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━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」 独自の観点でaquaがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中! ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■ ■□ 女性のための株式投資 2010/01/29 朝刊 VOL.4783 □■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ おはようございます。aquaです。 「1月は行く、2月は逃げる」と申しますが、本当に早いもので、1月も過 ぎようとしています。そして、もうすぐ季節の分かれ目である「節分」(2月 3日)を迎えます。 「節分」とは元来、「季節を分ける」ことから節分といいますが、現在では 節分といえば立春の前日だけを指すようになっています。しかし、季節の始ま りを示す「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」の前日はいずれも「節分」 です。 「節分」の夜にその年の恵方(吉神がいる方位)を向いて「恵方巻」を無言 で丸かぶりすると幸せが訪れるといいます。今年の恵方は『西南西』ですが、 巻寿司は「福を巻き込む」とされ、「縁を切らない」ために包丁を入れずまる ごと食べるのが良いとされています。 ところで、昨日は注目の1月第3週(1月18日~1月22日)の投資部門 別売買動向が発表されました。外国人は9週連続で買い越しとなり、買越額も 3236億円と大きな数字となっています。 その週は日経平均株価が週間で400円近い下げとなっていますが、それで も外国人が大幅買い越しとなっていますのは、中長期スタンスで日本株を先高 と捉え、押し目をじっくりと仕込んでいるからと見られます。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.NY市況 2.主な注目材料とニュース 3.心に残る名言 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】NY市況 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ □ダウ工業株 10120.46(-115.70)▼1.13% □ナスダック 2179.00(- 42.41)▼1.91% □S&P500 1084.53(- 12.97)▼1.18% □CME日経225先物 10320 (-100)大証比 □為替 (対ドル) 89.90 (対ユーロ)125.55 □半導体株指数 327.25(-10.20) □NY原油先物(3月限) 73.64(- 0.03) □NY金先物 (4月限) 1084.80(- 0.90) □バルチック海運指数 2963 (-155) 28日のNY株式市場は、市場予想を下回った経済指標や企業業績が嫌気さ れ反落。ダウは昨年11月6日以来の安値水準で取引を終了しました。 朝方発表の12月の耐久財受注の伸びが市場予想を下回ったことに加え、先 週の新規失業保険申請件数が事前予想よりも多く、シカゴ地区連銀が発表した 12月の全米活動指数が前月よりも悪化するなど、この日発表された経済指標 が冴えない内容だったことから景気の先行き不透明感が意識されました。 この日発表された企業の決算はまちまちの内容でしたが、市場予想を下回る 決算を発表した銘柄の下げに相場が引きずられる展開で、企業業績に対する懸 念も相場を圧迫。オバマ大統領の一般教書演説は新味に乏しい内容だったこと から相場の刺激材料とはならず、ギリシアなどの財政問題も相場の重しとなっ ておりダウは一時181ドル安まで下げました。 ただ、12月の耐久財受注で民間設備投資の目安とされる航空機除く非国防 資本財は市場予想を上回ったことや、オバマ大統領が一般教書演説で経済成長 と雇用創出に重点を置き、金融規制に関しては特に言及がなくトーンダウンし たと受けとめられたこと、ガイトナー財務長官が設備投資促進に向けた新対策 を数日中に発表すると述べたことなどが一定の下支えとなり相場は下げ幅を縮 小しました。 尚、今月末で任期が切れるバーナンキFRB議長の再任について、米上院で この日採決が行われ、再任が承認される見込みですが、反対票は過去最多にな ると予想されています。再任の見通しを好感する向きがある一方、影響力が低 下し金融政策に影響が出る可能性も指摘されています。尚、採決の結果、賛成 70・反対30で再任が可決しています。 業種別では、住宅建設関連がしっかり、ハイテク、素材、エネルギーなどが 下げました。 個別では、日用品大手プロクター&ギャンブルが上昇。同社の10―12月 期は決算は増収減益で、1株利益が予想を上回ったことが好感されました。医 薬品や一般消費財を手がけるジョンソン&ジョンソンもしっかりです。一般教 書演説で新金融規制に関する言及がなかったことなどからJPモルガンやバン ク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴなどの金融株が続伸しました。 スマートフォンの市場シェア拡大で売上高・利益ともに市場予想を上回る決 算を発表したフィンランドの携帯電話メーカー、ノキアが大幅高。一方、前日 に新型情報端末「iPad」を発表したアップルは売りが先行。10―12月 期は黒字に転換したものの、1―3月期については予想に反して赤字になると の見通しを示した通信機器大手モトローラが大幅安。アナリストが投資判断を 引き下げた無線通信技術大手クアルコムが急落し、同じく投資判断の引き下げ で通信大手ベライゾンも軟調な展開となりました。 4年ぶりの黒字決算を発表した自動車大手フォードは上昇して始まったもの 買いが続かず前日比マイナスに転じました。同社の中国の合弁相手先である江 鈴汽車はトヨタ同様のアクセルペダルの問題で一部商用車の中国での生産を停 止すると発表しました。 他の指標では、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反落。原油は下 げたものの前日比ほぼ変わらずで終了。この日から取引の中心が4月物となっ た金も小幅に続落です。バルチック海運指数(BDI)は大幅に3日続落。 CME日経225先物はドル建てが10320(大証比100円安)、円建 ては10290(同130円安)となっています。 尚、引け後に発表されたマイクロソフトの10―12月期決算は、「ウィン ドウズ7」の販売好調により、予想を上回る増収増益となっています。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資のノウハウがここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な注目材料とニュース ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ☆注目材料 米上院本会議は昨日、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の再任を めぐる最終採決を実施、賛成70、反対30の賛成多数で承認しています。 バーナンキ議長の2期目の任期は2014年1月末までとなります。 昨晩(28日)のNYダウは大幅安。前日比115ドル安の1万0120ド ルで取引終了しています。昨年11月6日以来、約2ヵ月半ぶりの水準となっ ています。シカゴ日経平均先物は1万0320円となり、28日の東京市場の 日経平均株価1万0414円よりも94円安い水準となっています。 NY外為市場で円高が進行。今朝6時現在の円相場は1ドル=89円90銭 前後と再び90円割れの水準となっています。 昨日発表された1月第3週(1月18日~1月22日)の投資部門別売買動 向を見ますと、外国人投資家は9週連続で買い越し、買越額が3236億円と なっています。これで1月の買越額は累計1兆5121億円となり、月間ベー スで大きな買い越しとなった昨年12月の1兆3021億円を既に上回ってい ます。一方、個人投資家は9週ぶりの買い越しに転じ、買越額は1957億円 となっています。 新日鉄は昨日、インドで自動車用鋼板の合弁事業を発表しています。同国の 鉄鋼大手タタ製鉄と組み、自動車160万台分(年産60万トン)の鋼板設備 を建設、2012年度末から合弁生産を開始します。現地の日系自動車大手な どに販売する計画です。 本日は、主要企業の決算発表がピークを迎えます。11:00台に商船三井、 川崎汽船、12:00台は日本郵船、第一三共、13:00台は三菱商事、 14:00台は新日石、JFE、東ガス、15:00台は住友鉱山、住友電工、 富士通、川崎重工、JR東日本、JR東海、ANA、ドコモ、東電、関西電、 16:00台はりそなHD、みずほFG・・・等々が予定しています。 8:30に、12月の全国消費者物価指数(CPI)、1月の東京都区部C PI、12月の完全失業率、有効求人倍率が発表されます。 今回(12月)の全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)の事前予想は、 前年同月比1.3%低下(11月1.7%低下)、1月の東京都区部CP I(生鮮食品除く総合)は同1.8%低下(12月1.9%低下)となってお り、ともに下落率が縮小する見込みです。 完全失業率の事前予想は5.3%(11月5.2%)と2ヵ月連続の悪化、 有効求人倍率の事前予想は0.46倍(11月0.45倍)と4ヵ月連続の改 善となる見通しです。 8:50に12月の鉱工業生産が発表されます。事前予想は、前月比2.5 %上昇(11月2.2%上昇)と10ヵ月連続の上昇が予想されます。 海外では、10~12月期米GDP速報値、1月の米シカゴ購買部協会景気 指数などが控えています。 海外主要企業の決算発表では、ハネウェル、マテル、シェブロン、韓国サム スン電子・・・等々が予定しています。 米フォード・モーターは昨日、09年12月期の通期決算で最終損益が26 億9900万ドル(約2400億円)の黒字になったと発表しています。4期 ぶりの黒字転換となります。 本日、決算発表を予定している主な企業は以下の通りとなっています。 【11:00台】 ユニチャーム(8113)、商船三井(9104)、 川崎汽船(9107) 【12:00台】 大正薬(4535)、第一三共(4568)、郵船(9101) 【13:00台】 三菱商(8058)、日通(9062) 【14:00台】 ヤクルト(2267)、新日石(5001)、JFE(5411)、 丸紅(8002)、住友商(8053)、東ガス(9531) 【15:00台】 ハウス食(2810)、富士フイルム(4901)、 TOTO(5332)、ガイシ(5333)、住友鉱(5713)、 住友電(5802)、オークマ(6103)、牧野フ(6135)、 明電舎(6508)、富士通(6702)、エプソン(6724)、 スタンレー(6923)、村田製(6981)、日東電(6988)、 川崎重工(7012)、リコー(7752)、JR東日本(9020)、 JR西日本(9021)、JR東海(9022)、 ヤマトHD(9064)、ANA(9202)、ドコモ(9437)、 東電(9501)、関西電(9503)、 12月期本決算:昭電工(4004) 【16:00台】 りそなHD(8308)、みずほFG(8411)・・・等々。 ◆主なニュース ・イオンと三菱商事、ドラッグ店で新会社 PB医薬品を共同開発 ・電子部品受注 回復続く 大手5社10~12月、危機前の9割水準 ・2次補正予算成立 住宅版エコポイント、28日完工から適用 ・東証、商品ETF上場急ぐ 規則改正「レアメタル」可能に ・大塚HD、10年度上場へ 新薬の研究や海外事業強化 ・デジタル家電、中下位メーカー、安値でシェア拡大 09年7品目 ・携帯端末市場の主役争い激しく アップル、「iPad」発売へ ・百貨店、繁華街で閉店相次ぐ 阪急は今秋、京都・河原町 ・トヨタ、中国でもリコール 7万5000台、ペダルに不具合 ・ユーラス、発電能力5割増 風力など5年で、東電など追加出資 ◆経済指標等 ・完全失業率及び有効求人倍率(12月) ・全国消費者物価指数(12月) ・家計調査(12月) ・鉱工業生産指数(12月速報値) ・日銀金融政策決定会合議事要旨(12月開催分) ・自動車生産実績(12月及び通年) ・住宅着工件数(12月) ・ユーロ圏CPI(1月速報値) ・ユーロ圏失業率(12月) ・米GDP(10―12月期速報値) ・米雇用コスト指数(10―12月期) ・米シカゴ購買部協会景気指数(1月) ・米消費者信頼感指数(1月確定値) ◆企業動向 ・決算発表※上記参照 500社超が発表 ・海外決算 シェブロン(エネルギー)、韓国サムスン電子(家電・半導体) 等 ◆その他 ・日銀総裁講演 ・世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議、31日まで) ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】心に残る名言 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 招かれないのに来た客は、帰るときにいちばん歓迎される シェークスピア THANK YOU FOR READING MY MAIL MAGAZINE! by aqua  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ◆1月29日 今日は何の日? 六曜:友引 世界救らいの日、人口調査記念日、南極の日・昭和基地開設記念日、 タウン情報の日 ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =4年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2009 http://melma.com/contents/moy2009/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行:アクア・インターナショナル(株) 関東財務局長(金商)第504号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━