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━━━ これまで株でうまくいかない方・ビギナーの方へ毎週お届け ━━━ ア┃ク┃ア┃ ス┃ペ┃シ┃ャ┃ル┃版┃ ━┛━┛━┛ ━┛━┛━┛━┛━┛━┛ 「いつ、どの銘柄を買えばいいの？」「現在の相場をどう見ればいいの？」 独自の観点でａｑｕａがやさしく解説します。 株価チャート活用の仕方も随時掲載中！ ■■ お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ■■ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 2010/01/29 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 まだまだ寒い時期ではありますが、そろそろ春めいた話題も聞かれるように なりました。春告草（はるつげぐさ）の梅も各地で咲き始めたようです。 ところで 機密性に優れたマンションにお住いの方は、たまに一戸建ての部 屋に行きますとかなり寒く感じるものです。昔ながらの和風建築の場合はとく にですが、合理的な造りとしてその結果、風通しがよくなっているとの話を聞 きました。 たとえば日本家屋の和室。襖(ふすま)や障子で仕切られていますが、合わせ の部分にどうしても隙間ができます。この隙間の一室における合計面積は、８ 畳間で８０センチ四方にもなります。日本は温暖多湿の気候であるため、建物 において換気性の確保は重要なポイントとなり、そういった観点から自然換気 ができるような造りになっているそうです。 さらに昔、平安時代の頃の宮廷は、ほぼ吹きさらしに近い構造となっており、 かなりの寒さだったそうです。それ故、幾重にも重ね着が必要になり、その結 果、十二単という大層な衣装が誕生しています。 十二単は色は、色の組み合わせ（色目）に季節を取り入れ、立ち居振舞を艶 やかに彩る装いでもありました。ちょうど今頃は紅梅のような少し紫がかった 紅色の濃淡を組み合わせた「紅梅匂（こうばいのにほひ）」という色目を身に まとっていたのかもしれませんね。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．２月相場 ５．編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １０１９８.０４（－２１６.２５）▼２.０８％ ◎ＴＯＰＩＸ ９０１.１２（－ １３.２０）▼１.４４％ ◎売買高概算 ２２億５８５０万株 ◎売買代金概算 １兆６２６６億円 ◎時価総額 ３０１兆６８０８億円 ◎値上り銘柄数 ２５６ ◎（昨年来）新高値 ８ ◎値下り銘柄数 １３４９ ◎（昨年来）新安値 ２１ ◎変わらず ７７ ◎騰落レシオ（２５日）９４.２％ ◎サイコロ（日経平均）４勝８敗 ○○●●●○●●●●○● ３３.３％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比－４.０８％ ７５日線比＋０.４０％ ◎為替 （対ドル） ９０.１５ （対ユーロ）１２５.７０ ◎出来高上位 ※整理銘柄除く １.みずほ ＜８４１１＞ １７５円（－ ３円）１０９,９６８千株 ２.日立 ＜６５０１＞ ３１１円（－ ６円） ９０,１４０千株 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４６８円（－ ７円） ７６,４５８千株 ４.新日鉄 ＜５４０１＞ ３２９円（－ ５円） ６４,６８２千株 ５.マツダ ＜７２６１＞ ２４５円（＋ １１円） ４８,９８７千株 ◎売買代金上位 (円) １.トヨタ自 ＜７２０３＞ ３４９０円（－ ７０円）１０２,３８３百万 ２.三井住友 ＜８３１６＞ ２９３５円（－ ４０円） ６４,４５５百万 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４６８円（－ ７円） ３５,９５６百万 ４.ホンダ ＜７２６７＞ ３０７５円（－ ６５円） ３１,０２８百万 ５.三菱商事 ＜８０５８＞ ２１８７円（－ １７円） ３０,８２０百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り３４９０万株 買い１８３０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比２１６円（２．０％）安の１ 万０１９８円で取引終了です。 昨晩のＮＹダウが１１５ドル安となり、また為替が１ドル＝８９円台の円高 水準で高止まりしていることを嫌気し、朝方から幅広い銘柄に売りが先行。売 り一巡後は突っ込み狙いの押し目買いが入って一時下げ幅を縮小する場面があ りましたが、米国で金融規制強化、中国の引き締め、欧州ではギリシャなどの 信用不安と世界的に懸念要因が相次いでおり、加えて週末・月末とあって買い 手控え気分が強まる中、引けにかけて再び下げ幅拡大となっています。朝方発 表された完全失業率や有効求人倍率、鉱工業生産指数速報などの経済指標は事 前予想の範囲内であり、影響は限定的です。売買代金は概算１兆６２６６億円、 上海総合株価指数は４ポイント（０．１％）安の２９８９です。 業種別では、非鉄が唯一高く、保険、精密、不動産の下げが顕著です。 個別銘柄では、本日は決算発表がピークを迎え、相場全般安の中にあって個 別に好業績を発表した銘柄に物色の矛先が向かっています。 日本電産が２２０円高の８８９０円と大幅高。昨日の引け後に２０１０年３ 月期の連結営業利益予想を前年比２８．８％増の６７０億円と事前計画の５８ ０億円から大幅に上方修正し、また年間配当予想を従来の１株当たり５０円か ら６０円に引き上げ、好感した買いが膨らんでいます。 ファナックが１５０円高の８６６０円と上昇。午後２時に２０１０年３月期 業績予想の上方修正を発表し、一気にプラスに浮上。本日の安値８２６０円か らは４００円幅の上昇となります。連結営業利益は２２６億円から４７２億円、 連結当期利益は２０５億円から３３６億円に大幅増額しています。受注回復に よる工場の操業度向上で原価率が大きく改善します。 感知・制御技術を得意とするオムロンが１０１円高の１７９９円と大幅高。 昨日に２０１０年３月期の連結営業利益予想を前年比８７％増の１００億円に 大幅上方修正し、交換した買いが集まっています。当期損益予想も２０億円の 赤字から３０億円の黒字に修正しています。 エアコン主力で欧州・豪州で高シェアの富士通ゼネラルが２４円高の３３２ 円と７％を超える上昇。昨日に２０１０年３月期業績予想を上方修正し、好感 した買いが入っています。連結経常利益を６４億円から７１億円、連結当期利 益を２７億円から４１億円に増額しています。海外向けエアコンや電子デバイ スの売り上げが計画を上回り、全社的なコストダウンの進ちょくも寄与してい ます。 古河系で特殊合成ゴム大手の日本ゼオンが２７円高の４４６円と６％を超え る上昇。１０時過ぎに２０１０年３月期の連結純利益が２５億円と従来予想の １０億円から大幅に上方修正になる見通しと発表し、好感した買いが入ってい ます。高機能部材の需要が回復しており、稼働率低迷による費用負担も減少す ることが寄与します。 リチウムイオン電池関連のステラケミファが２１０円高の４６９０円と大幅 高。昨日に１０年３月期連結業績予想を上方修正し、好感した買いが入ってい ます。営業利益は従来予想の１３億９１００万円から２５億１０００万円とし ています（前期比２．０倍）。 その他、フォスター電機が１０９円高の２７５９円、電産トーソクが１４２ 円高の１２５９円、不二家が８円高の１８３円、共栄製鋼が６９円高の１６２ １円、住友電工が４４円高の１１８９円、酉島製作が６３円高の２０１２円と 値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、不二家、メルコ、エフ・シー・シー、電産トーソク、 シチズンＨＤ、ＪＳＰ・・・等々です。 ☆相場観測、推奨銘柄、投資のノウハウ・・・等々 役立つ株式情報！「アクア・スペシャル版」のお申込みは・・・ → https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・首相施政方針「切れ目ない景気対策を実行」 日銀と一体で克服 ・１２月の失業率はわずかに改善し５.１％ 新規求人は１７％減 ・１２月の鉱工業生産は前月比２.２％上昇 市場予想は下回る ・１２月の消費者物価、前年比１.３％下落 下落は１０カ月連続 ・０９年の国内自動車生産、前年比３１％減 ３３年ぶり低水準に ・日銀決定会合議事要旨、１２月１日の臨時会合で円高対策を議論 ・米マイクロソフトの１０―１２月期、大幅増益で過去最高益更新 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［クレディＳ証券］ 据置き Ａ (9438) エムティーアイ 32万円 据置き Ａ (4045) 東亞合成 400円 ［ＵＢＳ証券］ 据置き Ａ (4751) サイバー 15.6万→ 22万円 据置き Ａ (7278) エクセディ 2,300→ 2,400円 ［ゴールドマンＳ証券］ 据置き Ａ (5401) 新日鉄 510→ 490円 据置き Ａ (6594) 日本電産 10,000→10,500円 据置き Ｂ (6581) 日立工機 1,200→ 1,100円 ［シティＧ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (2897) 日清食品 3,600円 新 規 Ａ (6273) ＳＭＣ 13,150円 新 規 Ａ (6481) ＴＨＫ 2,000円 新 規 Ａ (6506) 安川電機 900円 新 規 Ａ (6954) ファナック 10,000円 据置き Ａ (8403) 住友信託銀行 700円 ［野村証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (4911) 資生堂 2,100→ 2,400円 据置き Ａ (6594) 日本電産 10,700円 据置き Ａ (7974) 任天堂 30,000→32,000円 ［みずほ証券］ 据置き Ａ (2897) 日清食品 4,250円 据置き Ａ (4543) テルモ 5,400→ 6,000円 据置き Ａ (6961) エンプラス 2,350円 据置き Ａ (7756) 日本電産コパル 1,650→ 1,700円 据置き Ｃ (6857) アドバンテスト 1,000円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】２月相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 来週から名実ともに２月相場となります。過去１０年の２月相場は６勝４敗、 戦後の東証再開以来の勝率は５５％。ちなみに２月に関しましては「節分底」 という相場格言が有名です 企業の決算発表が続いており、２月５日金曜日は約４６０社、２月８日から １２日までの週は１２００社超の決算発表が予定されています。また２月１１ 日は祝日で休場、翌１２日金曜日はオプションのＳＱ、週明け１５日月曜日は ＮＹ市場が休場となるため、２月前半はやや手がけにくい状況が想定されます。 それを逆手にとれば、業績動向をチェックしながら落ち着いて投資に向き合え る時期であるとも言えます。 尚、ファンドの解約に伴う４５日ルール（ファンドを解約するためには４５ 日前に申し込むルール）とも絡み、過去３年においては四半期決算期末の４５ 日前に当たるＳＱ前後（４５日前を経過）から相場の騰勢が強まっているとい うデータは念頭に置きたいところです。ただ、３０日ルールを採用しているフ ァンドもあるため、相場に変化があらわれるのが２月の第４週となる可能性も あります。 ちなみに、ＮＹ株式市場においては納税に絡む個人投資家の換金売りの影響 で２月のパフォーマンスは悪いものの、東京市場においては日本株見直しの動 きの持続性、つまり外国人投資家動向が注目されます。 海外の市場ではギリシアやポルトガルなどのソブリン・リスクに対する懸念 がくすぶっており、中国の金融政策の行方や米金融規制の他、為替動向等も引 き続き相場の焦点となりそうですが、翌３月は決算月となることから、例年は 月後半にかけて高配当利回りや株主優待を狙った先回り買いの動きが出始めま す。 ところで２月はスポーツイベントも注目です。２月１２日から始まるバンク ーバー冬季オリンピックはもちろんですが、２月７日開催のアメリカンフット ボールのＡＦＣ優勝チームとＮＦＣのチームの対決で全米１位を決める米最大 のスポーツイベント「スーパーボウル」は、ＮＦＣのチームが勝てばその年の ＮＹ株は上昇するというジンクス（スーパーボウル理論）があるため、その点 からも要注目です。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 本日は５００社超の決算発表が行われ、単日としては決算発表のピーク日でし た。全体安の中で好業績の銘柄までも下げていますので、週末は業績と株価水 準を改めてチェックしてみることをおすすめします。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝４年連続受賞＝ ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２００９ http://melma.com/contents/moy2009/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 ２年連続での『総合大賞』 （０６年と０７年はマネー部門賞第１位） ◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 （０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず） ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行：アクア・インターナショナル（株） 関東財務局長（金商）第５０４号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
