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こんばんは。aquaです。

 原油価格の値上がりが続いている現在、一次エネルギーでは原油に次ぐ存在で
今後需要増が予想される天然ガス分野でカルテル(天然ガス版OPEC)の創設
の動きが報じられています。

 ※一次エネルギー:自然界に存在するままの形状で得られるエネルギー。
          石油、石炭、天然ガス、水力及び地熱等。


 ※日本の一次エネルギー消費内訳(IEA統計)

  石油47.8% 石炭21.2% 原子力13.8% 天然ガス13.2%

 ※世界の一次エネルギー消費内訳(BP統計)

  石油36.4% 石炭27.8% 天然ガス23.5% 原子力6.0%


 天然ガスは世界的な開発競争が始まっており、尖閣諸島を巡る日中のつばぜり
合いも付近のガス田開発の利権が関わっています。

 気体状の天然ガスの利用には大掛かりなパイプラインの施設が必要ですが、天
然ガスを固形化すれば輸送と保存が容易になります。この技術が活かされれば、
手つかずのまま世界に1万カ所以上あるとされる中小ガス田の開発も可能になり
ます。ちなみにその技術、天然ガスハイドレート(NGH)技術を握っているの
は三井造船です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.信用や投信における配当金

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  12433.44(-427.69)▼3.33%
◎TOPIX  1215.87(- 39.26)▼3.13%

◎売買高概算  21億0644万株
◎売買代金概算  2兆3938億円

◎値上り銘柄数  175  ◎(昨年来)新高値   1
◎値下り銘柄数 1492  ◎(昨年来)新安値 201
◎変わらず     51

◎騰落レシオ(25日)86.2%
 
◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ○●●●○●○●●○○● 41.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-6.43% 75日線比-12.38%
 
◎為替  (対ドル)100.18 (対ユーロ)155.79

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  460円(- 18円) 69,120千株
 2.三菱UFJ<8306>  844円(- 62円) 60,765千株
 3.住金   <5405>  353円(- 10円) 55,732千株
 4.丸紅   <8002>  869円(+  6円) 36,911千株
 5.東瓦斯  <9531>  401円(- 17円) 35,855千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.任天堂  <7974> 513百円(-26百円) 80,102百万
 2.トヨタ自 <7203> 5250円(-160円) 63,538百万
 3.みずほ  <8411> 385千円(-28千円) 60,683百万
 4.三菱UFJ<8306>  844円(- 62円) 60,765百万
 5.三菱商事 <8058> 3200円(- 30円) 45,176百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2270万株 買い2250万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前日比427円安の1万24
33円と10日に付けた終値ベースでの安値1万2532円を下回って取引終了
です。昨晩のNY株安に加えて、為替が14時過ぎに1ドル=100.02円と
100円ちょうどに迫る円高に振れたことを嫌気して終日売り優勢の展開となり、
為替の動きとあいまって14時過ぎには一時下げ幅が509円に達する場面もあ
りました。米金融不安に対する懸念が根強く、保険・銀行・不動産の下げが特に
きつく、円高進行を嫌気してハイテク・自動車など輸出株にも昨年来安値を更新
する銘柄が相次いでいます。一方、原油価格が史上最高値を更新していることか
ら、鉱業・石油・商社株の一角に高い銘柄が見られます。明日のメジャーSQを
控えて買い手控えムードが強く、来週18日の米FOMCでの利下げの有無と利
下げ幅にマーケットの関心は集まっています。売買代金は概算2兆3938億円
です。

 業種別では、鉱業、水産セクターが高く、銀行、保険、不動産セクターの下げ
が顕著です。

 個別銘柄では、昨晩のNY市場で原油価格が一時1バレル=110.20ドル
まで上昇し、6日連続で史上最高値を更新したことを受け、国際帝石が大幅高、
石油資源も値を上げるなど原油に権益を持つ鉱業株に物色の矛先が向かっていま
す。昭和シェル、AOCHDなど石油セクターの一角も高くなっています。

 サンシティがストップ高で3日続伸。予想配当利回りが高い銘柄ということで
物色の矛先が向かっており、同社の08年12月期の1株当たり年間配当金は1
300円を予定しており、現在の株価水準での予想配当利回りは約7.5%。ま
た、PBRが1倍を下回っており、割安感も材料視した見直し買いが一気に集ま
っています。

 機械セクターのアマダが高くなっていますが、09年3月期の連結営業利益が
08年3月期予想比6%増の480億円前後になる見込みと報じられ、5期連続
で過去最高更新という業績好調を好感した買いが入っています。一昨日に昨年来
安値を付けたことで株価が安値圏に位置し、PER10倍割れという値ごろ感か
らの買いも見られます。

 その他、丸善、富士機工、テレビ東京、古河電池、理想科学、ワコールHDな
どが個別に物色されて高くなっています

 一方、損保ジャパン、ミレアHD、三井住友海上など損保株が大幅安となり、
業種別では保険セクターの値下がりランキングがトップ。三菱UFJ、みずほF
G、三井住友FG、野村HD、大和Gなど銀行や証券株、また三井不、三菱地所、
住友不など不動産セクターの下げもきつくなっています。



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【2】主な材料                           **
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・外為市場で円が急騰 12年ぶりに100円突破目前
・ドルはユーロ導入以来の最安値を更新 ドル売り加速
・日銀人事、白川京大教授の副総裁就任は確定 氏川氏が総裁代行も
・長期金利、2年7カ月ぶりに一時1.305%
・1月の鉱工業生産確報、2カ月ぶり低下 速報を小幅下方修正
・2月首都圏マンション販売、6カ月連続減 2月では15年ぶり水準
・株式投信残高、2月は2カ月ぶり増刊 国内型は流出超
・新入社員意識調査、3割超が将来の離職を想定 アルー調査
・07年のDV被害、前年比15%増で過去最多に 警察庁まとめ
・セブン&アイ、一足早い入社式 都内のホテルで13日
・新生銀、1180億円で外資に本店ビルを売却
・加ト吉株主創価、JTの完全子会社化を承認 4月に上場廃止
・アブダビのエネルギー公社、スペインで太陽熱発電事業を展開
・英、08年の成長率見通しを下方修正 信用収縮の影響で
・米ニューヨーク州、金融保証会社の兼業禁止を検討



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   B (4044) セントラル硝子    660→   420円
 据置き   B (4568) 第一三共      3,300→ 3,200円

[モルガンS証券]
 引上げ B→A (5001) 新日本石油      980→   852円

[クレディS証券]
 据置き   A (9404) 日本テレビ        16,600円
 引上げ B→A (9409) テレビ朝日         175千円
 据置き   B (9401) 東京放送          2,300円
 据置き   C (9411) テレビ東京         3,400円

[UBS証券]
 据置き   A (3405) クラレ       1,700→ 1,550円
 据置き   A (4307) 野村総研          4,200円

[日興シティG証券]
 引上げ B→A (7762) シチズンHD    1,000→ 1,080円

[野村証券]
 据置き   1 (6417) SANKYO
 据置き   3 (6592) マブチモーター
 新 規   3 (9706) 日本空港ビルデング

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 


 
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【4】信用や投信における配当金                   **
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 信用取引で買い建てしている場合、権利付最終売買日(今回は3月25日火曜
日)と権利落ち日(同3月26日水曜日)をまたいで信用買いを維持していれば
配当金(有配銘柄)を受け取ることができます。

 実際には株主総会の1~2週間後、つまり6月か7月頃に源泉徴収された配当
金相当額(配当落調整額)が証券会社の口座に入金されます。

 一方、売り方が建て玉を維持したまま権利付き最終売買日を経過すれば、配当
金相当額を支払うことになります。

 この場合は、配当見込み金額から源泉分を差し引いた額が権利落ち日に証券口
座から控除されます。

 信用で買い付けた分の株主優待については、権利付き最終売買日までに現引き
して現物株に直さない限り株主優待を受け取ることはできません。

 投資信託の場合は、組入れ銘柄の配当金は収益分配金として投資家に還元され、
株主優待で金券などのように換金できるものも証券会社や投信会社が換金して還
元されるのが一般的です。

 投資信託の配当金の取り扱いについては目論見書で確認できますが、分配金を
出さない投資信託の場合、配当金を含めたその他収益金は再投資にまわすことが
多いようです。
 


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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現日銀総裁の任期は19日までとなっていますが、もしそれまでに次期総裁が決
まらなかった場合は副総裁就任が決定している白川氏が総裁代行を務める見通し
となっています。現在のような状況下にあってこのような混乱は政治不信の象徴
と言えそうです。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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