朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 『アクア・スペシャル版』 ※明日夕配信 ※下記相場概況にて紹介銘柄のコメントを掲載しています。 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/05/20 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 関東地方は昨晩から今朝にかけての激しい風雨により、通勤通学に大きな影響 がでましたが、皆さまは大丈夫でしたでしょうか? 雨も風も止んだ午後は暖か な初夏の日差しが広がっています。 ところで、本日の閣議で決定された2008年版「高齢社会白書」によります と、昨年10月1日時点での65歳以上の「高齢者」人口は約2746万人(男 性1170万人、女性1576万人)で過去最高を更新。総人口に占める割合( 高齢化率)も21.5%(5人に1人)に上昇しこちらも過去最高を更新してい ます。 うち75歳以上の「後期高齢者」は約1270万人(男性477万人、女性7 94万人)で、10人に1人の割合となっています。 日本は数年前にすでに高齢化率で世界最高になっていますが、2055年には 65歳以上の高齢者が総人口の40%に達し、4人に1人は75歳以上の後期高 齢者という「世界のどの国も経験したことのない高齢社会」が到来する見通しで す。 2055年といえば現在28歳の人が75歳に達する頃。誰も老いから逃れる ことはできません。年金や医療を含め現在議論されている諸問題はほとんど全て の人に関わってくる問題です。 ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信> 2.主な材料 3.主な投資判断 4.株価と需給について 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 14160.09(-109.52)▼0.77% ◎TOPIX 1399.84(- 4.41)▼0.31% ◎売買高概算 24億2337万株 ◎売買代金概算 2兆4206億円 ◎値上り銘柄数 681 ◎(昨年来)新高値 148 ◎値下り銘柄数 923 ◎(昨年来)新安値 1 ◎変わらず 119 ◎騰落レシオ(25日)136.1% ◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○○●●○○○○●○● 58.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比+3.07% 75日線比+6.34% ◎為替 (対ドル)103.99 (対ユーロ)161.74 ◎出来高上位 1.新日鉄 <5401> 703円(+ 14円)118,565千株 2.三菱重 <7011> 495円(+ 25円)103,484千株 3.住金 <5405> 537円(+ 32円)103,114千株 4.三菱自 <7211> 184円(+ 10円) 75,910千株 5.神戸鋼 <5406> 368円(+ 24円) 62,092千株 ◎売買代金上位 (円) 1.新日鉄 <5401> 703円(+ 14円) 82,465百万 2.みずほ <8411> 541千円(-15千円) 72,915百万 3.三菱UFJ<8306> 1055円(- 29円) 65,649百万 4.三菱商事 <8058> 3930円(+ 60円) 64,262百万 5.住金 <5405> 537円(+ 32円) 54,152百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2790万株 買い4530万株 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比109円安の1万4160円 で取引終了です。このところの急ピッチな上げで目先的な高値警戒感が台頭する 中、香港・上海などアジア株が下落していることを横目に利喰い売りが先行、指 数寄与度の高い値ガサ系ハイテク銘柄が下落したことで一時は下げ幅が150円 に迫る場面がありました。ただ、下値を売り込む動きも限定的、下値では押し目 買い意欲が強く、鉄鋼・商社や原発関連が値を上げて相場を支える形となってい ます。尚、テクニカル的には騰落レシオが昨日現在で129%と警戒域に入った ことで「短期的」な警戒感が台頭しています。売買代金は概算2兆4206億円 です。 業種別では、鉄鋼、紙・パ、商社セクターの上げが目立ちます。 個別銘柄では、新日鉄が700円台乗せとなっています。トヨタと自動車用鋼 板の値上げで合意したとの報道を好感した買いが引き続き入っており、またクレ ディ・スイス証券が新日鉄や住金、神戸鋼といった鉄鋼3社の投資判断を3段階 評価の最上位に1段階引き上げたことも材料視されています。住金、神戸綱、J FE、淀川製綱、山陽特殊鋼、大同特殊鋼、愛知製鋼なども値を飛ばし、業種別 では鉄鋼セクターの値上がり率ランキングがトップとなっています。 東芝が値を上げています。古河電工と住友電工が折半出資する原子力発電用燃 料会社「原子燃料工業」を買収すると報じられたことが材料視されています。燃 料需要は急拡大が予想されており、東芝は加工会社を買収することでウラン鉱石 開発、燃料加工、原発機器まで一貫生産できる体制を構築し、原発市場で優位に 立つ見通しです。 また、原発関連として三菱重工も値を上げ、日本製鋼は大幅高で年初来高値更 新、エネルギー関連として三菱商事は連日で上場来高値更新です。三井造船は商 いを伴って大幅高です。 本日の新高値銘柄は、関東天然ガス開発、久光薬、ウェザーニューズ、東海カ ーボン、新日鉄、神戸製鋼、日本製鋼、アサヒプリテック、三洋電機、いすゞ、 三菱商事、丸紅、商船三井・・・等々です。 ☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信 このところの急ピッチな上げから短期的な警戒感が台頭していますが、中長期 的に見ますとこの短期的な下押し局面は絶好の仕込み場となり得ます。相場を短 期的に見るのか、或いは中長期的に見通すのかによりまして相場観は全く違って きます。大切なのは、短期と中長期をゴチャ混ぜにしないことです。そうなりま すと、投資尺度が不安定となって目先の動きに惑わされてしまうことになります。 さて、先週ご紹介しました銘柄コード「××0×」が大幅高。これで5日連続 高となります。この銘柄は4月2日を手始めに「強気一貫」継続紹介してまいり ましたが、ここまでで軽く40%超の上昇率となっています。低位株ということ もあり、この銘柄は多くの方が仕込まれており、中には10万株以上仕込んで1 000万円超の利益が出ている方もいらっしゃいます。取り敢えずは、本当にお めでとうございます。もちろん、今後の展開も楽しみです。 三菱商事は本日も上場来高値更新、そして、日本製鋼は本日98円高の206 5円となり、昨年7月24日に付けた上場来高値2105円まであと僅かと迫っ ています。いずれの銘柄も多くの方が仕込まれていますが、こちらもおめでとう ございます!明日(水)ご紹介の銘柄もご期待下さいませ。 ☆有望銘柄で大好評『アクア・スペシャル版』のお申し込みは・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・日銀金融政策決定会合、全員一致で金利据え置きを決定 ・65歳以上の高齢者人口が過去最高を更新 「高齢社会白書」 ・旬の国産魚食べれば魚介類の自給率が4%上昇 「水産白書」 ・3月の第3次産業指数、0.3%上昇 リースや不動産が好調 ・景気一致指数、3月改定値は30.0% 速報値から下方修正 ・粗鋼生産、23カ月連続プラス 4月は4.2%増 ・中印の燃費改善や渋滞解消、CO2削減事業でで先進国が協力 ・国交相、羽田からの欧米定期便就航を検討 2010年以降 ・大学生の内定率が6年ぶりに低下 5月63% 民間調査 ・成田開港30周年、超大型機エアバスA380が初お目見え ・四川大地震、被災地で余震への警戒が続き 一部混乱も ・ソフトバンク、優先株発行を取りやめ 株主への配慮で ・富士フイルム、写真印画紙を10―20%値上げ 28年ぶり ・味の素、マヨネーズなど値上げ 昨年7月に続き2回目 ・東洋ゴム、240億円投じアジアに新工場建設 ・米AIG、当初計画を大幅に上回る2兆円超を増資 ・米民主党予備選、オバマ氏は20日に勝利宣言か ・米ガソリン小売価格、8週連続の上昇で最高値更新 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (6920) レーザーテック 4,000円 据置き B (8795) T&D HD 7,600円 [モルガンS証券] 据置き A (8795) T&D HD 8,900円 [クレディS証券] 引上げ B→A (5401) 新日鉄 530→ 820円 引上げ B→A (5405) 住友金属 430→ 620円 引上げ B→A (5406) 神戸製鋼所 330→ 420円 据置き A (5411) JFE HD 5,950→ 8,000円 据置き A (6586) マキタ 4,400→ 4,600円 据置き B (6305) 日立建機 2,800→ 3,600円 据置き B (6963) ローム 5,800→ 6,900円 据置き B (7751) キヤノン 4,600→ 6,000円 [みずほ証券] 据置き 1 (3762) テクマトリックス 245千→ 142千円 据置き 1 (5201) 旭硝子 1,650円 引上げ 4→3 (4739) 伊藤忠テクノ 引下げ 2→3 (6724) セイコーエプソン 引上げ 4→3 (7751) キヤノン 引下げ 3→5 (7274) ショーワ [三菱UFJ証券] 引上げ 3→1 (4516) 日本新薬 引下げ 1→2 (3344) ワンダーコーポ 引下げ 1→2 (7908) KIMOTO 引下げ 2→3 (5334) 日本特殊陶業 [大和総研] 引上げ 3→2 (4661) オリエンタルランド ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】株価と需給について ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 株価の変動要因には、個別材料、業績、景気、政策、金利、為替、需給、季節 的要因、投資家心理、世界情勢等があげられます。その時々の相場状況によりク ローズアップされるものが違いますが、それぞれの要因は影響し合っています。 また、「株価は需給で決まる」と言われますように、買いたい人(需要)が多 ければ上がりますし、売りたい人(供給)が多ければ下がります。もちろん、上 記にあるような要因(相場環境)が最終的に“需給”として相場に影響するもの であり、その需給も上記にあるような要因(相場環境)によって常に変貌します。 需給動向を相場観の中に含めることは大変重要です。しかし、活字やニュース で耳にする需給動向は結果論的な側面もあり、需給に重きを置き過ぎた故にタイ ミングを間違えるケースもあります。 「安いところで買い、高いところで売る」ということは、需給が悪い時に買い、 需給が良好な場面で売るということに他ありません。 一方、価格が形成される過程において多数側に追随するということは、条件面 では相対的に不利になります。 つまり、買い手が多い時に高い価格で買い付け、売り手が多い時に安い価格で 売ることになるということです。その先に続く同一方向への大きな流れの中での それは理に叶いますが、底や天井付近でのそれは致命的な失敗につながる可能性 があります。需給に追随し過ぎるということは、そういう危険性もはらむという ことです。 もちろん、“需給に向え”ということではありません。相場観測とはつまり需 給動向を読むことであり、需給が良ければそれだけチャンスが多いのは事実です。 ただ、個々にどの程度のスパン(期間)で相場を眺望するかによって“需給”の 捉え方も違い、全体と個別でも需給動向が違ってくるという認識も必要です。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 寄付前の外国証券の注文状況で買い越し傾向が続いていますが、東証が本日発表 した4月の海外投資家地域別株券売買状況では欧州勢(オイルマネー含む)の買 い越し額が他地域を圧倒し、しかも約9268億円の買い越し額は過去最高です。 一喜一憂とは申しますが、下がって「憂」ではなく、下がれば買いチャンス到来 で「喜」となるべき時です。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━