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こんばんは。aquaです。

 明日は日本三大祭りの一つで大阪の夏の風物詩、天満宮の「天神祭」夏大祭が
執り行われます。今日は宵宮で人々の無病息災と鉾流神事の無事が祈願され、明
日は「火と水の祭典」とも呼ばれる「船渡御(ふなとぎょ)」が行われます。
 
 株式市場には「天神底」との相場格言がありますが、7月16日の終値1万2
671円が、3月17日の終値1万1787円に対する「二番底」になるとの期
待が高まります。

 ところで、暑い日が続いている現在、方々で熱中症に対する注意が促されてい
ます。暑い日は無理な運動を避け、屋外で直射日光があたる場所では帽子を着用
し、水分と塩分を十分に摂取することで熱中症をある程度防ぐことができます。

 暑くも寒くもない状態で、蒸発や排泄などによって1日に失われる水分量はお
よそ2.5リットルにもなります。さらに、暑い日や汗をかいた日はプラス1リ
ットル程度の水分を失うとされています。

 失った分を補うためには、1日3食の食事中におよそ1リットルの水分が含ま
れているため、最低でも1.5リットルは水分として摂取する必要があり、もち
ろん暑い日や汗をかいた日にはプラス1リットル、合計2.5リットル程度の摂
取が望ましいとされています。一度に大量に飲んでも尿として排出されやすいた
め、程々の量をこまめに飲むのが理想的です。

 ただし、アルコールは利尿作用が高く、飲んだ以上の量が尿となって排出され
てしまうため水分摂取の用をなさず、コーヒーや緑茶なども利尿作用があるため
水よりは効果は低くなります。また、ジュース類を飲む際は、糖分の取りすぎに
注意が必要です。 



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.米金融事情4

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  13603.31(+290.38)△2.18%
◎TOPIX  1332.57(+ 29.22)△2.24%

◎売買高概算  19億6471万株
◎売買代金概算  2兆2723億円

◎値上り銘柄数 1553 ◎(昨年来)新高値 38
◎値下り銘柄数  138 ◎(昨年来)新安値  3
◎変わらず     33

◎騰落レシオ(25日)79.8%
 
◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ●○○●●●○○●○○○ 58.3%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比+1.95% 75日線比-0.64%
 
◎為替  (対ドル)107.86 (対ユーロ)169.20

◎出来高上位
 1.URBAN<8868>  157円(-  4円) 73,073千株
 2.三菱UFJ<8306> 1032円(+ 22円) 60,126千株
 3.東芝   <6502>  765円(+ 38円) 46,801千株
 4.新日鉄  <5401>  627円(+  7円) 44,390千株
 5.GSユアサ<6674>  517円(-  3円) 43,286千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 577千円(- 6千円)139,474百万
 2.トヨタ自 <7203> 5120円(+250円) 70,469百万
 3.三菱UFJ<8306> 1032円(+ 22円) 61,806百万
 4.任天堂  <7974> 552百円(-18百円) 60,511百万
 5.三井住友 <8316> 892千円(+15千円) 47,011百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1600万株 買い2490万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比290円高の1万36
03円と心理的節目1万3500円を一気に上回って取引終了です。これで3日
連続高となり、3日間の上げ幅は800円となります。昨晩のNY株高や為替が
1ドル=107円台後半の円安に振れたこと、また米ファニーメイなど政府系住
宅金融機関への支援策の早期成立が確実となったことで金融不安が後退したこと
を好感して朝方から買いが先行。1万3500円手前では警戒感からの戻り売り
が出て売り買い交錯となっていましたが、13時過ぎになると先物主導で一気に
上げ幅を拡大、本日の高値引けとなっています。売買代金は概算2兆2723億
円、上海総合株価指数は2.5%を超える上げとなっています。

 業種別では、消費者金融、繊維、証券、輸送用機器セクターの上げが目立ちま
す。

 個別銘柄では、マツダが6%を超える大幅高で年初来高値更新。自動車株全般
が低位置にある中、別格の動きとなっています。信用の売り残が買い残を大幅に
上回っており、ここにきて踏み上げ相場的な様相となっています。連結売上高に
占める北米依存度が同業他社に比べて低いことも材料視されています。また、マ
ツダモーターオブアメリカが北米で8月末に販売する「マツダ6(アテンザ)」
の基本仕様の価格が1万8550ドル(約195万円)に決まったことで、ガソ
リン価格の高騰で北米の大型車の需要が落ち込む中、中型セダンを投入する同社
の売上げ増加への期待も高まっています。

 東レが買われていますが、日産自動車やホンダ、東京大学などと自動車向けの
炭素繊維材料を共同開発すると報じられたことが好材料視されています。車体に
利用する鋼材のほとんどを炭素繊維材料で代替することで現行車より最大4割軽
い「炭素繊維車」の実用化につなげ、2010年代半ばをメドに量産技術を開発
するとしています。

 三菱レイヨン、日清紡、帝人、ダイワボウなど他の繊維株も軒並み高となり、
業種別では繊維セクターの値上がり率ランキングが第2位となっています。

 本日から4~6月期の決算発表が本格化していますが、好決算を発表したJS
R、トーメンデバイス、サンリオ、ダイハツディーゼル、トッキなど軒並み大幅
高となっています。

 尚、東北地方を中心に発生した地震の復旧関連として、PS三菱、東北ミサワ、
植木組等を物色する動きが見られます。日医工が値を上げ、ウェザーニューズは
年初来高値更新、三井造船は順調に値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、日本粉、紀文フードケミファ、持田薬、ウェザーニュー
ズ、東洋エンジニアリング、マツダ、マルエツ、サンリオ等々です。


☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 いい相場展開となってきました。日経平均株価は7月16日の安値1万276
0円を底にして上昇に転じ、本日の終値1万3603円まで立会い日数5日間で
値幅にして843円の上昇となっています。6月6日の1万4489円を高値に
した下降相場の下値メドは黄金分割で計算した水準1万2800円どころと申し
上げてきましたが、ドンピシャリ、その水準を底にして上昇に転じた形です。

 ここまで12日連続安を含め、連日の下げで気分も滅入りがちとなった方もい
らっしゃると思いますが、それでも「下げの後には上げがあり、谷深ければ山高
し」、これが相場です。

 相場全般が下落途上の中、三井造船の310円どころをはじめ、他の銘柄でも
いっぱい仕込まれた方、本日は既に「利喰おうか、どうしようか」と嬉しい悩み
を抱えていらっしゃるようです。ちなみに、本日の三井造船は351円となって
いますが、310円どころからは13%を上回る上昇となっています。取り敢え
ずは、おめでとうございます!もちろん、今後の展開も楽しみです。


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【2】主な材料                           **
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・米地区連銀報告、物価が上昇し減税効果少なく景気はさらに減速
・6月の貿易統計、輸出額が前年同月比で減少 55カ月ぶり
・原油の輸入価格、3カ月連続で過去最高を更新 初の80円台
・総務省、生活保護世帯に地デジチューナーを支給 総合対策で
・岩手県沿岸北部地震、電子部品工場などに影響 一部で操業停止
・公取委、積水化など4社立ち入り 製品値上げでカルテルの疑い
・SBIの私設株式市場に外資系3社が出資
・WTO交渉、貿易自由化ルールで歩み寄り機運
・中国、大地震被災の四川で原発建設を計画
・08年の米新車販売台数予想、93年以来の低水準に 米調査会社
・米アマゾンの4-6月期、純利益が倍増 無料配送テコに
・米住宅公社支援法案、週内にも成立の見通し 下院を通過



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (8060) キヤノンマーケティング    2,440円
 据置き   B (5310) 東洋炭素          8,200円
 据置き   B (8766) 東京海上HD        4,330円

[モルガンS証券]
 据置き   A (2503) キリンHD     2,000→ 1,850円
 据置き   A (6902) デンソー       4,400→ 4,000円
 据置き   A (7276) 小糸製作所     1,800→ 1,850円

[リーマンB証券]
 据置き   A (8263) ダイエー       950→ 1,030円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (7203) トヨタ自動車    6,000→ 5,600円
 引下げ A→B (7259) アイシン精機    4,200→ 3,500円
 新 規   B (8801) 三井不動産          2,100円
 新 規   B (8802) 三菱地所          2,250円
 新 規   C (8830) 住友不動産         1,750円

[日興シティG証券]
 据置き   A (2502) アサヒビール        2,300円
 据置き   A (6839) 船井電機          4,100円
 据置き   A (7230) 日信工業      2,200→ 2,400円
 据置き   A (7251) ケーヒン      2,200→ 2,300円
 据置き   B (5541) 大平洋金属     1,100→   800円

[三菱UFJ証券]
 新 規   4 (9411) テレビ東京

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】米金融事情4                          **
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 モノラインはRMBS(住宅ローン担保証券)やCOD(債務担保証券)など
の証券化商品に手を染めたために資本が劣化しました。この状況を受けて格付け
会社はアムバックやMBIAなどのモノラインの信用格付けを引き下げます。同
時にモノラインが返済を保証している地方債や証券化商品も一斉に格下げ。フィ
ッチがアムバックを格下げした際は、地方債を含む13万本の債券や証券化商品
が一挙に格下げされています。

 格下げされれば時価も下がることになり、モノラインのみならずこれらの債券
を保有している金融機関に巨額の評価損が発生。さらにCODやRMBSなどの
証券化商品は流動性が低いため、このような状況で格下げされば時価の算出も難
しく、ウォール街の金融機関は巨額の損失計上を迫られます。金融のプロである
はずの彼らがトリプルAの格付けに安心しリスクを見抜けず経営をも揺るがす結
果となっています。

 さらに現在は、サブプライム問題の終着点である政府系住宅金融(GSE)の
ファニーメイ(連邦住宅抵当公社)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)
の経営が揺らいでいます。この2社は公社という名前のとおり政府が関与した特
別な企業で、もともとはアメリカ国内の住宅供給の安定化を目的とし設立された
特殊法人です。

 両社ともほぼ同じ業態で、民間から住宅ローンを買い取り、元利払い保証付き
のRMBSに仕立て直して市場で売却する業務を行っています。

 この2社は今は民間企業ではありますが、設立の経緯と役割の重要性から両社
が発行する債券や、両社が保証する金融商品には「暗黙の政府保証」がついてお
り、経営が傾けば政府が元利払いを肩代わりするとみられています。それ故に両
社の債券はアメリカ国債並の扱いで世界中の投資家や投資信託が購入しています。

 もともと両社が買い取るのは優良ローンが中心でしたが、アメリカ政府は住宅
市場の下支えを狙い両社の住宅ローン(サブプライムローン含む)買い取り枠を
拡大し、それが仇となって両社の経営は急速に悪化。優良ローンの延滞率上昇も
追い打ちとなっています。

 この2社が保有したり保証しているRMBSの合計は先にも述べた5兆2千億
ドル。2社の発行する社債は1兆6千億ドルで、RMBSと合わせると7兆ドル
近い額となります。日本の国内総生産(GDP)を超える規模で、アメリカ国債
の発行残高4兆7千億ドルをはるかに凌ぐ額です。

 この2社が破たんすれば影響の大きさはベアー・スターンズの比ではなく、住
宅ローン市場ばかりでなく金融市場も崩壊。もしそのような事態になれば、米国
債や基軸通貨のドルも含めてアメリカという国に対する信任が根底から覆ります。

 大きすぎて救えないとまで言われますが、破たんさせるわけにもいかず、支援
し続けざるを得ないアメリカ政府は税金投入を含めた救済策を模索しています。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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帰省する予定のある方もない方もお盆が近づきますと多くの人は故郷に心が向い
ます。「ふるさとは遠きにありて思うもの」とは言いますが、地震のあった岩手
出身の方が早く帰ってあげたいというのをたまたま耳にしました。一瞬にして何
もかも奪ってしまう地震。ニュースを見る度にいたたまれなくなります。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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