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―――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～投資情報の 『スペシャル版』 ～ ┗━━━━┛ 勝つためのノウハウがここにあります。 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー！株式 ◎ 2010/03/25 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。ａｑｕａです。 寒の戻りで冷え込んでいます。都心でも満開となったソメイヨシノがありま すが、この冷え込みで花の時期が長くなるのは幸いなことです。 ところで、皆様よくご存じの「エンゲル係数」は、食費が家計全体の何％を 占めるかを表しており、一般にこの数値が高くなるほど生活は苦しいと判断さ れ、貧困度を表す指標の一つとされています。 しかしながら「エンゲル係数が高い＝生活が苦しい」とは言えないケースも あるようです。 総務省の家計調査から都道府県の県庁所在地と政令市の１世帯当たりのエン ゲル係数を調べたデータによりますと、京都、神戸、大阪の順でエンゲル係数 が高くなっています。 具体的には、１世帯当たりの全国平均エンゲル係数が２３．４％に対し、京 都は２７．３％、神戸は２６．０％、大阪が２５．６％と、いずれも全国平均 を上回っています。 ちなみに東京都区部は、京都などと比べてのエンゲル係数が低いかわりに、 衣料費や住居費などの支出が多くなります。 こうした結果を踏まえ神戸大学の教授は、３都市のエンゲル係数が高い理由 として、他の地域に比べ「食への関心・こだわり」が強いのではないかとして います。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ mailto:aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ＜スペシャル版＆プライベート・サービス通信＞ ２．主な材料 ３．主な投資判断 ４．一般会計予算 ５．編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 １０８２８.８５（＋ １３.８２）△０.１３％ ◎ＴＯＰＩＸ ９５２.１３（＋ ０.１６）△０.０２％ ◎売買高概算 １９億０２５９万株 ◎売買代金概算 １兆３１８３億円 ◎時価総額 ３１８兆７４１０億円 ◎値上り銘柄数 ６４３ ◎（昨年来）新高値 ５６ ◎値下り銘柄数 ８９６ ◎（昨年来）新安値 ５ ◎変わらず １４０ ◎騰落レシオ（２５日）１２４.０％ ◎サイコロ（日経平均）７勝５敗 ●●○○○●○●○●○○ ５８.３％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋３.２３％ ７５日線比＋４.０１％ ◎為替 （対ドル） ９１.８４ （対ユーロ）１２２.４１ ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １９４円（＋ ３円）１５４,９４８千株 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４７１円（± ０円） ４８,２１２千株 ３.東芝 ＜６５０２＞ ４７５円（－ ５円） ４７,０８６千株 ４.クラリオン＜６７９６＞ ２０７円（＋ ５円） ４６,２４５千株 ５.井筒屋 ＜８２６０＞ ５６円（± ０円） ４１,７８１千株 ◎売買代金上位 (円) １.任天堂 ＜７９７４＞３２０００円（＋１６百円） ６３,６２８百万 ２.トヨタ自 ＜７２０３＞ ３７０５円（－ １０円） ４０,８２０百万 ３.ソニー ＜６７５８＞ ３４７０円（－ ７５円） ３１,６８１百万 ４.みずほ ＜８４１１＞ １９４円（＋ ３円） ２９,８６６百万 ５.三井住友 ＜８３１６＞ ２９５２円（＋ ８円） ２４,８３８百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１４４０万株 買い２０９０万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が前日比１３円（０．１３％）高の１ 万０８２８円で取引終了です。 昨晩のＮＹダウは５２ドル安となったものの、為替が１ドル＝９２円台と昨 日から一気に２円近い円安に進行し、これを好感した買いがファナックや京セ ラといった機械株など輸出関連中心に朝方から優勢。一時は短期的な警戒感か らマイナスに転じる場面もありましたが、下値での押し目買い意欲は強く、す ぐにプラスに転じ、堅調な地合いが継続しています。 尚、為替につきましては、格付け会社フィッチによるポルトガルの格下げを 受けて南欧諸国の財務不安が台頭。ユーロ売り・ドル買いの流れが円安要因と なり、また５年物国債の入札不調で米長期金利が上昇したことで日米金利差拡 大が円安要因として意識されています。売買代金は概算１兆３１８３億円、上 海総合株価指数は３７ポイント（１．２％）安の３０１９です。 業種別では、繊維、機械、不動産、電機などが高く、小売り、石油などが下 げています。 個別銘柄では、ツガミが６４円高の５７４円と大幅高で昨年来高値更新。為 替が１ドル＝９２円台の円安に振れたことを好感して朝方から買いが優勢。こ のところの上昇で戻り売りも出ていますが、上値抵抗となっていた５２０円を 上抜けると一気に上げ足加速となっています。同社は２月の工作機械受注額が 前年同月比約７．６倍の３５億円と大幅に伸びています。日本や欧米からの受 注は低迷が続いていますが、中国を中心としたアジアからの需要が旺盛です。 ２０１０年３月期の連結最終損益は５億円の赤字（前期は８億円の赤字）見通 しですが、足元の受注回復を受けて来期の業績急回復に期待が高まっています。 また機械株では不二越が１６円高の３０１円と昨年来高値更新。０９年１２ 月～１０年２月期の連結営業損益が１０億円弱の黒字（前年同期は約３億円の 赤字）に転換した公算が大きいと報じられ、業績回復を好感した買いが入って います。軸受けなど自動車向けの部品を中心販売が回復しています。 他の機械株も軒並み高。牧野フライスが３１円高の５９５円、旭ダイヤが４ 円高の８０９円、ＳＭＣが６０円高の１万２０２０円、サトーが３０円高の１ ２６７円、住友重機が８円高の５４６円、椿本チエインが１１円高の４４８円、 ＴＨＫが７１円高の１９６９円、ファナックが３７０円高の９７５０円といず れも昨年来高値更新。 森精機が３５円高の１１４７円、帝国ピストンが２１円高の７２６円、ジェ イテクトが３４円高の１０３８円、ＣＫＤが４０円高の７７１円、ＪＵＫＩが １８円高の１６６円といずれも値を飛ばしています。 東レが１６円高の５３０円と上昇。航空部品などに使う炭素繊維を４月出荷 分から１０～１５％値上げする方針を決めたと報じられ、値上げによる収益改 善を期待した買いが入っています。航空機向けの需要やスポーツ用品の需要が 回復しています。 日本通運が１１円高の３９５円と上昇。昨日に２０１２年度を最終年度とす る中期経営計画「日通グループ経営計画２０１２」を発表し、材料視した買い が入っています。２０１３年３月期は連結ベースで売上高１兆８０００億円、 営業利益５８０億円、当期利益３５０億円、株主資本利益率（ＲＯＥ）７．０ ％を目指し、また国際関連事業売上高比率を２７％（２００９年度）から当面 ３３％への引き上げを目指し、将来的に５０％に高める方針です。 その他、昨日の大幅高の任天堂が本日も値を飛ばし、１６５０円高の３万１ ９００円。引き続き、携帯型ゲーム機「ニンテンドーＤＳ」シリーズの新型機 として「ニンテンドー３ＤＳ」（仮称）を２０１１年３月期に発売すると発表 したことが材料となっています。「ニンテンドー３ＤＳ」は裸眼で３次元（３ Ｄ）の立体映像を楽しめ、これまでに発売されたＤＳ用ソフトも利用可能で、 これまでの人気タイトルを３Ｄ化することも期待されています。 独立系自動車シート大手で日産圏向け３割、ホンダ圏向け４割のタチエスが ３７円高の９９５円と昨年来高値更新。一時は１０１１円と１０００円大台乗 せとなる場面がありました。 本日の新高値銘柄は、ヨコレイ、鬼怒川ゴム、東邦チタ、ツガミ、牧野フラ、 ＳＭＣ、旭ダイヤ、住友重機、不二越、ＴＨＫ、ヨコオ、堀場製作、ファナッ ク、浜松ホトニクス、京セラ、タチエス・・・等々です。 ☆スペシャル版（有料版）、プライベート・サービス通信 本日は、タチエス（７２３９）が３７円高の９９５円と昨年来高値更新。一 時は１０１１円と１０００円大台に乗る場面もありました。 この銘柄は、プライベート会員様、及びスペシャル版にて７００円台からご 紹介し、一貫して強気の姿勢で「新春お年玉号」でもご紹介してまいりました が、本日はついに１０００円の大台に乗る場面が見られました。 「中国の自動車販売が急増しており、米国を抜いて今や世界１位。販売好調 は減税だけが理由ではなく、高成長による所得向上がその背景にあり、自動車 市場の拡大はここからが本番。その中国で活躍しているのが日産自動車ですが、 タチエスはその日産向けに自動車シートを納入しており、また東風ホンダ向け にも新規納入開始で中国向けが急拡大・・・」、これがご紹介理由でしたが、 仕込まれた方、本当におめでとうございます。もちろん、今後の展開も楽しみ です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 『アクア・スペシャル版』 ┗━━━━┛ より具体的で実践的な話題をご提供 https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な材料 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・レアメタルの国際価格、騰勢強める 中国での需要増背景に ・綿花の国際市況、２年ぶり水準に高騰 品不足や買い控えで ・待機児童数、過去最多の４万６０５８人 昨年１０月末時点 ・２月の企業向けサービス価格、マイナス幅が６カ月ぶり拡大 ・高島屋、Ｈ２Ｏとの経営統合を断念 業務提携に切り替え ・全日空、２月の国内線旅客数が前年比で２年５カ月ぶり増加 ・アジアの証券取引所の株式売買代金、１５年ぶり欧州上回る ・中国携帯電話大手、新型端末にグーグルの検索機能採用せず ・ノルウェー政府系ファンド、日本での運用を債券から株式に ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［メリルリンチ証券］ 据置き Ａ (7011) 三菱重工 370→ 400円 据置き Ａ (7974) 任天堂 29,000→45,000円 ［ＵＢＳ証券］ 引上げ Ｂ→Ａ (1802) 大林組 350→ 450円 据置き Ａ (4755) 楽天 82,000→80,000円 据置き Ｂ (6471) 日本精工 640→ 720円 ［ゴールドマンＳ証券］ 引下げ Ｂ→Ｃ (9202) 全日空 240→ 220円 据置き Ａ (6367) ダイキン工業 4,200円 据置き Ａ (6976) 太陽誘電 1,700円 据置き Ａ (6981) 村田製作所 6,000円 据置き Ｂ (6330) 東洋エンジ 340→ 360円 据置き Ｂ (6767) ミツミ電機 1,800→ 1,950円 ［シティＧ証券］ 据置き Ａ (6471) 日本精工 730→ 800円 据置き Ａ (4530) 久光製薬 4,500円 据置き Ａ (9062) 日本通運 460円 ［野村証券］ 据置き Ａ (1802) 大林組 460→ 475円 据置き Ａ (2267) ヤクルト本社 3,200円 据置き Ｂ (5449) 大阪製鐵 1,810→ 1,665円 ［三菱ＵＦＪ証券］ 引上げ ３→２ (8016) オンワード 800円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記。 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】一般会計予算 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ２０１０年度の一般会計予算が成立しましたが、経済や財政を読み解くキー ワードとして予算の内訳をご紹介しておいきたいと思います。 ２０１０年度予算 ９２兆２９９２億円（歳入＝歳出） （歳入） 税収 ３７兆３９６０億円 税収外収入 １０兆６００２億円 公債金収入 ４４兆３０３０億円 （歳出） 国債費 ２０兆６４９１億円 地方交付税交付金 １７兆４７７７億円 一般歳出 ５３兆４５４２億円 決算調整資金繰戻 ７１８２億円 ちなみに「決算調整資金繰戻」とは、予想外の税収の伸び悩み等によって一 般会計に生じた決算上の不足（歳入不足）を補てんするものです。 尚、国の会計には上記一般会計以外に、特定の財源を特定の使途にあてる形 で運営されている「特別会計」と、特別の法律によって設立された全額政府出 資の法人（日本政策金融公庫等）の「政府関係機関予算」があります。これら を合わせた国の「総予算」は２１５兆円程度になります。 参考までに、家計調査における２００９年の勤労者世帯の平均月収を参考に、 国の予算（収支）を１カ月の家計に置き換えてみますと以下のようになります。 【国の予算】 【家計】 税収等 ４７兆９９６２億円 平均月収 ４６万４０００円 （年収 ６１７万円）※推測 地方交付金Ａ １７兆４７７７億円 田舎へ仕送りＣ １６万９０００円 国債費 Ｂ ２０兆６４９１億円 ローン元利払Ｄ １９万９６００円 税収等－Ａ－Ｂ ９兆８６９４億円 可処分所得 ９万５４００円 （月収－Ｃ－Ｄ） 公債金収入 ４４兆３０３０億円 不足金＝借入 ４２万８３００円 調整資金繰戻 ７１８２億円 前月の赤字補てん ７０００円 一般歳出 ５３兆４５４２億円 家計費 ５１万６７００円 公債発行残高 ６３７兆円 ローン残高 ８１８８万円 上記の例では、ローン返済（国債費）や田舎への仕送り（地方交付税交付金） のための負担が大きく、それゆえ生活のための家計費（一般歳出）が足りず、 返済額以上の新しい借金（公債発行）を繰り返して不足を補っている状況です。 ローン残高は年収の１４倍近くにも膨らんでおり、借金の繰り返しで家計は火 の車。普通の家庭ならば破産していてもおかしくない状況です。 ちなみに上記「公債発行残高」は普通国債の発行残高で、６３７兆円（２０ １０年度見込み）という額は１億円の宝くじに６３７万回当たった程度の額で す。国債と借入金、政府短期証券を合わせた債務残高の総額、いわゆる「国の 借金」はで９７３兆円。さらに地方分の約２００兆円を加えますと１１００兆 円を超えます。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 【５】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 地方自治体において、人件費や借金返済など、削れない経費の一般財源に占め る割合を「経常収支比率」と言い、自治体財政のゆとり度を表します。この数 値が１００％に近いほど新たな投資に回す金がないことを意味し、一般に７０ ～８０％が適正な水準とされています。ちなみにこれは「地方財政のエンゲル 係数」とも言われています。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝４年連続受賞＝ ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２００９ http://melma.com/contents/moy2009/ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 ２年連続での『総合大賞』 （０６年と０７年はマネー部門賞第１位） ◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 「ハロー！株式」 マネー部門 第１位 （０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず） ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
