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━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの？」「現在の相場をどう見ればいいの？」 独自の観点でａｑｕａがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中！ ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 08/08/18 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 今日は真夏の暑さが戻りましたが、昨日あたりから秋の気配を感じるようにな りました。 別々の方向から進んできたものが出会うことを「行合う（ゆきあう）」と言い、 去り行く夏と渾然となって来る秋の気配を感じる今は季節が行合う時節なのかも しれません。 ところで、８月は旅行や帰省する人が多く、乗降客で賑わう駅の売店ではこの 月が年間を通して最も売り上げが多くなります。 一般的に昔から、８月と２月を「ニ八（にっぱち）」と言い、他の月に比べて 荷動きや人の動きが緩慢になり、商売が振るわない傾向があると言われますが、 サービス業の比率の増加傾向などから実際にはこの時期が掻き入れ時の企業も少 なくありません。 また、「にっぱち」は経済学にも登場します。イタリアの経済学者パレートが 発見したとされる「２対８の法則」（パレートの法則）がそれです。パレートの 法則とは「上位２割の富裕層が資産全体の８割を所有している」というもので、 これは現在においても当てはまります。また、様々な現象がこの法則によって説 明されているのを見かけます。 例えば、「会社の利益の８割は、２割の社員が稼ぎ出している」「２割の商品 あるいは２割の顧客（ロイヤルカスタマー）が、売上げ全体の８割を占める」「 上位２割の原因がすべての事故件数の８割を占める」等々。 他にも「２割を制するものは８割を制す」あるいは「最重要な２割の問題点を 解決できれば８割は上手くいく」などと言われます。 重要な点はそれほど多くなく、焦点を絞ることが大切という考え方でもあり、 様々な場面で成り立つ法則ではないかと思います。 ……………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ ……………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．先週の動き ５．編集後記 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １３１６５.４５（＋１４６.０４）△１.１２％ ◎ＴＯＰＩＸ １２６３.７５（＋ １６.４４）△１.３２％ ◎売買高概算 １６億８７３６万株 ◎売買代金概算 １兆８６８１億円 ◎値上り銘柄数 １３０８ ◎（昨年来）新高値 １６ ◎値下り銘柄数 ３４３ ◎（昨年来）新安値 ３６ ◎変わらず ６６ ◎騰落レシオ（２５日）９０.８％ ◎サイコロ（日経平均）５勝７敗 ●●●○●○○●●●○○ ４１.７％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋０.２５％ ７５日線比－３.４６％ ◎為替 （対ドル）１１０.１６ （対ユーロ）１６２.５３ ◎出来高上位 １.住金 ＜５４０５＞ ４８１円（＋ ３３円） ９１,７８６千株 ２.新日鉄 ＜５４０１＞ ５３８円（＋ １５円） ７１,７１１千株 ３.ＵＲＢＡＮ＜８８６８＞ ７円（＋ １円） ６１,６７５千株 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ８４５円（＋ ２７円） ５１,１８３千株 ５.三菱重 ＜７０１１＞ ５５５円（＋ １０円） ３３,５４５千株 ◎売買代金上位 （円） １.みずほ ＜８４１１＞ ４７７千円（＋１１千円） ７４,５０５百万 ２.トヨタ自 ＜７２０３＞ ５０７０円（＋ ５０円） ７３,８１１百万 ３.任天堂 ＜７９７４＞ ５０４百円（－１５百円） ５７,９８０百万 ４.三菱商事 ＜８０５８＞ ２８８５円（＋ ９５円） ４５,０３１百万 ５.住金 ＜５４０５＞ ４８１円（＋ ３３円） ４３,５７６百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１４１０万株 買い１４８０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前週末比１４６円高の１万３１６５円 で取引終了です。朝方はシカゴ日経先物にサヤ寄せする形で売り先行となり、８ ０円を越す下げ幅となる場面がありました。ただ、売り一巡後は大手銀行株が上 昇していることや為替が１ドル＝１１０円台の円安に振れていることで買い安心 感が台頭、１０：３０過ぎには一気に２５０円を超える上げ幅まで上昇していま す。昼からはアジア株が軟調となっていることを横目に買い手控え気分が強まり、 引けにかけてはやや上げ幅を縮小させています。売買代金は概算１兆８６８１億 円、上海総合株価指数は北京五輪後の経済減速に対する警戒感の高まりから５． ３％の大幅安となっています。 業種別では、鉄鋼、情報・通信、石油、不動産、銀行、商社セクターの上げが 顕著です。 個別銘柄では、日本車両が８０円高の３４８円とストップ高比例配分。約７２ 万株の出来高となり、ストップ高水準で２０３８万株の買い注文を残しています。 ＪＲ東海が同社に対してＴＯＢ（株式公開買い付け）を実施して連結子会社化す ると発表し、ＴＯＢ価格の３７０円にサヤ寄せする形で値を上げています。この 度のＴＯＢの背景にはリニアモーターカー開発の加速があり、リニア関連の開発 促進が他の車両会社にも恩恵を与えるとの思惑から近畿車輛や川崎重工も高くな っています。 新日鉄、住金、神戸製鋼、ＪＦＥなど鉄鋼株が軒並み高。業種別では鉄鋼セク ターの値上がり率ランキングがトップとなっています。世界景気の減速懸念を背 景とした前週までの冴えない動きを引き継いで売り先行で始まりましたが、次第 に値ごろ感からの買いが入っています。三菱ＵＦＪ証券が住金の投資判断を引き 上げたことや新日鉄がグループ会社のブラジル鉄鋼大手ウジミナスが予定してい る製鉄所建設計画に資本参加する方針を明らかにしたことも材料視されています。 新日石、出光、新日鉱ＨＤ、昭和シェルなど石油元売りが軒並み高。原油価格 がＮＹ市場の時間外取引で一時１バレル＝１１５ドル台前半まで上昇しているこ とを受けて買いが入っています。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）構成国高官の減産 の可能性を示唆する発言が週末に報じられており、原油価格上昇への思惑買いも 入っています。資源エネルギー関連として三菱商事や三井物産など商社株も高く なっています。 ソニーが続伸。円相場が１ドル＝１１０円台前半の円安に進行し、想定為替レ ートよりも円安・ドル高に振れていることで買い安心感に繋がっています。 映画の東宝が高くなっていますが、７月の東宝の興行収入が１２１億円となり、 単月としては過去最高を記録したと報じられたことが買い材料になっています。 宮崎駿監督のアニメ作品「崖（がけ）の上のポニョ」が好調に観客を集めており、 この作品はスタジオジブリをはじめ、日テレや電通、三菱商、東宝などが提携し て制作しており、本日はいずれも値上がりしています。 大和ハウスや積水ハウスなど住宅関連が堅調。国土交通省の２００９年度税制 改正要望について、住宅ローン減税の拡充を求める方針と伝えられたことが支援 材料になっており、政府の総合経済対策をにらんで買いが先行しています。国交 省は省エネ性能の高い住宅や長期間住める優良な住宅などを対象に優遇税制を新 設するほか、現行の住宅ローン減税の延長を求める考えです。三井不、三菱地、 住友不など不動産株も軒並み高くなっています。 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、鳥越粉、フジッコ、ＢＭＬ、三ツ星ベル ト、中山製鋼、日本車両、近畿車輛・・・等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ～ 投資の羅針盤 ～ ┗━━━━━━━━━━┛ お申し込み・詳細は → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・五輪特需、家電販売やホテルなどで「期待外れ」 ・日本企業、海外上場を相次ぎ廃止 ５年前と比べ半減 ・建設工事単価、前年比で１割前後下落 需要減が背景に ・インドネシア、ＬＮＧの対日価格を５割値上げ ・全国百貨店売上高、５カ月連続で前年割れ ７月は２.５％減 ・携帯とＰＨＳの出荷台数が５カ月ぶり増加 ６月は２.２％増 ・全日空、サーチャージの値上げ幅を抑制 算定基準も見直し ・大同特殊鋼、工具鋼を値上げ 値上げは今年３回目 ・明和産、キューバ向け輸出債権に回収不能の恐れ 影響は軽微 ・サンマ漁船が一斉休漁、計２４０隻が参加 燃料高騰で ・上海株、景気減速懸念で大幅安 一時５％超の下落 ・クウェート政府、アジアの健康産業や農業分野に３兆円投資 ・ＮＹ原油、時間外取引で一時１１５ドル台に反発 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［ドイツ証券］ 据置き Ａ (6302) 住友重機 1,000→ 880円 ［ＵＢＳ証券］ 据置き Ａ (3382) セブン＆アイＨＤ 3,800円 据置き Ｂ (7282) 豊田合成 3,800→ 2,500円 ［モルガンＳ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (4755) 楽天 52,000→72,000円 据置き Ａ (4689) ヤフー 66,000→46,000円 引上げ Ｃ→Ｂ (2121) ミクシィ 60万→ 75万円 引下げ Ａ→Ｃ (2432) ＤｅＮＡ 96万→ 55万円 ［日興シティＧ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (6301) コマツ 3,800→ 3,000円 据置き Ｂ (7240) ＮＯＫ 2,100→ 1,700円 ［大和総研］ 新 規 ２ (6417) ＳＡＮＫＹＯ 7,300円 ［野村証券］ 据置き ２ (5301) 東海カーボン 据置き ２ (6967) 新光電気工業 据置き ２ (7278) エクセディ 引下げ ２→３ (7241) フタバ産業 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】先週の動き ＊＊ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎先週の日経平均株価：変動率－１.１３％（値幅－１４９.００円） ◎週足サイコロ ○○●●●●●●○●○● ◎上昇率順位 ※本日（先週末比） １位 4756 ＣＣＣ ＋２４.３４％ ※－１.３７％ ２位 7735 大日本スクリン ＋２４.１６％ ※－１.４６％ ３位 5975 東プレ ＋２２.２４％ ※＋１.１７％ ４位 5310 東洋炭素 ＋１７.７０％ ※－２.６４％ ５位 4004 昭和電工 ＋１６.９４％ ※－０.６９％ ◎下落率順位 １位 8868 ＵＲＢＡＮ －９３.８１％ ※＋１６.７％ ２位 8882 ゼファー －８０.６２％ ※＋２５.８％ ３位 8910 サンシティ －５１.１５％ ※＋１５.６％ ４位 4779 ソフトブレーン －４８.３８％ ※－８.８６％ ５位 8875 東栄住宅 －４６.３４％ ※＋７.８５％ ◎先週の業種別動向 ◎ＴＯＰＩＸ及び規模別株価指数 １位 海運業 ＋ ８.５９％ ＴＯＰＩＸ －１.００％ ２位 空運業 ＋ ３.６８％ 大型株 －０.６６％ ３位 精密機器 ＋ ３.６３％ 中型株 －１.３５％ ４位 輸送用機器 ＋ ３.５３％ 小型株 －２.４４％ ５位 鉱業 ＋ ２.９８％ ●現在値付近の主なテクニカルポイント １３週線 １３４７３ ２６週線 １３４２２ ＋１σ １３３３９（ボリンジャーバンド） 窓上限 １３２７６（８月１２日安値） 一目転換線 １３１９７ １３１６５ 本日終値 １３１３７ 一目基準線 １３１３２ ２５日線 １３０９３ ５日線 １３０００ 心理的節目 １２９２６ －１σ ●先週末の東証１部全銘柄 今期予想ＰＥＲ １５.９４倍 前期基準ＰＢＲ １.３８倍 今期予想平均配当利回り １.８８％ ※前日のＮＹ市場の騰落、ＣＭＥ、為替、原油や金価格動向、寄り前の外国人の 注文動向、各テクニカルポンイトと日経平均の位置関係等は毎朝寄り前配信の 下記携帯版メルマガをご利用ください。 ハロー株式【ミニ】→ http://mini.mag2.com/pc/m/M0069020.html ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 先週は中３日の下落で軟調な相場展開となりましたが、下げた日でも相場の下値 は堅く、日経平均とＴＯＰＩＸは本日の上昇で先週の下げをほぼ帳消しにしてい ます。そろそろ次の方向性がはっきりしてくる頃です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝２年連続ダブル受賞＝ ◎まぐまぐ大賞２００７ http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02 ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 ◎２００７年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞 ======================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな さるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身にて お願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さい。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行：アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長（金商）第５０４号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
