■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方に配信いたしました。


   『 谷深ければ山高し!、

       300円前後で仕込んでおきたいど真ん中銘柄!』


   『 商いは心七分に業(わざ)三分 』


  ※配信についてお問い合わせは・・・ mailto:aqua@aqua-inter.com 

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              ◎ ハロー!株式 ◎        08/10/15 夕刊
 
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こんばんは。aquaです。

 雲一つない秋晴れも良いのですが、きらきらと輝き規則正しく遠くまで並ぶ雲
は見ていて気持ちを広々とさせてくれます。

 さざ波のような、あるいは小石を敷き詰めたような白い雲は巻積雲の一種で、
魚の群れのようにも、魚の鱗のようにも見えるため俗に「鰯雲」や「鱗雲」など
と呼ばれます。

 また、巻積雲は低気圧が近づいた時に現われるため、昔から「鰯雲は雨の報せ
」と言われます。鰯雲が出ると鰯がよく獲れるそうですが、天候の変化が魚の行
動に影響を与えているのかもしれません。漁に夢中になり、潮時を見て引き上げ
ることを忘れ、嵐に巻き込まれたというケースもあるそうです。

 天気図などなかった昔は、自然の様々な現象から天気の予測を行っていたので
すが、例えば下記のような言い伝えも残っています。

 雨に関するものとしては「北風が南風に変わると雨」「茶碗の飯粒がきれいに
とれる時は雨」「山に笠雲かかれば雨」など、好天に関するものとしては「秋は
西が明るいと晴れ」「夕焼けに雨なし」「朝虹は雨、夕虹は晴れの前兆」「トビ
が鳴いて空を舞えば日和」等々。風に関するものには「星が激しくまばたくと強
風」「秋雨蒸し暑ければ大風」「高い雲と低い雲が逆方向に流れると強い雨風」
「朝、西空に虹が見えたら突風の前兆」などがあります。

 天候それ自体の様々な事象から先の変化を読み、次の行動に役立てる知恵は、
「観天望気」として今に残ります。

 他にも地域ごとに様々な観天望気がありますが、田畑や山を生活の場にしてい
た人々(農家や猟師)にとりましては「明日は晴れか雨か」が重要であり、海に
携わる人(漁師)は「風はどうか」という観点に重点が置かれたようです。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場
         
 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.景気動向を示す経済指標

 5.編集後記





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【1】今日の相場                          **
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◎日経平均   9547.47(+ 99.90)△1.06%
◎TOPIX   955.51(-  0.79)▼0.08%

◎売買高概算  25億1233万株
◎売買代金概算  2兆3426億円

◎値上り銘柄数 883 ◎(年初来)新高値  4
◎値下り銘柄数 756 ◎(年初来)新安値 17
◎変わらず    70

◎騰落レシオ(25日)66.7%
 
◎サイコロ(日経平均)3勝9敗 ●●○●●●●●●●○○ 25.0%
 
◎カイリ率(日経平均)25日線比-14.54% 75日線比-23.15%
 
◎為替  (対ドル)101.74 (対ユーロ)138.46

◎出来高上位
 1.三菱UFJ<8306>  821円(+ 11円)151,784千株
 2.新日鉄  <5401>  331円(- 34円)117,869千株
 3.住金   <5405>  261円(- 21円) 63,814千株
 4.長谷工  <1808>   78円(+  4円) 37,773千株
 5.三菱重  <7011>  390円(- 19円) 35,875千株

◎売買代金上位                          (円)
 1.みずほ  <8411> 393千円(+13千円)136,176百万
 2.三菱UFJ<8306>  821円(+ 11円)122,413百万
 3.三井住友 <8316> 622千円(-23千円) 74,294百万
 4.トヨタ自 <7203> 3650円(- 70円) 59,496百万
 5.任天堂  <7974>38550円(2050円) 58,205百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り2190万株 買い4580万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比99円(1.06%)高と続伸、
9547円で取引終了です。

 昨日に1171円と大幅高した後だけに14時頃までは売りが優勢、13:3
0過ぎには一時下げ幅が170円を越す場面がありました。ただ、下値を売り込
む動きも限定的で下値が固いことから徐々に押し目買いが優勢となり、また三菱
UFJやみずほFGなど大手銀行株がプラスに浮上したことも買い安心感を誘い、
引けにかけて一気にプラスに転じています。特に医薬品や小売り、食品、電力な
ど内需系セクターの上げが目立ちます。売買代金は概算2兆3426億円、上海
総合株価指数は22ポイント(1.1%)安の1994です。

 業種別では、医薬品、食品、紙・パ、小売りセクターの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、武田、久光製薬、アステラス、第一三共、エーザイ、塩野義、
田辺三菱薬、ツムラ、大正薬など医薬品株が値を飛ばし、業種別では医薬品セク
ターの値上がり率ランキングがトップ。欧米の金融不安は落ち着きをみせつつあ
りますが、世界的な景気悪化懸念は根強く、景気変動に収益が左右されにくいデ
ィフェンシブ銘柄として買いが集まっています。

 良品計画、セブン&アイ、ファーストリテイリング、イオン、ローソン、ポイ
ント、サークルKサンクス、ABCマートなど小売り株が値を上げています。世
界的な景気減速懸念から鉄鋼や自動車などの外需関連銘柄が売られる一方、内需
関連銘柄として小売業に物色の矛先が向かっています。

 また、アサヒビール、キリン、味の素、伊藤ハム、明治製菓、キッコーマン、
東洋水産、明治乳などの食品株や東電、中部電、関電、東京ガス、大阪ガスなど
電力・ガス株も軒並み高、内需関連としての買いが入っています。

 ビックカメラが一時ストップ高となる大幅高。家電量販業界5位の同社は今週
中にも同7位のベスト電への出資比率を15%超に引き上げ、持ち分法適用会社
にすると報じられ、業績拡大期待から買いが先行しています。ビックカメラはベ
スト電株を14.86%保有しており、出資比率を15%以上とするため最大1
5万株を市場で追加取得する計画です。ベスト電器は小安くなっています。

 わらべや日洋が連日でストップ高。昨日の引け後に08年8月中間期決算を発
表。連結業績は2ケタ増益となり、連結営業利益は前年同期比32.8%の大幅
増となったことを好感した買いが集まっています。セブンイレブン向けのおにぎ
り、パン、総菜など主力の食品関連事業が好調です。

 名糖産業が大幅高。昨日に自己保有株を除く発行済み株式総数の9.3%に相
当する170万株を上限に自社株を取得すると発表したことを好感した買いが入
っています。取得総額上限は28億円。取得期間は10月15日から2009年
3月25日です。 

 一方、ニチレイの100%子会社ニチレイフーズが中国から輸入した冷凍食品
のインゲンから農薬の成分である有機リン系農薬ジクロルボスが検出されたと報
じられたことを嫌気し、ニチレイは33円安の467円と値を崩しています。

 本日の新高値銘柄は、プリマハム、有機合成薬品、能美防災、ダイワボウ情報
システムです。



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 ┃株式投資┃    ~ 人の行く裏に道あり花の山 ~ <明日配信!>
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【2】主な材料                           **
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・EU、金融機関に追加支援 リスク資産と国債を交換
・米大統領、金融機関への注入額を10兆円上積み 議会に通告
・日銀、短期市場への資金供給を20営業日ぶりに見送り
・政府、日銀副総裁候補に山口理事を提示 民主同意へ
・国際収支、資源高で黒字額が縮小 8月経常黒字は52%減
・首都圏マンション発売戸数、9月は53%減 契約率も低下
・厚労省、殺虫剤混入の中国製インゲンで全国調査を開始
・国税局、リベートの過剰に支払いで大手ビール4社に指導
・レナウン、本社ビルやアクアスキュータムの売却を発表
・国際航HD、IDUの第三者割り当て増資を引き受け
・米J&Jの7―9月期、海外市場が好調で3割増益
・米インテルの7―9月期は12%増益 先行きには慎重
・米ガソリン小売価格、8カ月ぶりの水準に急落
・米の資本注入、NYメロン銀が受け入れ 他行も歓迎の意向



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【3】主な投資判断                         **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (4901) 富士フイルム    4,660→ 3,780円
 据置き   A (4902) コニカミノルタ   2,800→ 2,250円
 据置き   A (7735) 大日本スクリーン   460→   500円
 据置き   A (7752) リコー       2,730→ 2,670円
 据置き   B (7751) キヤノン      6,600→ 4,000円

[ゴールドマンS証券]
 引上げ B→A (2371) カカクコム     27万→  36万円
 引上げ B→A (2440) ぐるなび      22万→  29万円

[クレディS証券]
 据置き   A (2433) 博報堂DY     7,300→ 6,000円
 据置き   A (7974) 任天堂      69,000→59,000円
 据置き   B (4324) 電通        26万→  19万円
 引下げ B→C (5714) DOWA       740→   300円

[UBS証券]
 引上げ B→A (2651) ローソン      5,300→ 5,500円
 引下げ A→B (5471) 大同特殊鋼      700→   390円
 引下げ A→B (5481) 山陽特殊製鋼     600→   400円
 据置き   B (5482) 愛知製鋼       480→   350円

[みずほ証券]
 引上げ 2→1 (7518) ネットワンシステムズ     18万円

[三菱UFJ証券]
 引下げ 1→2 (6201) 豊田自動織機    4,300→ 2,500円

[野村証券]
 据置き   2 (2726) パル
 据置き   2 (3086) Jフロントリテイリング
 引下げ 2→3 (6367) ダイキン工業
 引下げ 2→3 (6727) ワコム
 引下げ 2→3 (6920) レーザーテック

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記。
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。



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【4】景気動向を示す経済指標                    **
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 国民所得、消費動向、失業率や物価など、経済全般に関わる事象を「マクロ(
経済)」と呼び、個々の企業などに表れる事象を「ミクロ」などと呼び、代表的
なマクロ経済指標としては内閣府が四半期毎に公表するGDPの他に、日銀短観、
景気動向指数、鉱工業生産指数等があげられます。

 株式投資は「連想ゲーム」と言われ、こういったマクロ経済指標は多くの市場
参加者とっては連想(シナリオ)の起点となります。金融市場の安定化について
はひとまず対策が出揃った現在、実体経済へ動向に焦点が向いており、企業業績
とともにこうしたデータについても注目度が高くなっています。

 そこで今回は短観と景気ウォッチャー調査、景気動向指数について取りあげて
みたいと思います。

 3カ月毎に発表される企業短期経済観測調査、いわゆる『日銀短観』は、中小
の企業から大企業の経営者の景気の実感について日銀がアンケート調査した結果
をまとめたものです。企業の経営者が、足下の景気や先行きをどのように見てい
るかがストレートに伝わってくる指標で、先行きの景気動向を予想する上で重要
な経済指標となっています。(直近は10月1日に発表)

 企業経営者を調査対象にした日銀短観に対して『景気ウォッチャー調査』は、
例えば一般企業の企画担当者やスーパーの店長、小売店の店員、自動車ディーラ
ーの営業担当、理容店経営者、コンビニのエリア担当、商店街代表者、家電量販
店の店員、タクシー運転手、小企業の経営者、新聞社の求人担当者、人材派遣会
社社員等、多岐にわたる職種の一般の人にアンケート形式で聞いた景況感調査と
なっており、毎月調査の翌月中旬頃の発表となっています。タクシーの運転手等
に景気の実感を尋ね、一般の人々の景気の実感を示すことから「街角景気」とも
呼ばれ、速報性という点でも優れています。(直近は10月8日に発表)

 ちなみに景気ウオッチャー調査は、株式相場との連動性が強く、相場に先んじ
て天井を打ったり底入れする傾向があります。

 景気の動向を示す代表的な経済指標には『景気動向指数』があります。これは
鉱工業生産指数や有効求人倍率など11種類の景気指数を元に指数化したもので
すが、データ収集の翌々月に発表されます。(直近は10月7日に発表)

 景気動向指数は、景気が上向きか下向きかなどといった景気の動向を示す統計
で、景気の「山」や「谷」といった転換点を探る上での判断材料になります。具
体的には、30種類の経済指標を個々に、概ね景気に対して先行性がある思われ
るもの(先行系列)、一致しているもの(一致系列)、遅効していると思われる
もの(遅行系列)の3系列の分類し、各分類ごとに含まれる指標の値が3カ月前
と対比してプラスかマイナスを百分比で表しています。原則的には一致指数が5
0%を超えた際に景気は上向きと判断されます。また、景気の先行きを判断する
先行指数は、景気に対して先行性があると言われる株価の動向を占う上でも重要
視されています。

 尚、景気動向指数等ではこれまで、「DI(ディー・アイ)」という指標が用
いられてきました。DIとは「ディフュージョン・インデックス」の略で景気動
向指数のことを意味していますが、短観においては業況判断DI、景気ウォッチ
ャー調査においては現状判断DIなどのように、景気について「良い(良くなる
)」と「悪い(悪くなる)」と答えた人の割合を示し、同数であればDIは50
となります。「判断の分かれ目となる50を・・」という使われ方をした場合は
このDI(良いと回答した割合)のことを指しています。

 DIは一部指数でまだ使われていますが、今年4月、内閣府は景気動向指数の
基調判断にあたってはこれまでのDIから「CI(景気合成指数:コンポジット
・インデックス)」に変更しています。DIは構成指標のうち何%が上昇してい
るかを示す指標で、景気が方向性や勢いという観点が抜け落ちていましたが、各
指標を一つの指数に合成したCIはDIの弱点をカバーしており、景気の勢いな
どがつかみやすくなっています。


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【5】編集後記                              mailto:aqua@aqua-inter.com
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現物の日経平均株価と日経平均の先物はザラ場中は連動して動くものですが、直
近の変動率の拡大の影響により、現物の取引終了後に先物が大きく動くことがあ
ります。そのため、同水準での値動きでも前日比で大きな差がでるケースが目立
ちます。先物だけの高安を見て早合点しないようご注意くださいませ。
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   ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =2年連続ダブル受賞=

◎まぐまぐ大賞2007 http://www.mag2.com/events/mag2year/2007/#money02
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位


◎2007年 メルマガ オブ ザ イヤー http://melma.com/contents/moy2007/ 
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   「ハロー!株式」 マネー・政治・経済部門 カテゴリー賞受賞


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありま
 せん。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は一切
 の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断でな
 さるようにお願いいたします。


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発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
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