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【人の行く裏に道あり 花の山】教訓

  今週のスペシャル版は以下の内容にて本日夕方の配信予定です。


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おはようございます。aquaです。

 = 金価格1000ドルの大台突破! =

 さっそくですが、NY市場で金価格が一時1000ドルの大台を突破していま
す。このところドルが軟調に推移していることから、実物資産である金にマネー
シフトしている動きが見られ、金価格上昇の要因の一つとなっています。

 ちなみに、NY市場の金価格の最高値は瞬間高値としては2008年3月17
日の1033.90ドル、終値ベースでは1004.30ドルとなっており、こ
の度その終値ベースでの高値を一時上回っています。

 また、原油価格も大幅高となり、1バレル=70ドル台に再び乗せています。
昨年12月19日に付けた33.87ドルの安値からは2倍以上となっています。
節目として、8月24日に付けた74.37ドルの高値を抜くかどうか今後の動
きは要注目となります。

 尚、こうした動きを受け、昨晩のNY市場では非鉄大手のアルコアや石油大手
エクソンモービルなど素材・エネルギー関連株が大幅高となっています。詳細は
下記のNY市況欄をご覧下さいませ。

 「東京株式市場にとってはどうか?」という質問が聞こえてきそうですが、も
ちろん「原油高=株高」であり、ウェルカムです。これは、過去の原油価格と株
価の動きを並べて見ますと、一目瞭然です。



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 ~目次~        編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                           **
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□ダウ工業株       9497.34(+ 56.07)△0.59%
□ナスダック       2037.77(+ 18.99)△0.94%
□S&P500      1025.39(+  8.99)△0.88%
□CME日経225先物 10420   (+ 10)大証比
□為替     (対ドル) 92.28  (対ユーロ)133.67

□半導体株指数        316.72(+ 6.98)
□NY原油先物(10月限)  71.10(+ 3.08)
□NY金先物 (12月限) 999.80(+ 3.10)
□バルチック海運指数   2462   (+33 )


 3連休明けのNY株式市場は、原油や商品(コモディティ)価格の上昇を受け
て続伸です。

 ドルがユーロに対し年初来安値を更新するなどドル安が進んでいることから投
資マネーが商品(コモディティ)に流入。原油先物相場はほぼ1カ月ぶりの大幅
高となり1週間ぶりに70ドル台に乗せ、インフレ進行の懸念も追い風となった
金先物相場は一時1トロイオンス=1000ドルを突破し昨年3月の史上最高値
(1033ドル)に迫りました。こうした流れが業績改善につながるとしてエネ
ルギーや素材株が上昇し相場をけん引。

 英食品大手キャドバリーに対する買収提案が拒否されたことが明らかになった
米同業大手クラフト・フーズは売りが先行しましたが、企業の買収・合併(M&
A)が活発化するとの期待が高まったことは相場の支援材料となっています。

 ダウは、エネルギー株の上昇がクラフト・フーズの下落で相殺され上値は限定
的でしたが3営業日続伸。ナスダック総合指数とS&P500種指数も続伸して
います。

 尚、この日公表されたFRB(米連邦準備理事会)の公定歩合議事録で、各地
区連銀は米経済が安定しつつも弱いと認識しており、複数の連銀は家計支出につ
いて依然弱いと指摘しました。

 業種別では、素材、エネルギー、資本財などが高く、ヘルスケアが軟調でした。

 個別では、1兆5600億円の買収提案が過小評価だとして拒否されたクラフ
ト・フーズが大幅安。しかしながら、最近はウォルト・ディズニーによるマーベ
ル・エンターテイメント買収やイーベイがスカイプ事業を売却、独テレコムと仏
テレコムがイギリスでの携帯電話事業の合併で交渉するなど、金融不安以降はリ
スクマネーの萎縮から低迷していた企業の企業の買収・合併(M&A)が再び活
発してきた兆しとの受けとめ方が株式相場の支援材料となっています。

 ドル安を背景に原油先物価格が大幅高となり、エクソン・モービルやシェブロ
ンなどのエネルギー株も軒並み上昇。尚、9日開催のOPEC(石油輸出国機構
)の総会について、生産枠を変更しないとの観測が大勢となっています。
 
 資源大手のBHPビリトンやリオ・ティント、非鉄大手のアルコア、産銅大手
のフリーポート・マクモランなど素材株も総じて上昇。NY銅先物相場はおよそ
1年半ぶりの高値をつけました。

 ドル安や世界経済の回復が遅れるとの懸念から安全資産の金に資金が流入し、
一時1009ドルまで上昇し、1年半ぶりの高値をつけました。その後は利益確
定の売りで1000ドルを下回ったことで、買い先行で始まった産金大手のバリ
ック・ゴールドやニューモント・マイニングなども利益確定の売りでマイナスに
転じています。

 アナリストによる投資判断引き上げを受けてゼネラル・エレクトリック(GE
)が大幅高。再編期待から携帯電話事業を行うボーダフォンやアメリカン・モバ
イルなどが軒並み上昇。明日特別のイベントを開催すると発表したアップルもし
っかりです。

 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が3営業日続伸。N
Y原油先物は大幅続伸、金先物も続伸し一時1年半ぶりの高値をつけました。バ
ルチック海運指数(BDI)は4営業日続伸です。

 CME日経225先物はドル建てが10420(大証比10円高)、円建てが
10415(同5円高)となっています。


          ★  『 アクア・スペシャル版 』 ★
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 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。


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【2】主な注目材料とニュース                    **
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☆注目材料

 NY金価格が1000ドルを突破。一時1009.7ドルまで上昇し、今年2
月20日の瞬間高値1007.7ドルを更新しています。終値は前日比3.1ド
ル高の1トロイオンス=999.8ドルとなっています。

 NY市場で、原油価格が2日連続の上昇。前日比3.08ドル高の1バレル=
71.10ドルと8月28日以来、約1週間ぶりに70ドル台を回復しています。

 本日は14:00に7月の景気動向指数・速報値の発表が予定されています。
6月(同・改定値)は景気の現状を示す一致指数が前月比0.9ポイント上昇の
88.0、景気の数ヵ月先を示す先行指数は3.0ポイント上昇の同79.9と
なっています。一致指数は3ヵ月連続の改善、先行指数は4ヵ月連続の改善です。
内閣府は一致指数の基調判断を「下げ止まりを示している」との表現で据え置い
ています。

 今回(7月)は、事前予想で一致指数が前月差1.0ポイント上昇の89.0、
先行指数は同2.0ポイント上昇の81.9となっています。

 昨日発表された9月4日時点の3市場信用取引残高は、買い残が前週比917
億円増の1兆6206億円となり、2週ぶり増加に転じています。一方、売り残
は前週比299億円減の9182億円となり、こちらは2週ぶりに減少していま
す。信用倍率は前回(8月28日時点)の1.61倍から1.76倍となってい
ます。

 海外では、OPEC通常総会、英中銀金融政策決定委員会(~10日)、米地
区連銀経済報告(ベージュブック)などが控えています。OPEC総会では生産
枠の順守が主要議題となり、生産枠は現状維持される可能性が高まっています。


◆主なニュース

・郵政株売却、凍結法案速やかに成立 民社国、連立きょうにも合意
・国内景気判断、改善が足踏み 9月月例報告、雇用悪化に懸念
・建設業向け融資低調 6月末、25年ぶり水準の13兆円
・CO2地下貯留、官民が海外と組み実験 カナダ、オイルサンドに封入
・記録媒体の世代交代進む メモリーカード、東芝「容量2倍」来春に
・トヨタ、過剰能力解消急ぐ 豊田社長「需要回復とは言い難い」
・スクエニ、「FF13」12月発売 海外はXboxにも供給
・武田・ファイザー、生活習慣病2種 薬1錠で効果 高血圧と糖尿病など
・中部電力と豊田通商、カナダの発電事業参加 事業費950億円
・Jパワー、地熱発電を拡大 宮城で能力増強、新設用地も調査
・ホンダ、新型二輪車AT スポーツバイクや「スーパーカブ」に搭載
・Jフロント、低価格専門店誘致を加速 はるやまやユニクロなど 
・CSK再建策、不動産証券化から撤退 金融支援300億円
・中国、香港で元建て国債発行 本土外で初、外国人投資拡大も
・中国新車販売、8割増に 8月の伸び今年最大、沿岸部も需要回復

◆経済指標等

・景気動向指数(7月速報値)
・工作機械受注額(8月速報値)

・米住宅ローン申請指数(先週分)
・米チェーンストア売上高(先週分)
・米大規模小売店売上高(先週分)
・米地区連銀経済報告(ベージュブック)

◆企業動向

・決算発表 モロゾフ(2217、チョコ・洋菓子の老舗)
      ロックフィールド(2910、総菜大手)
      田崎真珠(7968、真珠トップ)

◆その他

・須田日銀審議委員講演
・OPEC総会
・英中銀金融政策委員会(10日まで)
・オバマ米大統領が議会演説



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【3】心に残る名言                         **
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   我々がある人間を憎む場合、

   我々は彼の姿を借りて我々の内部にある何者かを憎んでいるのである。


                          ヘルマン・ヘッセ





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発行:アクア・インターナショナル株式会社 関東財務局長(金商)第504号
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