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こんばんは。aquaです。

 3月は別れ月と申しますが、今は学校の卒業式シーズンです。多くの生徒が巣
立つ校門には桜が植えられおり、その桜の蕾が新しい生徒を迎えるために膨らみ
はじめています。

 ところで、植物が美しい花を咲かせ、密を分泌し、甘い香りを放つのは、鳥や
昆虫などを誘引し彼らに花粉を運んでもらい受粉を媒介してもらうためです。

 このように虫や鳥を誘因するために適応し進化した花を「虫媒花」または「鳥
媒花」と呼びます。

 一方、風に花粉を運ばせることを選択しそこに運命を委ねたのが「風媒花」。
虫や鳥に限らず人間にとっても魅力的な美しい花や甘い蜜は、風媒花にとっては
すべてが無用なもので、目立たない花をつけ、風が吹くのをひたすら待ちます。
そのため風媒花の花粉は風に乗りやすいようにさらさらしており、量も多いのが
特徴です。

 生き残る術として風に花粉を託すのが風媒で、そこに悪気は一切ないのですが、
時として悪者になってしまうのが風媒花です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.全体と個別

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  12992.28(+  0.10)△0.00%
◎TOPIX  1265.66(-  5.49)▼0.43%

◎売買高概算  20億8711万株
◎売買代金概算  2兆3744億円

◎値上り銘柄数  514 ◎(昨年来)新高値   1
◎値下り銘柄数 1097 ◎(昨年来)新安値 199
◎変わらず    117

◎騰落レシオ(25日)98.7%
 
◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○○●○●○●○●●●○ 41.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.72% 75日線比-9.93%
 
◎為替  (対ドル)103.41 (対ユーロ)157.17

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  525円(+  3円) 52,951千株
 2.三菱重  <7011>  464円(+  7円) 45,904千株
 3.住金   <5405>  419円(-  2円) 44,250千株
 4.三菱UFJ<8306>  902円(±  0円) 43,186千株
 5.三洋電  <6764>  228円(+ 13円) 37,608千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.トヨタ自 <7203> 5500円(- 60円) 83,016百万
 2.任天堂  <7974> 515百円(+13百円) 57,995百万
 3.みずほ  <8411> 416千円(- 8千円) 53,762百万
 4.三菱商事 <8058> 3170円(+100円) 44,968百万
 5.三菱UFJ<8306>  902円(±  0円) 38,812百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2760万株 買い2220万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価がほぼ前日比変わらずの10銭高とな
り、1万2992円で取引終了です。シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする形で朝
方は買いが先行、一時は上げ幅が100円超となって1万3100円台に乗せる
場面がありました。ただ、買い一巡後は景気の先行き懸念が意識されることから
戻り待ちの売りが優勢となり、1万3000円を挟んで売り買い交錯、膠着感の
強い相場展開となっています。原油価格や金価格の最高値更新を受けて非鉄株や
商社株が高く、またバルチック海運市況の好転を受けて海運株が値を上げていま
す。売買代金は概算2兆3744億円です。

 業種別では、海運、非鉄、商社セクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、住友金属鉱山が値を飛ばしています。昨晩のNY市場で金価格
が一時1トロイオンス=992ドルを付けて最高値を更新、ニッケルや銅など商
品市況が軒並み好調なことが支援材料となっています。同社はステンレスや特殊
鋼向けにニッケルも販売しており、経常利益ベースでニッケル価格が1ポンド当
たり1ドル上がると年間で80億円の収益増につながります。ステンレス原料の
フェロニッケルを扱う大平金、DOWAHD、アサヒプリテックも高くなってい
ます。

 また、原油や商品市況の高騰を受け、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅、
伊藤忠など商社株が軒並み高。資源株物色の流れに乗った買いが入っており、P
ERなど投資尺度からみた割安なことも買い安心感に繋がっています。

 川崎汽船、商船三井、郵船、第一船など海運株が大幅高、業種別では値上がり
率ランキングのトップとなっています。円高・ドル安や原油高は海運会社の収益
の圧迫要因となりますが、海運市況がそれ以上に改善していることで収益に寄与
するとの見方から買いが入っています。ばら積み船の国際運賃指標であるバルチ
ック海運指数(BDI)が昨日に7878ポイントを記録し、1月11日以来の
水準を回復していることも買いを誘っています。

 あおぞら銀行が急伸、米系投資ファンドのサーベラスが昨日にTOB(株式公
開買い付け)を実施すると発表。買い付け価格の1株325円を意識した買いが
集まっています。あおぞら銀は、当行の株主基盤の安定化に寄与し、当行経営陣
に重要な支援を提供するとして賛同を表明しています。買付け期間は4日から4
月7日まで。買い付けの上限は発行済み株式数の約8%にあたる1億3200万
株。サーベラスは現在、約37.5%を保有しており、この度のTOBで最大約
45.5%まで保有比率を高めます。

 パイオニアが大幅高、プラズマテレビ用のパネル生産から全面撤退する方向と
報じられ、事業の選択と集中という観点を好感した買いが入っています。200
8年にも自社生産を中止し、松下電器産業からパネルを調達してテレビの組み立
てに特化する見通しです。

 ソースネクストはストップ高、主力ウイルスソフトが11ヶ月連続でシェアト
ップを記録したことを好感した買いが集まっています。

 本日の新高値銘柄は、金連動投信、カカクコム、SHOEI等々です。



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【2】主な材料                           **
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・世界のサブプライム損失は2千億ドル超 米財務省集計
・東京原油スポット市場、中東産ドバイ原油も最高値圏
・07年のパソコン国内出荷、前年比1%減の1414万台 
・2月のマネタリーベースは前年同月比1%増
・2月の円の実質実効為替レートは0.3ポイント上昇
・大日本印刷、新型ICカード開発 凝ったデザインも可能に
・パイオニア、パネルを松下から調達 組み立てに特化
・鹿島(1812)、通期最終利益見通しを上方修正
・伊藤園(2593)、5―1月期の営業利益は10%減
・国連安保理、イラン追加制裁決議採択 ウラン濃縮継続で
・08年の中国国防費、世界3位の6兆円規模に
・2月の米新車販売、6.3%減 燃料高と個人消費鈍化で
・1月の世界半導体売上高、前年同月比でわずかに増加
・米で最も称賛される企業、アップルが首位 トヨタが5位に



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A (4676) フジテレビ      25万→  20万円
 据置き   A (9404) 日本テレビ     19,000→18,000円
 据置き   B (9401) TBS       2,930→ 2,400円
 据置き   B (9409) テレビ朝日     245千→ 160千円
 据置き   C (9411) テレビ東京     3,700→ 2,800円

[モルガンS証券]
 据置き   A (9501) 東京電力      3,180→ 3,000円
 据置き   A (9531) 東京ガス       590→   570円
 据置き   B (9513) Jパワー      4,160→ 4,000円
 据置き   B (9532) 大阪ガス       440→   450円

[三菱UFJ証券]
 新 規   2 (1963) 日揮
 新 規   3 (6330) 東洋エンジニアイリング
 引下げ 2→4 (2121) ミクシィ

[大和総研]
 引上げ 2→1 (5971) 共和工業
 引下げ 2→3 (7312) タカタ

[野村証券]
 据置き   2 (4523) エーザイ
 引下げ 2→3 (1928) 積水ハウス

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 



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【4】全体と個別                          **
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 日経平均株価やTOPIXなどの指数は、相場の全体の動きを把握するのに大
変便利です。どのような解説でも相場に関して「上昇・下落」を言う時はこの指
数の動きを指しています。

 ちなみに日経平均株価やTOPIXの最高値は1989年12月、最安値は2
003年4月。つまり相場が最高潮に良かった1989年12月が天井で、市場
のムードが最悪だった2003年4月が大底になったいうことです。

 もちろん個別の銘柄も市場全体の動きやムードに影響されます。しかし、全体
と歩調を同じくする日がある反面、日々の相場で高値を更新する銘柄もあれば安
値を更新する銘柄がありますように個々の銘柄は個別で動いているということも
事実です。

 例えば、ソニーの過去最高値は2000年3月、エーザイは2007年1月、
キヤノンは2007年6月という具合に、高値の時期は指数と同じではありませ
ん。また、バブル崩壊後の安値におきましてもソニーは2003年4月、エーザ
イは92年3月、キヤノンは91年1月と92年7月に同値の安値という具合に
時期が異なります。

 キヤノンの場合は、バブル崩壊後の安値が1200円でそれ以降どこで購入し
ても、相場のムードに左右されることなく保持していれば昨年6月にはすべてが
利喰いになっています。この例でいえば1200円が2000円になり高くて買
えないと思う人もチャンスを逃すことになります。

 長いスパンでも見れば全体の動きと異なる銘柄は多々あり、全体のムードに左
右されずに足元の動きをしっかりと見極めることが大切です。


 
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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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上にしろ下にしろ相場が大きく動いている時というのは、普段の状態からは幾分
冷静でなくなってしまうものです。それが普通です。しかしながらそのような状
態では相場の動きに踊らされ、冷静で適切な投資行動からかけ離れてしまうこと
があります。そういう時は、散歩でも、水やりでも、読書でもなんでも構わない
のですが、意識的に一旦気を転じてみることも有効です。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
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