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こんばんは。aquaです。

 14日月曜日は「成人の日」。祝日法では「おとなになったことを自覚し、み
ずから生き抜こうとする青年を祝い励ます国民の祝日」と定められており、先に
成人になった私達もそのような気持ちで新しい成人を祝ってあげたいものです。

 今年の新成人は1987年4月2日から1988年4月1日に生まれた最後の
昭和世代で、その数は21年ぶりに過去最低を更新し135万人とかなり少なめ
です。

 ちなみに1987年の大河ドラマは渡辺謙主演の「独眼竜政宗」。大韓航空機
事件もこの年で、「サラダ記念日」や「ビジネスマンの父より息子への30通の
手紙」などの本がベストセラーとなりました。

 竹下新政権が発足し、国鉄の分割民営化によりJRがスタート。2月にNTT
株が上昇し、この頃から証券会社の店頭の様子は様変わりとなります。10月に
はニューヨーク株式市場の大暴落、いわゆる「暗黒の木曜日」となります。花の
金曜日を略して「花金」、「朝シャン」、「ワンレン・ボディコン」なる言葉が
流行し、「地上げ屋」や「バブル」といった言葉がメディアに頻繁に登場するの
もこの年です。

 そういった時代に生まれた新成人を対象にしたアンケート調査の結果が発表さ
れていますので、いくつかご紹介したいと思います。
 
 ・仕事に燃えている人はすてき      YES 49%
 ・年功制よりも能力主義が良い      YES 24%
 ・20歳の自分をおとなだと思っていない YES 76%
 ・親のようなおとなになりたい      YES 45%
 ・親のような夫婦になりたい       YES 30%
 ・親をみて結婚はいいなと思う      YES 29%
 ・社会に出て必要だと思う力(○○力)
     1位:洞察(空気読)力 2位:忍耐力 3位:適応力 3位:判断力

 
 外面的には着物で豪華に着飾っていても、実際には幼稚な子供の集まり・・・
成人式の「七五三現象」が言われて久しいのですが、成人すると法律的には大人
とみなされ、自覚のあるなしに関わらず法律上独立した社会人としてすべての行
動は自己責任となります。親子関係でも社会的にもそういう扱いが望ましいので
すが・・。


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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.びっくり10大予想

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  14110.79(-277.32)▼1.93%
◎TOPIX  1377.58(- 23.78)▼1.70%

◎売買高概算  24億7053万株
◎売買代金概算  3兆0474億円

◎値上り銘柄数  216 ◎(年初来)新高値   0
◎値下り銘柄数 1452 ◎(年初来)新安値 435
◎変わらず     61

◎騰落レシオ(25日)66.6%
 
◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○○○○●●●●○○●● 50.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-7.69  75日線比-11.51%
 
◎為替  (対ドル)109.04 (対ユーロ)161.44

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  663円(-  7円) 89,009千株
 2.住金   <5405>  520円(-  9円) 85,165千株
 3.三菱UFJ<8306> 1012円(- 12円) 57,422千株
 4.三菱重  <7011>  435円(- 11円) 39,476千株
 5.IHI  <7013>  218円(+  3円) 37,082千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 510千円(- 5千円) 65,962百万
 2.ソニー  <6758> 6040円(- 90円) 63,385百万
 3.新日鉄  <5401>  663円(-  7円) 60,242百万
 4.三井住友 <8316> 836千円(- 6千円) 59,518百万
 5.三菱UFJ<8306> 1012円(- 12円) 58,473百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り3660万株 買い2630万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比277円安の1万4110円と
連日で昨年来安値を更新して取引終了です。NYダウはバーナンキFRB議長が
大幅利下げを示唆したことから100ドルを越す上げとまりましたが、東京マー
ケットは反応薄。来週以降に米金融機関の決算発表が予定されており、3連休前
ということもあって積極的な買いが見送られる中、株価指数オプション1月物の
特別清算指数1万4355円を割り込んだことをきっかけに先物に大口の売りが
出て、下げ足を加速しています。昼から米メリルリンチが住宅ローン関連投資で
150億ドル(約1兆6000億円)の損失を計上する見通しと報じられたこと
も相場の重石となっています。マザーズ、ヘラクレスなど新興マーケットの下げ
はきつくなっています。売買代金は概算3兆474億円です。

 業種別では、相場全般安の中にあって鉱業セクターが高く、電力・ガスセクタ
ーがしっかりです。

 個別銘柄では、アサヒプリテックが上昇。金価格が連日で最高値を更新してい
ることから、貴金属リサイクルを手掛ける同社株に買いが向かっています。昨日
のNY市場で米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測を背景に金価格
は3日続伸で893.60ドルと史上最高値を更新しています。貴金属リサイク
ルの松田産業も連日で子を飛ばしています。

 三益半導体が値を上げていますが、07年11月中間期の単独業績を上方修正
したことが手がかりとなっています。税引き利益は前年同期比52%増の22億
9000万円と従来予想を4億円近く上回り、好感した買いが集まっています。
パナソニックへの社名変更を発表した松下はBRICs諸国や欧州への進出強化
で前年比5%増収、ROE8%以上などの目標を設定したことを好感して逆行高
となっています。

 JFEとIHIが造船部門の統合に向け交渉入りしたと報じられていますが、
実現すればシェア約18%となり、現在トップの今治造船(愛媛県今治市)を抜
いて建造量で国内首位に浮上します。株価は両社ともに高くなっています。

 JR東日本、日本製鋼が高く、フィデリティ投信が発行済み株式総数の7.5
%を取得していたことが明らかとなったニチアスはしっかりです。

 本日の新高値銘柄は、金ETF(金価格連動型上場投資信託)等々です。



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【2】主な材料                           **
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・米FRB議長、大幅な追加利下げに踏み切る考えを示唆 
・給油新法、衆院の賛成多数で成立 2月中旬にも給油活動再開
・薬害C型肝炎患者を一律救済する特措法が成立
・日銀総裁の後任人事をめぐり発言相次ぐ
・07年の通貨供給量は前年比1.6%増 
・07年の銀行貸出残高は0.8%増 2年連続の増加
・07年の外国人入国者は過去最高の915万人
・景気ウオッチャー調査、12月は4年11カ月ぶりの低水準に
・もしもしHL、1対2の株式分割を発表 
・中国貿易黒字、07年は前年の1.5倍の2622億米ドル
・前民主候補のケリー氏、オバマ氏支持を表明 オバマ陣営に援軍
・米デルタ航空、ユナイテッドかサウスウェストどちらかの買収目指す
・米メリル、150億ドルの評価損計上の見込み NYタイムズ紙
・英小売企業の12月の売上高が3年ぶりの低水準に
・米アメックスの10―12月期、ローン延滞増で損失



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A <8258> OMCカード     960→   450円
 据置き   A <8922> IDU          225,000円

[クレディS証券]
 新 規   A <6708> エプソントヨコム       770円
 新 規   A <6779> 日本電波工業        6,300円
 新 規   B <6962> 大真空            640円

[UBS証券]
 据置き   A <5233> 太平洋セメント        400円
 据置き   A <7617> オオゼキ          4,500円
 据置き   C <4842> USEN           800円

[大和総研]
 据置き   2 <7936> アシックス         2,000円

[三菱UFJ証券]
 引上げ 2→1 <7202> いすゞ
 引上げ 2→1 <7205> 日野自動車
 引下げ 2→3 <4842> USEN

[野村證券]
 据置き   1 <6758> ソニー
 据置き   2 <3382> セブン&アイHD
 据置き   2 <5405> 住友金属工業
 据置き   2 <5411> Jフロントリテイリング
 引上げ 3→2 <6752> 松下電器産業
 引上げ 3→2 <6753> シャープ
 据置き   2 <9983> ファーストリテイリング

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。
 


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【4】びっくり10大予想                      **
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 22年前から年初恒例となっている「びっくり10大予想」。これはモルガン
スタンレーから米有力ヘッジ・ファンドに席を移した米著名ストラテジスト(投
資戦略設計の専門家)のウィーン氏が、世間的には可能性が低いと見られがちで
も、同氏自身は5割以上の確率で起こりえると考えている事柄を列挙したもので、
2008年版を先日発表していますのでご紹介させていただきます。


 1)FRB(米連邦準備理事会)の利下げや他の政策対応にもかかわらず、米景
   気は後退局面に陥る。FF金利は3%より低くなる。失業率は明確に5%
   を上回る。

 2)企業収益は前年比減益となり、S&P500種指数は10%下落する。エ
   ネルギーや素材株は相対的に堅調さを維持。相場環境は夏以降、改善する。

 3)ドルは年前半は堅調で、対ユーロで1ユーロ=1.35ドルに到達するも
   のの、年後半には弱まり1.50ドルを超える。ECB(欧州中央銀行)は
   金融緩和に動く。

 4)米消費者物価指数(CPI)は5%を上回る。賃金上昇は緩やかだが、商
   品価格の上昇や原油高が影響する。長期債利回りは5%上昇。スタグフレ
   ーション(景気減速と物価上昇の同時進行)が大きな話題となる。

 5)世界経済の減速などで原油価格は年初は下落。年前半には80ドルまで下
   落するが、年後半には115ドルに上昇。

 6)農産物価格は引き続き堅調に推移。金価格は1000ドルに到達。

 7)西側経済の減速とともに中国経済も緩やかに減速し、株式相場が急落。中
   国はインフレ抑制と不公正貿易の意思表示として人民元を10%切り上げ
   る。

 8)ロシアの新大統領は国際社会で攻勢に出る。ロシアとブラジルの株式市場
   がBRICs市場をリードする。

 9)社会基盤の改善が大統領選の重要なテーマとなり、建設やエンジニアリン
   グ関連株が恩恵を受けるとして買われる。水問題が世界的に重要な問題と
   なり、脱塩株が急騰する。

10)オバマ氏が第44代大統領に就任。米議会は民主党色が強まる。


 以上がウィーン氏が発表した今年の「びっくり10大予想」です。ちなみに昨
年は日経平均株価の上昇予想などは外したものの、商品市況の上昇はおおむね的
中させています。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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昨晩のNY金先物は引けで上げ幅を縮小しましたが、その後の時間外取引では1
トロイオンス899.9ドルまで買われ最高値を更新しています。限りある資源、
増え続ける需要、価格の高騰といった状況下では、相場概況にあるような企業が
ますます強みを発揮します。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=


◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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