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              ◎ ハロー!株式 ◎        08/11/08 増刊
 
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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 銀杏の葉が一面に散り積もり、まるで黄色いじゅうたんを敷き詰めたようです。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。


 さて、注目の米大統領選は民主党のバラク・オバマ氏が勝利。今回の結果は1
930年代の世界大恐慌時との比較において大きな関心材料となります。

 世界大恐慌が起きた時の米大統領は、共和党のフーバー大統領でした。彼は古
典的経済学の信奉者であり、自由放任政策をとっていたため、後に「無策の大統
領」とさへ揶揄されています。そして、修正資本主義の考えに基づいて登場した
のが民主党のルーズベルト大統領でした。彼は、就任から僅か5日目で危機に陥
っていた銀行に公的資金を注入、更にテネシー川流域開発公社を設立し、世に言
う「ニューディール政策」を実施。こうした政策が恐慌脱出に一定の効果を果た
したことは後の歴史が証明しています。


 この度も、オバマ氏が新大統領になれば、共和党から民主党に政権が代わると
いう点を含めて大恐慌当時と同じ構図となります。正式には1月20日に就任式
を迎えますが、その前に『現代版ニューディール政策』とも言える景気対策をア
ドバルーンとして打ち出してくる可能性があります。さらに、米国議会では追加
景気対策が検討されており、早ければ12月中にも具体化する可能性があります。


 ところで、歴史的な下げを経て大底圏に到達した日本株。昨年夏の米サブプラ
イム問題をキッカケに世界の金融・株式マーケットは大波乱となり、日経平均株
価はバブル後の最安値7603円(03年4月28日)をも割り込み、10月2
8日には一時6994円と7000円の大台を割る場面がありました。その瞬間
安値まで昨年7月9日の高値1万8261円からの下落率は61%と半値以下と
なり、1万円以上が消滅した形です。個別銘柄に至っては、4分の1、5分の1
に崩落した銘柄はザラです。


 直近の日経平均株価の動き
     (日足)→ http://www.aqua-inter.com/document/081108d.html

 最近の日経平均株価の動き
     (週足)→ http://www.aqua-inter.com/document/081108w.html



      =10月、個人投資家は過去最高の買越額!=


 上記のチャートを見ていただくと分かりますが、10月は強烈の下げを演じ、
月間では過去最大の下落率を記録しています。そうした中、その10月の投資家
別売買動向を見ますと、これまでにない大きく特徴が表れています。それは、「
個人投資家」と「年金」が最大の買い手として浮上、個人は過去最高となる1兆
円近い買い越しとなり、年金の買越額も10年ぶりの高水準となっている点です。


 歴史的な株安局面に直面して、中長期的に割安な水準との判断から下値を拾う
動きが活発化した訳ですが、10月の個人投資家の買越額は9927億円と9月
の4.7倍に急増、月間ベースで90年3月に記録したこれまでの最高買越額8
841億円を上回るという勢いです。特に、信用取引ではなく、現物(キャッシ
ュ)での買越額がほとんどを占めているという点も注目です。


 ちなみに、10月はネット証券での口座開設数が急増。大手インターネット証
券5社(SBI証券・楽天証券・松井証券・マネックス証券・カブドットコム証
券)の10月の口座開設数は約6万口座と9月に比べて2倍に増加しています。


 10月の株式マーケットは歴史に残る下げを演じており、どうしても信用取引
の追証発生に伴う投げ売りや見切り売り等々がクローズアップされがちでした。
それでも、水面下ではこの株安局面をチャンスと見て、キャッシュで株を買う個
人、新たに株式取引を始める個人投資家が急増している訳です。


 また、年金の買いも活発です。信託銀行経由での買いとなるために統計上の区
分では「信託銀行」となりますが、10月の買越額は1兆1887億円と10年
ぶりの高水準となっています。さらに、企業の自社株買いも増えており、事業会
社も2192億円の買越額となっています。


 先週後半は、世界的な実体経済の悪化とそれを象徴するトヨタの営業利益1兆
円の減額修正という「トヨタ・ショック」の発生を受けて大幅安となった株式マ
ーケット。それでも、その「トヨタ・ショック」に象徴される実体経済の悪化の
後に来るのは、『景気対策』です。従いまして、この局面での極度の悲観は禁物
です。


 冒頭でも申し上げました通り、『現代版ニューディール政策』とも言える景気
対策をアドバルーンとして打ち出してくる可能性があります。また、株式マーケ
ットは景気後退と業績悪化を織り込み、波乱相場を通過した後には、利下げや大
量の資金供給等々の金融緩和の結果として大金融相場に突入するのが前例です。
「谷深ければ、山高し」、来るべく株高に備えたい局面です。


 取り敢えずは、15日に米ワシントンで開かれる金融サミット(世界20ヶ国
・地域の緊急首脳会議)は要注目であり、その後に打ち出してくる米国の経済対
策からも目が離せません。


 10月最終週、日経平均株価は2003年4月28日に付けたバブル後の安値
7603円を瞬間的に下回る場面がありました。それでも、当時を振り返ります
と、その7603円を大底にして相場は上昇を開始。昨年(2007年)7月9
日の高値1万8261円まで値幅にして1万円超、2.4倍まで上昇した経緯が
ある日経平均株価。


 日経平均株価では2.4倍ですが、個別銘柄でみますと新日鉄は119円から
964円まで8倍超、住友金属は36円から771円まで21倍超、日本製鋼は
50円から2425円まで48倍超、三菱商事は678円から3950円まで5
倍超、川崎汽船は143円から1760円まで12倍超・・・等々、その他にも
大化けしたど真ん中銘柄は多くあります。


 そして今、その振り出しにほぼ戻ったことになります。ここを「もうダメだ」
と見るか、「チャンス到来!」と見るか・・・。見方は様々ですが、やはり株式
投資は『ロマン』。「野も山も皆一面の弱気なら、あほうになって買いの種蒔け
!」、これに分があると考えます。蒔かない種は生えないのです。


 今、株式マーケットは『宝の山』。年に1~2度あるかないかの大チャンスを
迎えています。こうした環境にありまして、『どの銘柄を買ったらいいのか』と
迷っていらっしゃる方、或いは『株式投資で上手く行かない』という方もたくさ
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 それでは皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。


                             aquaより

 Have a nice holiday!

        Thank you for reading
   
                  my mail magazine.


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