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こんばんは。aquaです。

 今年は子年(ネズミ)ですが、愛らしく、勇敢でもあるミッキー・マウスは全
世界にたくさんファンを持ち、知らない人がいない程の人気キャラクターです。
そのミッキー・マウスは、キャラクター・ビジネスとして巨額のマネーを生み出
しています。

 以前、ウォーレン・バフェットはディズニー株を大量保有していた際に下記の
ように話しています。
 
 「映画の『白雪姫』を所有することは、油田を所有するようなものです。
  つまり、売っても売ってもなくならないということです。」
 
 数年前のプリンセス・ブームもそうですが、人気があるキャラクターはあらゆ
るものに利用され、著作権を保有する者はそれら全てから版権という使用料を徴
収できます。

 さらにはやり方しだいで何度でも、あるいは息の長いブームを作り出すことが
可能です。日本でも「あんぱんマン」「ドラえもん」等は昔から子供達に愛され
ている存在で、新しい装いで何度も焼き直しされ、その時代時代の子ども達に向
けて新刊のように登場します。「ポケモン」は世界展開で成功をおさめましたが、
他にも世界進出を目論むキャラクター達がたくさんいます。

 成功例の背後には膨大な失敗例があり、他のビジネス同様に簡単なものではあ
りませんが、成功すれば巨額の利益を生むということをミッキー・マウスは証明
しています。


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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <相場コメント>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.需給面での節目

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  13092.78(+263.72)△2.06%
◎TOPIX  1284.45(+ 34.52)△2.76%

◎売買高概算  26億1795万株
◎売買代金概算  3兆0555億円

◎値上り銘柄数 1544 ◎(年初来)新高値  0
◎値下り銘柄数  154 ◎(年初来)新安値 45
◎変わらず     31

◎騰落レシオ(25日)60.2%
 
◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○○●●●●○○●●○○ 50.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-9.75  75日線比-16.11%
 
◎為替  (対ドル)106.35 (対ユーロ)155.26

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  673円(+ 44円)147,084千株
 2.住金   <5405>  523円(+ 30円) 93,626千株
 3.三菱UFJ<8306>  964円(+ 67円) 78,067千株
 4.大成建  <1801>  291円(+  4円) 46,233千株
 5.三菱重  <7011>  413円(+ 13円) 38,222千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.新日鉄  <5401>  673円(+ 44円) 97,599百万
 2.みずほ  <8411> 459千円(+22千円) 87,911百万
 3.三菱UFJ<8306>  964円(+ 67円) 74,506百万
 4.トヨタ自 <7203> 5240円(+140円) 74,401百万
 5.ソニー  <6758> 4990円(+ 20円) 60,112百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り4370万株 買い4570万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比263円高の1万30
92円と1万3000円台を回復して取引終了です。昨晩のNY市場が金融保証
保険会社モノラインに対してニューヨーク州の保険監督当局と金融機関が資本注
入を巡って検討中と報じられたことを好感して大幅高となり、それを受けて東京
マーケットも下振れ懸念が薄らいだとの見方が台頭して朝方から幅広い銘柄に買
いが先行しています。ほぼ1万3000~3100円のボックスゾーンでの値動
きで推移し、戻り売りを吸収しながら堅調な展開となっています。売買代金は概
算3兆555億円です。

 業種別では、不動産、消費者金融、鉄鋼、建設、商社セクターの上げが顕著で
す。

 個別銘柄では、三井不、三菱地所、住友不など不動産株が軒並み大幅高。FR
B(米連邦準備理事会)による緊急利下げなど米国は徹底的に対応するとの安心
感を誘い、これまで三井不や菱地所は昨年来高値をつけた07年5月から前日の
終値まで4割強下落していただけに、下げがきつかった銘柄を買い直す動き出て
います。業種別ランキングの値上がり率では不動産セクターがトップとなってい
ます。

 三菱商事、三井物産、住友商事など商社株もPERなどの投資尺度から割安と
いう点が見直されて買いを集め、ミレアHDや損保ジャパンなど損保株も値を飛
ばしています。損保株は、米国のモノラインと呼ばれる金融保証保険会社に対し
てニューヨーク州の保険監督当局と金融機関が資本注入を巡って会合を開いたと
の報道が材料視され、昨晩のNY市場でモノライン株が急伸。これを材料視して
日本の保険株に買いが入っています。

 新日鉄が大幅高。売買高、売買代金ともにトップとなっています。直近の信用
倍率が4.69倍と改善してきており、売り一巡感からの需給面での好転や高配
当・割安という点が見直されて買いを集めています。JFEスチールが米鉄鋼大
手のUSスチールと技術提携したことも鉄鋼業界の提携や再編に対する期待を高
め、また新興国経済が成長する恩恵を受ける銘柄として改めて買われています。
住金、JFE、神戸製鋼も商いを伴って高くなっています。

 全日空が高くなっていますが、08年度の航空輸送事業計画を発表したことが
材料視されています。国際線では4月から羽田─香港間を毎日チャーター運航す
るほか、国内線では伊丹─福岡線など5路線を増便。一方で不採算の地方間路線
を削減し、羽田や伊丹、中部(名古屋)経由の路線を増やすことで搭乗率の向上
や遅延・欠航を減らす路線網に切り替えて行く計画です。

 武富士、アイフル、プロミスなどの消費者金融株やオリックス、東京リースな
どのリース株が大幅高、東洋エンジニアリング、千代田化工建設、東芝プラント
などのプラント株や大和ハウス、長谷工、積水ハウス、大成建、大林組、清水建
などの建設株も大きく値を飛ばしています。


☆相場コメント

 昨日は相場の下位にて『はらみ線』が出現。この線は相場の流れが変わる可能
性が高い、或いは買い転換を示唆ケースが多々ある重要な線だけに注目となりま
す。更に、本日は高寄りしてきていますので、複合足から見ますとその信頼度は
より高まっています。

 ちなみに、『はらみ線』とは前日の値幅以内で寄り引けした形であり、前日線
を母親に、当日線をお腹の子に見立てた表現法です。そして、お腹の子が産まれ
れば、相場に新しい生命が誕生してくるということで相場の流れが変わる可能性
が大きく、転換暗示の重要な線だけに期待したいところです。



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【2】主な材料                           **
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・07年の貿易統計、中国との貿易額が米抜き最大に
・07年の世界粗鋼生産は7.4%増 BRICsが全体の48%
・全産業活動指数、11月は0.5%低下
・公取委、亜鉛メッキ鋼板巡るカルテルの疑いで4社強制捜査
・有力経営者らが金融当局の対応力に懸念 ダボス会議で
・インド洋給油再開、海自護衛艦が横須賀出港
・先週の部門別動向、外国人は3週連続の売り越し
・雪印乳業による雪印種苗へのTOBが成立
・スズキ、08年の世界生産は8%増を計画 小型車で攻勢
・アドテスト(6857)、今期の利益見通しを大幅下方修正
・カブコム(8703)、10―12月期は41%増益
・中国、5年連続で2ケタ成長 07年は11.4%
・英政府、減量成功者に賞金 「肥満防止戦略」を発表
・独ダイムラー、07年の世界販売は9%減
・米アップルの時価総額、3週間で5兆5千億円目減り
・米クアルコムの10―12月期、予想上回る増収
・米シティグループ、店舗の新規開設計画を見直し
・米金融保証会社(モノライン)への救済策が浮上



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 新 規   A (9433) KDDI          898千円
 新 規   A (8002) 丸紅            1,116円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (4329) ワークスアプリ       15万円

[UBS証券]
 引上げ B→A (6366) 千代田化工建設       1,700円

[クレディS証券]
 据置き   A (5310) 東洋炭素         15,800円
 新 規   A (6665) エルピーダ         5,000円
 据置き   B (7974) 任天堂      75,000→57,000円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ B→A (2664) カワチ薬品     3,000→ 3,200円
 据置き   C (4921) ファンケル     1,200→ 1,030円

[日興シティG証券]
 据置き   A (2478) MKキャピタル   655千→ 335千円

[三菱UFJ証券]
 新 規   2 (2329) 東北新社
 新 規   2 (5214) 日本電気硝子

[野村證券]
 据置き   1 (3789) ソネットエンタテイメント
 引上げ 3→2 (4452) 花王 

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。
 


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【4】需給面での節目                        **
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 信用取引は証券会社から株券や資金を借りて売買を行います。借りたものは返
さなければいけませんが、信用取引の大半を占める制度信用取引は6カ月以内に
反対売買をして返済する必要があります。

 信用取引においても普通取引と同様に買いから入る投資家が多く、信用残も通
常は買い残のほうが多くなっています。相場が高値圏にある時は強気の投資家が
多く買いを膨らませます。株価が高値を付けた時期と買い残がピークとなった時
期はほぼ重なるため、高値を付けた日の6カ月後の期日を「絶対期日」と言い、
それがが近付きますと手仕舞い売りが出やすくなります。

 ちなみに、東京証券取引所が発表している信用取引の買い残高は4週連続で減
り続け、先週はおよそ2年ぶりの低水準にまで減少しています。今回は相場が急
落したことで、追い証(追加担保の差し入れ)が発生するなど処分を迫られた投
資家の手仕舞いで期日を待たずに信用買い残の整理が進んでいます。

 東京株式市場は昨年7月以降、そろそろ6カ月が経過しますので、需給面から
の改善期待が高まりつつあります。

 

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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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昨晩のNY株式市場は米金融保証会社(モノライン)の救済計画を追い風に金融株
が5年ぶりの大幅高となりましたが、その救済策の動向とともに、間もなく議会
と政府が暫定合意に達するとみられる景気対策、そして28日のブッシュ大統領
による一般教書演説、追加利下げが予想されている29―30日のFOMC(米
連邦公開市場委員会)などが注目されます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=


◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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