締めくくり」、というのが世の中の雰囲気です。

 年初の日経新聞では著名アナリストやエコノミストらによる今年の相場を予想
するのが恒例で、日経平均株価の予想を平均すると1万9245円となっていま
す。大発会が上昇した年の勝率は5割を越え、今年の大発会も上昇して始まった
ことで好スタートを切ったとする見方が多かったのですが、昨年末の1万722
5円に比べ現状はかなり下の水準です。

 今年はサブプライム問題という、一定間隔で噴出する間欠泉のような悪材料が
相場を圧迫し、過去4年間続いた年間上昇は難しいものの、それでもここに来て
ようやく「底値確認」から「脱出」への動きが見え始めています。

 そして、年末が近づきますと必ずと言っていいほど話題になるのが「悼尾の一
振(とうびのいっしん)」です。

 「悼尾」とは尾っぽのことであり、「物事の最後」という意味があります。ま
た、この言葉自体で釣られた魚が激しく尾を振る行動をも指しており、「一振」
は最後の一振りを強調したような形になっています。転じまして、株式市場にお
いてこの言葉は、年末に株価が上昇することを指しています。

 ちなみに、過去10年間の12月相場は勝敗(月初よりも月末が高い場合は1
勝)は5勝5敗の五分五分。しかしながら、過去4年間に限れば12月はすべて
上昇しており、03年が576円高、04年が589円高、05年が1239円
高、06年が951円高と、いずれも好成績を残しています。

 ところで、注目されるイベントとしましては、まず14日金曜日は先物とオプ
ションの決済が重なるメジャーSQです。足元の裁定取引に絡む現物買い残高は
6週連続で減少しているものの、これまで不安定な相場展開が続きましたのでS
Q通過後の動きが注目されます。

 同日は内外の投資家が注目する12月の日銀短観の発表。同じく同日は会社四
季報及び日経会社情報2008年新春号が発売。そして、20日木曜日には、前
日から開催されている日銀政策委・金融政策決定会合の決定内容が発表されます。

 景気動向や金融際策を占う上では、6日木曜日の景気動向指数(10月速報値
)、7日金曜日の7―9月期GDP2次速報、10日月曜日の機械受注統計(1
0月)、12日水曜日の企業物価指数(11月)などの経済指標の発表がありま
す。

 海外では5日水曜日にOPEC臨時総会。そして何より11日火曜日に開かれ
るFOMC(米連邦公開市場委員会)における追加利下げに関心が集まります。

 その他としまして、日本BS放送などがBSデジタルハイビジョン放送開始、
トヨタ自動車のロシア工場稼働、ダイハツ工業の大分第2工場稼働、世界最大の
半導体製造装置・部品材料展示会「セミコン・ジャパン」(5日火曜日開催)、ア
ンジェスMGが世界初の遺伝子治療薬を厚生労働省に承認申請(予定)などがあり
ます。

 地球温暖化防止条約締約国会議や、土井隆雄さんが米スペースシャトルに搭乗
し日本の宇宙実験棟「きぼう」の国際宇宙ステーション組み立て開始、マイクロ
ソフトのサーバー向け新基本ソフトの発売なども控えています。

 尚、12月は、28日金曜日の大納会の半日取引を含めて営業日数は19日と
あまり多くはありません。

 日本では24日月曜日が振替休日でお休み。25日火曜日はクリスマスでNY
市場が休場となり、海外では市場参加者の多くがその前の週からクリスマス休暇
入りとなります。

 12月・6月決算銘柄としましてはアサヒビール、コカ・コーラウエスト、C
IJ、オプテックス、荏原実業、東計電算などがあり、権利付最終売買日は21
日金曜日。それ以外の銘柄に関しましては25日火曜日が月内受渡し最終売買日
となります。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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先週までは連日のように下げていましたが(11月月間では1年半ぶりの下げ幅)、
今週は水曜日下げたほかはすべて上昇。三寒四温ならぬ一寒四温です。相場には
冬が明けそうな気配がありますが、外気はこれから冷たさが増してきます。株式
投資におきましても健康第一ですので、皆様におかれましてもお風邪など召され
ぬようくれぐれもご自愛くださいませ。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

皆様の投票、心から御礼申し上げます。

◎まぐまぐ大賞2006 http://www.mag2.com/events/mag2year/2006/#money

   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

◎2006年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2006/

   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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発行:アクア・インターナショナル株式会社   関東財務局長 第1215号
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