朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。 『 ジリジリ高は大幅高の前兆?、取り敢えず仕込んでおきたいこの銘柄!』 『 相場に内在する変化の予兆 』 ※配信についてのお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 08/07/16 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは、aquaです。 早いものでこのメールマガジンの発行も今号で4000号を数えます。メルマ ガスタンドにより発行号数は異なりますが、2000年10月27日に創刊号を 配信以来7年9カ月が経ちました。 たかが7年ですが、されど7年。配信を始めた当時はITバブルの崩壊が鮮明 になった頃で、翌01年には同時多発テロが発生。その後一旦は回復したものの 不良債権問題が重しとなり続け、イラクの情勢の緊迫化と同国への攻撃などの悪 材料の中、03年のソニー・ショックで大底(同社の大幅減益の発表で下げたと ころが大底)を打ちました。 その後もSARSショックやGMショック、ライブドア・ショックやチャイナ ショックなど様々なことがありましたが、いずれも悲観に染まったところが底と なっています。 そして、東京株式市場は様々な悪材料をこなしながらその都度立ち直ってきま した。 ・・・7年という期間は過ぎてみればあっという間ですが、ここまで継続でき たことは、ひとえに皆様方からのご支援の賜物であると、今さらながらに感じて います。 4000号は一つの通過点。これからも皆様のお役に立つよう、無料版・有料 版ともに益々充実させていきたいと考えておりますので、今後とも末永いご愛顧 の程を何卒よろしくお願い申し上げます。 aquaより ……………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] ……………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.移動平均線の意味 2 5.編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 12760.80(+ 6.24)△0.05% ◎TOPIX 1249.28(- 3.84)▼0.31% ◎売買高概算 19億0470万株 ◎売買代金概算 2兆1075億円 ◎値上り銘柄数 554 ◎(昨年来)新高値 11 ◎値下り銘柄数 1059 ◎(昨年来)新安値 150 ◎変わらず 109 ◎騰落レシオ(25日)68.9% ◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●●●○●○○●●●○ 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-5.84% 75日線比-6.72% ◎為替 (対ドル)104.31 (対ユーロ)165.96 ◎出来高上位 1.三菱UFJ<8306> 927円(+ 1円) 68,253千株 2.新日鉄 <5401> 565円(- 5円) 59,990千株 3.URBAN<8868> 184円(- 3円) 50,567千株 4.住金 <5405> 483円(- 17円) 49,735千株 5.中央三井 <8309> 609円(- 2円) 47,122千株 ◎売買代金上位 (円) 1.みずほ <8411> 520千円(+ 9千円)132,747百万 2.三菱UFJ<8306> 927円(+ 1円) 62,700百万 3.任天堂 <7974> 564百円(-19百円) 60,775百万 4.三井住友 <8316> 799千円(+15千円) 56,418百万 5.トヨタ自 <7203> 4640円(- 40円) 48,744百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2940万株 買い2150万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が小幅高、前日比6円高の1万2760 円で取引終了です。昨晩のNYダウは92ドル安だったもののナスダックは2ポ イント高、また注目のインテルが市場予想を上回る好決算を発表して大幅高とな っていることを受け、東京市場は好悪材料を織り込む形で朝方から売り買い交錯。 終日昨日の終値を中心にもみ合う展開となっています。ファーストリテイリング が年初来高値を更新するなど個別に好業績銘柄が物色される流れとなっており、 一方でトヨタが米国での販売低迷を受けて08年の世界販売を従来計画の985 万台から下方修正と報じられ、4日連続安となっています。売買代金は概算2兆 1075億円。新興市場のマザーズ指数は3日連続、ヘラクレス指数は7日連続 で史上最安値を更新、上海総合株価指数は2.6%程度の下げとなっています。 業種別では、水産・農林、紙・パ、食品セクターの上げが目立ちます。 個別銘柄では、ユニクロを展開するファーストリテイリングが6日連続高で年 初来高値更新。この間、10%を超える値上がり率となっています。ユニクロの 売上げが好調で月次売上高の伸びが目立つことを好感し、また7月に入って最高 気温が30度以上の真夏日が各地で続いていることで値ごろ感のある衣料品の需 要増への期待から連日で買いが優勢となっています。 同じ小売り関連で関東・関西で家具店やホームセンターをチェーン展開する島 忠が大幅高。昨日に07年9月~08年5月期の単独業績を発表し、税引き利益 が101億円と好調なことから買いが入っています。また、小売り関連では「無 印良品」の企画・卸売り・小売りを手掛ける良品計画も大幅高。昨日に発表した 08年3~5月期の連結純利益が前年同期比3%増の36億円と増益を維持した ことを好感した買いが入っています。円相場が1ドル=104円台まで上昇する など足元の急速な円高は輸入製品の仕入れ価格が低減し、利益の押し上げにつな がるとの思惑も支援材料となっています。 三協立山が値を上げていますが、日軽金の子会社の新日軽と経営統合すること で大筋合意と報じられ、統合効果による業績改善を期待した買いが入っています。 三協立山は住宅用アルミサッシで国内3位。新日軽は同4位で、統合すれば住生 活Gのトステムに次ぐ業界2位に浮上します。 三菱UFJ、三井住友FG、みずほFGなど銀行株が堅調。米政府系住宅金融 機関(GSE)への不安による混乱がひとまず落ち着いてきたとの見方から買い が入っています。欧米銀行が資産圧縮を急ぐ中、邦銀はアジアなどで貸出を伸ば していることも見直し買いに繋がっています。 東京エレクトロンやアドバンテストなど半導体関連株が堅調。米半導体大手イ ンテルが昨晩発表した第2四半期決算が予想を上回る数字となったことでインテ ル株が時間外取引で約2.4%上昇し、買いが波及する形となっています。 日医工、ヤクルト、ウェザーニューズが好業績からの見直し買いで値を飛ばし ています。 本日の新高値銘柄は、ホクト、鳥越粉、ウェザーニューズ、ファーストリテイ リング等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 投資の羅針盤 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・国内3位の三協立山と同4位の新日軽が経営統合で合意 ・内閣府、今年度経済見通しを0.7引き下げ1.3%で調整 ・一斉休漁明けの築地市場、入荷減少で一部に値上がりも ・農水省、備蓄米制度の見直し検討 種まき前の事前契約に ・第3次産業指数、3カ月ぶりにマイナス 5月は0.2%減 ・ワシントン条約常設委、日中に象牙108トンの輸入承認 ・ソニーとHP、バックアップ用「DAT」の新規格を共同開発 ・日興シティ、傘下の日興アントファクトリーを売却 ・米共和党議員に北のテロ支援国指定解除の発効阻止の動き ・OPEC、08年石油需要見通しを下方修正 今年4回目 ・米住宅公社の株価急落、SECは空売り規制の強化を検討 ・米インテル、4―6月期は25%増益 MPU販売が好調 ・米財務長官、住宅公社支援策は補強策「すぐの実行はない」 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 新 規 A (2413) エムスリー 50万円 新 規 A (6506) 安川電機 1,250円 新 規 A (9602) 東宝 2,800→ 2,400円 [モルガンS証券] 据置き A (4541) 日医工 3,000円 据置き A (8184) 島忠 3,600円 [クレディS証券] 据置き A (5310) 東洋炭素 11,600円 据置き A (7203) トヨタ自動車 7,000→ 6,500円 据置き A (7453) 良品計画 7,400円 据置き A (8155) 三益半導体工業 2,600→ 2,300円 引上げ B→A (8184) 島忠 3,100→ 2,900円 [ゴールドマンS証券] 引上げ B→A (6305) 日立建機 3,800→ 3,900円 新 規 A (9684) スクウェアエニックス 4,000円 新 規 A (9697) カプコン 4,000円 引上げ C→B (7012) 川崎重工業 235→ 300円 新 規 B (7832) バンダイナムコ 1,500円 新 規 B (9766) コナミ 4,100円 引上げ C→B (6278) ユニオンツール 3,700→ 3,200円 引下げ B→C (6472) NTN 750→ 700円 引下げ B→C (6136) OSG 1,250→ 930円 [日興シティG証券] 据置き A (3715) ドワンゴ 436千→ 435千円 引上げ C→B (2121) ミクシィ 767千→ 771千円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】移動平均線の意味 2 ** ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 投資家の懐具合や心理が相場の変動要因の一つとなるため、市場参加者(投資 家)が儲かっているか否かは、相場を考える上で重要なポイントです。 利益あるいは損失という状態は、投資家心理に大きく影響します。株価上昇で 利益が増加傾向にあれば投資家はより積極的になり、参入する投資家が増え、投 入される資金も増していきます。さらにカラ売り筋の買い戻しが加わり、結果と して上昇トレンドが強化されることになります。反対に、株価下落で損失が拡大 しそうな状況の時は、投資家は損失拡大を恐れ持株を手放そうとし、そのような 時は買いたいと思っている投資家も様子見を決め込むため、結果的に下落トレン ドが強化されます。 こういった傾向があるため、株価が移動平均線の上に位置するのか下に位置す るのかが注目されることになります。 投資家の一般的特質としまして、買った株が上昇しますと「もっと買っておけ ば良かった」あるいは「買い付けた時くらいの株価であればまた買いたい」と思 うものです。反対に、買った株が下がってしまいますと「買値近辺に戻れば処分 したい」と思う傾向があります。 先週ご説明しましたように、移動平均線は一定期間における投資家の売買コス トをあらわしています。上記のような投資家の一般的特質と移動平均線の特質か ら、結果的に移動平均線が下値を支える支持線あるいは上値を押さえる抵抗線と なる場合があります。このため、株価が移動平均線を下から上に突き抜けた、あ るいは上位にあった株価が移動平均線を下回った時、またはトライしても上抜け たり下抜けたりできなかった時など、移動平均線と株価の関係は常に注目される ことになります。 もちろん結果的にそうなるケースが多いということであり、移動平均線との関 係が株価を決定するものではありません。しかし、投資家心理の状態が移動平均 線と株価に影響することも事実です。 ____________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 日本マクドナルドの13日の売上高が、1日の売上高としては過去最高を更新し ています。記録更新は今年度3度目です。味の改善も一因かもしれませんが、家 計防衛の意識から消費者の低価格指向が強まっているようです。 ____________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞= ◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 ◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━