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こんばんは。aquaです。

 数年前、「失敗学のすすめ」という本がビジネスマンの間でベストセラーにな
りました。

 「失敗は成功のもと」といいますが、「のど元すぎれば熱さ忘れる」とばかり
同じミスを繰り返すのが人の常。失敗した嫌なコトは早く忘れてしまいたいとい
うのが人情です。

 失敗や事故、不祥事に関するニュースが相変わらず新聞やテレビで連日報道さ
れていますが、失敗の責任追及とは別に、なぜそうした結果を招いたのかを多面
的に前向きに分析し、そうならないための知識を語り継いでいくのが失敗学です。

 失敗=恥ととらえて隠してしまうのではなく、「災い転じて福となす」の発想
が失敗の連鎖防止のために必要です。「あつものに懲りて膾(なます)を吹く」だ
けでは、そこに埋もれた貴重なノウハウを活かすことができません。

 もちろん、失敗を恐れてチャレンジはできません。株式投資におきましても失
敗することは多々起こるかと思います。その際、その失敗の原因を理解し、同じ
過ちを繰り返さないようにすることは非常に重要なことです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.先週の動き

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  12480.09(-  2.48)▼0.02%
◎TOPIX  1224.15(+  4.11)△0.34%

◎売買高概算  16億0768万株
◎売買代金概算  1兆7828億円

◎値上り銘柄数 874  ◎(昨年来)新高値 3
◎値下り銘柄数 729  ◎(昨年来)新安値 9
◎変わらず   118

◎騰落レシオ(25日)87.8%
 
◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○●●○○●●●○○○● 50.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-4.25% 75日線比-10.61%
 
◎為替  (対ドル)99.86 (対ユーロ)153.53

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  493円(+ 20円) 71,921千株
 2.三菱UFJ<8306>  914円(+ 22円) 59,241千株
 3.住金   <5405>  396円(+ 19円) 46,052千株
 4.三菱重  <7011>  449円(+ 12円) 39,853千株
 5.丸紅   <8002>  699円(-  2円) 29,189千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 416千円(+12千円) 77,612百万
 2.三菱商事 <8058> 2700円(- 45円) 59,195百万
 3.三菱UFJ<8306>  914円(+ 22円) 53,809百万
 4.任天堂  <7974> 534百円(+16百円) 53,740百万
 5.トヨタ自 <7203> 5270円(+ 50円) 52,094百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り880万株 買い1510万株

 本日の東京マーケットは小動きとなり、日経平均株価は前週末比2円安の1万
2480円で取引終了です。前週末のNY市場が休場であり、また本日は英・独
・仏・香港などが休場とあって外国人の動きは鈍く、また月末接近で国内機関投
資家も動きづらく、終日見送りムードの強い展開となっています。為替が円安方
向に振れたことを好感して一時は100円近く上昇する場面がありましたが、上
値を積極的に買う向きは限定的、先週末にかけて3日連続高した後でもあり、買
い一巡後は戻り待ちの売りに押し戻されています。尚、寄付き前に1~3月期の
法人企業景気予測調査が発表され、大企業製造業の業況判断指数は07年10~
12月期より大きく悪化していますが、市場では既に織り込み済みとの見方が多
く、影響は限定的です。売買代金は今年最低の水準となり、概算1兆7828億
円です。

 業種別では、鉄鋼、消費者金融、鉱業、紙・パ、建設セクターの上げが目立ち
ます。

 個別銘柄では、日本風力開発が大幅高、一時はストップ高目前まで上昇する場
面がありました。ここ数日間は上昇後の一服局面となっていましたが、改めて原
油価格上昇を受けたクリーンエネルギー関連としての見直し買いが集まっていま
す。

 日産、日本総合地所、武富士など高配当銘柄が値を上げています。明日に権利
付き最終売買日を控え、配当・株主優待等の権利取りの動きが活発化しています。

 前日にストップ高となった紀文フードケミファが本日も大幅高。株式交換方式
で同社を完全子会社化するキッコーマンが発表した株式価値が現在の株価水準を
大幅に上回る1株1100円としたことでサヤ寄せする形で買いが継続していま
す。

 カネカが4日連続高。09年4月にも難燃性繊維を2割増産すると報じられた
ことが手掛かりとなっています。米国でマットレスの難燃規制が昨年施行される
など海外で安全規制が強化されていることに対応し、兵庫県高砂市の工場の年産
能力を現在の5万トンから6万トンに拡大する方針です。

 三菱重工が連日で値を上げています。ベトナム航空が同社の小型ジェット旅客
機「MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)」を20機購入に向けて最終
調整と報じられたことが手掛かりとなっており、海外からの初の受注でMRJ事
業が将来の業績に貢献するとの期待感から買いが入っています。

 大林組が高くなっていますが、ドバイ政府道路交通局(RTA)が総額440
0億円を投じるプロジェクトで同社が受注したと報じられ、買い材料視されてい
ます。鹿島などを加えた共同企業体(JV)を構成し、鉄道工事だけで請負金額
は約2300億円にのぼる見通しです。鹿島、大成建、清水建なども高くなって
います。

 本日の新高値銘柄は、日本写真印刷、セブン銀行、南海電鉄等々です。



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【2】主な材料                           **
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・大企業の景況判断指数が04年以来最低 1―3月期法人予測調査
・船建造費、1年で1―3割高 鋼板価格の高騰で
・日銀、5日連続で資金供給オペ 短期金利の高止まりをけん制
・民主、与党案は「修正に値せず」 租税特措法改正で
・民生用電子機器の国内出荷額、9カ月連続のプラス
・2月の外食売上高は0.7%増 うるう年効果で26カ月ぶり
・ドコモとソフトバンク、使用済み携帯端末の回収ルートを拡充
・コマツ、中国で建機リース事業を拡充 取扱高を大幅引き上げ
・日立工機、園芸工具で欧米市場に参入 排ガス規制にも対応
・サウジ、OPECなどと協力し「有害な投機の影響を排除する」
・ブルーレイ、本格普及の兆し 米映画、家電、流通業界が一斉広報



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【3】主な投資判断                         **
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[モルガンS証券]
 据置き   B (1824) 前田建設工業         550円
 据置き   B (6806) ヒロセ電機        10,500円

[UBS証券]
 据置き   B (6807) 日本航空電子    1,250→   900円

[クレディS証券]
 据置き   B (4502) 武田薬品工業    7,000→ 6,000円
 据置き   C (7211) 三菱自動車          70円

[日興シティG証券]
 据置き   A (4502) 武田薬品          7,000円
 引上げ C→B (2502) アサヒビール    1,700→ 2,100円

[みずほ証券]
 引下げ 1→2 (1332) 日本水産       760→   510円

[野村証券]
 据置き   2 (1824) 前田建設工業
 据置き   2 (7701) 島津製作所
 新 規   3 (5019) 出光興産
 据置き   3 (6856) 堀場製作所

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 



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【4】先週の動き                          **
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◎先週の日経平均株価:変動率+1.97%(値幅+240.97円)

◎週足サイコロ ●●●●●●○●○●●○

◎上昇率順位                 ※本日
 1位 6423 アビリット    +32.98% ※-5.56%
 2位 3391 ツルハHD    +27.74% ※-0.51%
 3位 2613 Jオイルミルズ  +27.39% ※-2.05%
 4位 7483 ドウシシャ    +24.94% ※-2.25%
 5位 2670 ABCマート   +24.31% ※+0.44%

◎下落率順位
 1位 4723 グッドウィルG  -37.87% ※+17.1%
 2位 8613 丸三証券     -33.07% ※-1.35%
 3位 7537 丸文       -19.13% ※+1.85%
 4位 1605 国際帝石     -18.11% ※+2.88%
 5位 8910 サンシティ    -17.94% ※+3.41%
 
◎先週の業種別動向          ◎TOPIX及び規模別株価指数

 1位 パルプ・紙   +9.03%   TOPIX +2.25%
 2位 小売業     +7.84%   大型株   +1.85%
 3位 鉄鋼      +6.82%   中型株   +3.64%
 4位 銀行業     +6.41%   小型株   +3.87%
 5位 保険業     +6.06%   

●現在値付近の主なテクニカルポイント

          窓上限 12799(3月12日安値)
      1月27日安値 12572
        3月SQ値 12518
        心理的節目 12500

              12480 本日終値

              12381 一目転換線
              12194 5日線
              12000 心理的節目
              11995 窓下限(3月18日高値)


●先週末の東証1部全銘柄 今期予想PER     14.35倍
             前期基準PBR     1.31倍
             今期予想平均配当利回り 1.91%


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日発表された1―3月期の法人企業景気予測調査は、04年に調査が始まって
以来の最低を記録し、景況感の悪化を印象づけていますが、むしろ同調査の7─
9月期予測では大企業全産業でプラスに転じている点が注目されます。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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