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★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★
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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎ ハロー！株式 ◎ 09/03/24 朝刊
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おはようございます。ａｑｕａです。
いい相場展開となってきた株式マーケット。そして、昨晩のＮＹ株式市場も今
年最大の上げ幅となる大幅高。ＮＹダウで４９７ドル高の７７７５ドル、シカゴ
日経平均先物で８４８０円と昨日の日経平均株価の終値８２１５円よりも２６５
円高い水準となっています。
これを受けて、本日の東京マーケットは朝方から買いが先行、シカゴ日経先物
にサヤ寄せする形で高く始まることが想定されます（詳細は下記のＮＹ市況欄を
ご覧下さいませ）。
今月１１日以降、本誌発にて「株高宣言」を繰り返し申し上げてきましたが、
シナリオ通りの展開です。やはり、
『人の行く裏に道あり花の山』
『人々西に走らば我は東』
『理と非とのなかにこもれる理外の理』
これが相場の極意であり、変化を認めたときこそ禍を福に転ずる妙諦となります。
相場で巨万の富を築き上げ、今でも相場の神様と語り継がれている本間宗久の教
えには「三猿、固くこれを守れ」とあります。三猿とは、言うまでもなく「見ざる、
言わざる、聞かざる」の意ですが、相場の世界では強弱観の対立は常のこと。相手
があるからこそ生きがいなのであって、それを自分に確信がないからといって、あ
ちらに聞き、こちらに聞いて右往左往するのはチャブつくもと。上記の極意にもあ
りますが、その万人の説に逆らっても断固としてゴーイング・マイウェイの気概、
これがやはり大事です。
まして、「他人の説に迷うは不可」なら「株を買って天下を論じあい」と川柳に
笑われるがごとき相場天狗になる必要はさらにありません。もともと、相場の世界
は孤独なものであり、「連れができたら儲からない」とも言います。
相場はまだ始まったばかり。ここからが本番です。今週水曜日のスペシャル版で
は、「グリーン・ニュー・ディールで上昇余地大、買いチャンス到来の底値圏有望
銘柄！」としまして１銘柄ご紹介させて頂きますのでご期待下さいませ。
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～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］
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１．ＮＹ市況
２．主な注目材料とニュース
３．心に残る名言
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【１】ＮＹ市況 ＊＊
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□ダウ工業株 ７７７５.８６（＋４９７.４８）△６.８４％
□ナスダック １５５５.７７（＋ ９８.５０）△６.７６％
□ＣＭＥ日経２２５先物 ８４８０ （＋３００）
□為替 （対ドル） ９６.８９ （対ユーロ）１３２.０９
□半導体株指数 ２２８.５２（＋ ７.６１）
□ＮＹ原油先物（５月限） ５３.８０（＋ １.７３）
□ＮＹ金先物 （４月限） ９５２.５０（－ ３.７０）
□バルチック海運指数 １７７３ （－ ９）
週明け２３日のＮＹ株式市場は、財務省が詳細を発表した不良資産買い取り計
画を好感して急反発。ダウは今年最大の上昇、史上５番目の上げ幅を記録しまし
た。
財務省が不良資産買い取り計画を正式発表。不良資産救済プログラム（ＴＡＲ
Ｐ）から７５０―１０００億ドルの資金を投入し、損失が出た場合には連邦預金
保険公社（ＦＤＩＣ）が保証、連邦準備理事会（ＦＲＢ）は投資家向けの融資を
拡大、官民共同でいわゆる「バットバンク」を複数設立し、最大１兆ドル（約９
７兆円）の不良資産買い取りを目指すことを明らかにしました。
ガイトナー財務長官が２月に不良資産買い取り計画を提示した当初は、詳細が
明確に示されなかったことで失望が広がりましたが、この日詳細が明らかになっ
たことで不透明感が払拭、市場に金融システムの健全化への期待が一気に高まり
ました。この計画の実行に議会承認は不要で、参加する企業が幹部報酬に関する
新たな規制の対象になることはないなど、今まで以上に制約の少ない資金注入策
となっていることも実効性についての懸念を後退させています。
また、この日発表された２月の中古住宅販売件数は前月比５．１％増と市場予
想を上回り、２００３年以来６年ぶりの大幅な増加となったことで住宅市場の底
打ち期待も膨らみました。
金融と住宅、米経済の問題点双方に好材料が出てＮＹ市場は明るいムードとな
り、幅広い銘柄に買いが入りました。指数は引けにかけて一段高となっています。
全面高の中、業種別では特に金融の上昇が顕著です。
個別では、金融株が軒並み二ケタの上昇。ダウ採用の３０銘柄は全て上昇し、
中でもＪＰモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカが２６％高、シティグ
ループが１９％高、アメリカン・エクスプレスが１８％高と、金融株が上昇率上
位を占めました。ダウ銘柄では非鉄大手アルコアの１３％高が金融株に次ぐ上昇
率となっています。
エクソン・モービルやシュブロンなどのエネルギー株も上昇。この日から中心
限月となった原油先物の５月物は、景気底打ちで最大消費国の米国で需要が回復
するとの期待を背景におよそ４カ月ぶりの高値水準に上昇しました。
また、住宅市場の底打ち期待でＤＲホートンなどの住宅建設株が２ケタの上昇。
ゼネラル・エレクトリックやキャタピラー、ボーイング、ユナイテッド・テクノ
ロジーズ、３Ｍといった製造業も大幅高となり、インテルやマイクロソフト、ア
ップルやグーグルなどのハイテク株も軒並み上昇しました。
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┃株式投資┃ “ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ”
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【２】主な注目材料とニュース ＊＊
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☆注目材料
ＮＹダウが今年最大の上げ幅となる４９７ドルの大幅高、シカゴ日経平均先物
は８４８０円と昨日の日経平均株価より２６５円高い水準となっています。
この時期は配当取りを狙う方がたくさんいらっしゃいますが、３月決算銘柄の
権利付き最終日は明日２５日となります。
昨日は日経平均株価が大幅高。終値で８２１５円と１月２９日以来、約２ヵ月
弱ぶりに８２００円台乗せとなっています。７５日移動平均線の８０４３円、１
月７日の高値（９３２５円）から３月１０日の安値（７０２１円）までの半値戻
しの水準８１７３円などを上抜いたことで、テクニカル的な上昇機運が高まって
います。節目としましては２６週移動平均線の８２４９円、１月２９日の高値８
３０５円がありますが、次のターゲットは心理的節目となる８５００円突破、そ
して全値戻しとなる９３２５円となります。
１６：００に３月１９日時点の３市場信用取引残高が発表されます。前回発表
分（３月１３日時点）は買い残が前週比４６０億円減の１兆６３１億円となり、
２週ぶりの減少に転じています。売り残は前週比５９億円増の８９６１億円とな
り、こちらは２週ぶりに増加しています。信用倍率は前回（３月６日時点）の１．
２５倍から１．１９倍に改善しています。
米財務省は昨日、金融機関の不良資産を買い取る官民合同基金について詳細を
発表しました。買い取りに民間資金を活用するのが最大の特徴で、民間投資家の
出資額に応じて政府が公的資金から７５０億～１０００億ドル（約７兆２０００
億～９兆６０００億円）を拠出し、保証などをつけた低利融資と組み合わせ、５
０００億～１兆ドル（約４８兆～９６兆円）の買い取りを目指します。買い取り
計画には、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）や米連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）
も加わります。
本日は、ガイトナー米財務長官とバーナンキ米ＦＲＢ議長がＡＩＧの巨額賞与
支給問題などについて議会証言を行う予定です。
◆主なニュース
・米、不良資産買い取り発表 最大１兆ドル規模、政府が１千億ドル拠出
・公示地価３年ぶり下落、大都市中心で顕著 ０９年１月時点
・東証、上場を延期へ 株式市場の低迷で来年以降に
・ユーロ急騰、１３２円台 ５ヵ月ぶり高値、輸出企業に追い風
・鉄鋼用石炭５７％値下げ 新日鉄などがＢＨＰと合意
・ＳＦＣＧ清算へ 二重譲渡問題が発覚、再建が困難に
・住友ゴム、欧米で省燃費タイヤ販売 ブリヂストンは年内にも現地生産
・ＢＳデジタル、英ＢＢＣも免許申請 総務省に、有料で娯楽番組
・森精機、欧州最大手の工作機械メーカーと提携 株式５％相互取得
・２月の世界粗鋼生産２２％減 中国は調整一巡、４.９％増
・シャープ、液晶ＴＶ消費電力３割減 低価格で３種
・アサヒ傘下の和光堂、粉ミルク増産し低価格攻勢 シェア追う
・米カジュアル衣料「フォーエバー２１」、日本に再進出
・東京モーターショー短縮 自工会方針、４日間短く
・Ｗｉｉ５０００万台へ、任天堂のゲーム機 世界累計販売、月内にも
・外食、省エネ対策急ぐ 吉野家はＬＥＤ照明看板増やす
・インドのタタ自動車、「ナノ」２１万円で来月発売 世界最安実現
・米、不良資産買い取り ウォール街 思惑に甘さ、救済求めるも介入警戒
◆経済指標等
・資金循環統計（０８年１０―１２月）
・日銀金融政策決定会合議事要旨（２月１８―１９日分）
・自動車各社生産販売実績
・米財務長官とＦＲＢ議長が議会証言
・米チェーンストア売上高
・米大規模小売店売上高
・米住宅価格指数
◆企業動向
・決算発表 丸善(8236、書店大手)
モロゾフ(2217、チョコ・洋菓子の老舗)
・海外決算 ジャビル・サーキット(電子機器受託製造)
◆その他
・日米欧金融機関の首脳会合（ロンドン）
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【３】心に残る名言 ＊＊
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面白いねぇ、実に。オレの人生は。だって道がないんだ。
眼の前にはいつも、なんにもない。
ただ前に向かって身心をぶつけて挑む。
瞬間、瞬間があるだけ。
岡本 太郎
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◆３月２４日 今日は何の日？ 六輝：大安
世界結核デー、マネキン記念日、ホスピタリティ・デー
～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝３年連続ダブル受賞＝
◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー ２００８ http://melma.com/contents/moy2008/
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「ハロー！株式」 総合大賞
◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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「ハロー！株式」 マネー部門 第１位
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