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おはようございます。aquaです。

 非常にいい相場展開となってきた株式マーケット。昨日の日経平均株価の終
値は1万0828円と1月15日に付けた昨年来高値1万0982円まであと
154円と迫っています。

 日経平均株価という指数もさることながら、それ以上に強い動きとなってい
るのが中国関連としての機械株です。昨日は、ツガミ、牧野フライス、SMC、
旭ダイヤ、住友重機、不二越、THK、ファナックなど機械株が軒並み昨年来
高値を更新。森精機、帝国ピストン、CKDといった機械株も大幅高となって
います。

 機械株が上がっている理由は簡単です。中国を中心としたアジアからの需要
が急増していることであり、例えば、ツガミの場合、中国工場(浙江省)がフ
ル生産に沸いています。リーマン・ショック直後の2008年10~12月期
に45台だった生産台数が、1年後の09年10~12月期は375台に急増。
今年1~3月期は750台に増える見通しです。

 ツガミだけでなく、ファナックも然りであり、他の機械メーカーも中国から
の需要が大幅に増加しています。何故か。中国は9%近い経済成長(国内総生
産GDPの伸び率)となっており、自動車や家電製品を含め、あらゆるモノへ
の需要が高まっています。そのモノを作るのは機械であり、機械なくして生産
は出来ません。当然のことながら、優れた日本の工作機械に対する需要は膨ら
む訳です。

 機械株が上がっているのは中国関連というテーマ性の一環であり、中国関連
はもはやテーマというよりもマーケットの本流となっています。



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 ~目次~       編集者:aqua[ mailto:aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      10841.21(+  5.06)△0.05%
□ナスダック       2397.41(-  1.35)▼0.06%
□S&P500      1165.73(-  1.99)▼0.17%
□CME日経225先物 10865   (+ 95)大証比
□為替     (対ドル) 92.66  (対ユーロ)123.01

□半導体株指数        364.83(- 0.54)
□NY原油先物(5月限)   80.53(- 0.08)
□NY金先物 (4月限) 1092.90(+ 4.10)
□バルチック海運指数   3177   (-66)


 25日のNY株式市場は、一時買いが先行するも前日終値付近で取引を終了。
ECB総裁の発言でソブリンリスクが改めて意識されたことや、ドル高を受け
て市況関連銘柄が下げたことが相場を圧迫しました。

 2日間の日程で始まったEU首脳会議の前に、欧州各国と国際通貨基金(I
MF)が合同でギリシャに対するセーフティネットを提供する案で合意に達し
たとの報道でソブリンリスクに対しする警戒感が和ぎ、ドバイ政府が政府系持
ち株会社のドバイワールドとその傘下の不動産開発のナキールに資金支援を行
うとしたことも安心材料。また、朝方発表の先週の新規失業保険申請件数が市
場予想よりも減少したことで雇用状勢の改善期待が広がり序盤から買いが先行
しました。

 家電量販店のベストバイや携帯向け無線技術開発大手クアルコムが先行きに
楽観的な見通しを示したことや、バーナンキFRB議長が議会証言で米経済に
ついて「超低金利政策による支援が依然必要」との認識を示したことも相場を
支援し、ダウの上昇幅は一時119ドル高まで拡大し11000ドル目前に迫
りました。

 しかし、欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が、ギリシャ支援に関して
IMF及びその他のいかなる機関もユーロ圏諸国の経済問題への対処に責任を
負うべきではないと、IMFの関与に強い難色を示したことが伝わると指数は
この日の上昇分を吐き出して取引を終了。対ユーロでのドル高推移で資源株な
どの市況関連銘柄が下げたことも相場を圧迫しました。
 
 業種別では、小売り、インターネット、金融などが高く、素材、エネルギー、
通信などが下げました。

 個別では、1―3月期の業績見通しを引き上げたクアルコムが大幅高。アナ
リストが投資判断を引き上げたネット競売大手イーベイも買われ、ネット小売
り大手アマゾンが大幅高となっています。

 朝方発表の決算や利益見通しが市場予想を上回ったベストバイが上昇。アナ
リストが投資判断を引き上げたマリオットが高く、スターウッドやインテーコ
ンチネンタルなどのホテル株の上昇も目立ちました。ドラッグストアチェーン
大手CVSやウォルグリーンも上げています。

 住宅ローンの条件緩和を発表した米銀大手シティグループが高く、バンク・
オブ・アメリカやウェルズファーゴ、アメリカン・エクスプレスなどの金融株
もしっかり。娯楽・メディア大手のウォルト・ディズニーがダウ採用銘柄で上
昇率トップで、メディア大手のコムキャストやニューズコープも上昇しました。

 一方、コヒーチェーン大手スターバックスが下落。同社CEOが、拡大戦略
の見直しで財務体質が改善し創業以来始めての配当支払いに踏み切るとコメン
トしたことが売りを誘い、アナリストによる投資判断引き下げも嫌気されまし
た。

 ギリシャ支援で揺れていることを背景にユーロは対ドルで10カ月ぶりの安
値をつけ、対ユーロでのドル高を受けて商品相場が軟調な展開となり、資源や
素材株に売りが波及。アルミ大手アルコアや化学大手デュポンの下げが目立ち、
エクソンモービルやシュブロンなどのエネルギー株も軟調。バリックゴールド
やフリーポート・マクモランなどの鉱山株も売られました。

 前日の悪材料に続き、アナリストが投資判断を引き下げたバイオ製薬のジェ
ンザイムが大幅続落。ファイザーやメルクなどの医薬品株も値を下げています。

 他の指標は、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅続落。コモデ
ィティは原油が小幅続落、金は小幅反発。バルチック海運指数は8営業日続落
です。

 CME日経225先物はドル建てが10865(大証比95円高)、円建て
は10825(同55円高)となっています。


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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 NY外為市場で円安が進行。今朝6時現在の円相場は1ドル=92円72銭
前後と1月上旬以来、約2ヵ月半ぶりに92円台後半の円安水準となっていま
す。

 本日は、3月期決算銘柄の配当や株主優待の権利付き最終売買日となります。  
今下半期に増配もしくは復配する企業数は前年同期比で約5割増、配当総額は
同5%増の約2兆8000億円となる見通しです。来週29日(月)は権利落
ち日となります。

 8:30に2月の全国消費者物価指数(CPI)、3月の東京都区部CPI
が発表されます。

 今回(2月)の全国消費者物価指数(生鮮食品除く総合)の事前予想は、前
年同月比1.2%低下(1月は1.3%低下)、3月の東京都区部CPI(生
鮮食品除く総合)は同1.7%低下(2月は1.8%低下)となっています。

 15:00に3月第3週(3月15日~3月19日)の投資部門別売買動向
が発表されます。3月第2週(3月8日~3月12日)は外国人投資家が5週
ぶりに売り越しとなっていますが、SQ算出日の週という特殊要因があり、本
日発表の第3週の外国人動向は要注目となります。尚、第2週の個人投資家は
2週連続で売り越し、売越額は2270億円となっています。

 寄付き前の外国証券経由の注文状況は、昨日(25日)まで15日連続の買
い越しとなっています。直近では、昨年12月24日から今年1月19日の
16日連続買い越し以来となります。

 バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は昨日、下院金融サービス委員
会で金融政策を平時に戻す出口戦略について証言し、米国経済は依然として超
低金利政策による支援が必要との認識を示した上で、景気拡大の進展を踏まえ、
適切な時期に景気刺激策を解除する用意があると述べています。

 海外では、EU首脳会議(2日目・最終日)、昨年10~12月期の米国内
総生産(GDP)確報値の発表などが予定されています。


◆主なニュース

・日産・ダイムラー相互出資へ ルノー含め3社連合

・原発など、新興国向け輸出で排出枠 温暖化対策で政府検討

・トヨタ、マツダにハイブリッド装置供給で最終合意

・DOWAと住商、中国で家電リサイクル 全土に処理工場

・旭硝子、中国に液晶用ガラスの加工工場 大型パネル向け

・新日鉄、建設用鋼材最大の値上げ 来月2割強、原材料転嫁

・伊藤忠、ナミビアでウラン権益 原発計画増に対応

・トヨタ、エンジン生産で新ライン 生産半減でも採算

・パナソニック、電池工場完成 リチウムイオン競争激化

・ギリシャ支援、独仏がIMF活用で合意 EU首脳会議開幕

・ドバイ不安収拾へ前進 ドバイワールド、政府が資金支援


◆経済指標等

・全国消費者物価指数(2月)
・対内証券売買契約(先週分)
・中小企業景況調査(3月)
・投資部門別売買状況(先週分)

・米GDP(10―12月期確定値)
・米企業利益(10―12月期)
・米消費者信頼感指数(3月確報値)

◆企業動向

・主な決算 日本化薬(4272:機能化学品・医薬等)
      日本オラクル(4716:データベース管理ソフト)
      ジーンズメイト(7448:ヤングカジュアル専門チェーン)
      三益半導体(8155:信越化学からウエハ研磨加工受託)

◆その他

・今月決算権利付最終売買日
・温暖化ガス削減のロードマップ(行程表)検討会
・EU首脳会議(26日まで)



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【3】心に残る名言                        **
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   The supreme happiness of life 

         is the conviction that we are loved. 

                     Victor Hugo


   人生における最高の幸福は、

          我々が愛されているという確信である。
 
                     ヴィクトル・ユゴー





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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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