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【人の行く裏に道あり 花の山】教訓

  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方の配信予定です。


   『 突っ込み買いのチャンス到来、好業績・割安の宝物銘柄!』

  
   『 分散投資の限度とジョージ・ソロスの黄金律 』
 

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2010/06/30 朝刊
 
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おはようございます。aquaです。

 日本、米国、欧州など世界の主要金融市場で長期金利の低下が鮮明となって
います。昨日は、日本の長期金利の指標である新発10年物国債の利回りが1.
095%を付けており、これは6年10ヶ月ぶりの低水準です。

 ゼロ金利と言われて久しいですが、本日は改めてゼロ金利の下での預貯金に
ついて考えてみたいと思います。


 現在、普通預金の金利が年0.04%程度、またスーパー定期1年物が0.
1%程度となっています。まるでミクロの世界の数字でピンときませんが、絶
対額で計算しますと100万円を普通預金に1年間預けておいて利息は400
円。1年間スーパー定期に預けておいて利息は1000円程度という計算にな
ります。これでは電車賃にもなりません。

 現在、東証1部銘柄の平均配当利回りは1.7%程度となっています。シン
プルに考えますと、仮に100万円分株式を買って1年間保有したとしたら1
万7000円程度の配当が取れるという計算になり、預金とはその差が1万5
000円以上違ってきます。

 しかも株価が上昇したら思わぬ利益が入るという楽しみがあります。もちろ
ん、株価が下がったら損が出るわけですが、皆様でしたらどっちを選択される
でしょうか。現在は株価は安いと事実、そして中長期的な資産形成という観点
から考えれば、自ずと答えは出てくると思います。もちろん、資金の性格によ
って分散しておくことは言うまでもありません。


 ちなみに、今年の新春お年玉号にて「魅力的な株主優待+高利回り」という
ことでご紹介させて頂いた「ゼンショー」(7550、100株単位)。同社
は牛丼首位で「すき家」・「なか卯」・ファミレス「ココス」・「サンデーサ
ン」などを展開しており、当時の株価は650円前後でした。

 100株買って投資金額は6万5000円程度でしたが、年間で何と600
0円の食事優待券がもらえる上、配当も年間1200円(税引き前)ゲットす
ることが出来、合わせて7200円。これを投資利回りに換算しますと10%
を超え、この条件が変わらなければ10年かからずに投資金額が回収できる計
算でした。優待券は人気が高く、オークションでの換金率は約90%。

 そのゼンショー、昨日の終値は869円となっており、結果としまして「値
上がり益+優待券+配当金」というトリプルメリットを享受出来ています。

 もちろん、今後株価が下がればマイナスに転じることもある訳ですが、それ
でも更に株価が上がれば資産はもっと大きく増加します。預貯金も大切ですが、
株式も大切です。資産形成という観点からは上手な分散投資を心掛けたいとこ
ろです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株       9870.30(-268.22)▼2.65%
□ナスダック       2135.18(- 85.47)▼3.85%
□S&P500      1041.24(- 33.33)▼3.10%
□CME日経225先物  9375   (-175)大証比
□為替     (対ドル) 88.51  (対ユーロ)107.84

□半導体株指数        337.67(-16.44)
□NY原油先物(8月限)   75.94(- 2.31)
□NY金先物 (8月限) 1242.40(+ 3.80)
□バルチック海運指数   2447   (-35)


 29日のNY株式市場は、中国の成長鈍化や欧州の財政悪化に対する懸念が
強まり、大幅続落となりました。

 米民間調査会社のコンファレンス・ボード(CB)が4月の中国景気先行指
数について以前発表の前月比1.7%増を計算ミスによるものだとして、0.3
%増に下方修正したことで世界経済をけん引する中国の景気減速が意識されま
した。木曜日発表の6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が事前予
想を下回るとの警戒感もあり序盤から売りが先行。

 ECB(欧州中央銀行)が昨年実施した1年物オペの7月満期の借り換えで、
スペインの銀行が資金難に陥っているとの観測を背景にスペインのCDSスプ
レッド(投資先破たんによる損失に備えるための保険の保証料率)が過去最大
に拡大し、欧州諸国の財政懸念も拡大。CBがこの日発表した6月の消費者信
頼感指数が事前予想を大きく下回り、前月比で4カ月ぶりに低下するなど悪材
料が相次いだことでリスク回避の動きが強まりダウは一時326ドル安の98
11ドルまで下げました。

 ダウの下げ幅は大引けで縮小したものの、約3週間ぶりの1万ドル割れで取
引を終了。S&P500種指数は年初来安値を更新。ナスダック指数は2月8
日以来およそ5カ月ぶりの安値水準で取引を終了しました。

 業種別でも全面安の展開。下落率は上位から資本財、金融、ハイテク、小売
り、素材の順となっています。

 個別では、ボーイングが6%超の大幅安となりダウ構成銘柄の中でトップの
下落率。ドバイの航空会社が財務悪化で航空機発注をキャンセルする可能性が
あると報じられたことが嫌気されています。中国経済の先行き懸念から非鉄大
手のアルコアや建機大手のキャタピラーなども下げ幅を拡大。需要低下懸念で
原油先物が大幅安となり、エクソンモービルやシュブロンなどのエネルギー株
が下落。ヴァーレやリオ・ティントなどの資源株も軒並み安となっています。

 JPモルガンやバンク・オブ・アメリカなど金融株が軒並み安。シティグル
ープが前日比で一時17%の急落となり、5分間で10%以上の値動きが基準
となるサーキットブレーカー(値幅制限)が発動、売買が一時停止したことも
投資家心理を悪化させました。ただ、急落の原因と見られる取引はその後取り
消され、シティ株は前日比6.75%安で取引を終了しました。

 先行きについて慎重な見通しを示した半導体大手マイクロン・テクノロジー
が13%超の急落となり、インテルやブロードコムなどの半導体株を中心にハ
イテク株も下落しています。

 この日は、米自動車メーカーとしては1956年のフォード以来およそ半世
紀ぶりの新規上場となる電気自動車メーカーのテスラの取引初日。トヨタも出
資するテスラは、公開価格の17ドルに対し、40%高い23ドル89セント
で取引を終了しました。

 現在、アップルの多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の取り
扱いはAT&Tが独占していますが、来年にも米携帯電話サービス最大手のベ
ライゾン・ワイヤレスが同製品の取り扱いを開始することが明らかになり、親
会社のベライゾンの株価は全般安の中しっかりの動きです。

 他の指標では原油が続落、金は反発。バルチック海運指数(BDI)は23
営業日連続の下落で昨年10月6日以来およそ9カ月ぶりの安値。フィラデル
フィア半導体株指数は反落です。

 CME日経225先物はドル建てが9375(大証比175円安)、円建て
は9435(同205円安)で取引を終了しました。



          ★  『 アクア・スペシャル版 』 ★
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 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。


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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは大幅安。前日比268ドル安の9870ドルと6月9日以
来の1万ドル割れとなっています。シカゴ日経平均先物は9375円と29日
(火)の東京市場の日経平均株価9570円よりも190円ほど安い水準とな
っています。

 NY外為市場で円高が進行。今朝6時現在の円相場は1ドル=88円50銭
前後と5月6日以来、約2ヵ月ぶりの高値水準となっています。対ユーロでは、
1ユーロ=107円95銭前後と約8年7ヵ月ぶりの107円台に上昇してい
ます。

 昨日のNY金価格は、前日比3.8ドル高の1トロイオンス=1242.4
と2日ぶりに上昇しています。

 本日は、14:00に5月の新設住宅着工戸数が発表されます。4月の新設
住宅着工の総戸数は6万6568戸と前年同月比0.6%増加し、17ヵ月ぶ
りに増加しています。今回(5月)の事前予想は前年同月比5.0%増と2ヵ
月連続で増加する見通しです。住宅版エコポイントや住宅ローン減税、贈与税
の非課税枠拡大などの政策が追い風となっています。

 同時刻に5月の大手建設受注が発表されます。4月の建設大手50社の工事
受注総額は、前年同月比25.0%減の4220億円となっています。金額は
1985年の調査開始以降、単月としては過去最低を更新しています。

 昨日発表された6月25日時点の3市場信用取引残高は、買い残が2週ぶり
に増加し、前週比404億円増の2兆0288億円となっています。買い残高
は再び(6月11日時点以来)2兆円の大台に乗せ、08年8月22日時点(
2兆0520億円)以来、1年10ヵ月ぶりの高水準となっています。

 一方、売り残は2週ぶりに減少し、前週比143億円減の6337億円とな
っています。信用倍率は前回(6月18日時点)の3.07倍から3.20倍
となっています。

 東京電力など電力10社と都市ガス4社(東京、大阪、東邦、西部)は、8
月の料金を引き上げると発表しています。今回で4ヵ月連続の引き上げとなり
ます。

 海外では、6月のADP全米雇用報告、6月の米シカゴ購買部協会景気指数
の発表などが予定されています。


◆主なニュース

・JX、ベトナムに製油所 国営大手と合弁、事業費最大8000億円

・小売業初の減収、昨年度1.6%減 今年度は出店増46%、日経調査

・三井住友、インド民間銀行4位に出資 投資銀業務や資産運用で提携

・7~9月期の粗鋼生産量、4.3%減の見通し 中国向け輸出が減速

・株主総会昨日ピーク1087社開催 株主との対話の場の性格広がる 

・ダイハツ、ハイブリッド並み燃費の「軽」発売へ 1リットル30キロ 

・日本製鋼所、中国でプラスチック射出成型機の完成品生産 受注急増

・中台、来年から段階的に関税を引き下げ 経済協力枠組み協定に調印

・中国農業銀、最大級の上場に 2兆円調達、需給悪化など警戒の声も


◆経済指標等

・毎月勤労統計調査(5月速報値)
・新設住宅着工戸数(5月)
・大手建設工事受注(5月)

・英経常収支(1―3月期)
・英GDP(1―3月期確報値)
・ユーロ圏消費者物価(6月)

・米石油在庫統計(先週分)
・米住宅ローン申請指数(先週分)
・米ADP雇用報告(6月)
・米シカゴ購買部協会景気指数(6月)

◆企業動向

・主な決算 ポイント(2685:カジュアル衣料・雑貨店を全国展開)
      キユーピー(2809:マヨネーズ、ドレッシングで国内首位)
      わらべや日洋(2918:中食業界首位)
      スター精密(7718:工作機械主力)
      しまむら(8227:婦人向け実用・ファッション衣料店を展開)

◆その他

・改正育児・介護休業法が施行
・フィリピン大統領にアキノ氏が就任



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【3】心に残る名言                        **
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        世の中の人は何とも言わば言え。

        わが成すことは我のみぞ知る。


                  坂本 龍馬






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◆6月30日 今日は何の日? 六輝:大安
 大祓、ハーフタイムデー、トランジスタの日、アインシュタイン記念日、
 集団疎開の日、うちエコ!ごはんの日


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   「ハロー!株式」 2年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon 
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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