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こんばんは。aquaです。

 関東地方は今日も暑かったものの、1週間前と比べますとかなり過ごしやすく
なりました。平安時代の歌人、藤原敏行はちょうどこの時分に下記の歌を詠んだ
のかもしれません。

 「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」

 ところで、秋の味覚といえば秋刀魚(サンマ)が代表のひとつ。燃料費高騰の
煽りで休漁するなど今年はいろいろありましたが、北海道根室市の花咲港では休
漁明けの大型船の水揚げが本日から始まりました。

 ご飯のおかずにも酒の肴にも向くサンマはビタミン類が豊富で、「秋刀魚が出
ると按摩(アンマ)が引っこむ」との言葉があるくらい栄養価が高く、昔から庶
民の活力源の一つとなってきました。

 その旨味は寒い海で蓄えた脂肪にあるのですが、回遊魚であるサンマは南下し
てくると徐々に脂肪分も落ちてしまいます。そのためサンマを選ぶ際に産地表示
を気にする人が多く、根室や三陸沖といった北の海で獲れたものが好まれます。

 自宅で食べる塩焼きも食欲をそそりますが、鮮度のいいものなら料理屋で食べ
る刺身もまた格別。普段は苦いハラワタも、鮮度が良ければ甘く感じられます。

 漁はこれから本格化しますが、燃料高騰の折り価格動向が気になるところ。

 「秋刀魚焼く、きのうも今日も隣かな」 岡村柿紅(しこう)

 消費者の立場としては、いつまでも大衆魚であってほしい秋刀魚です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.時間分散投資

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均  12752.21(- 99.48)▼0.77%
◎TOPIX  1224.53(-  8.84)▼0.72%

◎売買高概算  15億7554万株
◎売買代金概算  1兆6430億円

◎値上り銘柄数  468 ◎(昨年来)新高値  6
◎値下り銘柄数 1106 ◎(昨年来)新安値 70
◎変わらず    118

◎騰落レシオ(25日)90.9%
 
◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ○●○○●●●○○●●● 41.7%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-2.88% 75日線比-6.17%
 
◎為替  (対ドル)108.76 (対ユーロ)161.03

◎出来高上位
 1.新日鉄  <5401>  519円(+  3円) 58,645千株
 2.住金   <5405>  481円(+ 14円) 58,307千株
 3.GSユアサ<6674>  554円(- 17円) 48,153千株
 4.三菱UFJ<8306>  810円(-  7円) 40,812千株
 5.三菱重  <7011>  524円(-  5円) 27,421千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.任天堂  <7974> 486百円(-18百円) 62,934百万
 2.みずほ  <8411> 460千円(- 8千円) 52,674百万
 3.トヨタ自 <7203> 4790円(- 40円) 41,318百万
 4.三井物産 <8031> 1753円(+ 33円) 34,303百万
 5.三菱UFJ<8306>  810円(-  7円) 33,213百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1260万株 買い1580万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比99円安の1万2752円で取
引終了です。昨晩のNY株高を受けて朝方は小幅高となる場面がありましたが、
買い一巡後は米金融不安や景気の先行きに対する懸念から金融株中心に売りが優
勢となり、また為替が1ドル108円台後半の円高に振れたことや香港、上海、
韓国などアジア株が下落していることも相場の重石となり、引けにかけてジリジ
リと値を下げる展開となっています。一方、米エネルギー省が原油価格の下落が
続いた場合にサウジアラビアが減産に踏み切る可能性があると指摘、今年後半の
原油相場は1バレル=120~130ドルの範囲で推移すると述べたことを材料
に鉱業や商社など資源関連の一角が値を上げ、また原発、太陽光発電関連銘柄の
一角も高くなっています。売買代金は概算1兆6430億円、上海総合株価指数
は3.6%の大幅安となっています。

 業種別では、鉱業、商社、石油、鉄鋼、海運セクター等が高くなっています。

 個別銘柄では、新興マンション分譲を手掛け、東北1位のサンシティが4日連
続のストップ高。18日約定分から実施した貸借取引の停止措置で買い戻しが継
続しており、住宅ローン減税の拡充に関する報道も刺激材料となっています。そ
の他、マンション関連中心に新興不動産株に物色の矛先が向かっており、シーズ
クリエイト、ゼクス、サンフロンティア不動産、創建ホームズ、ランドが軒並み
ストップ高、ジョイント・コーポレーション、日本エスリード、タカラレーベン
などが値上がり率上位に入っています。

 日本オプティカルがストップ高。昨日にコンタクトレンズ製造を手掛けるトー
メー商事(名古屋市)が発表した同社へのTOB(株式公開買い付け)で、TO
B価格が300円と現在の株価を大きく上回っていることからサヤ寄せする形で
買いが集まっています。トーメー商事は全株を買い取って完全子会社化する方針
です。

 新日鉄系でフェロマンガンなど合金鉄1位の日本電工がストップ高。これで4
日連続高となります。昨日に08年12月期の連結業績と年間配当予想の上方修
正を発表しており、好感した買いが集まっています。純利益は前期比2.8倍の
163億円見通しで従来予想を61億円上回ります。年間配当も15円増の25
円と大幅増配となります。

 昨日大幅高の太平洋金属が本日も値を飛ばしています。ロンドン市場でニッケ
ル先物が連日上昇していることが材料となっており、また9月上旬にも発表され
る日経平均銘柄の定期入れ替えで新規採用の有力候補になっていることも思惑的
な買いを誘っています。

 国際帝石、三井松島など鉱業株が値を飛ばしています。昨晩のNY市場で原油
価格が小幅続伸し、前日比0.45ドル高の1バレル=114・98ドル。原油
価格は一時の急落が一服しており、石油資源関連事業の収益環境がやや改善する
との見方から買いが入っています。また、資源エネルギー関連として三菱商事、
三井物産、丸紅、住商など商社株も値を上げ、業種別では鉱業セクターの値上が
り率ランキングがトップ、商社を含む卸売りセクターは第2位となっています。

 新日鉄、住金、JFE、神戸製綱など鉄鋼株が軒並み高。日本鉄鋼連盟が昨日
に7月の粗鋼生産量が前年同月比1.7%増の1019万トンになり、7月とし
ては1974年の1014万トンを上回り、34年ぶりに過去最高を記録と発表
したことが好感されています。自動車などを取り巻く環境の厳しさが意識されて
いましたが、意外に好調が継続しているとの見直し買いが入っています。

 本日の新高値銘柄は、日本曹達、TOKAI、魚力、早稲田アカデミー等々で
す。



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【2】主な材料                           **
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・7月の貿易統計、対中輸出額が対米を上回る 戦後初
・1―6月のサイバー犯罪、2千件超で過去最多 警察庁まとめ
・国内通信販売売上高、昨年度は5.4%の伸び 過去最高を更新
・ソニー、PSPの3代目を日米欧で10月に発売
・トヨタ「プリウス」 、ドイツで環境車番付のトップに
・任天堂の「Wii」、米ベンチャーが特許侵害で提訴
・ヘッジF経営悪化、今年の運用成績は過去最低の可能性も
・サウジ、外国人の株投資解禁 資本市場の活性化と国際化で
・米エネ省、リポートで「原油下落続けばサウジ減産の可能性」
・米携帯端末販売、4―6月は前年同期比13%減
・米GM、商用トラック事業売却が白紙に 景気減速で需要低迷
・米インテル、ネット対応テレビの開発でヤフーと協力
・米FRB、政府系住宅公社への公的資金投入に慎重論



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (4901) 富士フイルム    5,560→ 5,300円
 引上げ B→A (8804) 東京建物           730円 
 据置き   B (5233) 太平洋セメント    260→   200円
 新 規   B (9412) スカパーJSAT     45,000円

[UBS証券]
 引上げ C→B (4004) 昭和電工       230→   300円
 据置き   B (6444) サンデン       500→   440円

[モルガンS証券]
 据置き   A (4005) 住友化学       880→   770円
 据置き   B (3407) 旭化成        630→   550円
 据置き   C (4188) 三菱ケミカル     550→   500円

[日興シティG証券]
 据置き   A (2432) DeNA      950千→ 864千円
 据置き   A (3715) ドワンゴ          376千円
 引上げ B→A (4689) ヤフー      54,300→52,800円
 据置き   B (2371) カカクコム         361千円
 引下げ B→C (2121) ミクシィ          764千円
 新 規   C (4755) 楽天            57,500円

[大和総研]
 引下げ 1→2 (3817) SRAホールディングス
 引上げ 3→2 (9449) GMOインターネット     520円

[野村証券]
 据置き   2 (5947) リンナイ
 引上げ 4→3 (4666) パーク24

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】時間分散投資                         **
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 常に自分の想定どおりに相場が動くとすれば、株式投資ほど簡単な金儲けの手
段はありません。しかしながら、時間が経過してみなければ自分の判断が正しか
ったのか否かが分からないという点が、株式投資のおもしろさと難しさです。


 「売り買いを一度にするは無分別、二度に買うべし、二度に売るべし」


 時間分散投資をすすめる上記の相場格言にありますように、打診をして、実際
に相場の強弱を感じてみることが大切です。打診を入れた結果、判断の確度が高
まり手応えを感じたら、そこで初めて本格出動しても十分に間に合うものです。

 判断に自信がありましても、その通りに動く保証はどこにもないというのが相
場の世界です。それ故に、常に余力を残しつつ、相場に探り(打診買い・打診売
り)を入れながら慎重にいくべきで、不測の事態やさらに大きな次のチャンスに
備えよとしています。

 ただし、相場の流れの読みやタイミングを誤りますと、損失を拡大させててし
まうことにもなりかねず、単純に上がった下がったではなく、流れを読む確かな
目が必要になってきます。

 例えば昨日今日とでいくらも違わないで買い付けしたような場合は一度に買っ
たも同じ事で、上記にいう「二度に買うべし」とはなりません。「二度に買うべ
し」しかし「せく商いに徳はなし」です。

 一度に全資金を注ぎ込んで失敗したり早売りし過ぎるケースを考えれば、この
くらいの手間ヒマは惜しむに価しません。

 株式相場には「登り坂、下り坂、魔坂の三つの坂」があることを心しておく必
要があります。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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本日発表された先週(8月11日~8月15日)の部門別売買状況(3市場一・
二部合計)で、外国人投資家は3週間ぶりの買い越しに転じています。寄付前動
向では先週は売り越す日が多かったものの、実際には金額ベースで1096億円
の買い越しとなっています。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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